2018年10月の記事一覧
今年も実施!郷土料理実習・地域のみなさんとともに
16日(火)・24日(水)の2日間、家庭科調理実習で例年実施しているクラスごとの祭り寿司作りを行いました。これは家庭科単元の一つとして郷土料理について学ぶ時間があり、ほとんどの学校は写真や映像資料でお茶を濁すのですが、本校ではそれを実習で実現するために教育委員会の先生にもご来校いただき、授業支援をしてもらって実践しているものです。
実施に当たっては、教育委員会の先生に加えて、今年度も地域の方に10名ほどお手伝いいただき、見た目、味ともに素晴らしい見事なお寿司を完成させることができました。
地域のみなさんも経験を積んで慣れてきたこともあり、生徒たちと一緒に調理しながらアドバイスをしたり、出来上がったお寿司を褒めてくださるなど、とても和やかな雰囲気で授業が進みました。生徒たちも和気あいあいと作業を進め、とても楽しそうな満足した表情が印象的でした。
授業の終わりに自分たちで作ったお寿司を地域の方と会食するのですが、口々に「美味しい」という言葉が飛び出していました。とても有意義な触れ合いの時間にもなったと思っています。
御協力いただきました地域の皆様・支援していただいた教育委員会の先生には、貴重な時間を割いていただき、このような素晴らしい取り組みを実現できていることに対し深く御礼申し上げるとともに、今後とも布佐中学校への御支援・御協力をよろしくお願いする次第です。
※2クラスの実習の様子(写真)を、「生徒の活動」のページにアッ
プしました。
全力疾走!東葛駅伝
20日(土)、第72回東葛飾地方中学校駅伝競走大会が松戸市民劇場前スタート、野田清水公園陸上競技場ゴールの32.3㎞で10区間の選手が襷をつないで行われました。東葛地方の全公立中71校がすべて参加し、交通規制までしながら実施する全国でも例を見ない大規模で伝統のある大会です。
本校の選手は夏の合宿を始めとした辛く厳しい練習を乗り越えて、30位という成績を収めました。残念ながら生徒たちが設定した目標には及ばず、悔しさを滲ませる選手もいましたが、実は、これは本校規模(生徒数)の学校としては、よく頑張った順位だと思っています。本校は学校規模でいうと東葛71校中65番目です。最終結果を改めて見直すと、そういった学校はほとんどが60位以下という結果でした。東葛駅伝を走る選手を10人揃えるというのは大変なことであり、サポートの選手やマネージャーも含めた一人ひとりが全力を出し切った成果であり、胸を張っていいと考えています。
そして、今年の選手たちは、小規模校であることなどまったく意に介せず、ここまでの自分たちの努力に自信をもって堂々と高い目標を設定したのです。新人戦県大会で4位という好成績を残したことで、自分たちのレベルが上がっていることを実感し、目の前の壁を自ら高くしたのです。事実、前半は10位前後で襷をつないだ区間もありました。そんなことから試合後のミーティングでは、結果に心から満足している選手はただの一人もいませんでした。その代わり、この悔しさをエネルギーに変え、引退する3年生は次に自分がやるべきことに、1・2年生は次の大会に向けての厳しい練習に臨みたいという決意や仲間たちへの感謝の言葉が語られ、ここまでの苦労を思い出して涙する生徒も見られました。
私も生徒たちにはさらに次の目標に向かって前進してほしいと願っていますが、結果云々に関わらず、また、選手として走った生徒も残念ながら走れなかった生徒も、ここまで途中で挫折することなく厳しい練習をやり抜いたこと自体が、それぞれの大きな成長に結びついていると考えています。今後、いろいろな場面で失敗することやうまくいかないことがあっても、駅伝チームで頑張った生徒たちは、それを乗り越える心の強さを手に入れたとも思っています。彼らのこれからの学校生活、特に3年生はそれぞれの進路に向け、ここまで走り抜いてきたことを自信にして精一杯頑張ってくれることと期待しています。
選手の引率、並びに応援、激励に足を運んでいただいた保護者のみなさん、本当にありがとうございました。
※大会の様子(写真)は、「生徒の活動」のページにアップしました。
※東葛駅伝大会写真展開催
日 時 11月8日(木)~15日(木) 9:00~18:00
ただし8日は12:00から、15日は12:00まで
場 所 我孫子インフォメーションセンター(アビシルベ)
入場無料
内 容 東葛駅伝大会で我孫子市の選手が活躍している様子が
写っている写真を50点ほど展示予定
合同運動会の素晴らしい1日!
13日(土)、大空・太陽学級が参加した市内合同運動会が我孫子市民体育館で行われました。柏市との合同から我孫子市の単独開催となって今年で7回目ですが、収容人数の関係で、残念ながら昨年度より午前中のみの開催となっています。野球部の県大会と重なってしまい、当日は教頭先生にお願することにして私は応援に行くことができなかったのですが、早朝より市内全域から保護者・生徒・応援の方々が続々と体育館に集まり、あっという間に駐車場が満車になるほどの盛況ぶりだったとそうです。
(以下、教頭先生の話より)本校の生徒たちは元気に競技・演技に参加し、一生懸命な姿を見せてくれました。本校に限ることではありませんが、子どもたちを見ていて、すべての児童・生徒が自分のもっている力を最大限に発揮し、目を輝かせて走ったり、踊ったりしている姿に改めて感動しました。リレーでは前を走っている人に追いつくのが不可能なほど差がついても全力で走り抜きます。ダンスの振りが多少おぼつかなくても、本気で楽しみながら笑顔で頑張っています。そんなすばらしい姿から、会場のみなさんがたくさんの笑顔と元気をもらえた半日でした。
こんなに素晴らしい運動会を準備してくださった関係者のみなさんに感謝するとともに、自分たちの一生懸命な姿がお父さんやお母さん、先生方を笑顔にすることを忘れずに、次のお楽しみ会でも頑張ってほしいと思います。子ども達に精一杯の声援を送ってくださった保護者のみなさん、関係者のみなさん、すばらしい半日をありがとうございました。
聴衆を魅了した市内音楽発表会
10月4日(木)、柏市民文化会館で市内音楽発表会が行われ、本校からは吹奏楽部と特設合唱団が学校代表として出演しました。
ちょっと話はずれるのですが、先日、本校の吹奏楽部3年生の生徒が、国際交流協会主催の英語スピーチ大会で大変に優秀な賞(スピーチの内容については、和訳したものを一番最後に掲載しました)をもらうことができました。そのスピーチは「音楽の力」という主題であったのですが、当日、それを聴いていた教育長から、この日の開会式の中で生徒本人の名前を紹介しながらお褒めの言葉をいただきました。
という幸先のよいスタートを切った後、プログラム2番で特設合唱団が演奏しました。順番が早かったこともあってやや緊張気味の生徒たちでしたが、代表生徒のしっかりとした曲紹介に続いて、自分たちのステージを楽しみながら精一杯の声を出し、とてもよい表情で演奏を終えることができました。他校に比べて人数が少ない分、全体の声量はやや劣りますが、聴いている者にそのハンデを感じさせない見事な発表であったと思っています。
続いて午後からは吹奏楽部の演奏でした。こちらも代表生徒の素晴らしい曲紹介(多くの先生方から称賛の声をいだきました)に続いて堂々とした演奏で会場を魅了しました。こちらも人数の少なさを補っても余りある気持ちの入った演奏で、曲のテーマが楽曲に乗り移って聴衆のもとに届いたようにも感じられました。ちなみに吹奏楽部は、この2日後には市民祭りに招かれて、我孫子駅南口で地域のみなさんの前で演奏します。
両団体ともに、帰校してからすぐ、代表生徒が報告に校長室を訪れましたが、とても晴れ晴れとした表情で自分たちの演奏を振り返るとともに、次の発表に向けての決意をしっかりと述べてくれました。実は、その数分前、ある教育委員の先生が「布佐中のスピーチと演奏にすごく感銘した」という電話をご丁寧にかけてくださり、生徒たちにもその話を伝え、私からも褒めると同時に労をねぎらいました。
両団体ともに、この後も地域で、小学校で、学校で、多くのステージを務めることになっています。きっと聴きに来てくださったみなさんに飛び切りの笑顔と元気をプレゼントしてくれると思いますので、どうぞ会場まで足を運んでいただければ幸いです。
◎文中に書いた英語スピーチコンテストの和訳原稿
H30国際交流スピーチ大会日本語原稿.pdf
※市内音楽発表会の様子(写真)については「生徒の活動」の
ページにアップします。