校長室から(97)9月22日 明日(9月23日)は150回目の創立記念日
明日9月23日は、本校の150回目の創立記念日です。今年は秋分の日と重なり当日はお休みなので、今日、校内でオンラインで記念行事を行いました。
内容は、
(1)はじめのあいさつ(教頭)
(2)校長の話
(3)児童会長の話
(4)児童会から(流山小クイズ→流山小学校クイズ.pdf)
(5)終わりのあいさつ(教頭)
です。全校の子ども達が、教室または自宅の画面を通して参加しました。私からは、本校の歴史についての話(※下記の「常與寺のパンフレット」より抜粋した文章を参考にしました)と、全校児童の詩や作文をもとにした記念ソングの歌詞ができた報告をしました。6年生の児童会役員の子ども達は、流山小クイズを出しながら、それぞれが考えたコメントを上手に入れてくれました。
5年生の児童会の子ども達も、「流小新聞~HAPPY BIRTHDAY RYUSYO~」を中央廊下に掲示してくれていました!お祝い給食も出され、今日一日、全校で創立150年をお祝いすることができました。
※下記は、本校の前身である「常與寺」(流山2丁目)のパンフレットに記載されている本校の歴史についての文章を、ご住職の許可を得て転載したものです。
「 ~常與寺は近代教育発祥の地~「印旛官員共立学舎」のこと
千葉大学教育学部と千葉県最古の流山小学校発祥の地(常與寺のパンフレットより)」
~参道左手に、昭和57年(1982年)建立の大きな石碑があり、上部に「千葉師範学校発祥之地」と刻銘され、その下には「印旛官員共立学舎跡」の題字が刻まれています。
明治政府は、明治5年(1872年)8月、学制を発布し、53,760の小学校設立を目指し全国県庁に発令しました。当時、流山は印旛県の県庁所在地であり、9月23日、県庁に近い常與寺本堂を校舎に代用し、流山学校が開設されました。近隣の男女約100人の子どもが入学したといわれています。同時に、流山学校に教員養成所「印旛官員共立学舎」が開設され、共立学舎で学んだ卒業生は、県内各地の小学校教育に力を尽くすことになりました。その後、「印旛官員共立学舎」は、明治6年(1873年)6月15日の県庁移転に伴い(千葉県民の日)、千葉町に移り、千葉学校、千葉師範学校を経て現在の千葉大学教育学部となります。流山学校は、学制発布に基づく千葉県最古の小学校として流山本町に残り、現在の流山小学校に至っています。
千葉県近代教育の歴史は、この常與寺から始まり、令和4年(2022年)には、「千葉大学教育学部」と「流山小学校」は、共に、創立150年になります。~
【流山小学校の前身・「流山学校」が開設された常與寺(じょうよじ:流山2丁目)】