今日のできごと

2021年12月の記事一覧

第2学期終業式(三春校)

小中合同で、2学期の終業式を行いました。

 

「あっという間に2学期が終わってしまったと感じるのは、充実した毎日を過ごすことができた証です。

 数々の行事や学習を通して、みなさんは間違いなく成長してきました。これらの経験をしっかり振り返って、

 次にいかしていくことが大切です。ご家族や地域のみなさんにとって、三春校の子どもたちの成長は大きな

 エネルギーになります。冬休み中に来年の目標を立て、新型コロナをはじめとする病気・怪我・事故・火事に

 注意して生活してください。3学期に元気に登校し、またみんなの笑顔を見せてください。」

校長先生のお話を聞く態度は、中学生も小学生も大変立派でした。

 

続いて、読書感想文コンクールと3校合同持久走大会の表彰を行いました。

どの学年も大変立派な成績を収めることができました。

 

2学期を振り返って、作文や学習発表会、跳び箱や算数の学習で頑張ってきたことを、代表児童が

発表しました。三春校全員のがんばりに、みんなで拍手をして喜びを分かち合いました。

また、生徒指導担当から、本日配付した「冬休みの過ごし方」のプリントの中から、特に大切なことに

ついての確認がありました。

 

保護者の皆様のご協力のおかげで、無事に2学期を終えることができました。プリントをお子さんと一緒に

ご確認いただき、事故のない楽しい冬休みを過ごしていただきたいと思います。

本年も大変お世話になりました。どうぞよいお年をお迎えください。

年賀状をかこう(富岡校)

2~4校時、1年生が教頭先生と一緒に年賀状をかきました。

年賀状はどんなものか、何を書くのかなどの話を聞いたり、教頭先生が過去に出した絵手紙を見たりしてイメージを膨らませたら、さっそく下絵をかきはじめました。準備していた虎やお正月のイラストを参考に、小筆と墨で夢中になってかきました。「楽しい」「もっとかきたい」と、時間があるだけ何枚もかいていました。

下絵が描けたら、「賀正」と名前のはじめの一文字のひらがなの消しゴムスタンプでハンコを押しました。ハンコの朱色が入ると、ぐっと素敵な感じになりました。

彩色は、絵手紙用の顔料を、水で濡らした筆で溶かしながら行いました。みんな、すごい集中力を発揮していました。

こんな絵手紙ができました。

最後に、メッセージを書いたり宛名を書いたりしました。たくさん書いたので、うれしくて待ちきれなくて、その場で早速お友達に渡していた1年生。友達からもらった年賀状を手に、とっても嬉しそうにしていました。

お楽しみ会(三春校)

もうすぐ冬休みに入るということで、学級活動の時間にお楽しみ会を開きました。

 

みんなで楽しい会にするために、事前に計画を練ったり小道具を分担して作ったりしながら準備を

進めてきました。

 

最初に、宝探しをしました。6年生が折り紙で折った靴下を探し出します。加湿器の下や黒板の後ろなど、

怪しいと思った所を徹底的に探して、全部見つけることができました。

 

次はマジックの披露です。折りたたんだ紙袋を広げていくと・・・あら不思議、本が出てきました!

 

こちらは、友達に選んでもらったカードを箱の中に入れて、魔法の言葉をかけると・・・

「はい、あなたが選んだカードはこれですね。」

すうっと、選んだカードが出てきました。みんなびっくり、拍手喝采です。

 

最後は、サンタクロースの福笑いです。子どもと先生がペアになって挑戦しました。

ちょっと目や鼻の位置がずれてしまったけれど、かわいいサンタさんになりましたね。

 

人数は少なくても、いつだってみんな仲よし。とっても楽しい会になりました。

三春校での思い出を、また1つ増やすことができましたね。

理科の授業(三春校)

6年生の理科では、水溶液の学習をしています。

この日は、水溶液の中には金属を変化させるものがあることを学びます。

 

毎回中学校で理科を担当している教諭も一緒に指導にあたるので、実験に使用する薬品の危険性や

扱い方などについて、専門的な立場から詳しく教えてもらうことができます。

 

試験管に鉄やアルミニウムなどを入れて、薄い塩酸や炭酸水を入れて変化があるかどうか調べます。

保護眼鏡を使用して、安全面にも配慮しています。

 

「あっ、泡が出てきた!」

子どもたちは、実験結果を表に整理したり考えたことを絵や文で表現したりしながら、水溶液の性質に

ついて考えていきました。

次回の実験も、ますます楽しみになってきました。

本の福袋(富岡校)

24日から、みんなが楽しみにしていた冬休みが始まります。

今週は、冬休みに読む本の貸し出し期間となっていて、子ども達は5冊までの本を選んでいます。そんな子ども達の目を引くもの(写真参照)が、展示されています。

 貸し出し用の富岡町図書館の青いバックに、「視野を広げて」「ファンタジーを読んでみよう」「変身」などのテーマが表示されていて、中身が分からないようにテープで止められています。中には、図書支援員の方が選んだ本が内緒で2冊入っているので、子ども達はテーマを見ながらわくわくして本を借りていました。まさに「福袋」ですね。中には、図書委員の子が作った福だるまの折り紙も(よい新年が迎えられるようにと)おまけで入っています。

この福袋で、新たな本との出会いができ、もっと本を好きになってほしいと思います。冬休み中は、外が寒いので、家の中でゆっくり本を読んで過ごすというのもいいですね。

集会活動(三春校)

今回の集会では、バイロン先生から外国の文化について教わりました。

 

クリスマスが近いということで、アメリカでの大切な行事の1つであるクリスマスの過ごし方について

教えていただきます。

 

まずは、最近朝の会でも歌っている「あわてんぼうのサンタクロース」をみんなで歌いました。

いろいろな楽器を使いながら歌うとより楽しい雰囲気になれるので、子供たちが大好きな歌です。

 

日本ではお正月に家族がそろうことが多いけれど、アメリカではクリスマスに家族がそろって

過ごすことが一般的なのだそうです。そういう意味では、日本とアメリカのクリスマスとお正月の

過ごし方は、対照的かもしれないと教えてくださいました。

 

そして、家族同士でプレゼントを贈り合うことは欠かせないそうです。

今回は特別に、子供たちにプレゼントが準備されていました。最初に受け取った箱を次から次へと

まわして行くので、最終的にどの箱が自分のプレゼントになるか最後まで分かりません。

 

みんなはサンタクロースや家族からクリスマスプレゼントがもらえるけれど、日本のお父さんやお母さんは

プレゼントをもらえることがほとんどないので、ぜひカードにメッセージを書いてプレゼントしてあげて

くださいとのことでした。ちなみにバイロン先生は、家族へのクリスマスプレゼントはもう準備してあるそうですよ。

 

バイロン先生、いつも楽しい集会を企画してくださりありがとうございます。

3学期もどうぞよろしくお願いします。

わくわく英語DAY(富岡校)

今日の昼休みは、小中合同のわくわく英語DAYを実施しました。もうすぐクリスマスということで、クリスマスにちなんだ単語を使ったゲームをしました。

それぞれ、ツリーやトナカイなどのシールを三種類だけ持って、いろいろな人とジャンケンをします。

ジャンケンに勝ったら

Do you have ~ ?

と聞いて、相手がそのシールを持っていたらもらうことができるルールでした。

中学生のお兄さん・お姉さんをはじめいろいろな人とジャンケンをしながら楽しく英語の会話ができました。

 

クリスマスカードをいただきました(三春校)

「被災地の子供たちにクリスマスカードを届けよう!」プロジェクトの代表を務めておられる

中央大学名誉教授の田中拓男様から、サンタ・クリスマスカードを届けていただきました。

 

「今年も全国から寄せられたクリスマスカードを皆様にお届けいたします。長引く厳しいコロナ禍の中、

 復興途上の被災地でよく頑張っているみなさんに、寄り添い、慰め励ましの言葉をかけたいという深い

 慈愛の思いで書かれたクリスマスカードばかりです。カードを見ながら一緒に楽しいクリスマスを迎え、

 少しでも喜んでいただけると、私たちも非常に嬉しいです。」

とのメッセージも添えられていました。

 

この活動は今年で11年目に入られたそうで、三春校にも毎年届けていただいております。

中には、海外から届けられたカードも含まれていました。

このプロジェクトに関わってくださった世界中の皆様に、心から感謝申し上げます。

三春校を応援してくださっている皆様、いつも本当にありがとうございます。

給食室建設日記(富岡校)

工事の方々が日々頑張ってくださっているおかげで、給食施設の周りにあった足場が外されました。外側の工事はだいたい終了したようです。引き続き、内装の工事も頑張っていただきたいと思います。

学習室1に、以下のような紙が外向きで貼られていました。(写真は裏返しですが、読めますね)

よく学習室1を利用して授業をしている5年生が、作成してくれました。学習室1から工事の様子がよく見えるので、作業を頑張ってくださっている皆さんを毎日見ていたので、感謝の気持ちを伝えたくて書いたそうです。

岡山県・東京都との交流(三春校)

10月と11月に引き続き、東京都東大和市立第十小学校と岡山県久米南町立弓削小学校との合同遠隔授業を

行いました。

 

今回は、弓削小学校のみなさんが久米南町の魅力をまとめた「見ると行ってみたくなる久米南町の魅力

もりもりマップ」を活用しながら、久米南町のすばらしさを紹介してくれました。

 

今回は、その中から「治部邸(じぶてい)」「久米南美しい森キャンプ場」「誕生寺(たんじょうじ)」

「久米南の特産物」の4つについて、自分たちで取材してきた写真やインタビューをもとに発表してくれました。

 

どの班も大変分かりやすいプレゼンテーションだったのですが、事前に送られてきた「久米南町の魅力

もりもりマップ」の写真部分をタブレットで読み込むと、ARアプリによってより多くの情報を知ることが

できるように工夫されており、久米南町の魅力がさらに詳しく伝わってきました。

 

子どもたちは、交流を通して、岡山県と福島県にはおいしい果物や野菜がたくさん栽培されていることや、

歴史的に価値のある施設などが豊富に残っているという共通点を見つけることができました。

 

弓削小学校のみなさん、今回の授業のおかげで、久米南町のHPに紹介されている久米南町のPR動画の内容が、

さらに理解できるようになりました。岡山県に行く機会があった時には、ぜひ訪れてみたいと思います。

3学期の交流も楽しみにしています!どうもありがとうございました。

1・3年生の交流(富岡校)

 今日の4校時、1年生と3年生が交流学習を行いました。

1年生は、生活科で描いた絵を使ってお店屋さんを開きました。3年生や7学年の先生が招待されて、買い物をさせてもらいました。お寿司屋さんや文具屋さん、花屋さんなどいろいろなお店があってとても楽しかったです。

 3年生は、読み聞かせをしました。楽しい繰り返しのある内容で、1年生はじっと聞いていました。感想発表もしてくれました。

学習の成果の発表として、これからも学年間で交流していけたらと思います。

英語で遊ぼう(三春校)

もうすぐクリスマスということで、ALTのバイロン先生からクリスマスに関するお話を

たくさん教えていただきました。

 

日本ではクリスマスと言えばケーキを食べる習慣がありますが、アメリカではクリスマスケーキを

食べる習慣はなかったそうです。クリスマスカードやプレゼントを贈り合うのが楽しみだったそうです。

 

この日は、オリジナル柄のジグソーパズルを作りました。パズル自体は何の模様も描いていない真っ白な

状態なので、自分でクリスマスをイメージした絵を描いていきます。

 

トナカイがひくソリに乗ったサンタクロースやクリスマスツリーなど、上手に描くことができましたね。

今年のクリスマスには、このジグソーパズルをおうちの人と一緒に楽しんでほしいと思います。

学期末清掃強化月間(三春校)

2学期も残すところ1週間あまりとなりました。

今月は学期末清掃強化月間として、普段手が回らない所まで掃除をすることになっています。

 

この日は、窓ふきをする計画になっていました。新聞紙や雑巾を使って、きれいに拭き上げていきます。

雑巾が真っ黒になるのを見て、こんなに汚れていたんだと驚いていました。

 

教室の出入り口のガラスもすっかりきれいになり、なんだか部屋の中が明るく見えるようになった気がします。

 

割り箸にぼろきれを巻き付けて、窓のさんの汚れもすみずみまでることができました。

冬休みには各家庭で大掃除のお手伝いをすることになると思います。

みんなとっても上手に掃除ができるので、ぜひ家でもその力を発揮してもらいたいと思います。

校外学習(三春校)

6年生の国語の教科書に、「漫画の祖」「アニメの祖」とも言われる『鳥獣戯画』が出てきます。

その関連で、三春町にある「空想とアートのミュージアム『福島さくら遊学舎』」に行ってきました。

アニメ作品と連動した展覧会や上映会、ワークショップなど、アニメーションについて楽しく学べる

大変有名な施設です。

 

感染症対策のために、現在は学校関係の見学はできないことになっているそうですが、本校は児童2人と

いうことで、特別に感染対策を徹底した上で見学させていただくことができました。

 

1つのアニメーション作品が完成するまでの流れを学べるようになっているのですが、プロジェクトが

立ち上がってから作品として世に出るまでに約5年もかかっているのだそうです。

 

昔から比べたらデジタル化が進んでいるとは言え、アニメーション1話を作るだけでも5000枚~10000枚もの

作画を手描きで行う必要があることを知って、子どもたちは大変驚いていました。

 

トレスと言われる作業も体験させていただきました。

デザイン1つをとってみても、キャラクターデザイン、メカニックデザイン、美術デザインなど、

数多くの分担と工程があることを知ることができました。

 

 教科書に書かれていた、「十二世紀から今日まで、言葉だけでなく絵の力を使って物語を語るものが、

とぎれることなく続いているのは、日本文化の大きな特色なのだ。」という文の意味が、子どもたちの

心に強く響いてきました。

 

福島さくら遊学舎の皆様には、お忙しい中、貴重なお話を大変分かりやすく丁寧にしていただきました。

本当にありがとうございます。皆様の手がけた新しい作品が見られるのを、楽しみにしております。

校歌録音(三春校)

富岡校に引き続き、三春校でも新しい富岡小学校の校歌を録音しました。

 

この日のために毎日練習を続けてきたので、子どもたちはとても楽しみにしていました。

 

ヘッドフォンから流れてくる校歌の伴奏に合わせて歌うのですが、このような経験は初めてなので

一気に緊張感が高まります。でも、大友さんが「とってもいい歌声だね。表情もすごくいいよ。」と

励ましてくださったおかげで、少しずつ自信をもって歌えるようになっていきました。

 

全員で歌うだけでなく、一人ずつ歌ったり女子だけで歌ったりして、様々な方法で録音をしていきます。

 

録音した自分たちの歌声を聴いてみました。

「富岡校のお友達の声に三春校の歌声を重ねて録音することを、オーバーダビングといいます。」

実際に、両校の歌声を重ねるとどのようになるか聴かせてくださいました。

 

「とっても上手だったけれど、最後の部分だけもっと元気よく歌ってみよう。ある一部分だけ録音することを

 パンチインといいます。」

 

最終的に、無事にOKをもらうことができました。年が明けたら完成するそうです。

昼休みには、子どもたちと一緒に遊んでくださった大友さん。

「三春校に来ると、毎回筋肉痛になるんだよ。でもとっても楽しい!」

 

3学期にまたお会いできる日を楽しみにしています。どうもありがとうございました。

研究授業(三春校)

2年生道徳科の研究授業を行いました。

 

道徳科では、多様な価値観に向き合って、どのように生きるべきか自ら考え続ける姿勢を大切に

したいと考えているので、この日も葛尾小学校のお友達と一緒に学習しました。

 

この日は、礼儀正しくするということはどういうことなのか考えました。

資料に出てくる女の子の行動や気持ちについて話し合う中で、自分たちの生活の中で礼儀正しくする

ことのよさについて気付いていくことができました。

 

心のこもった言葉づかいや行動とはどんなものかを考えることができたので、これからの実生活で

子どもたちがどんな言動を見せてくれるのか見守りたいと思います。

クラブ活動(富岡校)

今日のクラブは、「クリスマス飾りを作る」ということで、グループに一つずつ準備した色画用紙のツリーに、様々な飾りを貼り付けました。飾る材料の準備や飾り方の説明などは、高学年のお友達が頑張って準備してくれました。みんなで協力して飾ったら、とっても豪華なクリスマスツリーができました。

防災無線録音(富岡校)

年末年始の交通事故防止県民総ぐるみ運動に向けて、防災無線の録音を行いました。

 欠席のお友達の分も、一人で頑張って上手に読めました。ドライバーの方も、歩行者の方も、交通安全に気を付けて年末年始を過ごしてほしいと思います。

おいしいみかんをいただきました(三春校)

毎年この時期になると、愛媛県の橋本様からおいしいみかんを届けていただいております。

 

愛媛県の西宇和みかんは、愛媛県の最西端に位置する西宇和地域で生産されており、天皇杯をはじめ、

数々の品評会においてもすばらしい賞を受賞してきたそうです。

 

今年もおいしい西宇和みかんをいただいて、元気に学校生活を送っていきたいと思います。

震災後からずっと三春校へのご支援を続けてくださっている橋本様、本当にありがとうございます。

心より感謝申し上げます。

校歌録音(富岡校)

昨日と今日は、大友さんが登校しました。また、今日は新しい校歌を紹介するための歌声を録音しました。本来なら全員で一緒に元気に歌いたいところですが、難しい状況なので、数名ずつ録音しました。その録音や編集のために、大友さんの仲間のエンジニアの方が来校してお手伝いしてくれました。

防音設備のある放送室で録音しました。ヘッドホンで伴奏などを聞きながら、専用のマイクに向かって歌いました。ヘッドホンをしながら歌うのは慣れていなくて、戸惑っていた子もいましたが、大友さんにアドバイスしてもらいながら無事録音できました。子ども達が元気に歌ったことで、大友さんもとても喜んでくれてました。

新しい校歌を歌ってみて、また今日の録音を終えてみて、感謝の言葉を大友さんにプレゼントしました。とても素敵な効果を作ってくださった大友さん、ありがとうございました。

ふるさと創造学サミット(三春校)

12月4日(土)に、第8回ふるさと創造学サミットが開催されました。

双葉郡内の8町村立小・中学校、義務教育学校、ふたば未来学園中学校・高等学校、富岡支援学校の

児童生徒が各校からオンラインで参加しました。

 

三春校の児童にとっては、今回が最後の参加となります。

 

2年生は、生活科の時間に三春町に町探検に行って学んできたことを、富岡町マスコットキャラクター

「とみっぴー」の格好をして発表しました。三春町のよいところを、たくさん紹介することができました。

 

5年生は、三春校の10年間の歴史を映像作品にまとめていることを発表しました。

各校の発表時間は限られているので、自分が伝えたい大切なところだけを上手にまとめて発表することができました。

 

6年生も映像作品を作っている最中ですが、その中で関わってきた多くの方々との交流の中で感じたことや

考えたことなどを、自分の言葉で伝えることができました。

 

午後の全体企画では、広野小学校と川内小中学園のみなさんと一緒に、双葉郡内に関するクイズに挑戦したり、

各学校の紹介をし合ったりして楽しい時間を過ごすことができました。

 

他校の発表にもしっかりと耳を傾け、積極的に質問や感想を述べることができた三春校の子どもたち。

今年度末で閉所する三春校のよさや歴史を、他校の児童・生徒のみなさんにも伝えることができて、

子どもたちも充実感に満ちた表情をしていました。

研究授業(富岡校)

本日の4校時に、高学年の保健体育科研究授業を行いました。

「けがの防止」という学習内容で、実習を通して簡単な手当の仕方を練習しました。

けがを放置するとどうなるかということから、「手当ができるようになろう」というめあてで学習しました。まずは、けがの手当ての基本として「傷口を清潔にする」「圧迫して血を止める」「患部を冷やす」ということを確認したり、養護教諭から「お互いの安全のために他人の血液には直接触らない」ということを教わったりしました。

実習では、まず代表の児童が「けがの状況が書かれたくじ」を引きます。みんなで聞いたら、どのように手当てしたらいいかをグループごとに話し合ってワークシートに記入します。

自分たちで考えた手当を、みんなの前で実際にやって見せて、養護教諭に判定してもらいました。手当について、良かった点、良くなかった点を具体的に指導してもらうことで、適切な方法を学びました。3回くじを引き、3つの場面について実習できました。子ども達は、はじめに確認した3つのポイントをもとに、よく考えることができたと思います。

最後は、今日の実習をもとに振り返りテストを行いました。

実際に手当を練習したので、よく答えることができました。

花植え(三春校)

昨日の朝は、三春校の校庭にも雪が積もっていましたが、日が高くなるにつれてとけていきました。

冷たい風が吹いていましたが、予定通り玄関前の花植えを行いました。

 

今回は、プランターにパンジーとビオラを植えていきます。

 

三春校での花植えも、今回で最後となります。

10年以上お世話になった校舎への感謝の気持ちをこめて、ていねいに植えていきました。

 

これからますます寒さが厳しくなっていきますが、きれいな花たちに負けないように、

私たちも元気に過ごしていきたいと思います。

小中合同リハーサル(三春校)

今週末に行われるふるさと創造学サミットに向けて、中学校のみなさんと合同リハーサルを

行いました。

 

中学校の先生から、今日のねらいや特に気をつけるところなどをご指導いただき、小中別の教室に

分かれてオンラインで発表し合います。

 

中学生の発表を見せてもらえることはよいお手本となり、参考になるところがたくさんありました。

また、相手の発表に対して質問をし合ったり感想を述べ合ったりするところも、大変勉強になりました。

 

中学校の教頭先生から、サミットを通して身に付けたい力や、よりよい交流をするための

アドバイスをいただきました。

「チーム三春校」として当日力を発揮できるように、がんばりたいと思います。

あの日 あの時(三春校)

今年度末に閉所を迎える三春校の思い出を振り返る、「あの日 あの時」です。

今回ご紹介するのは、曙ブレーキ工業のみなさんとの思い出です。

 

三春校は曙ブレーキ工業様の工場をお借りしていますので、現在工場は稼働していませんが、

社会科の自動車づくりに関する学習では、社員の皆様がかけつけてくださり、専門的な内容を

分かりやすくていねいにご指導してくださいました。

 

ブレーキ技術教育巡回車を活用し、学校にいながら社会科見学をしているような学習環境を

整えてくださるので、大変興味深く学習に取り組むことができました。

 

また、平成28年度まで三春校の用務員を務めてくださっていたのは、工場にお勤めになられていた

3名の社員の方でした。いつも優しい笑顔で子どもたちに接してくださり、お別れすることが本当に

つらかったです。

 

冬休み前になると、工場の中で門松作り教室を開いてくださったこともあります。

自分で作った門松を家に飾ってお正月を迎えられるのは大変貴重な経験となり、保護者の皆様からも

喜ばれました。

 

三春校の歴史をまとめる総合的な学習の時間には、ブレーキ工場が学校になるまでのいきさつや、

学校開校に向けて様々な準備を整えてくださったことなどを、校舎内を巡りながら直接教えて

くださいました。

 

震災後、富岡町の子どもたちが安心して学校生活を送ることができているのは、曙ブレーキ工業様の

ご支援なしでは考えられません。そして、工場の施設を使わせていただいているだけでなく、10年間

ずっと私たちを支えてくださっています。

閉所まで残り4か月となりましたが、感謝の気持ちを忘れずに学校生活を送ってまいります。