校長室

2015年4月の記事一覧

「地域貢献」のひとコマ・あいさつ運動

 24日()、布佐駅で4校(布佐中・布佐小・布佐南小・我孫子東高)が連携したあいさつ運動を実施しました。これは4校防犯健全育成会議のメンバーである地域の方にお手伝いいただき、4校の生徒会・児童会の子ども達を中心に、あいさつの和を地域全体に広げて活気ある街づくりに資するために行っているものです。毎月、布佐中・小→布佐南小→布佐駅とローテーションで場所を移動して行っていますが、ここ数年来の布佐の街の風物詩として定着し、地域のみなさんにもすっかりお馴染みとなってきました。

 子ども達の元気な声に、恥ずかしそうに俯いて通り過ぎてしまう方もいますが、ほとんどの方はしっかりとあいさつを返してくれます。中には「ご苦労様」と声をかけてくれる人もおり、子ども達のやりがいにつながっているようです。

 ほんのちょっとした「地域貢献」のひとコマではありますが、布佐中学校では地域のみなさんを笑顔にするための「地域貢献」活動を今年度も可能な限り実践していきたいと考えています。何かありましたら学校の方へお気軽に声をかけていただければと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

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「チーム布佐」がめざす理想の学校

 下記はPTA広報誌の原稿として投稿したものですが、ぜひ多くのみなさんに目を通していただきたいと思い、ホ-ムページにも掲載します。学校経営のところにも同様の内容を書いていますが、改めて布佐中学校がめざす学校像を知っていただければと思います。また、この内容については、27日(月)の保護者会でも触れたいと思います。

                         チーム布佐がめざす理想の学校
                                                                      校長 石井 美文
 
 平成二十七年度がスタートした。校長として実現したい学校像に向けて邁進することが新年度への抱負そのものとなるので、以下にその概要を述べたいと思う。
  本校の教育目標「自主」と「共生」の力を兼ね備えた生徒を育成するためには、その生活基盤となる学校は「通うことが楽しく、日々を充実した気持ちで過ごせる」場でなくてはならない。それは、学校が誰にとっても「安全」「安心」な居場所である、そして様々な教育活動を通して、生徒一人ひとりの「自己実現」が図れる、「自己有用感」を感じることができる場であるということである。
  そして、そんな学校を創造していくために、私たち教職員が全力で取り組むのはもちろんだが、そこには保護者との「共(協)育」が不可欠であり、加えて地域の方々からの「ナナメの関係」による支援が私たちの微力を補ってくれる。三者による連携と協働、そんな「チーム布佐」によって創造される学校こそが子ども達の健やかな学びを実現するのである。私が校長として理想としている「みんなで創る地域の学校」の意義はここにある。
  多様な価値観が渦巻き、様々な教育課題に押し潰されそうにもなる今日だが、私たちの営みは明日の日本・明日の布佐を切り拓いていく大切な人材を育てているという崇高な使命を自覚し、「チーム布佐の協働による理想の学校」創りに向けて職責を果たせる一年間としていく覚悟である。

笑顔満載の校外学習

 16日()、1年生の校外学習で県立房総の村に行きました。冷たい雨の中で入学式を迎えた1年生でしたが、その後の一週間の頑張りを神様が見ていてくれたのか、雲一つない晴天、しかも20°を超える暖かさで絶好の校外学習日和でした。

 今回の校外学習の一番の目的は、新しい学年の仲間と仲良くなって絆を深めることです。仲良くなる一番の近道はお互いの笑顔です。だから笑顔満載の1日にしよう、そして笑顔になってもらうために友だちの良いところをたくさん見つけようという話をしました。生徒たちは電車・徒歩の移動、午前中のウォークラリー、お弁当、午後からのレクといった活動の中でそれを意識して頑張り、閉校式では各クラスの学級委員から「○○君は~の場面でとても頑張ってくれた」とか「○○さんは~の仕事を一生懸命にやってみんなのために貢献した」という話がありました。こんなふうにいつまでもお互いを温かく認め合える学年集団であってほしいと願っています。

 楽しく充実した1日を過ごした1年生、明日からはいよいよ正式日課で授業も本格的にスタートします。まだまだこれから山あり谷ありの学校生活になると思いますが、この校外学習を含めて素晴らしいスタートが切れています。これをますます前進させ、一人ひとりをしっかりと育てていけるよう、職員一同、さらに気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。

 当日の写真をアップします。クリックしてご覧ください。
  IMGP0336.JPG(移動中の様子)
  IMGP0346.JPG(昼食の様子)
  IMGP0353.JPG(レクの様子)
  IMGP0357.JPG(閉校式の様子)

学び多き講演会!

 11日()、本校多目的室で「ようこそ先輩!布佐バージョン版」と銘打って、布佐中OB2人による講演会を実施し、本校生徒・卒業生・多数の地域の方・市教育委員会の担当者にご来校いただきました。

 これは、本校布佐タイムの講座の一つであるグローバルピースの中で、青年海外協力隊(JIKA)で活動されていた田中昌氏をお招きして話をしてもらったり、田中氏を通じて本校の生徒たちとアフリカ・セネガルの子ども達で手紙による交流活動を行ったところ、生徒たちにとって大変に素晴らしい学びとなったことから、これをもっと広めようと本校学校支援地域本部(地域ルーム)にコーディネートをお願いして実現したものです。

 当日は上記の田中氏による「セネガル国から学べること・日本から学べること」というテーマの講演と藤井慎平氏による「カイロ大学留学の体験・混迷する中東情勢に思う」というテーマでの講演があり、会場全体が二人の話に真剣に聴き入っていました。私自身も今まであやふやであった知識をしっかりと学び直せ、とても有意義な「あっ」という間の時間であったと感じています。講演会終了後に、本校1年生の生徒が真剣な面持ちで講師の方に質問していた姿を見て、「やった意味があった、実現してよかった」と本当に思いました。

 グローバル時代とかグローバル人材の育成という言葉が当たり前のように叫ばれる時代となっており、それと並行して英語教育の早期化もあちこちで実践されていますが、それだけに限ることなく、この講演会のような取り組みを通して世界の現状を知ったり、異文化への理解を深める、日本との共通点や相違点を知って共生への道や方策を考える、討論するといった営みがますます必要であると強く感じた1日でした。

※講演会の様子
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入学式で…

 外に一歩出ただけで凍えるような寒さと雨の中、本校第69回入学式が挙行されました。悪天候にもかかわらず、実に39名もの来賓のみなさまにご臨席いただき、むしろ新入生たちの心に強く残ったのではないかとも思います。

 1時間をやや超える時間の式でしたか、107名の新入生たちは、緊張感の中で終始立派な姿勢と態度で式に参加できました。背筋を伸ばして堂々と歩く入場の姿、担任の呼名に応えるしっかりとした返事に、これからの布佐中のさらなる前進を確信することができました。

 在校生もわずか2時間の入学式練習でしたが、先輩として新入生の見本となる素晴らしい姿と迫力のある歌声で彼らの度肝を抜き、かつ温かい心が伝わる歓迎の言葉で新入生を迎え入れることができました。

 明日から本当の意味で平成27年度、全生徒がそろっての新生布佐中学校がスタートします。新入生には、初心を忘れることなく、新しい環境で、新しい先生・新しい仲間とともに充実した学校生活を送れるよう前向きな気持ちで頑張ってほしいと願っています。

 保護者のみなさまにも、これから布佐中PTAの一人として学校と手を携え、お子様の成長のための「共育」「協育」をよろしくお願い致します。

※新年度の職員学年・学級組織については、下記をクリックしてご覧  
 ください。

 27年度教職員組織.pdf
 (クリックしてご覧ください)


 

平成27年度 スタート!

 6日()、始業式が行われ、平成27年度がスタートしました。生徒たち一人ひとりの表情は、新年度への期待と意欲に満ち溢れ、生き生きとしているように感じました。新2年生は学級編成があり、新しい先生・仲間と新しい環境で頑張るという気持ち、新3年生はいよいよ進路実現の年となって気を引き締めなくてはいけないという気持ちなどがそれぞれの心の中で渦巻いていたのではないかと思います。

 始業式に当たって、私からは2つの話をしました。1つ目は「失敗は成功の途中」だから「失敗した君こそ胸を張れ」、勇気を出して一歩を踏み出せる1年間にしようという話、2つ目は学校教育目標「自主」と「共生」に込められた願いとその必要性についてですが、それに加え、新入生を迎えるに当たって「先輩ぶるな、先輩らしく」という話を最後にしました。どの生徒も顔をしっかりと上げ、真剣な面持ちで聞いており、新年度のスタートが素晴らしい形で切れたなということを実感しています。

 今年度も、布佐中学校は保護者・地域のみなさまと「みんなで創る地域の学校」をめざして教育活動に取り組んでまいります。昨年度以上のご支援とご協力、そして我々教職員との協働で、手を携えて子どもを育てていただけますようお願い申し上げます。

 下記に26年度末人事異動による転退職、及び転入職員の一覧を掲載しました。クリックしてご覧ください。

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平成27年度転退職・転入職員一覧.pdf