今日の給食(令和7年度)
5月8日(木)
「カミカミプルコギドッグ、麦のリゾットスープ、ヨーグルト、牛乳」
今日は「カミカミメニュー」です。毎月8の付く日は、かみごたえのある食材を多く取り入れた献立にしています。
「カミカミプルコギドッグ」は、豚肉やごぼう、玉ねぎ、にんじんを炒めて、コチジャンなどの調味料で味付けし、米粉でとろみをつけ、サッと下ゆでしたピーマン、ごま、ごま油を入れました。ごぼうの歯ごたえが残るように仕上げました。教室では、各自パンにはさんで楽しそうに食べていした。
「麦のリゾットスープ」は、鶏肉や野菜、麦が入ったスープです。野菜やじゃが芋は角切りに切りそろえました。セロリは、葉の部分も細かく刻み、にんにくと一緒に炒めて、独特の風味を抑えて食べやすくしました。麦はサッと下ゆでし、最後の方に入れて歯ごたえを残しました。
5月7日(水)
「チキンカレーライス、ツナとわかめのサラダ、牛乳」
今日は「チキンカレーライス」です。使用したじゃが芋は、全部で73㎏。ピーラーという機械で皮をむき、ひとつずつ芽を取ってから切りました。小麦粉とバターを約40分炒めて、茶色く色づいてきたらカレー粉の半量を入れてカレールウを作りました。残りのカレー粉とガラムマサラは、別鍋で軽く炒めて香りをだし、仕上がりに入れて香りよく仕上げました。約50分炒めた玉ねぎから出た甘みやコクも加わり、今日も子どもたちに好評で、よく食べていました。
「ツナとわかめのサラダ」に入っているキャベツ、きゅうり、にんじんは、ゆでて温度を確認し、真空冷却器で一気に10℃以下に温度を下げます。野菜の量が多いので、何回かに分けてゆで、シャキシャキ食感が残るように仕上げています。
5月2日(金)
「ベーコンとツナのトマトスパゲティ、かぶの洋風スープ、米粉のチョコバナナマフィン、牛乳」
今日は「ベーコンとツナのトマトスパゲティ」です。ダイストマトやトマトピューレを入れてからよく炒め、酸味を飛ばして、子どもたちも食べやすい味付けにしました。60㎏のスパゲティは、3回に分けて約7分固めにゆで、よく炒めたトマトソースと混ぜ合わせました。
「かぶの洋風スープ」には、柏市産のかぶを使用しました。柏市はかぶの産地として有名です。かぶの葉は、下ゆでして刻み、最後に青みとして使用しました。
「米粉のチョコバナナマフィン」は、米粉、ベーキングパウダー、ココア、砂糖、豆乳、サラダ油、バナナをよく混ぜて、1,330個のカップに流し入れ、オーブンで焼きました。生地は量が多いので、均一に混ぜるのも大変な作業です。焼き上がったら、最後に粉糖をかけました。米粉を使用しているので、もっちりフワッとした食感で、子どもたちにも大好評でした。
5月1日(木)
「お茶の香りごはん、ちくわの新緑揚げ、梅おかかあえ、茶汁、牛乳」
今日は「八十八夜」です。八十八夜とは、立春から数えて88日目のことをいいます。今年は5月1日です。新茶の香り高い季節になります。その年に初めて摘んだ茶(新茶)を飲むと、その1年は無病息災でいられるといわれています。
「茶の香りごはん」は、煎茶を沸かした湯に入れて茶葉をこし、粗熱をとって研いだお米に入れて炊きました。きれいな緑色には炊けませんでしたが、お茶の香りがするごはんに炊けました。
「ちくわの新緑揚げ」は、小麦粉と米粉、抹茶を水で溶き、ごはんに使用した茶殻も入れた衣をちくわに付けて揚げました。米粉を使用しているので、カラッと揚がりました。
「梅おかかあえ」は、ゆでて冷却した野菜に調味料の一部を和えて水分をよく切り、残りの調味料と、鶏肉の水煮、オーブンで焼いたごまと削り節を和えました。ほのかな梅の酸味と削り節のうま味で子どもたちも食べやすかったようです。
「茶汁」は、京都府の郷土料理です。宇治茶の生産地である宇治田原町では、農作業の合間に屋外でも手軽にできる汁物「茶汁」を食べていました。お椀に味噌、身欠きニシンや乾燥たら、畑でとれた青菜を入れ、そこに熱いほうじ茶を注いで完成です。文化庁で推進している100年続く食文化「100年フード」にも選ばれています。今日は、だし汁で具材を煮てみそで味付けし、ほうじ茶を入れました。いつものみそ汁よりは色が濃く、ほんのりほうじ茶の香りがしました。教室で「みそ汁にもお茶が入ってます。」と話すと、子どもたちはビックリしていました。
4月30日(水)
「梅ちりめんごはん、肉じゃが、絹さやと豆腐のみそ汁、河内晩柑、牛乳」
今日は「梅ちりめんごはん」です。オーブンでカリッと焼いたちりめんじゃことごま、乾燥の梅を炊いたごはんに混ぜ合わせました。梅ちりめんごはんは人気のあるごはんです。1年生の教室では、「初めて食べたけど、おいしかった」という感想が聞かれました。
「肉じゃが」は、約100㎏のじゃが芋を使用しました。切るのも7人で30分以上かかりました。量が多いので、3つの釜に分けて煮ました。調味料も入れて、じゃが芋が煮える一歩手前で一度火を止めて約15分置き、味を染み込ませました。再度火を付け、いんげんを入れて仕上げました。
「絹さやと豆腐のみそ汁」は、筋を取った旬の絹さやを斜め半分に切り、サッと湯通しして、水にとり、最後に入れて、色よく仕上げました。
「河内晩柑」は、旬の果物です。3回洗って、6等分しました。1年生の教室で、「外側の厚い皮をむいて食べましょう。」と説明しましたが、むくのが難しいようで、そのままガブッとかじる子が多かったです。
4月28日(月)
「カミカミ丼、切り干し大根のごま酢あえ、厚揚げのみそ汁、りんご、牛乳」
今日は「カミカミメニュー」です。「8」の付く日は、よくかんで食べることを意識する献立にしています。
「カミカミ丼」は、豚肉、ごぼう、こんにゃく、茎わかめなど、かみごたえのある食材を使用しました。程よく食感を残して炒め、澱粉でかるくとろみをつけました。すりおろしたしょうがや、サッと湯通ししたピーマンを入れて色よく仕上げました。
「切り干し大根のごま酢あえ」も、シャキシャキ食感のある和え物です。最後にオーブンで焼いたすりごまを和えて、香りよく仕上げました。
「厚揚げのみそ汁」は、厚揚げを湯通しして油抜きをしてから入れました。小松菜は、流山産です。
「りんご」は、3回洗って6等分して芯を取りました。約230個のりんごの芯をひとつずつ包丁で取るのは、大変な作業です。
4月25日(金)
「ポークカレーライス、じゃこサラダ、牛乳」
今日は、人気メニューの「ポークカレーライス」です。カレールウは、バターと小麦粉を色づくまで約50分炒め、カレー粉も入れて更に炒めました。玉ねぎは、全部で約80㎏使用しましたが、半量の40㎏は、30分以上茶色くなるまで炒めて、甘みとコクを引き出しました。角切りの豚肉は、約1時間、アクを取りながらコトコト煮込んで柔らかくしました。カレー粉は、半分はカレールウに、半分はガラムマサラと一緒に油で炒めて香りを出し、最後に入れました。高学年と低学年で入れる量に差を付け、辛みを調節しました。スキムミルクや粉チーズ、りんごピューレなども使用しています。1年生の教室で、「カレーは辛くないですか?」と聞くと、「ちょっと辛い」「全然辛くな~い」など、それぞれでしたが、おかわりの行列ができていました。
「じゃこサラダ」は、オーブンで焼いたちりめんじゃこや、茎わかめ、ごぼうなどが入って、かみごたえのあるサラダです。野菜から出た水分をよく切ってから、ちりめんじゃことごまを入れて仕上げました。
4月24日(木)
「ごはん、さわらの竜田揚げ、ごまあえ、豆乳みそ汁、牛乳」
今日は「さわらの立田揚げ」です。揚げ油は、一斗缶(16.5㎏)を3缶使用し、一回に100切れずつ揚げます。衛生面を考慮し、魚を入れる人、揚げる人、揚がった魚を数える人は別々の調理員さんです。カラッと揚がった立田揚げはごはんによく合い、子どもたちもよく食べていました。1,2年生の教室で、骨に気をつけて、よくかんで食べるよう話すと、「骨とれたよ!」と見せてくれる子もいました。
「ごまあえ」は、ゆでて冷却した野菜に調味料の一部を混ぜて、野菜から出てくる水分をよく取ってから、残りの調味料と、オーブンで焼いたすりごまを混ぜ合わせました。
「豆乳みそ汁」は、豆乳を煮すぎると分離してしまうので、最後に入れて、手早く仕上げました。
4月23日(水)
「きな粉揚げパン、炒り卵と野菜のソテー、ワンタンスープ、牛乳」
今日は「きな粉揚げパン」です。コッペパンを高温の油で約20秒、上下を返しながら揚げます。揚げたてのパンに、きな粉と砂糖を混ぜたものをまぶし、クラスごとに数えてパン箱に入れます。1回の揚げ時間は短いですが、1度に約20個ずつ入れるので、全校分のパンを揚げるのに、60回以上揚げました。
揚げパンは人気メニューで、子どもたちからは「この日を待っていました!」「おいしいから、もっと作って~!」「毎日出して~!」などの声が聞かれ、食べ残しはほとんどありませんでした。
「炒り卵と野菜のソテー」は、ウインナー、野菜を炒めて味付けし、最後に炒り卵を混ぜ合わせました。野菜は歯ごたえを残し、ピーマンはサッと湯通しして、色よく仕上げました。
「ワンタンスープ」は、三角に切ったワンタンの皮を高い位置からパラパラとほぐし入れ、ひとりはよくかき混ぜて、固まらないように仕上げました。ワンタンの喉ごしもよく、子どもたちもよく食べていました。
4月22日(火)
「たけのこごはん、豆腐ハンバーグのおろしソース、春キャベツのみそ汁、牛乳」
今日は「たけのこごはん」です。熊本県産の旬のたけのこと油揚げを煮て、ごはんに混ぜ合わせました。たけのこは、4月から5月初めの旬の季節は、水煮の缶詰ではなく、とりたてをゆでたものを使用しているので、とてもやわらかくて、香りも良いたけのこごはんに仕上がりました。子どもたちも「おいしい!」と、よく食べていました。
豆腐ハンバーグには、大根おろしとえのきたけを入れた和風のソースをかけました。大根はおろして、軽く汁を切りましたが、あまり辛みがなかったので、絞り汁も使用しました。
「春キャベツのみそ汁」は、やわらかい春キャベツの歯ごたえが残るように、最後に入れてサッと火を通しました。だしのうま味と、キャベツの甘みがよく出ていました。