校長室

2018年1月の記事一覧

激走!銚子駅伝大会第5位

 14日()、銚子半島一周駅伝大会が行われました。昨年からコースの変更があり、8区間が6区間に短縮されたこともあって参加校が減りましたが、それでも県内各地から強豪44校が参加し、一般道に通行規制を行って実施する大きな駅伝大会です。当日は学校外で参加しているクラブの試合がある生徒がいるなど、チーム全員での参加とはいきませんでしたが、参加できた選手たちは前日より現地に入り、コースの下見・練習・打ち合せと万全の準備をして本番に臨みました。

 午前11時30分、銚子漁港のシンボルロードをスタートし、1区は3.8㎞という長丁場、2・3区は箱根駅伝さながらの山登りと山下り、他にも海沿いの風の強いコースなど、東葛駅伝とはまた一味違った6区間のコースを選手は走りぬき、付き添いの部員たちも選手をよくサポートして助けました。

 結果、44チーム中・5位と、3年生も走っている他の強豪校を相手に布佐中の過去の最高成績を上回る結果(我孫子市内では白山中に続いて2位)でした。全選手が全力疾走で襷をつなぎ、当初の目標であった10位入賞を立派にクリアする疾走だったと思います。

私は1区で選手の引率をしていましたが、身が凍るような寒さの中、選手は自分の立てた計画に沿ってしっかりと準備をし、ストレッチやアップ走など、完璧にこなしている姿に感心しました。選手がスタートした後は、ライブのネット中継に釘付けとなっていましたが、とにかく、すべての区間の選手が自分の役割を自覚し、それぞれのベストに近い走りを見せてくれました。4区では一時、トップに立つかという場面もあり、見ている私の方が緊張して興奮してしまったほどです。 

 「チーム布佐中駅伝」は、この新年最初の大きな大会を、チームワークよく見事に結果にも結びつけました。しかし、彼らがこの結果に満足しきっていないことは一人ひとりの表情や会話からも強く感じられます。この後、今月24日()には葛南新人駅伝大会という大切な大会が控えています。「チーム布佐」の健闘とさらなる躍進を信じて、できる限りの支援をしていきたいと思います。保護者・地域のみなさまにも、引き続きの応援をよろしくお願い致します。

 

P.S

 銚子駅伝と日程が重なってしまい応援に行けませんでしたが、バスケットボール部男子は1年生大会で優勝、バレーボール部も近隣大会で第3位と、昨年の野球部・テニス部の県大会出場に続いて大健闘をしています。

※銚子駅伝大会の様子については「生徒の活動」のページにもアップ
 しています。
 
        

1年の計は3学期始業式にあり&避難訓練

 保護者・地域のみなさん、明けましておめでとうございます。「校長室から」の更新が遅くなってしまい申しわけありませんでした。今年もこのページに限らず、布佐中学校ホームページは、随時最新のものに更新していきますので、ご愛読よろしくお願いします。

 さて、9日()は3学期の始業式でしたが、私からは平成30年を迎えるに当たって、身近にある例をあげながら、自分の「志」について考えてほしいこと。自分を変えるために、自分の未来の可能性や好ましい未来像を頭に描き、それに向かって具体的な行動目標を立て、一歩ずつ成功体験を積み重ねていってほしいこと。「意識が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人間そのものも変わっていく」ということについて話しました。そして、話の終わりには全校を代表して生徒会長に「今年初詣に行って神様の前で宣言した具体的行動目標」について聞いてみましたが、見事に自分の決意を述べることができ、体育館いっぱいの拍手が起こりました。その後、各学年代表の生徒から「3学期の決意」が発表されましたが、どの生徒も意欲に溢れ、特にさすが3年生、式が終わった後に思わず駆け寄って「先生の代わりの始業式式辞でも大丈夫、素晴らしい発表だったね」と生徒を褒めました。入試のため出席できなかった生徒、体調を崩して欠席した生徒もいましたが、2週間ぶりに全校生徒のしっかりした様子を見て、平成30年も布佐中学校は安泰でたくさんの教育活動に全力で邁進できることを強く確信しました。

 始業式終了後、避難訓練が予定されており、今回は訓練終了後に本校コーディネーターであり、東日本大震災当時に「ふさの風まちづくり協議会会長」を務め、震災避難・復興の陣頭指揮をとられた村田正敏さんにお話をもらいました。村田さんからは、震災当時の映像を交えながら、地震に限らず自然災害から自分の命を守るために日頃から備えておかなくてはいけない心構え、いざ自然災害が発生したときに地域が中学生に期待している役割等について、生徒のインタビューに答える形で教えていただきました。いつもの避難訓練とはちょっと違った雰囲気の中、生徒たちは村田さんの話から多くを学んで心に留めことができたようです。村田さん、ありがとうございました。