2025年10月の記事一覧
食育(10月30日 木曜日)
『牛乳 かやくご飯 ししゃもフライ 菊花和え さつま汁』
今日は、関西発祥の郷土料理「かやくご飯」ですご飯に混ぜる具材は、加える薬と書き「加薬」といい、薬のように体に良いという意味合いで付けられました
一般的には、炊き込みご飯や五目ご飯と同じです
歴史的には、室町時代ごろから広まり、庶民の味として親しまれてきました
今日は、7種類の加薬にしっかり味をつけてあり、冷めても美味しいので、よくかんで、もりもり食べましょう
「ししゃもフライ」は、まるごと食べられるししゃもにパン粉をつけて、油でカラッと揚げましたししゃもは、骨まで食べられるので、カルシウムやたんぱく質をたくさん摂ることができます
また、カルシウムの吸収を助けるビタミンDやコラーゲン、DHAなども含まれています
ししゃもは、栄養満点なのでよくかんで、食べましょう
「菊花和え」は、今ごろから咲く食用の菊の花びらを加えました菊は、日本の秋を代表する花
皇室の家紋に使用されていることでも有名です
食用の菊は、山形県や愛知県で栽培されており、和え物などに使われます。秋の季節を感じながら、味わって食べてみましょう
食育(10月29日 水曜日)
『牛乳 ご飯 鯖の味噌煮 ひじきの炒り煮 のっぺい汁』
今日は、ご飯に合うおかず「鯖の味噌煮とひじきの炒り煮」です「鯖の味噌煮」は、脂がのっているノルウェー産の鯖を使い、給食室の大きな釜で、特製の味噌でじっくり煮込みました
鯖は、皮が青い「青魚」の仲間。他に、鰯や鯵秋刀魚も青魚に分類されます青魚は、皮と身の間に脂がたくさんのっており、皮ごと食べるのが美味しさのポイントです
鯖の脂の成分、DHAは、人の体に必要な脂肪酸
DHAは、脳を元気にする作用があり、考えたり、記憶したりするのに大切な成分です
骨があるので、お箸で上手にほぐしながら、よくかんで、食べましょう
「ひじきの炒り煮」はベーコンをにんにくと赤唐辛子で炒め、塩ベースの味つけになっていますひじきには鉄分やカルシウムなどのミネラルが豊富
不足しがちなミネラルをしっかり摂って、丈夫な体をつくるように心がけましょう
食育(10月28日 火曜日)
『牛乳 チャンポンうどん 揚げじゃが芋の辛味噌炒め チーズドック』
今日は、体の芯から温まる「チャンポンうどん」ですチャンポンとは、さまざまな物を混ぜるという意味があります
「チャンポンうどん」は、いろいろな具材を使っているので、栄養バツグン
長崎県の歴史と風土が作りあげた「長崎チャンポン」は、外国の文化を取り入れ、独自の文化を育んできた郷土料理今日は、長崎チャンポンをアレンジしたうどんバージョン
気温がかなり下がってきているので、温かい「チャンポンうどん」をたっぷり食べて、体の芯から温まりましょう
「揚げじゃがの辛味噌炒め」は、ホクホク食感のじゃが芋を油で一度カラッと揚げました豚肉や人参、玉ねぎ、こんにゃくを炒め、トウバンジャンとテンメンジャンで味付けをして、揚げたじゃが芋をさっくり混ぜ合わせました
テンメンジャンのコクと旨みがじゃが芋にからみ、おいしくできました
栄養をバランスよくとって、午後も元気に過ごしましょう
食育(10月27日 月曜日)
『牛乳 サフランライスのエビ入りホワイトソースかけ ひじきと大根のサラダ 青りんごゼリー』
今日は、香辛料の「サフラン」を一緒に炊き込んだ「サフランライス」サフランとは、スペイン料理やイタリア料理で、使われる貴重な香辛料のこと
サフランは、古くから薬としても使用され、頭痛の解消や冷え、美容効果もあると言われています
サフランは、クロッカスのめしべを一本ずつ丁寧に収穫して、乾燥させて作られています給食では、お米を炊く時にサフランを加えて炊き上げ、鮮やかな黄色に染まりました
「エビ入りホワイトソース」は、エビや鶏肉に野菜、牛乳など色々な具材を加え、栄養バツグンです仕上げに、生クリームや白ワインも入れ、コクと風味豊かなホワイトソースができ上りました
サフランライスにたっぷりかけて、もりもり食べましょう
「ひじきと大根のサラダ」は、栄養満点のひじきと大豆を甘辛く煮て、大根、キャベツと一緒に混ぜ合わせましたごま油や白ごまの風味のきいたさっぱりした味の栄養バツグンのサラダです
ビタミンやミネラル、食物せんいをたっぷりとって、午後も元気にすごしましょう
食育(10月24日 金曜日)
『牛乳 スパイシータコス丼 ミネストローネ フルーツのアセロラジュレ和え』
今日は、スパイシーな「タコス丼」ですタコスの本場は、メキシコ
本場では、とうもろこしの粉から作られたトルティーヤにタコミートやフレッシュトマト、レタスなどをはさみ、包んで食べます
給食では、チリパウダーを加えスパイシーに仕上げたタコミートをご飯にたっぷりのせて、ワンタンを油で揚げたチップスを散らして食べますスパイシーな風味とカリカリッとした食感を楽しみながら食べましょう
「ミネストローネ」はイタリアを代表するスープイタリア語で「具沢山」という意味があります
季節の野菜をふんだんに使い、パスタを加えるのが特徴です
トマトを入れ始めたのは、19世紀ごろからで、それ以前は、野菜本来の旨みを生かした「白いミネストローネ」が主流だったそうです
パスタが入り、寒い日には、体の芯から温まります
急に気温が下がってきたので、栄養をしっかりとって、ウィルスに負けないようにしましょう