飯中 Now
制服の衣替えについて
今日から2日間中間テストです。昨夜は遅くまで勉強したのでしょうか…。日頃の学習の成果が発揮できるといいですね、がんばれ飯中生!
さて、新型コロナウィルスの影響による、感染拡大の防止策の1つとして、ジャージ・体操での登下校を行ってまいりました。教室や部活動の活動場所で着替えることで密になることを防ぐためです。現在の社会情勢を鑑み、本日の中間テストを機に、制服での登下校に戻すこととしました。引き続き、気を引き締めて学校生活を送るよう指導いたしますので、ご家庭におかれましてもお子様にご指導いただきますようお願いします。また、例年6月1日と10月1日を基準日として制服の衣替えを実施してまいりましたが、近年の気候や個人の体調、社会通念などを鑑み、入試や儀式的行事の日以外は、生徒及びご家庭の判断で、適切な制服を選択して着用するようお願いします。(10月12日 校長)
大人になる No50
【 地域の方との触れ合いを通して 】
今朝、いつものように生徒諸君の登校の様子を見守ろうと学区を歩いていると、ある交差点で黄緑色の帽子とベストを身に着けた地域の方(春日部市の防犯パトロールをしてくださり、小中学生の登下校の安全を見守ってくださるスクールガードリーダーといいます)が交差点の縁石の脇に生えた雑草を刈ってくださっていました。私は、「おはようございます、ありがとうございます」と声をかけました。すると、その方は私の名札を見て、「おはようございます、校長先生、学校のフェンスに貼ってあったのを見たんですが、近々マラソン大会(駅伝)があるんですね。コースはどこを走るんですか」と訊かれました。私がコースの説明をすると、その方は「そうですか、それならコースに沿って草が結構生えている所があるから今度刈っておきますよ、なんとしても子供たちにいい走りをさせてあげたいからね。学校だよりもいつも楽しく読ませていただいていますよ」とおっしゃられました。私は、(本来学校のやるべき事なのに…)とは言えずに、「ありがとうございます。無理のない範囲でお願いします」と言ってしまったことを少し後悔しながらも、ありがたいことだなぁ、地域の方々が飯沼中や川辺小、中野小の子供たちのことを深い愛情を持って支え、見守ってくださっている…と改めて感じ、感謝の念を抱きました。私は校長として、これまで以上に一層の努力をしようと決意を新たにしました。生徒諸君はどう思いますか。保護者や地域の方々の思いを少しでも感じるのなら、今、君たちはどのように生きるべきなのか…。(10月11日 校長)
学校の危機管理
学校は日々、ご家庭から大切なお子様の命を預かり、授業をはじめとする教育活動を行います。命を預かっているという認識は、今般の新型コロナウィルスのまん延で、学校は以前より、かなり高い意識を持つようになったと思います。加えて昨日は、学校の危機管理について考えさせられる出来事が2つありました。1つ目はニュースなどでご存知の方も多いとは思いますが、春日部市米島地区で、昨日、不審者が職務質問をした警察官を振り切り逃走し、まだ捕まっていないという連絡が午後入りました。帰りの会で各学級に担任から周知させ、できるだけ1人で帰らないこと、もしもの時は大きな声を出して助けを呼んだり、民家に逃げ込むことなどを指導しました。2つ目は、昨夜の大きな地震です。地震が収まった直後、教頭先生から連絡があり、学校の安全を確認に行きますとのこと。幸い破損個所等はなく、今日は通常通り学校をスタートさせることができました。学校では年に2回避難訓練を実施しており、地震や火災などの発生に際して、適切な行動が取れるよう知識と実践力を指導しています。また、災害に備えることについては、家庭科の授業や総合的な学習の時間等に学習しています。今後とも、命より大切なものはないという理念の基に教育活動を進めてまいります。(10月8日 校長)
中間テストまで一週間を切りました
2学期の中間テストが来週12、13日の二日間で行われます。校舎内を回っていると、教室や廊下には中間テストに向けての掲示物や家庭学習で自主的に取り組むためのプリントが用意されています。のんびりしている人、一夜漬けでなんとかしようと思っている人はいませんか。嫌なことを我慢してやれとは言いませんが、勉強を辛くて嫌なものにしてしまったら、この先、飯沼中から世界へ、飯沼中から未来へと羽ばたくことは難しいことは確かです。将来どのような道に進んだとしても、人が社会人として生き甲斐を持ち、充実した人生を送るためには、一生学び続けることが必要だからです。私も日頃から先生方に、「教師として、教える者として学び続けなさい、学びをやめた者には教える資格はないのです」と言い続けています。知らなかったことを知れる勉強、できなかったことができるようになる勉強は楽しいものだと思いませんか…。学校の定期テストは、授業で習ったことが出題されます。範囲も決められています。さあ、ラストスパートをかけてやるのみです。がんばれ飯中生!(10月7日 校長)
ベネッセのアプリ活用
クロームブックに新しく導入されたベネッセのアプリであるオクリンクやドリルパークについて、全学年で使い方の学習を実施しました。授業での活用が、これからはどんどん進んでいきます。オクリンクは、自分の考えを書いたり、伝えたり、まとめたり、比較したり、深めたりするためのツールです。また、ドリルパークは、個々のペースに合わせて学べるドリルです。まずは、各教科の授業で簡単に使える機能に慣れ、少しずつ使いこなしてもらえればと思います。先生方も使いこなせるように少しずつ研修しています。
読書の秋
飯沼中学校の朝は、朝読書から始まります。どのクラスのどの生徒たちも一言も話さずに出席確認後10分間読書をします。10分間という短い時間ではありますが、一週間で50分、1ヶ月では2時間の読書をすることになります。朝読書をすることで、静かで落ち着いた雰囲気で一日をスタートすることができます。朝読書を含め、一層読書に親しむ秋にしたいものです。(10月6日 校長)
進路学習(3学年)
3年生は全クラスで進路学習を実施しました。これまでは、上級学校のパンフレットを広げたり、パソコン室や家庭でホームページの内容を印刷してきたりなどで学習をしていましたが、クロームブックが導入されたおかげで個々の生徒が自分の興味のある上級学校の最新情報について、自ら積極的に調べ、理解する学習が可能となりました。いよいよ3年生は進路に向けての動きが本格的になってきました。自分の進路目標に向けて頑張りましょう。
保健体育
校長の私が言うのは手前みそで気が引ける思いもするのですが…、本校の先生方の授業は、みな素晴らしい!と県民、市民の方々に自信を持って言えると思っています。どの先生も教育愛に満ち、生徒との信頼関係を基盤に、自分の専門の教科の指導を通して、飯沼中から世界へ、飯沼中から未来へと羽ばたいていく人財の育成に努めています。今日は、春日部市の中学校を代表して、保健体育の授業研究会が行われました。本校の保健体育の授業を日々観ていて、生涯を通じて運動に親しみ、健康で安全な生活を送ることのできる人財の育成に努めていることがよく分かります。本日、ご来校いただきました市内中学校の校長先生、保健体育科の先生方、指導者としてお越しいただいた先生など、すべての方々に自信を持って授業を公開することができました。本校の保健体育の授業がさらに良くなるためのご指導もたくさんいただきました。3年1、2組の生徒諸君も素晴らしい授業への取り組みでしたね。みなさんお疲れ様でした。(10月5日 校長)
中学生になった子供とどう向き合うか
「日本の親は召使いのように子供に仕える」と、ある著名なアメリカ人がテレビで言っていました。「アメリカの親は召使いのように子供を使う」とも。“召使い”という表現は適切ではないと思いますが、日本の親は、子供のニーズを先回りして、あれこれと手を焼き、転ばぬ先の杖を差し出し、子供の機嫌を損なわないように気を遣い行動します。本校でも毎朝、雨の日ともなればものすごい数の車が列をなし、我が子を送る保護者がたくさんいます。まさにこのことを物語っています。子供の世話をし、子供に家事などの苦労をさせないことが親の愛情表現と信じている者もいます。しかし、それは子供のペット化です。自分で食べ物を獲得せず、与えられたものを食べているペットは、たくましく自分で生活する力を失い、飼い主に依存し、わがままになります。子供を成長させるためには、自分で考え、自分の力を発揮させる機会を与えなければなりません。掃除をしたり、洗濯物を干したり、料理をしたりするときは、幼い頃から子供をそばに置いて話しながら少しずつ見習わせることが大切です。そうして子供に任せられる仕事を1つ、また1つと増やしていき、それを認め、褒め、感謝することで子供は自信を持ち、生活力のある人間に成長していくのです。このような機会の少ない子は、何でも親がしてくれると勘違いしています。困難にぶつかっても、それを自分の考えと努力で解決しようとはせず、周囲の人間や環境のせいにして逃避することも少なくありません。またそのような場面に接した親も、決して我が子のいたらなさを指摘したり、叱咤激励したりせず、周囲の人間や環境のせいにして外部批判をします。そうならないためにも、「家事は家族みんなで分担してすることが当たり前」という意識の生活を送りたいものです。家庭での生活を通し、たくましく生きていくためのスキル面と精神面の両方を養いたいものです。(10月4日 校長)
10月2日(土)秋、充実の土曜日
今日の飯沼中は、英検、駅伝練習、各部の活動と大変活発に学校が動いていました。まさに充実した秋の土曜日でした。(10月2日 校長)