2021年9月の記事一覧
校長室から(101)9月29日 ネット環境調査・4年版画教室・防災教育(水害)
朝一番で、流山市教育委員会と市役所の方々がおいでになり、本校のネットの接続環境について視察され、校庭で体育をしているクラスを除く全クラスで、一斉にミライシードにログインできるかの調査が行われました。今後、同時に多くの接続が可能となるように、本校をモデル校として市内小中学校全体のネット環境を改善する計画を進めて下さいます。
また、今日は4年生が図工で初めて彫刻刀を使って版画にチャレンジしました。講師に版画家の大野隆司先生をお迎えして、校長室からオンラインで4年生5クラスとなかよし学級、かがやき学級にご指導いただきました。「失敗したら落ち込んでもいいんだよ。でも落ち込むのは5秒だけ!ずっと落ち込んでいたらもったいないからね。」と大野先生の優しい語り口に子どもたちは魅了され、「師匠!」と呼んで双方向のやりとりもしながら、すっかり弟子になった気分で版画を楽しんでいました。大野先生から来年の干支のトラの版画や、ポストカードなどのプレゼントもいただきました。大野先生、すてきな時間をありがとうございました。
ところで、今月予定していた水害対応の避難訓練(3・4階への避難)は、密を避けるため教室での防災学習のみとしました。今日、1年生で実施していたクラスがあったので参加してみました。1年生の中にもハザードマップのことを知っている子どもがいて驚きました。動画を見たあと、水害時の行動のポイントをふりかえることや、校内でいざという時の避難行動について知ることができました。
今週は、台風の襲来が予想されています。水害時の備えや避難行動について、ご家庭でもぜひ話し合ってください。
校長室から(100)9月28日 今日も運動日和!
今日も、各学年が校庭で秋の思い出集会の練習をしていました。まだ練習を始めて1週間足らずですが、表現運動では、日に日に音楽に合わせた動きが大きくなってきています。今月前半の分散登校では教室での座学が続いていたので、校庭でみんなで体を動かすことがとても気持ちよさそうです。(写真:1・2枚目は2年生の初めての団体競技練習、3・4枚目は4年生の「ソーラン節」、5・6枚目は3年生の「花笠音頭」の練習風景です。)
放課後の校庭では、楽しそうな5年生の職員を発見しました。団体競技の研究中のようです。研究の成果はいかに…?楽しみにしたいと思います!
校長室から(99)9月27日 zoomで常任理事会・秋の思い出集会に向けて!
今日は午前中、PTAの常任理事会がありました。緊急事態宣言中のため、zoomで行われ、本部役員さん、各委員会の長の方や支部長の皆様など約30名が参加され、たくさんの議題について協議がなされました。時代や状況に合わせた新しい提案もあり、参加した方々から貴重なご意見をいただく機会となりました。お忙しい中、ご準備、ご参加下さいました皆様、ありがとうございました。
子ども達は、1校時から6校時まで、各学年がそれぞれ校庭で「秋の思い出集会」の練習に励んでいました。運動するのにちょうどよい天候で、どの学年も1時間を有効に使っている様子でした。「秋の思い出集会」、今からとても楽しみです!(写真は午後に練習していた5年生と6年生の様子です。)
校長室から(98)9月24日 秋晴れの一日 さまざまな活動にパワーオン!
今週から、10月の運動会的行事「秋の思い出集会」に向けた練習が始まりました。音楽に合わせて子ども達が一生懸命に体を動かしている姿は、見ているだけで元気が出ます!
今日は気持ちの良い「秋晴れ」ではありましたが、暑さ指数(WBGT)が「厳重警戒(赤旗)」となる時間帯が多かったので、校庭での練習を中止して室内で工夫して練習している学年が見られました。
秋の思い出集会に向けた活動の他にも、虫とり、絵画、リコーダーの運指練習、上ばき洗いの活動など様々な活動に、子ども達が生き生きと取り組んでいました!
校長室から(97)9月22日 明日(9月23日)は150回目の創立記念日
明日9月23日は、本校の150回目の創立記念日です。今年は秋分の日と重なり当日はお休みなので、今日、校内でオンラインで記念行事を行いました。
内容は、
(1)はじめのあいさつ(教頭)
(2)校長の話
(3)児童会長の話
(4)児童会から(流山小クイズ→流山小学校クイズ.pdf)
(5)終わりのあいさつ(教頭)
です。全校の子ども達が、教室または自宅の画面を通して参加しました。私からは、本校の歴史についての話(※下記の「常與寺のパンフレット」より抜粋した文章を参考にしました)と、全校児童の詩や作文をもとにした記念ソングの歌詞ができた報告をしました。6年生の児童会役員の子ども達は、流山小クイズを出しながら、それぞれが考えたコメントを上手に入れてくれました。
5年生の児童会の子ども達も、「流小新聞~HAPPY BIRTHDAY RYUSYO~」を中央廊下に掲示してくれていました!お祝い給食も出され、今日一日、全校で創立150年をお祝いすることができました。
※下記は、本校の前身である「常與寺」(流山2丁目)のパンフレットに記載されている本校の歴史についての文章を、ご住職の許可を得て転載したものです。
「 ~常與寺は近代教育発祥の地~「印旛官員共立学舎」のこと
千葉大学教育学部と千葉県最古の流山小学校発祥の地(常與寺のパンフレットより)」
~参道左手に、昭和57年(1982年)建立の大きな石碑があり、上部に「千葉師範学校発祥之地」と刻銘され、その下には「印旛官員共立学舎跡」の題字が刻まれています。
明治政府は、明治5年(1872年)8月、学制を発布し、53,760の小学校設立を目指し全国県庁に発令しました。当時、流山は印旛県の県庁所在地であり、9月23日、県庁に近い常與寺本堂を校舎に代用し、流山学校が開設されました。近隣の男女約100人の子どもが入学したといわれています。同時に、流山学校に教員養成所「印旛官員共立学舎」が開設され、共立学舎で学んだ卒業生は、県内各地の小学校教育に力を尽くすことになりました。その後、「印旛官員共立学舎」は、明治6年(1873年)6月15日の県庁移転に伴い(千葉県民の日)、千葉町に移り、千葉学校、千葉師範学校を経て現在の千葉大学教育学部となります。流山学校は、学制発布に基づく千葉県最古の小学校として流山本町に残り、現在の流山小学校に至っています。
千葉県近代教育の歴史は、この常與寺から始まり、令和4年(2022年)には、「千葉大学教育学部」と「流山小学校」は、共に、創立150年になります。~
【流山小学校の前身・「流山学校」が開設された常與寺(じょうよじ:流山2丁目)】