ほごログ(文化財課ブログ)

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クレヨンしんちゃん、展示はじめました

春日部市郷土資料館で開催中の企画展示「くらしのうつりかわり—懐かしい昔の道具展」の一角に「クレヨンしんちゃん」を紹介する展示コーナーを設置しました。
写真:クレヨンしんちゃんコーナー

「クレヨンしんちゃん」の展示については、以前より市民の方や市外から訪れた観光客の方、遠くは台湾や東南アジアなど外国人観光客の方からも要望がありました。資料館としては、念願の「クレヨンしんちゃん」です。

今回の展示は、「クレヨンしんちゃん」の作中に描かれた、しんちゃんの家族や日常生活について紹介しています。「くらしのうつりかわり」展で紹介している”昔のくらし”と比較すると、野原家は、平成(現代)の家族・生活様式を象徴しているといってもいいかもしれません。現代の暮らしぶりが描かれる漫画のワンシーンも展示しています。
また、今では入手できない、春日部市制作の「クレヨンしんちゃん」関連グッツや、中国語版のコミックス単行本も展示しています。
春日部と「クレヨンしんちゃん」のあゆみ、ぜひともご覧ください(みれば~)。

粕壁小学校特別支援学級の児童が、郷土資料館で脱穀体験をしました。

平成30年10月16日に、粕壁小学校特別支援学級の児童が、郷土資料館に来館しました。
常設展示室を見学し、隣の企画展示室に移り脱穀体験♪♪

見学の様子

児童がバケツの中で育てた稲を、千歯こきで脱穀し、唐箕をまわして軽い藁くずやゴミを飛ばしたりして、昔の農業の体験をしました。

見学の様子
ん・ん? 千歯こきに稲が引っかかった?
でもこの後、ちゃんと取れました。

唐箕

いつもは、資料館に展示されているだけの唐箕が、今回、稼働しました!

稼働する唐箕

郷土資料館では、10月2日(火)から3月24日(日)まで「くらしのうつりかわり―懐かしの暮らしと道具展」を開催します。
昔の懐かしい道具や写真を展示し、小さなお子様からご年配の方まで、一緒に楽しめる展示となっております。ぜひ遊びにいらしてください。

榎の囃子神楽が公開されました

実りの秋の今日この頃、10月15日には富多神社で秋の大祭が催されました。境内東側にある神楽殿では市指定無形民俗文化財『榎の囃子神楽』が公開されました。
 神社拝殿で執行された神事に続き、高い舞台となる神楽殿で富多小学校3・4年生の児童の皆さんが4月から練習を続けている「お囃子」「オカメヒョットコ」「テンコサンバ」「獅子舞」「大黒舞」を地元をはじめ、多くの皆さんを前に堂々とした舞を披露しました。

息のあった「オカメヒョットコ」の舞

堂々とした「テンコサンバ」の舞

「大黒舞」では難しい口上も大きな声で唱えました

終盤は保存会の皆さんによる貫禄の「大黒舞」が披露されました

 富多小学校の児童の皆さんは11月のけやき祭りや年明けの”閉校式”に向けてまだまだ練習に取り組むそうで、この中から地域の伝統芸能の後継者が生まれることに期待しています!

緑小学校第3学年が、郷土資料館を見学しました

平成30年10月12日に緑小学校第3学年が、郷土資料館を見学しました。

見学の様子

少し昔に使われていた道具を実際に手に取ったり、千歯こきを使い脱穀を体験しました。
今は機械で行っている作業も、昔は手作業で時間と労力を使っていたことを実際に感じていました。

見学の様子

郷土資料館では、3月18日(日)まで「くらしのうつりかわり―懐かしの暮らしと道具展」を開催しており、昔の懐かしい道具や写真を展示しています。小さなお子様からご年配の方まで、一緒に楽しめる展示となっております。ぜひ遊びにいらしてください。

10月15日(月)榎の囃子神楽が公開されます

10月15日(月)、神間地区(かんま)の富多神社にて、榎の囃子神楽(えのきのはやしかぐら)が公開されます。

榎の囃子神楽は榎地区の香取神社に伝わったものですが、大正3年(1914)に榎地区の香取神社が神間地区の富多神社に合祀されたため、毎年10月15日の富多神社の例大祭でも奉納されます。
当日は、隣接する富多小学校の児童のみなさんも春から練習に取り組んだ舞の成果を披露します。ぜひお出かけください。

日時:平成30年10月15日 (月曜日) 午前10時~
(雨天でも実施)
場所:富多神社(春日部市神間663)
交通機関:朝日バス(春日部駅東口~関宿中央ターミナル行)立野バス停下車、徒歩5分