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R4年度 献立紹介

食育(12月16日 金曜日)

『牛乳  新巻き鮭ご飯 炒り鶏  沢煮椀 みかん』

 

  

  

 今日は、脂ののった塩鮭をつかった「新巻き鮭ご飯」です。「新巻き鮭」とは、昔、冷凍庫がない時代に、漁獲された大漁の鮭を保存するために、鮭の内臓を取り除いて、塩漬けにした鮭のことです。塩漬けにすることで、鮭から余分な水分が抜けて、旨味が増し、大変おいしくなります。そして、新巻き鮭は、お正月の縁起物としても欠かせない食材です。給食では、新巻き鮭をオーブンでこんがり焼き、炊きたてのご飯にさっくり混ぜ合わせました。脂ののった新巻き鮭を味わって食べましょう。

 おかずの「炒り鶏」は、鶏肉やごぼう、人参、こんにゃくなどを油で炒め、砂糖やしょう油などで、甘辛く煮た煮物です。九州の筑前地方では筑前煮やがめ煮という煮物もありこれらは、日本の伝統的な煮物です。冬が旬の根菜類をたくさん使い、お正月料理として作られます。野菜をたくさん使っているので、しっかり食べて、風邪をひかないようにしましょう。

食育(12月15日 木曜日)

『牛乳 手巻きちらし寿司 鱈(たら)汁 白玉ぜんざい』      

   

     

      

 今日は千葉県産焼きのりで巻いて食べる「手巻きちらし寿司」です。アツアツのご飯に酢と砂糖、塩を合わせた特製のすし酢をさっくり混ぜ合わせました。鶏肉や油揚げ、野菜を甘辛く煮た具材も加えています。さっぱりした酢飯に具材が入り栄養満点。パリパリッとした食感の焼きのりで巻いて、もりもり食べましょう。

 「鱈汁」は冬が旬の鱈や流山産の新鮮な白菜と長ねぎをたっぷり使ったすまし汁です。鱈は漢字で書くと、魚へんと書きます。鱈は白身の魚で、身が雪のように白く、ふっくらした食感で大変おいしいです。体の芯からあたたまるので、しっかり食べましょう。

 デザートのぜんざいは小豆に砂糖を加えて、やわらかく煮たものに、もちや白玉団子を入れて食べる和菓子。ぜんざいは歴史が古く、出雲大社(いずもたいしゃ)のある島根県出雲(いずも)が「ぜんざい発祥の地」と言われているそうです。日本の伝統的な食文化でもある「ぜんざい」をよくかんで、味わって食べましょう。

 12月も中旬に入り、流山市の最低気温は4℃。温かい食べ物をしっかり食べて、風邪をひかないようにしましょう!

食育(12月14日 水曜日)

『牛乳 ご飯 韓国風焼きのり 鰆(さわら)みりんクリームソースかけ   イカ小松菜のおひたし かす汁 ヨーグルト』

 

 

  

 ご飯のおかずに合う「鰆のみりんクリームソースかけ」。鰆は、あっさりした味の白身の魚。全長1メートルほどにもなる大型魚です。そして、成長にともなって名前が替わる出世魚の一つでもあります!

    今日は、鰆の切り身にお酒をふってオーブンで焼き上げ、特製のみりんクリームーソースをかけました。流山白みりんと生クリーム、粒マスタードを混ぜ合わせ、加熱します。豊潤(ほうじゅん)な流山白みりんの甘みと生クリームのコクが、淡白な鰆とよく合い、大変おいしくでき上がりました。

 汁物の「粕(かす)汁」は、日本酒をつくる時にできる酒粕(さけかす)を加えた味噌仕立ての汁物です。酒粕の歴史は古く、今から1300年ごろに日本酒が作られ、平安時代には、酒粕を使って魚や野菜を長期保存のために漬けていたそうです。粕汁は、酒どころの兵庫県の郷土料理。大根や人参、ごぼう、こんにゃく、鮭を加え、栄養バツグンの汁物です。

 体の芯から温まるので、しっかり食べて、午後も元気に過しましょう!

食育(12月13日 火曜日)

『牛乳 ちゃんぽんうどん 揚げじゃが芋の辛味噌炒め あんまん』

  

  

  

 今日は、人気のある「ちゃんぽんうどん」。給食のちゃんぽんうどんは、コクのある白湯(ぱいたん)スープに豚肉や魚介、野菜をたっぷり加えて煮込み、最後にうどんを加えています。

   豚肉やうずらの卵、イカは良質のたんぱく質が多く含まれています。たんぱく質は、私たちの体の筋肉や骨をつくる大切な栄養素です。また、白菜や人参、長ねぎは今が旬の野菜、ビタミンやミネラル、食物繊維が含まれています。

   気温も下がり、空気も乾燥してきているので、風邪のウィルスにとって絶好の環境になってきています 。ウィルスに対抗するための力、免疫力は、野菜をしっかりとることが大切です!温かい「ちゃんぽんうどん」をもりもり食べて、風邪に負けないようにしましょう!

 おかずの「揚げじゃが芋の辛味噌炒め」は、じゃが芋に片栗粉をまぶし油で一度揚げました。まわりにタレが絡みやすく、中はホクホク食感のじゃが芋に仕上がりました。じゃが芋とこんにゃくの食感に違いがあり、とてもおいしくできました。甘味噌の味になっているので、よくかんで、味わって食べましょう。

食育(12月 9日 金曜日) 

『牛乳 五穀ひじきご飯 おでん からし和え かすたーどぷりん』

  

  

   

 

 今日は、香ばしい五穀を加えた混ぜご飯です。炊きたてのご飯に味付けをしたひじきと五穀をさっくり混ぜ合わせました。粟(あわ)や煎り米、燕麦(えんばく)、大麦(おおむぎ)、キヌアなどの雑穀には、ビタミンとミネラル、食物繊維がバランスよく含まれています。雑穀を煎って、香ばしく味付けしてあるので、五穀ひじきご飯を味わって食べてみましょう。

 12月に入り気温がぐっと下がってきましたので「おでん」がおいしいく感じますね。給食のおでんは、削り節からだし汁を丁寧にとっています。12種類の具材を弱火でコトコト煮込み、はんぺんや竹輪、鰯団子などの「練り物」から旨み成分が染み出てとてもおいしくできました。体の芯からあたたまりますので、しっかり食べて、午後も元気に過しましょう。

 

食育(12月 8日 木曜日)

『牛乳 味噌バターラーメン   鶏肉とカシューナッツの揚げ煮 苺クレープ』

  

    

  

 今日は人気の「味噌バターラーメン」です。味噌ベースのスープに豚ひき肉ともやし、人参、にら、コーンを入れて煮込みました。仕上げに白ごまとバターも加えたので、まろやかで風味豊かな味噌バタースープが仕上がりました。中華めんは体のエネルギーとなる炭水化物で、体温を上げるはたらきがあります。野菜には、ビタミンやミネラルなど体の調子を整える栄養素がたくさん含まれています!給食の味噌バターラーメンには新鮮な野菜を使っています。体の芯から温まる「味噌バターラーメン」をしっかり食べましょう。

 「鶏肉のカシューナッツの揚げ煮」は鶏肉と大豆、さつま芋、カシューナッツを油で、カラッと揚げています。お砂糖やしょう油、酒、みりんを合わせた給食室特製の甘辛のタレをからめました。さつま芋は千葉県特産の農作物。ホクホクの食感とほんのりとした甘さがあります。それぞれの食材の食感を楽しみながら食べてみましょう。

食育(12月 7日 水曜日)

『牛乳   ご飯   大根と豚バラ肉の炒め煮  じゃが芋とわかめの味噌汁 手作りごまふりかけ』

 

  

 

 今日は、ご飯が主食の和食です。和食は、ご飯とともに、おかずをしっかり食べることにより、たんぱく質やビタミン、ミネラルなど、栄養素のバランスが整う、すばらしい食事なので海外でも和食が認められており、とても人気があります。

 おかずの「大根と豚バラ肉の炒め煮」は、新鮮な流山産大根を30kgを使用しました。削り節からとっただし汁で、豚バラ肉と大根を大きな釜でコトコト煮こみ、大根の中心まで味が染みて大変おいしくできました。ご飯と一緒に食べましょう。

 「手作りのごまふりかけ」は、ちりめんじゃことかつお節、白ごま、黒ごまを使い、彩りよく、栄養バツグンの ふりかけが、でき上りました。ごまは小さいながらも、セサミンという成分が含まれており、体に悪い活性酸素を 体内から取り除く働きがあります。ご飯にごまふりかけをたっぷりかけて、よくかんで食べましょう。

 

食育(12月 6日 火曜日)

『牛乳 ミルキー揚げパン セルフポテトサラダ    ほうれん草と卵のワンタンスープ チーズ』

 

    

    

 今日は、冬季限定の「ミルキー揚げパン」。高温の油でサッと揚げたコッペパンに粉雪ような真っ白なパウダーをたっぷりまぶしました。ミルキーパウダーは、スキムミルクと砂糖、塩を混ぜ合わせた特製のパウダーです。ほんの少々、塩を加えることで甘みが引き立ち、より一層おいしくなります。また、スキムミルクは、牛乳から脂肪分を取りのぞいて、たんぱく質やカルシウムが強化されたものです。寒い時季限定の「ミルキー揚げパン」をよくかんで、味わって食べてみましょう。

 スープは、のど越しのよい「ほうれん草と卵のワンタンスープ」。旬のほうれん草とマイルドな卵がよく合う、やさしい味のスープです。冬が旬のほうれん草は、気温が下がってくることで、葉に甘みが増してきて、とてもおいしくなります。また栄養素も鉄分やビタミンC、食物繊維が非常に多く含まれています。ほうれん草と卵のワンタンスープをしっかり食べて、午後も元気に過ごしましょう。

食育(12月 5日 月曜日)

『牛乳 ウィンナーとコーンのガーリックライス   鱈の味噌マヨだれ ミネストローネ』

  

   

 今日は無添加のウィンナーを使ったガーリックライスです。ウィンナーをニンニクでじっくり炒め、玉ねぎと国産のとうもろこしを加えて、さらに炒め塩こしょうで味付けをして、炊きたてのご飯に混ぜ合わせました。ウィンナーの旨みととうもろこしの甘みもあります。よくかんで、味わって食べましょう。

 旬の鱈に特製の味噌マヨたれをかけました。鱈は片栗粉をまぶし、油でカラッと揚げています。タレはマヨネーズに味噌と本みりん、お酒を加えて作ったコクのある味になっています。ご飯との相性もよく、ガーリックライスのおかずにピッタリです。

 鱈は冬のお鍋に欠かせない食材です。漢字で書くと、魚へんに雪と書くように冬を代表する魚!北海道や青森県の北の方に生息しています。白身の淡白な味の魚ですが、揚げたり、タレをつけたりすると、おいしいです。

 12月に入り、気温が下がってきました。油断せず、栄養をしっかりとって、風邪に負けないようにしましょう。

食育(12月 2日 金曜日)

『牛乳 かやくご飯 わかさぎフライ    磯香和え   きのこけんちん汁』

  

   

 「かやくごはん」の「かやく」とは漢字で書くと、加えると薬で加薬と書きます。加薬は、混ぜご飯や五目ご飯、うどんに入れる具のことを指します。かやくご飯は、ご飯に味をつけ、具材も入るので、冷めてもおいしく、おかずがなくても食べられ、昔の方の知恵がつまっています!鶏肉や油揚げ、人参、ごぼうなど7種類の具材が使われ、栄養満点です!よくかんで味わって食べましょう。 

 小魚の「わかさぎ」は、食べやすく、パン粉をつけてフライにしました。丸ごと食べられるわかさぎは、カルシウムも豊富で体に大変よいです。わかさぎは、1年を通して漁獲されますが、最盛期は冬から春先にかけてです。氷の張った湖で、穴から釣り糸を垂らして釣るわかさぎ釣りは冬の風物詩。ほんのり味がついています。そのまま食べましょう。

 磯香和えやきのこけんちん汁は、旬のほうれん草や人参、里芋、なめこ、長ねぎなど、野菜をたくさん使っています。今年はインフルエンザも流行の兆しがありますので、しっかり野菜を食べて、免疫力をあげていきましょう!