学び多き講演会!
11日(土)、本校多目的室で「ようこそ先輩!布佐バージョン版」と銘打って、布佐中OB2人による講演会を実施し、本校生徒・卒業生・多数の地域の方・市教育委員会の担当者にご来校いただきました。
これは、本校布佐タイムの講座の一つであるグローバルピースの中で、青年海外協力隊(JIKA)で活動されていた田中昌氏をお招きして話をしてもらったり、田中氏を通じて本校の生徒たちとアフリカ・セネガルの子ども達で手紙による交流活動を行ったところ、生徒たちにとって大変に素晴らしい学びとなったことから、これをもっと広めようと本校学校支援地域本部(地域ルーム)にコーディネートをお願いして実現したものです。
当日は上記の田中氏による「セネガル国から学べること・日本から学べること」というテーマの講演と藤井慎平氏による「カイロ大学留学の体験・混迷する中東情勢に思う」というテーマでの講演があり、会場全体が二人の話に真剣に聴き入っていました。私自身も今まであやふやであった知識をしっかりと学び直せ、とても有意義な「あっ」という間の時間であったと感じています。講演会終了後に、本校1年生の生徒が真剣な面持ちで講師の方に質問していた姿を見て、「やった意味があった、実現してよかった」と本当に思いました。
グローバル時代とかグローバル人材の育成という言葉が当たり前のように叫ばれる時代となっており、それと並行して英語教育の早期化もあちこちで実践されていますが、それだけに限ることなく、この講演会のような取り組みを通して世界の現状を知ったり、異文化への理解を深める、日本との共通点や相違点を知って共生への道や方策を考える、討論するといった営みがますます必要であると強く感じた1日でした。
※講演会の様子
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