校長室から

校長室から

よろしくお願いいたします

こんにちは。

令和6年4月1日付けで関宿中学校長として着任いたしました、武田光弘と申します。

また、同日付けで新規採用の 根本みふゆ 教諭 臨時的任用職員の 三輪奏歩 講師

が着任いたしました。

関宿中学校のために、尽力して参りますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

本日、始業式が行われ、子ども達にとっての新学期が始まりました。

新しい出会いを大切にし、共に歩んで参ります。

 

明日、4月9日(火)午後2時から入学式を挙行いたします。

ありがとうございました。

 すでに当HPや、3月26日付け新聞各紙に掲載された通り、令和5年度末人事異動により、                    

 冨江有希子教諭が野田市立川間中学校へ、白土華那教諭が野田市立第二中学校へ、私森功が野田市教育委員会へ異動することとなりました。生徒をはじめ、保護者の皆様、地域の皆様に支えられ充実した毎日を過ごすことが出来ました。

 たいへんお世話になりました。ありがとうございました。

 

おかげさまで

 あっという間に1.2月が過ぎ、いよいよ3月、春の訪れです。旧暦3月の呼び名でもある「弥生」は、もともとは「いやおい」と読み、草木がますます生い茂るさまをあらわしています。陽光とやわらかな春雨によって多くの植物が萌え出ずる時季であるためこの名がつきました。生命の息吹を感じ、色鮮やかになってくるイメージもあり、どことなく開放感に包まれるものです。その3月は年度末、学校にとっては「別れの季節」でもあります。
 3年生は厳しい受験期を乗り越え、もうすぐ卒業です。3月13日は第77回卒業式を迎えます。3年生については小学校での最終学年を迎えるころ、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受け、小学校最後の1年間を、最高学年としての1年間を様々な制限の中、十分に活動できないままでの卒業となってしまいました。そのような中での中学校入学でしたが、2年生を迎えるころには感染症予防のための制限も緩和され、徐々に本来の学校生活を送れるようになりました。
 上級生からのバトンを引き継いでからの1年半、特に3年生に進級してからの成長と活躍は目覚ましく、授業、委員会活動、学校行事、部活動など様々な面で最上級生として関宿中学校をリードしてくれました。大変立派な姿を示してくれたと思います。3年生には自分たちの努力はもちろんですが、1,2年生の協力、保護者の皆様、地域の皆様のご支援あってのものということを忘れずにいて欲しいと思います。「おかげさま」という感謝の気持ちを忘れてはなりません。3年生のみなさん、感謝の気持ちと未来に向けた決意を胸に巣立ってください。
 1.2年生は3年生への感謝の気持ちを込めて、「3年生を送る会」と「卒業式」の準備に取り組む中で、学年が一つ上がること、関宿中の伝統を引き継ぐことへの心構えを整えていることと思います。自信をもって新年度を迎えられるよう残りの1カ月を大切に過ごしてください。
 保護者の皆様、この1年、本校の教育活動にご理解ご協力をいただき本当にありがとうございました。職員一同「おかげさま」の気持ちをもって子どもたちに向き合い、本年度を締めくくりたいと思います。今後とも変わらぬご支援を宜しくお願いいたします。
 
                                    野田市立関宿中学校長 森 功

やがて花を咲かせるために

 2月4日は立春、暦の上では春を迎えます。寒い日が続いていますが、それでも日差しが少しずつ長く強くなり、寒さの中にも春が近づいていることを感じさせてくれます。新型コロナウイルスはもちろん、風邪やインフルエンザも流行する時期です。「手洗い・うがい」や規則正しい生活習慣により、この時期を健康に乗り越えましょう。

 この寒く厳しい時期にいつも思い浮かぶ言葉があります。それは「何も咲かない寒い日は下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く。」という言葉です。苦しいときに踏ん張るからこそ根が張り花が咲くのです。やがて(花の咲く時期)や花の色、大きさは人それぞれです。結果が早く出る人もいれば、時間をかけて出る人もいます。それでも努力は、流した汗は嘘をつきません。努力して、汗を流して一生懸命身につけた物は失うことのない大きな財産になります。来る令和6年度、新たなスタートを良い形で切るためにも今こそ力を蓄える時と捉えてください。

 3年生は受験期の真只中で落ち着かない気分の日も多いかと思いますが、その中でこそ日頃の授業や学校生活を充実させることが、自分を成長させるチャンスだととらえてください。ゴールではなく、新たなスタートのために。そしてその背中を下級生達に見せてほしいと思います。「憧れの先輩」としての姿を残してくれることを期待しています。

 2年生にはスキー林間事前集会で「3年生にジャンプアップするためのよい機会にしてほしい」と話しましたが、仲間を気遣い行動する姿、しおりや時計を見て主体的に行動する姿が随所に見られ、これまでの準備が充実していたこと、最上級生にむけての気持ちの充実を感じることができました。たいへん素晴らしい取り組みでした。今回の取り組みを自信に今後の生活も一層充実させましょう。

 1年生には上級生の姿をよく見てほしいと思います。そして目標となる人を見つけてください。人を動かす力の一つに「憧れ」があります。「あんな先輩になりたい」「あんな活動がしたい」という目標を見つけ、そうなるために、近づくために何が必要かを考え行動することが大切です。先輩として背中を見せられるように。

                                       野田市立関宿中学校長 森 功

当たり前ではないことに感謝して

 新年のご挨拶に先立ち、1月1日の能登半島地震でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りします。また、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興と安全をお祈りいたします。

 つくづく、今日こうして生徒・職員皆で顔を合わせ、無事に学校生活をスタートできることは当たり前ではないのだと考えさせられました。被災された地域では沢山の児童生徒たちが不自由な避難所生活を余儀なくされています。また、多くの学校が避難所となり学校生活を再開できずにいます。私たちは不自由なく生活できるこの環境に感謝し、自身のできること、やるべきことに力を尽くさねばとの思いを強くするところです。

 さて、冬休み前に新年を迎えるにあたって「「一年の計は元旦にあり」と言われますが、自分の目標実現に向けて動き出せるような中身のある計画をたてるためにも、まず冷静に自分自身を振り返ってみましょう。」という話をしました。これまでを冷静に振り返り、「今年は」、「今年こそ」と思いを新たにすることができたでしょうか?
 これからの3か月は「1月は行く月」「2月は逃げる月」「3月は去る月」といわれるように瞬く間に過ぎていきます。来る次年度の生活に備えて一日一日を大切に過ごして欲しいと思います。
 〇3年生の関宿中学校での生活は残すところ正味2か月です。進路決定に向けて全力で取り組むとともに、幼いころ から生活を共にしてきた仲間たちとの日々を大切にしてください。受験を乗り越え更に成長した姿を3送会や卒業式で見られることを楽しみにしています。
 〇2年生はスキー林間を3年生に向けてジャンプアップするための大きな経験にしてください。また、日々の学校生活を大切に積み重ねるとともに、3送会の企画・運営を通して最上級生になる気構えを強くできるようにしてください。
 〇1年生はいよいよ先輩になるという自覚を持って生活しましょう。言葉ではなく、「背中で語れる先輩」になれるよう日々の学校生活、学習の在り方を見つめなおし上級生となる準備を重ねてください。

  最後に、今年も全ての関中生が、コロナウイルスやインフルエンザ等感染症の予防はもとより、登下校時の安全、挨拶・返事・反応、毎日の話し合い活動を大切にして、誰もが安心して過ごせる学校づくりに取り組んでくれることを期待しています。

                                       野田市立関宿中学校長 森 功