学校の様子

2024年9月の記事一覧

校長室より【9月10日】運河に灯す行燈をつくる!

 本日、利根運河シアターナイト2024の実行委員会ワークショップ班のみなさん(東京理科大学の学生さん)が本校にやってきて、シアターナイト2024を彩る行燈を子どもたちと一緒に作り上げる活動を行いました。利根運河シアターナイトとは、2012年より続く、東京理科大学の有志の学生が中心となって地域の方々と作る官学民協働による水と光の祭典です!今年はふれあい橋から眺望の丘にかけて「tunagu」をテーマに10月19日(土)に行われます!そのイベントの一環として、子供達と共に作品を制作し、ともにシアターナイトを作り上げていこうということです。

 初めは、子どもたちも私も、画用紙や牛乳パックが最終的にどのように行燈になっていくのか、行っている作業が全体の中のなんの作業なのかがよくわからなくて戸惑っていましたが、次第に頭の中の霧が晴れるようにわかってきて、子ども達も喜んでそれぞれの持ち味を持ち寄って行燈の模様づくりを行いました!

校長室より【9月10日】おはなし大好き!

 本日は、2学期最初の「おはなしふくろう」がありました!「おはなしふくろう」は本校の保護者の会であるくろもり会の皆様や地域の皆様による読み聞かせチームの名称であり、朝学習の時間に読み聞かせを行うことを「おはなしふくろうがある」という言い方で職員も子どもたちも使っています。開校して4年経ち、メンバーの調整も地域支援コーディネーターの佐藤様に行ってもらっているので、「おはなしふくろう」もだいぶ軌道に乗ってきました。

 いくつかの教室をのぞいてみましょう!ここは1年6組です。こぶとり爺さんを読んだあと、谷川俊太郎さんの「せんそうしない」が始まりました。

ちょうちょと ちょうちょは せんそうしない
きんぎょと きんぎょも せんそうしない
くじらと くじらは せんそうしない
すずめと かもめは せんそうしない
すみれと ひまわり せんそうしない・・・

繰り返しで書かれているので、次第に子どもたちは、読み手が前半を読むと。声を合わせて「せんそうしない」と答えるようになっていきます。始まってすぐに「戦争ってなあに?」と素朴な質問が飛んだくらいですから、日常の中で、子どもたちに戦争のこと、平和の大切さを伝えていくことはなかなか難しいことかもしれません。けれど、伝えるべきことは、ほんとうにシンプルなことなのだと気づかされます。最小限のことばで語られる詩人の谷川俊太郎さんのひとことひとことは、しっかりとした重さをもって子どもたちの心にゆっくりとしみこんでいくようでした。

 2年3組では「パパのしごとはわるものです」という絵本が読まれていました。読んでいるのは赤ちゃんを抱えたお母さんです!なんと次春に入学くらいのお嬢さんもちょこんと隣に座っています!お子さん2人を連れての読み聞かせなのです!小学校の中では小さな2年生ですが、こうして赤ちゃんや未就学のお子さんが教室にいると、お兄さんお姉さんらしくしなくっちゃ!と思うみたいで、色々な人に出入りしてもらえるのはとても素敵なこと!

 「パパのしごとはわるものです」はお父さんがなんと悪役プロレスラーだった!というお話です。ある日、主人公に、お父さんの仕事を調べてくるという学校の宿題が出されます。きんにくモリモリのぼくのパパ。だけどパパがどんな仕事をしているか知らない。そっとパパの車にのりこんで後をついていくと、大きな体育館に入っていった。そこで主人公が見たのは、かっこいい男の人ドラゴン・ジョージとマスクをかぶったゴキブリマスクとのにらみあい。怖い姿で、ずるいことばかりをして。正義の味方にやっつけられている悪役レスラーが、まさか!?・・・

 私は勝手にじんわり感動していましたが、若い担任の林先生はどうだったかな?子どもたちは、それぞれ自分の大切なひとを思い浮かべていたと思います!

 

 

校長室より【9月9日】科学作品展入賞おめでとう!

 今年度の流山市科学作品展が、この土日で開催されました!本校からも、校内の予備審査を経た多くの作品が作品展の審査に向かいました。先週の金曜日、市内の理科担当者や管理職の代表及び教育委員会の担当者など多くの人の目によって行われ、入賞作品が決定され、作品展の開催となりました。本校の入賞作品3点についてご紹介いたします!

 まず、最初の作品は、3年生の齋藤さんの「イロイロクレーンゲーム」です!以前もクレーンゲームを作ったことがあるそうですが、もっと丈夫なよりよいものを作りたいということで始めたそうです。針金生のクレーンが3本の糸によってクレーンの動きをするように調整してあり、そろりそろりと狙いを定め、うまく引き上げると鶴や指輪?が持ち上がってくるという楽しい仕組みになっています!齋藤さん、優秀賞おめでとうございます!

 次の作品は、同じく3年生の山田さんの作品、「パイプで音かいを作ろう」です。山田さんは沖縄こどもの国ワンダーミュージアムに行った時に、たたくと音が出る大きなドレミパイプを体験したそうです。そして、自分でも同じものを作ってみようということで、身近にある材料を工夫しながら、音階の出るパイプを作り上げました。作り上げたあとも、どうしたらもっといい音が出るんだろう?と追究の気持ちを持続させ、パイプを浮かせたり、マットを敷いたり、叩くものの材質を試したりと頑張りました!山田さん、優秀賞おめでとうございます!

 最後に紹介する作品は、4年生の佐藤さんの作品、「めざせ!金メダル」です。パリオリンピックの棒高跳びの選手の姿に感動し、工作でその感動を再現したいということで工作が始まったそうです。とんで行った人形が、ビニール袋の上に安全に着地させることが難しく、人形の重さや竹籤の長さ、角度の調整には根気強い工夫と長い時間がかかったそうです。見事に高跳びする選手も素晴らしいですが、応援の人々がいかにもオリンピックの多国籍な感じと明るく仲良く応援している雰囲気がとてもよく出ていて素敵です!佐藤さん、優秀賞おめでとうございます!