今日のできごと

2021年9月の記事一覧

生活科で虫を捕まえたよ(富岡校)

生活科の学習で、学校から歩いて10分ほどのところにある公園に、虫を捕まえに行きました。

公園まで頑張って歩いて到着。活動の前に、しっかり先生から注意事項を聞きました。

数少ない虫捕り網を、仲良く貸しあいながら頑張って虫を探しました。はじめのうちはおっかなびっくりで捕まえられませんでしたが、先生方がお手本で捕まえた虫を見ると、がぜんやる気を出してきた子ども達。最後には2つのかごに入りきらないほどたくさんの虫を捕まえました。トノサマバッタ・ショウリョウバッタ・モンキチョウ・ナナホシテントウなど、夢中になって楽しく捕まえました。

最後は、遊具で遊びました。

歩くのが少し大変でしたが、たくさんの虫を捕まえて大満足だったと思います。これから、どのように虫のお世話をしていくか、生活科で話し合っていく予定です。

校歌制作学習(三春校)

これまでもご紹介してきた、PinS(Professional in School)でお世話になっている大友良英さんと、

オンラインで交流学習をしました。

 

今回のテーマは、来年度富岡町に開校する新しい小・中学校の校歌についてです。

 

三春校の特色や、三春校を色に例えるとどんな色か、富岡の人のイメージなどについて、

自由に意見を出し合いました。

 

子どもたちからは、

「人数は少ないけれど、みんな優しくて、仲よしな学校。」

「色に例えると、優しくて元気の出る虹色。」

「富岡の人は、苦労を乗り越え、熱い気持ちを大切にしている人。」

などの意見が出されました。

 

子どもたちの考えが、新しい学校の校歌にどのように反映されるのか、とても楽しみです。

着衣泳の実技(富岡校)

先日できなかった着衣泳を行いました。先日講義で聞いた通り、しっかり浮くことを練習しました。

まずは、服を着ながら水に慣れました。服が体にピタッと張り付くので、ちょっと変な感じがして「キャーキャー」言いながら歩いたりゆっくり泳いだりしてみました。

次は実際に浮く練習。

さすが、高学年はすぐに浮くことができました。

下の学年でも、慣れてきたら浮ける子もいました。

高学年は、おぼれている友達に浮くもの(ペットボトル)を投げ渡す練習もしました。

先日の講義の内容を、実際に試すことができた時間となりました。

今回で、今年度の水泳学習は終了しました。これまで、チェックカードの記入や水着の準備、着衣泳などの準備にご家庭でもご協力いただきまして、ありがとうございました。

授業参観(三春校)

今年度3回目の授業参観が行われました。

本来であれば給食試食会を行う予定でしたが、感染予防のために中止となりました。

 

2年生・5年生合同授業 学級活動「上手なおやつのとり方を考えよう」

 

6年生 国語「季節を表す言葉で俳句や短歌を作ろう」

 

授業を参観していただいた後は、親子メディア教室を開催しました。

今回は、NTTドコモスマホ・ケータイ安全教室のご協力でオンラインで実施し、

スマホやゲームに潜む危険性や正しい使い方などについて学習しました。

 

保護者の皆様、感染対策へのご協力ありがとうございました。

今回の親子メディア教室をきっかけに、ご家庭でのメディアとのつきあい方について、

お子さんと話し合っていただきたいと思います。

要請訪問(富岡校)

要請訪問ということで2~4校時に研究授業を行い、先生方で研修をしました。

子ども達は、それぞれ一生懸命授業を受けていました。これからも、子ども達に分かりやすい授業ができるように研修を続けていきたいと思います。

 

出張出前講座(三春校)

富岡町さくらスポーツの林さんをお招きし、幼稚園のお友達が楽しく運動遊びをしました。

 

さくらスポーツさんには三春校開校当時からご支援をいただいており、スポーツや健康増進面だけではなく、

校庭整備などでもご支援をいただいております。

 

今回は林さんと一緒に、走ったり跳んだりする運動や、用具を操作する運動などをたくさん

教えていただきました。

 

マーカーをひっくり返すゲームやしっぽ取りでは、俊敏な動きを見せて、幼稚園の先生方にも

たくさんほめていただきました。

 

どの運動にも夢中になって取り組んでいたせいか、あっという間に予定されていた時間が

過ぎてしまいました。

林さん、また楽しい運動をたくさん教えに来てください。楽しみに待っています。

どうもありがとうございました。

着衣泳の講義(富岡校)

水温・気温共に低かったため、本日予定していた着衣泳については講義のみを行い、実技は後日行うことになりました。

体躯主任の先生から、画像や動画などで、服を着たままおぼれてしまった時の対処法を学びました。

「おぼれてしまったら、泳がずに浮いて助けが来るのを待つ。」

ということで、長い時間浮くためのやり方をいろいろ教わりました。実技は、後日体験する予定です。

また、おぼれている人を見つけたら、(自分で水に入って助けようとせず)助けを呼ぶ。

最後のまとめとして、〇✕クイズを2問やりました。

先ほどのお話をよく聞いていたので、みんな大正解でした。

 

音楽の授業(三春校)

2年生は、「いるかは ざんぶらこ」の学習をしています。

3拍子を感じながら、歌ったりリズム伴奏をしたりするのがねらいです。

 

鈴やカスタネットの他に、いろいろな種類の太鼓なども取り入れながら、

「ウン・タン・タン」と「タン・ウン・ウン」のリズムを打ちます。

 

バンブーダンスにも挑戦してみました。この日はまだ始めたばかりなので、足の動かし方を中心に

練習しました。NHK教育テレビ「ワンツー・どん」でご覧になった記憶のある方も、いらっしゃる

かもしれませんね。

今後は、リズム伴奏をしながら歌ったり、バンブーダンスをしながら歌ったりしていきたいと思います。

英語で遊ぼう(三春校)

2年生が毎回楽しみにしている、「英語で遊ぼう」の時間がありました。

 

 最初に、バイロン先生が紹介してくださった「Shh! WE HAVE A PLAN」という絵本を読みました。

 

帽子をかぶった4人組の登場人物が、なんとかして鳥をつかまえようとする楽しいお話です。

 

 “tip toe slowly, tip toe slowly” “ready one, ready two, ready three, Go!”など、繰り返し出てくる表現があって、

とても楽しい内容です。

2年生は 英語が大変得意なので、一人で音読することができます。英語の本を読んでいるときは、思わず

出てくるつぶやきも英語になるところがすごいですね。

 

次にトランプで遊びました。1番大きなカードを出した人は、みんなに英語で質問することができます。

“If you can go anywhere, where do you want to go? ”と、2年生が質問すると、

“I want to go to Iceland. Because I want to see the volcano.” と、バイロン先生が答えてくれました。

 

次回は、今日読んだ絵本の読み聞かせを5、6年生にしてくる予定です。

今から楽しみですね。

自然と本を手に取るような工夫(富岡校)

図書室前の様子を紹介します。

図書支援員の方が、季節の掲示をしてくださっています。今月は写真の通り、2つの植物を飾ってクイズを出してくれました。

手前には、2冊の雑草についての絵本を置いて、子ども達が自然と本を取りたくなるような工夫をしてくださっています。該当のページには付箋を貼って見つけやすくなっていました。

 

一つは「〇〇き」ですが、もう一つの「ワ〇〇〇ウ」(2枚目の写真)はたぶん知らない子が多いと思います。今回で雑草の名前に興味を持ってくれるとうれしいです。

全校集会(富岡校)

全校集会を行いました。

今回は、4名のお友達が自分で考えた〇〇ベスト3を発表しました。それぞれ選んだ理由などがあって、お友達のことが分かる発表でした。

感想発表では、発表の仕方が良かったことや友達の発表内容に共感できることなどが

研究授業(三春校)

6年生算数科「拡大図と縮図」の研究授業を行いました。

 

体育館の高さなど、直接測ることのできない長さの求め方を考えます。

 

学校の体育館脇で、体育館の屋根を見上げているときのことを想起しながら、体育館から自分までの距離や

屋根を見上げているときの角度など、分かっている情報を書き込んでいきます。

 

縮図をかいて、直角三角形の高さを測ることで体育館の高さが求められそうだと気付きました。

縮尺をどうするかや、地面から自分の目の高さまでの扱いなど、悩みながらも直接測ることのできない長さを

求めることができました。

 

これらの学習をもとに、縮図や拡大図の性質が、日常生活のどのような場面でどのように活用できるか、

さらに探っていく予定です。

今月の給食指導(富岡校)

 給食の話題を、毎月栄養技師の先生が掲示してくださっています。

 今月は、二学期が始まってすぐということでコロナ対策をしながらの給食準備で気を付けることなどについてお知らせしてくれました。

 また、旬の食材である「かぼちゃ」や「さんま」などを知らせてくれたり、楽しく学べるようにをだしてくれたりと、子ども達が興味を持つような内容になっています。

 今月も、子ども達がおいしく給食を食べられるといいと思います。

最後の水泳授業(三春校)

今日は川内小学校において、葛尾小学校や富岡校と共に、合同水泳記録会が行われる予定でしたが、

昨年に引き続き中止となりました。

そこで、郡山ユラックス熱海の室内プールをお借りして、三春校単独で校内水泳記録会を開きました。

 

プールでは撮影ができないために、写真で様子をお伝えすることはできませんが、石拾い・25mクロール・

50m個人メドレーなど、自己記録の更新を目指して全力を尽くす姿が見られました。

 

三春校にはプールがないため、開校当時から、郡山ユラックス熱海の室内プールをお借りして水泳の

授業を行ってきました。このような特段の配慮をいただくことができましたのは、プールを管理運営

されているゼビオコーポレート株式会社様の温かいご理解とご支援があったからこそだと、深く感謝

しております。

今日は、最後の水泳授業ということもあり、これまでの感謝の気持ちをこめて、児童一人一人が

感謝の気持ちをお伝えしました。

「水泳は苦手だったけれど、ここで練習をすることができたおかけで、泳ぐことができるようになりました。」

「1年生の時から、ずっとここのプールで水泳の練習をさせていただきました。

 今では、バタフライなどもできるようになりました。ありがとうございました。」

 

室内プールには25mプールだけでなく、幼児用のプールもあるため、低学年から高学年まで、

児童の実態に応じて安心して練習することができました。

 

最後に、感謝の気持ちを書いた色紙をお渡ししてきました。

「今度はご家族と一緒に、ぜひご利用ください。お待ちしております。」

と、温かいお言葉をいただきました。

 

ゼビオコーポレート株式会社のスタッフの皆様、10年間私たちを支えてくださいまして、

本当にありがとうございました。

いつも明るい笑顔で出迎えてくださり、新型コロナウイルス感染対策も万全にしてくださったおかげで、

子どもたちは安心して水泳の授業に参加することができました。

心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

校内水泳記録会(富岡校)

校内水泳記録会を行いました。

天候は小雨でしたが、本校のプールは屋根付きのためこれまでの練習の成果を発揮する水泳記録会を実施できました。

高学年の代表二人が、校長先生に誓いの言葉を堂々と伝えました。

 

低学年は、「フラフープくぐり」と「石拾い」に取り組みました。

水を怖がっていた子も、もぐれるようになってきました。

中学年は、「13mビート板」や「13m自由形」に取り組みました。バタ足を頑張って泳ぎ切りました。

手前でビート板を持っているのは5・6年生です。スタートから13m(ちょうどプールの中央付近)に立ち、ここにタッチしたらゴールという目印になってくれました。

 高学年は、各自の泳力に合わせて様々な種目に挑戦しました。お兄さんお姉さんの力強い泳ぎに、みんな注目していました。

 7月から頑張って練習してきた水泳学習は今回で終了です。それぞれが目標をもって練習に取り組むことができました。

 8日には、いざというときに自分の身を守る「着衣泳」の学習を予定しています。お知らせしている準備物の用意をお願いいたします。

体育の授業(三春校)

新型コロナ感染症対策にしっかりと気を配りながら、体育の授業を行っています。

この日は雨だったために校庭が使えなかったので、体育館で全ての扉や窓を開けて行いました。

 

全校児童で授業を行っていますが、児童数が少ないため、間隔を十分にとることができます。

 

ティーボールの学習をするので、運動身体づくりプログラムの中にもボールを取り入れました。

 

できるだけ児童同士の接触を減らすために、フライを捕る練習では自分で投げ上げたボールを捕るようにしたり、

投げる練習では壁に向かって投げるようにしたりしました。

 

引き続き、どの教科でも感染対策を入念に行いながら授業を進めていきたいと思います。

あの日 あの時(三春校)

今年度末に閉所を迎える三春校の思い出を振り返る、「あの日 あの時」です。

今回ご紹介するのは、10年前の今日、2011年9月1日の思い出です。

 

東日本大震災と原発事故の影響により、富岡町の子どもたちはある日突然、避難先の見知らぬ土地で、

友達も知っている先生も誰もいない学校に通う生活を送らなければならなくなってしまいました。

不安な気持ちを抱える富岡の子どもたちが少しでも安心して学べる環境をつくるために、

三春町の曙ブレーキ工業様の施設をお借りして、富岡町立幼稚園・小中学校を開設した日が

10年前の今日だったのです。

 

県内各地の仮設住宅等に避難している子どもたちを、数台のスクールバスで送迎することになりました。

約半年ぶりに友達や先生に会うことができて、子どもたちもうれしそうです。

 

「みなさん、おかえりなさい。」

当時は、避難先の学校に、まだなじめていない子どもたちもいたはずです。

大好きな友達や先生と一緒に生活できる学校ができたことは、どんなに心強かったことでしょう。

 

新しい富岡の学校と言っても、ここはブレーキ工場。

プレハブから、開設式が行われる会場に移動するのも、低学年にとっては一苦労でした。

現在は、園児1名、小学生5名、中学生4名ですが、当時はこんなにたくさんの子どもたちがいました。

 

教室として使用しているこの建物も大地震による被害を受け、天井が崩れ落ちているところもたくさんありました。

また、学校に当たり前にある物が何もありませんでした。

この三春校を開設するにあたっては、本当に多くの方々のご尽力とご支援をいただいたからこそ可能になったことを、

私たちは決して忘れません。

 

三春校が閉所するまで残り7か月となりました。

感謝の気持ちを忘れずに、1日1日を大切にしていきたいと思います。