学校の様子
3年生 総合的な学習の時間・食育 ~みそ作り
3年生が、野田市農政課の方と農産物加工推進協議会加工研究会からの2名の方を講師に迎え、この時期毎年恒例行事となっている「みそ作り」を行いました。「みそ作り」の学習はしていなくても、見学・体験をした「しょうゆ作り」と、たくさん共通することがあります。
一昨日の放課後、橋本先生と若松先生で大豆を洗い、漬けました。2晩水に漬けた大豆は、びっくりするくらい膨らみました。今日はその大豆を、大きな窯に入れて茹でるところから作業を始めました。煮あがった大豆によくほぐした米麹と塩を加え、手でつぶしながら混ぜていきます。何度も何度も混ぜて均一になったら、丸めて「みそ玉」を作ります。仕込み樽にたたきつけるように入れて、空気を抜いていきます。全部入れたらならして蓋をし、重しをして仕込みの完了です。…途中の工程は、粘土遊びを見ているかのようでした(笑)
麹の力で、大豆が分解されて、「美味しいみそ」に変身していきます。来年の11月末~12月前半に「天地返し」という作業をしてやっと完成します。乾燥したかちかちの大豆が、お馴染みの味噌になるには、たくさんの作業をして1年間もかかるのです。
講師を務めて下さった農政課、農産物加工推進協議会加工研究会の皆様、ご多忙の中お手伝いいただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。子どもたちにとって、楽しい体験ができました。