ほごログ(文化財課ブログ)

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中学生社会体験事業1日目

本日から3日間、市内中学生が郷土資料館の業務の「社会体験」にきています。
初日の本日は、郷土資料館の収蔵庫の整理整頓や資料の取り扱いを体験してもらいました。
資料の取り扱いでは、市内で発見された弥生式土器を手にとって観察したり、古い巻物を開いてみたり、江戸時代の絵図から春日部を探してみたりしました。
郷土資料館や学芸員の業務についてみなさん理解いただけましたでしょうか。

写真:巻物を取り扱う中学生

写真:江戸時代の絵図をみる中学生

資料の取り扱いの時はもちろん、初日だったので、みなさん、終始緊張した面持ちでした。

東中野の獅子舞、赤沼の獅子舞の公開

さわやかな秋空の下、各地で伝統芸能が公開されました。
市指定無形民俗文化財『東中野の獅子舞』は午前中に地域の無病息災・悪魔祓いなどを祈願した辻切りが、午後には東中野神社境内で奉納舞が行われました。


花掛りの舞―いたずら狐と三匹獅子の掛け合いが特徴的です

赤沼神社では『赤沼の獅子舞伝承300年祭』が伝承元の「下間久里の獅子舞(越谷市)」(県指定無形民俗文化財)と兄獅子である「銚子口の獅子舞」(市指定無形民俗文化財)の2団体を迎え、盛大に行われました。

銚子口の獅子舞―年明け1/21の春例祭では70年ぶりとなる「ウヅメの舞」の公開が予定されています


下間久里の獅子舞華麗で堂々とした伝承元の舞に会場がうっとりしました


赤沼の獅子舞ー保存会の熱意で復活した神楽「種まきの舞」。神楽獅子とも呼ばれる赤沼の獅子舞では年次的に神楽の演目の復活に取り組んでいます。


赤沼の獅子舞ー
300年祭のフィナーレをかざる「弓くぐりの舞」。例年7月に、豊作を祈願して太夫獅子が弓をくぐります。

「銚子口の獅子舞」
は次回、1月21日(日)に、「下間久里の獅子舞」は例年7月、「赤沼の獅子舞」は7月・10月に公開されます。
ぜひ、現地で郷土の文化遺産をご覧になってみませんか。

郷土資料館体験ワークショップを開催しました

平成29年11月12日(日)、郷土資料館で「体験ワークショップ」が開催されました。
春日部の伝説をもとにした紙芝居や、蓄音機によるレコード鑑賞を楽しんだあと、昔のおもちゃ「ぴょんぴょんカエル」や「紙てっぽう」を作ました。
紙てっぽうの音と、子供たちの笑い声が響いた楽しい時間になりました。
 次回ワークショップは、平成30年1月20日(土)に「パタパタ(板がえし)」を作ります。事前申込み不要、当日の飛び込みも大歓迎です! !  ご参加をお待ちしています。
蓄音機

ワークショップの風景

第7回春日部市民俗芸能公開事業開催のおしらせ

第7回春日部市民俗芸能公開事業を開催します。
今年度は「神楽囃子が聴こえる~榎・倉常・不動院野の共演~」をテーマに、神楽を継承する3団体(榎囃子神楽連、倉常神楽ばやし保存会、東不動院野神楽保存会)の方々が一堂に会し、神楽囃子の魅力を皆さまに広くご紹介します。
特に地域の伝統文化を担う子供たちによる神楽やお囃子、そして3団体による「祭り囃子」のリレーが見どころです。
ぜひご来場ください。

第7回春日部市民俗芸能公開事業

開催日時:平成29年12月3日(日)13時10分開演(12時50分開場)
開催場所:庄和地区公民館(正風館)大ホール
所  在  地:春日部市大衾307番地1(南桜井駅北口より徒歩8分)
定  員:500人
費  用:入場無料
申  込:不要。直接会場へお越しください。
     ※駐車場に限りがあります。

11月12日に東中野の獅子舞、赤沼の獅子舞が公開されます

11月12日(日)は、いずれも春日部市指定文化財である『東中野の獅子舞』『赤沼の獅子舞』が公開されます。ぜひ、皆さまお誘いあわせの上、お出かけください。

○東中野の獅子舞
日時:平成29年11月12日 (日曜日) 午前9時~午後4時
雨天の場合は19日(日曜日)に順延

午前9時~正午は地区内を辻切り、午後2時から神社境内で奉納舞

場所:東中野香取神社(春日部市東中野366)

南桜井駅から徒歩30分

○赤沼の獅子舞300年祭
獅子舞伝承300年を記念して、獅子舞や神楽が奉納される他、「下間久里の獅子舞」と「銚子口の獅子舞」が特別出演します。
日時:平成29年11月12日 (日曜日) 午前10時45分~午後3時30分
(10月29日(日)から再順延となりました。)
場所:赤沼神社(春日部市赤沼770)

茨城急行自動車バス(せんげん台駅東口~大正大学・松伏町役場・まつぶし緑の丘公園行)赤沼バス停下車、徒歩5分


東中野の獅子舞
東中野の獅子舞

赤沼の獅子舞

赤沼の獅子舞