校長室から

校長室から

3年生 とうもろこし皮むき

 7月11日(月)に3年生はとうもろこしの皮むきを行いました。この日は栄養士の先生が、とうもろこしの根・茎・葉がどんな風になっているのかを教えてくださいました。

 根・茎・葉の確認後、続いては「とうもろこしには実が何個ついているか」「ひげの数は何本あるか」という問題です。いろいろと数がでましたが、栄養士の先生からは、「実とひげは同じ数である」ことを聞き、実際に数えてみた動画を見て、「なるほど」と子ども達は感心していました。

 そして、いよいよ皮むきです。一枚一枚丁寧に皮をむいていきます。ひげもきれいに取ります。「皮をむくときの観察ポイント」があり、「ひげはどこについているか」「におい・硬さ・色はどうか」などを、確認しながら作業を進めました。

子ども達からは、「ひげがいっぱいでむきづらかった」、「皮むきがバナナみたいで楽しかった」などの感想が出ました。

 

 3年生が皮をむいたとうもろこしは、この日の給食に登場しました。茹でられたとうもろこしは甘くてとてもみずみずしかったです。

 今回は我孫子産のとうもろこしをいただきましたが、子ども達には、是非他の我孫子市産野菜や果物をたくさん知って、たくさん食べてほしいと思います。

5年生 田んぼ草取り

 7月8日(金)に5年生は田んぼの草取りを行いました。5月の田植えから早2か月、植えた苗もすくすくと育ち、背丈は50cm以上になっています。

 久しぶりに田んぼの先生小川さん、百瀨さんにもお会いし、「取った草についている泥はゆすいで落とすこと」「稲に触るとかゆくなるから気をつけて」と草取りのポイントを聞いて、所定の位置について、いざ草取り!

 お米に似たひえや粟が生えていたり、根が深い草があったりとはじめは取るのに苦労しましたが、慣れてくると稲の間にすっと入り込んで、上手に草をとれるようになりました。

 

 おたまじゃくしがカエルになり、イナゴやトノサマバッタなどもたくさん見つけることができました。1時間弱の草取りでしたが、田んぼはすっかりきれいになりました。これからの季節、猛暑や台風など、心配はつきませんが大きく丈夫に育ちますように!

 今回もお手伝いくださったボランティアのお母さん方、ありがとうございました!

5年生認知症サポーター養成講座

 7月6日(水)に、5年生は認知症サポーター養成講座を受講しました。天王台地区社会福祉協議会の方を中心に9名を講師にお招きし、認知症についての知識や理解を深めました。

 

 「おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に住んでいる?」「夏休みにおじいちゃんやおばあちゃんに会う?」と講座が始まりました。そして、「現在、我孫子市の65歳以上の方は人口の約3割、だれでも年をとるほど、認知症の可能性が高くなる」、「認知症は、様々な原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったりするためにおこる脳の病気によるものです。」と続きました。そして、「認知症になるとおこる様々な症状」について学び、最後に、「認知症は、環境や周りの人の接し方で症状が変わる」ことを教わりました。

 受講後の振り返りでは、「家族がもしそうなったら」や「認知症かどうかは外見では見分けがつかない、お年寄りには優しい言葉をかけたり、接したりしよう」などの感想や意見が出ました。

 子ども達にとっては、認知症についてだけではなく、友達も含めた他者との関わり方についても考える良い機会となりました。

4年生谷津田観察(夏)

 7月5日(火)に、4年生は春にも訪れた谷津田に出向き、観察を行いました。今回も我孫子市役所手賀沼課の職員の方々や、自然観察指導員の柄澤さんと田島さんにご協力をいただいて、谷津田の自然、生き物について説明をしていただきました。気温が30度近く、夏本番を迎えようとしている谷津田の見せる表情は、春とは全く違うものでした。

 植物では、ツルの先が他の植物に巻き付く「サルトリイバラ」や、外来種の「アカウキクサ」を見ました。

 生き物では、「オオシオカラトンボ」を捕まえて見せてくれたり、「アマガエル」の毒性について教えていただいたりしました。

 次回は秋、暑さの収まった谷津田ではどんな発見があるのか今から楽しみです!

 ※「アマガエル」は撮影できなかったので、イメージ(フリー素材)です。

3年生理科「植物をそだてよう」

 3年生の理科では、「植物をそだてよう」という単元があります。ここでは、植物の「根・茎・葉」について学びますが、発展的学習として1組は、バジル・オクラ・ホウセンカ・ひまわり・えだまめ・すいかの6種類を育て、その生長を観察しています。

 子ども達はそれぞれ担当の植物のところへ行き、定規を使って葉や茎の長さを測ったり、その様子を図にして記録しました。よく見てみると、バジルが虫に食われていたり、スイカに黄色い花が、ホウセンカに赤い花が咲いていたりと発見がいっぱいです。さらに、子ども達の中には「黄色いスイカもあるんだよ」「バジルを使って家で料理したことあるよ」と色々と教えてくれる子もいました。どの児童も大きく生長する植物に愛着を持って優しく接していました。優しく接する心は人に対してだけではないところが素晴らしいです。

 これから日差しもどんどん厳しくなっていきますが、暑さに負けず、どんどん大きく生長してほしいと思います。