内牧地区公民館ブログ

2015年9月の記事一覧

内牧ふれあい講座 第5日目 館外学習会を実施しました☆

例年、内牧ふれあい講座の千秋楽を飾る「館外学習会」。
バスに乗り、近隣市町村の食品関係工場や学習施設等へ出向き教養の向上を図る、
大人気の内容です。


写真は、梅田会のみなさん。
皆さん元気いっぱいで、遠足に出かける子どもたちのようです!
今年度は、「羽生水郷公園(さいたま水族館)」と「㈱キユーピー五霞工場」の見学
豪華2本立てでの実施となりました。
まずは羽生を目指します!


水槽を覗き込む参加者                        アオウオ、草魚の水槽前

さいたま水族館では、荒川水系の魚たちが参加者を出迎えてくれました。
水槽の魚を見つめながら、「昔はよく田んぼや川で魚を取ったもんだよ」と
懐かしさを込めて話してくれた方がいたり、
巨大淡水魚を見て「こんなでっかいのが泳いでたらびっくりしちゃうね!」と
歓声をあげていた方も印象的でした。


水槽の中にいるかのような不思議な写真が取れるコーナー。
ご夫婦で写真を撮り合っていました♪ 職員も、参加者の方と記念に1枚。


午後は㈱キユーピー五霞工場の見学です♪
工場内部は撮影禁止だったので見学の様子をお伝えすることができませんが・・・


ドレッシングの瓶詰めの工程を見学したり、
マヨネーズの原料である卵を1分間に600個も割り、
卵黄と白身を選別することができる機械を見学しました。
製品がコンベアーに乗せられ、順序良く流れていく姿に、
参加者の皆さんは釘付けになっていました。


参加者の皆さんで記念写真!
皆さんいい表情をされていますね絵文字:ハート絵文字:笑顔

今年の館外学習会は、いかがでしたでしょうか?
今回で平成27年度「内牧ふれあい講座」は閉講となりますが、
是非、来年もご参加いただきたいと思います。

梅田会、有楽会両クラブの皆さまをはじめ、一般参加の皆さま、
運営にご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。

内牧ふれあい講座 第4日目 実施しました♪

今回のテーマは「みんなで給食を食べよう!」です。

昨年度に引き続き、地域の高齢者の方々が内牧小学校に出向き、1年生の各クラス及びランチルームで給食を召し上がりました。


内牧小学校は「食育」に力を注ぎ、平成25年度に文部科学大臣表彰「学校給食表彰」と「日本学校保健会表彰」を受賞、平成26年度には「埼玉・教育ふれあい賞」を受賞されました。
内牧小学校の給食運営は自校方式で、校内に給食室が設けられ、栄養教諭と調理員が中心となって日々の学校給食を運営しています。

この日の給食のメニューは・・・


・ ごはん ・ 牛乳 ・ 戻りガツオの竜田揚げ ・ いそかあげ 
・ けんちん汁 ・ 内牧で収穫された梨 
でした。

給食を召し上がったあと、参加者の代表の方から小学生のときの給食の思い出や昔の生活など、スピーチをしていただきました。参加者からは「孫のように可愛らしいみなさんと一緒に給食が食べられてとても嬉しかった」との声が聴かれたほか、「私たちの頃は給食が無かった。今の子どもたちは幸せ」と、当時味わうことのできなかった「学校給食」に喜びの表情を浮かべていました。


実施に際し、ご協力いただいた内牧小学校の皆様、ありがとうございました!絵文字:一人

内牧ふれあい講座 第3日目 実施しました!

内牧ふれあい講座 第3日目は「気軽に“ぼうさい”」と題し、
武里地区公民館 山下 剛史(やました たけし)社会教育主事を講師に招きました。



山下講師は、東日本大震災発生の直後から、宮城県多賀城市等で継続した被災地支援に取り組んでおり、これまで、多くの被災された方々の生の声を聞き、ボランティアに尽力されています。



今回の講座の序盤では、彼の被災地での取り組みや、被災地の現状などを講義されました。

「 また来てね!と言うと

 大人はみんな“また来るよ”と言う

 でも、また来た大人はいない。」

初めて訪れた支援先で出会った少女の言葉が、彼を突き動かしたのだそうです。

講座参加者は、講師の話を真剣に聞き入っていました。
しかし、堅い話ばかりではなく、時にユーモアを交えて講義を行った山下講師。

「震災は、わすれないこと これだけでも復興支援です」
講義前半部分を、そう締めくくったのが印象的でした。



講義後半は、武里地区における、
近隣自治会を主体とした防災対策事業についての内容でした。

地域の人たちが声を発し、公民館を事務局に地域を巻き込んだ自主防災活動。
今回は、武里地区の子どもたちや自治会が作成した「防災マップ」や、
100円ショップで揃う防災グッズ等を展示しました。



参加した人からは、「参考になることばかり。近所の消火栓の位置を再確認したい」
「さっそく防災用品を買い足しておきたい」等、非常に関心を持たれた様子でした。

内牧と武里の地域性は違えど、武里地区の事例から学ぶことはとても多かったのではないでしょうか。参加者の皆さんには、今回の講座をきっかけに改めて身近な“ぼうさい”を意識してただければ幸いです。
いきいきクラブ連合会長は、閉会の挨拶で「4年前に大きな震災があったばかりなのに、何年か経つと意識が薄れてしまう。忘れたころに、今日のお話は大変身にしみた。」との言葉で締めくくりました。

猛暑の折にもかかわらず、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。