東部中日記

2024年10月の記事一覧

もしもの時に備えて! 

 

10月10日に3年生対象に避難所設営訓練を行いました。

今回は、関東地方ESD活動支援センターの方を講師としてお招きし

2つの講義をしていただきました。

流山防災まちづくりプロジェクトとして、ファミリーテントや、非常用持ち出し袋、簡易トイレや簡易ベットなどを設置してくれました。

1つ目の講義は、「将来自分が住む場所を選ぶ時に必要な知識を学ぶ」

防災ついて、身近な自転車に例えながら、1年生の時の復習もしつつ、わかりやすく説明していただきました。

2つ目の講義は、「避難所開設時、各ブースに何が必要か」について 

 ①情報掲示板

②コミュニティスペース

③避難所のレイアウト

④ペットの防災

⑤トイレ

⑥持ち出し袋

⑦将来住む場所について

の7つのグループに分かれグループワークを行いました。

1つ目の課題としてそれぞれ何のために必要なのか

2つ目の課題として自分が用意することやるべきこと

一人一人が考えたことを付箋に書き出し、グループ分けして、

そこからさらに優先順位をつけることで何がより必要なのかを決めました。

さらに同じグループ内の別の班の意見を聞くことで様々な考えを知ることができました。

   

 

(関東地方ESD活動支援センター HP https://kanto.esdcenter.jp/

(流山防災まちづくりプロジェクト  https://esdcenter.jp/nagareyama_bosai_machizukuri_project/

(流山防災まちづくりプロジェクト 活動内容 https://2019nbmp.wixsite.com/my-site

 

 

 

私たちが住んでいる日本は地震や台風などによる豪雨などの自然災害が非常に多くもいられる地域になります。

 今から約20年前の1995年1月17日におきた阪神・淡路大震災

この地震により、神戸と洲本で震度6を観測したほか、豊岡、彦根、京都で震度5、大阪、姫路、和歌山などで震度4を観測するなど、東北から九州にかけて広い範囲で有感となった。また、この地震の発生直後に行った気象庁地震機動観測班による被害状況調査の結果、神戸市の一部の地域等において震度7であったことがわかった。

この災害による人的被害は、死者6,434名、行方不明者3名、負傷者43,792名という戦後最悪の極めて深刻な被害をもたらした(消防庁調べ、平成17年12月22日現在。)。

(内閣府 阪神・淡路大震災教訓情報資料集阪神・淡路大震災の概要 https://www.bousai.go.jp/kyoiku/kyokun/hanshin_awaji/earthquake/index.html

 

13年前の2011年3月11日におきた東日本大震災

マグニチュード9.0

東日本大震災は、2011年3月11日14時46分頃に発生。三陸沖の宮城県牡鹿半島の東南東130km付近で、深さ約24kmを震源とする地震でした。これは、日本国内観測史上最大規模、アメリカ地質調査所(USGS)の情報によれば1900年以降、世界でも4番目の規模の地震でした。

被害概要

被害状況等については、まだ行方不明者も多く、全容は把握されていません。緊急災害対策本部資料によると、震災から3ヶ月を超えた6月20日時点で、死者約1万5千人、行方不明者約7千5百人、負傷者約5千4百人。また、12万5千人近くの方々が避難生活を送っています。

 未曾有の 大津波

今回の大震災では、岩手、宮城、福島県を中心とした太平洋沿岸部を巨大な津波が襲いました。
  各地を襲った津波の高さは、福島県相馬では9.3m 以上、岩手県宮古で8.5m 以上、大船渡で8.0m以上、宮城県石巻市鮎川で7.6m以上などが観測(気象庁検潮所)されたほか、宮城県女川漁港で14.8mの津波痕跡も確認(港湾空港技術研究所)されています。また、遡上高(陸地の斜面を駆け上がった津波の高さ)では、全国津波合同調査グループによると、国内観測史上最大となる40.5mが観測されました。

(内閣府 特集 東日本大震災 https://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h23/63/special_01.html
 

皆さんの記憶にもまだ鮮明に残っているであろう、2024年1月1日に流山市の姉妹都市でもある

石川県能登町で起きた能登半島地震

震源及び規模(暫定値)
○場所:石川県能登地方(北緯 37.5 度、東経 137.3 度)
○規模:マグニチュード 7.6(暫定値)
○震源の深さ:16km(暫定値)

石川県での人的被害

死者、397人

災害関連死 170 人

重軽傷 1212人

合計1600人を超えています。

 

(内閣府 令和6年能登半島地震に係る被害状況等について 

 https://www.bousai.go.jp/updates/r60101notojishin/r60101notojishin/pdf/r60101notojishin_51.pdf

 

 地震による災害以外にも豪雨による災害も多くあります。

7年前、2017年の「九州北部豪雨」では、福岡県と大分県で土砂崩れや川の氾濫が相次ぎ、合わせて40人が死

亡、2人が行方不明となりました。

 

2024年9月には同年1月1日に大地震の被害があった能登半島を直撃する集中豪雨が襲い土砂崩れや河川の氾濫など多くの被害が出ました。

2024年9月に石川県能登地方を襲った記録的豪雨で相次いだ土砂災害の多くは、24年1月の能登半島地震で生じた亀裂や地盤の緩みによって引き起こされた。能登地方では24年1月の地震によって、斜面崩落や地滑りなどの土砂災害が多発した。丘陵地の急斜面沿いに道路や住宅を建設する必要があり、土砂災害の被害を受けやすかった。

(能登豪雨で斜面崩壊が拡大、24年1月の地震が招いた複合災害 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00142/02032/

 

このように日本ではこれまで数々の被害にあった地域が多くあります。

いつ、どこで、自分自身がその被害にあってしまうかわかりません。

被害にあわないことが一番ではありますが、もし被害にあってしまったときにどうするべきか、

どのように行動すればいいのか知っておくことが大事だと思います。

 

今回3年生が行っている防災学習では、主に竜巻や暴風による風害、

大雨などによって引き起こされる水害をメインに行っています。

さらに、避難所での生活を送ることになったときどのように行動するのか

避難所で過ごすとはどういうことなのか、自分自身ができることは何かワークシートや動画を観ながら事前に学習を行いました。