学校の様子

2024年9月の記事一覧

校長室より【9月4日】米一合は、何粒でしょうか?

 1年生の空き教室に(今年はまだ、空き教室があります)明日からの夏休み作品展に備えて、自由研究や読書感想文などが展示されています!1年生らしい、素朴で一生懸命な粘土作品や、大好きな鉄道について自分の言葉と図で一生懸命に説明しているもの、旅行に行った時に見たり触れ合ったりしたさまざまな驚きをまとめたものなど、思わず笑顔になってしまうような作品がたくさんあります!その中で、昨日の2年生に続いて、これは面白いなあ!と校長の感性により勝手に感動した作品を3つご紹介します。

 ひとつ目は、家にあったいろいろな大きさの水筒5つの、保冷力を比較した自由研究です。最近はこういう商品比較の企画がYouTubeでよく行われていると思いますが、本当に身近な自分の家にあるもので、大人も惹きつける研究を考えたところに、すてきさがあると思います。ページをめくっていくと、同じ量の冷たい水を入れて比較した場合は、予想を裏切って小さな水筒に軍配が上がっていました!実際にやってみないとわからないことは、身近にもたくさんありますね!

ふたつ目は、「がいこくのひとに インタビュー!!」という自由研究です!一枚の模造紙にカラフルにまとめてあります!はじめ、海外旅行に行った記録かと思ったのですが、そうではありません!浅草に行って、さまざまな国の人に積極的にコミュニケーションした記録だったのです。インド、ケニア、オーストラリア、ルーマニア・・・本当に色々な国の人が浅草に入るものですね!勇気を出して、たくさんの人にインタビューしたことで、素晴らしい経験値が得られたと思います!

 最後にご紹介するのは、「こういうのがいいんだよ!」と校長が喜んだ自由研究、「おこめのかず」です。本当に素朴に、カップに入った米1合をみて、「いったい何粒あるんだろう?と疑問を持ち、実際に数えてみたという記録です。一粒一粒升目の紙に並べながら、ひたすら数えます。これぞ、やってみなくてはわからないし、その苦労たるや、想像はできても、やった人にしかわからない感動があるというもの。みなさん、いったい何粒あったと思いますか?

校長室より【9月3日】2年生の自由研究!

 心配された台風も勢力を弱め、進路を変えて、無事に始業式を迎えることができました。長い休みのあとなので、職員と「ゆっくり始めましょう!」という共通理解をしています。4月に採用され、学生から社会人になってまだ半年経たない新規採用職員に、「やる気いっぱいを5、始まっちゃった〜涙 を1としたら、今日の気分はどれくらいですか?」という質問をしたら、みな結構正直に1に近い数字を言いました。本音の出せるすてきな職員室です・・・。でも、その後教室を見に行ってみると、みなそれぞれ溌剌とした笑顔で子どもの前に立っていました!若者も頑張っています!

 2年生の廊下には、早速自由研究と読書感想文が並べられていました!自分の興味関心を生かし、好きなことに取り組もうということで本校の夏休みの課題とさせていただいていますが、その甲斐あって?私が担任だった頃にはなかったような視点や面白い切り口の自由研究が並んでいます!低学年の児童の間で、手作りベーゴマが流行っていましたので、いかによく回る手作りベーゴマを作るか!とか、自分が双子であることを生かして、双子でも指紋は違うのか?とか、お母さんが歯医者に勤めていることを利用して、自分の歯について、歯形をとって!調べたりとか、自分が乗り物の時刻や経路の計画を立てて家族旅行をした記録や、毎日一カ国ずつコツコツと海外の国について調べたり、ドーナツにはなぜ穴が空いているのかについてまず家族で議論をした様子が載っていたり、お魚を数種類解剖するなんていう本格的なものもありました!そうそう、学校だよりでご紹介した先輩を見習って、リフティングに取り組んでいるものもありましたよ!

 みんなの工夫が面白くて、今日は2年生だけでしたが、ひとつずつ楽しませてもらいました!子どもが自分で一生懸命に取り組んでいることがわかるものがとても多くて、嬉しい気持ちになりました!とはいえ、お家の方のご協力あってこその自由研究です。ありがとうございました!