2017年7月の記事一覧
たくさんの成果をあげて!1学期終了
7月20日(木)をもって平成29年度1学期の授業はすべて終了しました。1学期を振り返ってみると、校外学習を始めとした各学年の取り組み、生徒総会や歌声交歓会といった生徒会・学校行事の数々、学習を中心とした日常の活動、そして部活動と生徒たちは本当によく頑張り、大きな成果をあげることができました。これらの活動を通して生徒一人ひとりが得た感動的体験や成就感によって、彼らはまた一回り大きく成長できたのではないかと思います。そして、そんな生徒たちの頑張りによって、地域の中核である布佐中学校も大きく飛躍し、地域・保護者のみなさんの信頼と協力を得ることができました。生徒たちにも感謝しなくてはいけないと思っています。
終業式ではそんな生徒たちの頑張りを讃えるとともに、イソップの「うさぎと亀」の童話を題材として「亀はなぜ負けても当然で何の得もない勝負をしたのか」ということを考えさせることを通して「他と競争することも必要だけど、それだけに捉われずに、目標を見据えて着実に努力していくその過程を大切にしてほしい」ということを話しました。葛南大会での生徒たちの頑張っている様子から思いついた内容ですが、部活動に限らず、2学期、いや夏休みから生徒たちが自分の目標に向かって、あきらめることなく着実に一歩一歩進んでいく姿に期待したいと思います。
今学期も子ども達は、班・学級・部活動の仲間、先生方、そして、無償でボランティアとして様々な教育活動を支援してくださっている地域の方々。学校だよりやホームページでも何回となく紹介させていただきましたが、こういった方々の協力によって大きく成長し、今の素晴らしい布佐中学校が成り立っているといっても過言ではありません。生徒たちには心からの感謝の気持ちをもって1学期を終え、2学期も同じ気持ちでスタートしてほしいと願っていますが、私たち職員も全く同じ気持ちです。まだ夏休みにもボランティアのみなさんによる宿題お助け隊&補習が予定されていますが、2学期もどうぞよろしくお願い致します。
長いようであっという間に終わってしまった1学期。私たち職員もじっくり振り返るとともに、2学期以降の布佐中学校のますますの躍進に向けてじっくりと構想を練りながら準備を進める夏季休業にしたいと思います。そして、これからもいじめなど一切ない、本校のめざす学校像の一つである「先生も生徒も通うことが楽しく、日々を充実した気持ちで過ごせる学校(希望の登校・満足の下校)」、そして「みんなで創る地域の小中一貫・ふさ学園」の実現のために、職員一同力を尽くしていきますので、引き続き学校へのご支援とご協力をよろしくお願い致します。
※終業式とそれに先立って行われた表彰伝達の様子です。今までにないたくさんの表彰者、多くの賞状・メダルがあり、式の時間が足りなくなってしまうほどのうれしい悲鳴でした。生徒たちの活躍に拍手です。
葛南大会スタート!
9日(日)のサッカー部、12日(水)の陸上部を皮切りに、平成29年度葛南総合体育大会が始まりました。3年生にとっては中学校生活部活動の最後を飾る集大成となる大会です。
サッカー部の葛南大会は灼熱の鎌ケ谷五中グラウンドで予選リーグが行われました。本校生徒は湖北台中学校との合同チームとして出場。最初の試合はホームである鎌ケ谷五中との対戦でしたが、チームワークよく見事に3対0で勝利しました。2戦目は優勝候補筆頭の我孫子中が相手でしたが、なんと主導権を握って終始優勢に試合を進めましたが、(シュートがゴールポストにはね返されるなどの不運もあり)アト一歩のところで0対1という惜敗でした。決勝トーナメントで再び対戦することができれば…と思いました。
陸上部の葛南大会は炎天下の白井陸上競技場で行われました。暑さに加え、風が強かったこともあり、記録を出すには厳しい条件でしたが、本校の生徒は全力を出し切り、既に出場を決めている者も含め、何人もの生徒が27日(木)・28日(金)に行われる県総体への切符を手にしました。そして、何よりもうれしかったのは、本校のように小規模(葛南地区で最も生徒数が少ない)で全種目へのエントリーが叶わないような学校が、特に陸上では圧倒的に有利な大規模校にひけをとらず、堂々と戦い切ったことです。まさに、一人ひとりの生徒の努力の結晶だと思います。
どちらの部も見事な結果だったと思います。他の部活動もこれに続いてほしいと願ってはいますが、結果はどうあれ、生徒たちがここまで練習で培ってきた力・技能を遺憾なく発揮し、達成感をもって最後を締めくくり、また次の目標にステップアップすることができればと思っています。保護者・地域のみなさんには、引き続き応援をよろしくお願いします。
※サッカー部・陸上部の葛南大会の様子は「生徒の活動」
のページにアップします。また、他の部活の葛南大会に
ついても順次、その続きにアップしていきます。
学級の合唱づくりは仲間関係づくり!1学期交歓会
4日(火)、体育館で1学期の歌声交歓会を実施しました。後に保護者会が控えている関係もあり、多くの保護者のみなさんにも聴いていただくことができました。
1年生から3年生の全8クラスが、学年ごとではなくランダムに入り混じって発表をしたのですが、発表はもちろん、選曲にもそれぞれの学級・学年に独自のカラーがあり、お互いに学ぶべきものも多かったようです。
そして、どの学級も一生懸命に練習してきたことに自信をもち、仲間を信頼して素晴らしい演奏ができたと思います。さらに、そんなお互いの学級のよさを認め合ってか、他学級の発表を聴く姿勢や態度も立派でした。交換会がスタートする直前、曲と曲の合間に若干の私語等があったのは残念ですが、一流の音楽祭には一流の演奏家はもちろん、一流の聴衆がいることが条件という話をしながら、秋の合唱祭での課題としました。最後に特設合唱団が今年度初のステージ演奏を披露しましたが、その歌声には全員がさらに真剣な面持ちで聴き入るほどの素晴らしさであったと思います。学級合唱は、まさに学級の今ある状況・人間関係が如実にあらわれるものであり、誤魔化しは一切ききません。保護者のみなさんには、各学級の歌声から今の布佐中の状況や落ち着いている様子を感じ取っていただけたのではないかと思っています。
生徒たちには、現状に満足することなく他学級の演奏から学んだことを糧に、11月の合唱祭に向けて、学級の絆をもっと深めながら、さらに高いレベルでの合唱を創り上げてほしいと願っています。
※発表の様子は「生徒の活動」のページをご覧ください。