日々の様子

2022年5月の記事一覧

1年生 生活科「がっこうたんけん」発表会

1年生が生活科で取り組んでいた「がっこうたんけん」で、校内の様々な場所を探索した発表会を行うというので、覗いてきました。

自分たちの頭や手足、五感を使って調べたり、まとめたりする学習において、「発表」するということは最後の段階の仕上げのようなものです。

いわば、自分の学びの発信になります。

入学間もない1年生のうちから、こういった活動を何回も何回も積み重ねて、「発信力」を身に付けるとともに、「聴く力」も向上させていきます。

社会人になってからも、「プレゼン」なんて言葉や活動がごくごく一般的になりました。

生きていく上で、不可欠な能力になります。

 

さて、その授業の様子です。

まずは先生が発表のポイントを「話す側」「聞く側」に整理して板書し、確認します。

子供たちには、3枚のカードも配られました。

黄色が「イイネ」、青が「聞いてみたいことがある」、ピンクが「初めて知った」という意味で、発表を聞いた後に一斉にこのカードを上げて、「話す側」に発表の様子を振り返りとして伝える役目を果たします。

 

ルール確認ができた後、ではではいよいよ発表です。

はじめは「校長室」を探索したチームです。

校長室には、ソファがあったり、猿の写真があったりということを伝えました。

自分たちがタブレット端末で撮ってきた写真をスクリーンに表示しながら発表します。

次は放送室チーム。

高学年のお姉さんが実際に放送している様子や、MDプレーヤー、チャイムを鳴らす機械などを紹介しました。

続いて音楽室チーム。音楽の先生を確認し、ピアノやハンドベル、コンガ、スピーカーも発見しました。

お次は保健室チーム。保健室の先生の確認、ぬいぐるみや歯の模型、湿布なども見つけました。

実物を借りてきて、手にして見せたこともポイント!

そして配膳室チーム。配膳員さんの紹介、配膳室の紹介、給食運搬用エレベーターの説明など、普段知れないことを発表してくれました。

最後は理科室。標本や計測器、試験管などを見つけました。実際に教室に持ってきて見せてもくれました。

 

振り返ってみます。

「話す側」「聞く側」に立って上手にできたでしょうか。

「できた」「できた」と自画自賛の子供たち(笑)。

1年生の最初の発表会としては、合格だということで、花丸をもらいました。

 

最後に、自分たちで撮ってきて、実際に発表した写真を先生が小さく印刷したものを、校舎図に、その場所に貼り付けていきました。

ちょっと密です(笑)。

出来上がってこんな校舎配置図になりました。

もしかしたら2組と合わせてみるのかな?

 

子供たちの学びの段階(業界用語では「発達段階」と言います)に合わせた形での、工夫がちりばめられた発表会でした。

初めての経験で、途中で飽き気味の子供もいましたが、これは場数を踏んで、要領を得て慣れていくことも必要です。

1年生の5月スタートの「発表会」。これからも楽しみです。

運動会についてのお知らせ

本日、「運動会についてのお知らせ」のプリントを配布しました。

新型コロナウイルスの感染状況は、多摩市内、地域、校内ともに現在は比較的落ち着いています。

その状況を考慮して参観(観戦)方法を検討しました。

何卒、ご理解とご協力をお願いいたします。

 

概要を大まかにお知らせします。

(1)運動会は午前のみです(昼食はありません)。児童は全競技を観戦します。

(2)競技は、低学年→中学年→高学年の順に行います。各学年、2競技を行います。

(3)保護者の参観(観戦)時間の制限はありません。

(4)保護者の参観(観戦)人数は、各家庭2名までとさせていただきます(未就学児の同伴は人数に含まず可です)。

(5)参観(観戦)は、立ち見のみで、校庭にシートを敷いたりテントを立てたりすることはできません。

(6)入校は、正門(ロータリー)のみです。また、敷地内は一方通行となります。

(7)受付で検温表をご提出ください(運動会前々日に検温表を配布します)。

(8)体育館を待機場所として開放します。体育館での食事はご遠慮ください(飲料は可)。

(9)授乳室、おむつ替えのためのトイレを設けています。敬老席は設けていません。

 

↓詳しくは、本日配布したプリントを必ずご確認ください。↓

05.12+運動会+保護者向け通知.pdf

 

運動会のプログラムについては、今年度からデータ配信のみとさせていただきます。

月曜日にホームページにてアップしますのでご覧ください。

                    ⇩      ⇩      ⇩

「運動会プログラム」をアップしました。学校からのメールをご確認いただき、開いてください。

板書計画

板書とは、教師が授業の際に黒板に書く文字や文章のことです。

授業前に、どういう板書をしたら、子供たちの頭の中が整理されて、理解しやすくなるかを考えながら板書の計画を練ります。

その板書計画と一緒に、授業の流れや適時性のある提示資料なども、同時進行で考え、授業を組み立てていきます。

「授業準備」と言われる、教師にとってはイロハの「イ」、一丁目一番地です。

 

今日、新任教員の授業の様子を教育委員会が見に来ました。

教育界に限らず、新人さんが仕事に慣れず、ドロップアウトしてしまうことは珍しいことではありません。

学校内だけでなく、教育委員会も心配しての様子伺いです。

今日の授業も、一丁目一番地の「板書計画」をしっかりと練ってから臨んでいました。

本校の新任教員は一生懸命、元気溌剌です !(^^)!

 

職員室に戻ると、講師の先生が二人、並んで何やら相談中です。

タブレット端末のアプリの使い方を互いにレクチャーしていました。

講師の先生は、出勤日や出勤時間が限られているので、ちょっとした授業時間の隙に準備が必要になってきます。

 

校庭では、毎時間いろいろな学年が運動会の練習で体を動かしています。

思わず体が動き出してしまうリズムの中、もちろん先生も一緒に見本になって練習を重ねています。

 

当たり前ですが、連小の子供たちのために、先生たちみんなが汗をかいています。

当たり前を当たり前に行うこと、行えることのすばらしさに感謝です。

4年生 ゴーヤの苗づくり

昨日、4年生がゴーヤの苗づくりに取り組みました。

多摩市役所環境政策課と、地域の農家さんの小島様にもご協力いただきました。

ゴーヤは、ゴーヤのグリーンカーテンを作るために育てます。

グリーンカーテンはもうみなさんご存じのことと思いますが、木陰を作り、暑さを和らげ、電気代を節約するという取り組みです。

天然の涼しさは、体への負担も少なくなります。

 

まずは概要の説明。

 

苗床用の土づくりもします。赤玉土と恵泉女子大学で作られた極上の腐葉土を混ぜて作ります。

  

 

その苗床土を新聞紙で作ったエコポッドの中に入れていきます。

  

 

それぞれのポッドの中に、ゴーヤの種を植えます。

  

 

芽が出るのが楽しみです。

学校の花壇では、そんなに多くのゴーヤは必要ありません。

余分の苗は、児童館、学事などに配布します。

うまくいけば、6月の学校公開の折に保護者の希望者の方に差し上げられるかもしれません。

もちろん、夏休みには「実」も!

 

土に還る農業用マルチシート

2月に6年生の総合的な学習の時間に来ていただいたキュアテックスという会社。

キュアテックスHP

 

和紙繊維から、生地を作っています。その生地は、自然分解して土の栄養分にもなります。SDGsの取り組みです。

その生地で、マスクや靴下、ジーンズ、Tシャツ、農業用マルチシートなどを作り販売しています。

授業でもその取り組みをたっぷりと話していただきました。

 2/22 「6年生 SDGsへの取り組み(CURETEX)」

 

その際に、農業用マルチシートを試験的にいただきました。

季節がよくなってきて、いよいよ作物の苗植えのシーズンになりましたので、さっそく使ってみようと思いました。

用務員さんと相談し、3年生が育てる野菜の畑に敷いてみることにしました。

 

植えるのは、ホウセンカ、オクラ、大豆などなど。

実際に生地がどう朽ちていくのか、そして、どれだけ栄養分が効いてくるのか、経過を観察していこうと思います。

 

こちらは一足早くポットから一人一人の鉢に植え替えている2年生のミニトマト。

夏休みには持ち帰れるのでしょうか。楽しみです。

2年生 交通安全教室

2年生の交通安全教室を実施しました。

1年生の時には、多摩川べりの交通公園まで行って実施しましたが、今年度は交通公園の職員の方に来校していただいての実施です。

 

交通ルールの再確認、自転車を運転する際に気を付けること、事故の例と原因など、子供たちにわかりやすい言葉で教えていただきました。

  

  

 

後半は、新しくなった動画を視聴。

事故の再現VTRなども含まれていたため、子供たちは真剣に見ていました。

事故は怖いです。細心の注意を払っていつも運転したいものです。親や大人がしつこく言っても言いすぎることはありません。日ごろから子供と交通ルールや歩き方、走り方を確認して行くことが大切です。

 

最後に、交通安全教室修了として免許証が渡されるのですが、その免許が証発行できるかのテストもします。

全員合格。

でも油断せず、日々気をつけて行動してくださいね。

6年生 図工「感じて・考えて」

6年2組は、昨日と今日、担任の先生がいません。

8月末に出かける移動教室に向けて、多摩市の小学校の合同実地踏査(下見)に出かけているからです。

先生がいなくても落ち着いた学校生活そのもの。さすが6年生です。

その図工の授業をのぞいてみました。

 

「感じて・考えて」と題して、重ね絵をしていました。

白段ボールを用紙に使用し、その上に様々な素材をくっつけたり、重ねたり、塗ったりしながら、自分のイメージを形にしていく活動です。

図工室の後ろには、様々な素材が並んでいて、自由に使えます。

  

ボンドやリキッド粘土を使って、用紙の上に張り付けています。

なかなか個性あふれる作品で、みんな違います。「みんな違って、みんないい」を地で行く活動です。

 

工夫をしている様子がわかるでしょうか。

   

  

  

  

友達の作品を時折見て、話したり、参考にしたり、手伝ったりしながら作品作りが続きます。

本当に落ち着いて学習していたなぁというのが実感です。6年生になりました。

 

5,6年生は運動会で、裏方としての係活動も行います。

ぜひその姿にも注目していただければと思います。

4年生 ソーラン節の準備と練習

図工室を通ると、図工室前に色とりどりの「鳴子」を乾燥させていました。

これはきっと4年生だな。

そう、運動会で「ソーラン節」が復活するからです。

コロナ前は、毎年4年生がソーラン節を踊り、曲が繰り返す2番3番の時には、ソーラン節を踊った経験者の5,6年生や、卒業生まで加わって何重もの円になって踊るというのが連小の伝統でした。

5,6年生はその機会に恵まれませんでしたが、ようやく復活です。

 

真ん中にある鳴子が、色を付ける前の素の鳴子。

各自がいろいろな色を付けていきます。

どんな色に仕上がっているか、ちょっと見てみます。

  

  

いろいろと志向を凝らして色付けしていました。

 

5時間目、校庭は4年生の運動会準備の時間です。

各自鳴子を持っての練習となりました。

初めてでしたが、なかなか音が揃っていました。

見て、聞いていると、やはり踊りだしたくなるリズムです。

当日を楽しみにしていてください!

落とし物 処分します

4月29日の学校公開の折に昇降口わきに展示!?していた落とし物ですが、1/3くらいが減りました。

持ち主に返って良かったと思います。

前回年末に処分しているので、約4か月分の落とし物ですが、今週もう一度各学級で子供たちに見てもらって、その後まだ残っているものについては処分します。

非常にもったいないです。そして、かわいそうです。

 

洋服などのタグには、必ずフルネームで名前を書いてください。

名前さえ書いてあれば、校内での落し物は100%持ち主に戻ります。

日本はそういう国です。

 

新しい服や持ち物を購入したときは、必ずマジックで記名をお願いします。

物を大切に使う、そのために記名をする、これもSDGsにつながる立派な活動の一つです。

 

萌ゆる新緑

大谷戸公園の新緑が、朝露に濡れて萌えていました。

心が洗われる朝でした。

連小の児童でしょうか。遠くに親子で散歩している姿もありました。

2年生 生活科 ヤギの観察

今日は少し寒いくらいの曇天。

2年生の教室前の花壇をそろそろ開墾するので、植わっていたレンゲソウをヤギたちにすべて食べてもらいましょう。

朝から働きます(笑)。

 

一応ロープでつながっているので、休み時間にはその安心感も手伝って子供たちは近寄り、触ったりしていました。

油断していると、頭でどつかれます(笑)。

遊んで、かまって、というコミュニケーションの一つです。

 

2年生は生活科でヤギに触れあい、学びます。

そして1年生に紹介もします。

ちょうど手の届くところにヤギがいるので、これ幸いで、2年生が触れ合いと観察をしていました。

2時間目に触れ合った後、3時間目はタブレットを持って観察、撮影です。

毛の硬さや毛並み、ゆきのおっぱい、ひづめ、耳やしっぽの動き、うんち、えさなど、ちょっとおっかなびっくりながら、存分に触れ合い、近寄り、観察することができました。

  

  

なかなかこれだけの大きさの動物と触れ合えることはありません。

子供たちも、ヤギの動きがわかって慣れてくると、だんだんと距離を近づけて観察できていました。

連小ならではなので、存分に楽しんで欲しいと思います。

 

余談ですが、小さいころから動物が好きだった我が家の娘は、仕事が休みの日曜日にヤギの世話に来たがり、よく掃除を手伝っています(笑)。

三つ子の魂・・・です。

5年生 家庭科実習開始

コロナ禍で思うようにならない教育活動の一つが、家庭科の調理実習。

子供たちも大いに楽しみな活動の一つです。

調理器具を複数用意(他校からも借りています)したり、皆の手に渡らずに調理ができる工夫をして、もちろん黙食で少しずつ実施しています。

5年生になってから始まる家庭科での最初の実習は「お茶」淹れです。

日本の基本ですね(笑)。

 

まずは、家庭科室の机の下に、どんな調理器具が入っているのか、教科書と照らし合わせながら確認です。

  

 

ちゃんと揃っていたか、教科書で確認。

 

さてさて、いよいよ実習です。

急須を温めたり、お茶葉を改めてよく観察したり、湯を注いでから湯飲みに入れる淹れ方を確認したり・・・。

実践してみます。

  

 

うん、いつもは元気あふれる5年生、とても慎重。

自分たちで入れたお茶の味はどうだったのでしょうか。

  

 

ぜひ、家でも復習を兼ねて実践させてみてください。

そうそう、今週末の自主学習にいいかもしれませんね。