校長ブログ
校長ブログNo321シリーズ「冬をあたたかく過ごそう」③白浜保育園との交流会(1・2年生)
2月4日(火)白浜保育園の年長組をお招きして交流会を行いました。
4月からの小学校生活を楽しみにしている年長組さんです。今日は1・2年生の児童がお兄さんお姉さんとなり「年長さんと にこにこ たのしいかい」を行いました。
白浜保育園の園児のほとんどの方が本校へ入学します。本校からは徒歩5分ほどの距離にあり、今年度も、「合同津波対応避難訓練」や2年生活科学習「学区たんけん」の学習の際に訪問させていただいています。今日は、園児の皆さんと引率の園長先生はじめ保育士さんたちがいらっしゃるとのことで1・2年生も楽しみにしていました。
「はじめの会」の中で『さんぽ』を楽しく歌いました。その後、いよいよ交流会が始まります。
まず、1・2年生のお兄さんお姉さんとペアを組んで教室を出発して、2階の図書室、3・4年生教室、3階では6年生教室の中に入り、教室の様子や上級生が学習している様子を見ました。さすがに6年生の教室では緊張した様子で後ろからしずか~に見ていました。
1・2年生の教室に戻ってくるといよいよお兄さんお姉さんと一緒にグループに分かれて一緒に遊びます。1・2年生は先日社会福祉協議会の皆さんに教わったおはじき、お手玉、けん玉など室内で手軽にできる遊びを得意気に年長さんに披露しながら優しく教えていました。折り紙や読み聞かせ、ブロックなど順番に参加して交流をしていました。読み聞かせも上手でしたよ~。
「おわりの会」のインタビューでは多くの園児の皆さんが感想を話してくれました。今日の交流会を通して少しでも白浜小学校の入学が楽しみに感じてもらえればうれしいです。4月10日(木)のご入学を楽しみにしています。たくさんみんなと勉強して遊びましょうね。
白浜保育園年長さんのみなさん今日はありがとうございました!!
校長ブログNo320 三寒四温
今日2月18日(火)は二十四節気「雨水(うすい)」(2月19日~3月4日)です。まだまだ厳しい寒さの日がありますが、冬から春へと変わる境目の時期です。これからだんだんと寒さが和らぎ、降る雪が雨に変わって雪解けが始まる頃です。「銚子に雪が降ると春が来る。」と言われるように、関東も南岸低気圧の影響を受けやすい時期に入っていきます。
初雪は昨年末千葉でも初観測されましたが、積もるような雪はまだ降っていません。
白浜小学校の校歌4番は冬の季節が描写されている歌詞です。
一面の 雪もすがしく
学び舎つつむ 冬が来た
おお友よ 肩くんで 語ろうよ
なつかしい つきぬ思いを
そうだ 白浜小に 学ぶ子の
幸多い 望みの夢を
まだ雪らしい雪は降りませんが、1か月後の卒業や進級を控え、この4番の歌詞は冬の季節だけでなく、未来を生きる子供たちを応援しているような広がりのある歌詞です。
さて、1週間前にさかのぼり、横芝光町の風景を見てみましょう。
2月12日(水)満月スノームーンが見られました。
この日は、夜遅くから雨が降るとのことで、南風がだんだん強まり「春一番」が吹くかも?と言われていましたが、基準に達しませんでした。しかし、午後からどんどん雲が出始め、夜は風の影響で雲が速いスピードで流されていました。
退勤時に見た満月。校舎と満月をセットで写真に収めたいという願いがかないました。
この日は西から流れてくる雲にさえぎられ、月の出(16時56分)から約1時間経った18時頃、ようやく雲の晴れ間から月が顔をのぞかせました。(本校屋上からの様子)
月面に兎の形が見えるのですが、なぜか雲がうっすらかかっていることも手伝ってか、このお月さまの写真を見ていると、人の顔のようにも見えてきます。
その後、雲も晴れ、輝きを増した月をスマートフォンで撮影するにはこれが限界でした。いつもながらすみません。
西の空には 宵の明星の金星が輝きを放っています。2月15日(土)が最大光度でした。横芝光町で見る月や星は本当にきれいです。
翌日2月13日(木)猛烈な嵐
日中の横芝光町は午前10時に最大風速11.5m/sを記録。ちょうどその時間である業間に撮影した屋上からの眺め。いつもの美しい青空が今日は砂嵐により砂埃が舞い上がり、青空をだんだんと白茶色に染めていきます。出入り口の引き戸を開閉するのが大変でした。猛烈な嵐により舞い上げられた土埃はは、人工衛星からも観測されたそうです(驚)
屋上から東西南北の眺め
【東】(銚子方面)
【西】(山武・九十九里・外房方面)
【南】(太平洋方面)
【北】(山武・芝山方面)
昼の清掃の時間には外から砂埃というよりも砂が入り込み掃除が大変でした。普段は静かな清掃の時間ですが、今日は私たち職員も子供たちと共に、廊下や昇降口に積もった砂埃の処理や、昇降口の扉の開閉などあわただしかったです。
前日2月12日(水)の天気予報では、春一番が吹くかもしれないと予報が出されていましたが、翌日の2月13日(木)は冷たい北風に変わり、記録的な強風になり、テレビでも千葉の香取や八街(「やちぼこり」と呼ばれ季節の風物詩にもなっている)が映像で流れていました。わたしたちが生活する横芝光町の白浜地区は海が近いこともあり、大変な砂嵐となりました。情報収集しながら、児童の下校の安全のことを教頭・教務とも検討し、安全上、黄色い通学帽子はかぶらずにランドセルにしまって下校させることにしました。強風で帽子が飛ばされてしまったり、飛ばされた帽子を追いかけ思わぬ事故に巻き込まれたりすることを防ぐためです。
いつもならばこのように穏やかな集団下校の風景ですが...
今日の集団下校は、いつも以上に安全指導を行ってから「さようなら。」の挨拶です。
気をつけて安全に下校しましょう。
2月14日(金)見られるか?「ダイヤモンド富士」
夕方、校長室の西側のカーテンを閉めるときに見えた夕陽。昨夜、帰宅したときに子供が「ダイヤモンド富士」を見たという話を聞いたことを思い出しました。ズームされた富士山の西側に沈む夕日がかかっている景色でした。「ダイヤモンド富士」とは、山頂付近に沈む夕日のことを指すと思っていたのですが、富士山の左側に日が沈む場合は「左ダイヤ」ということを初めて知りました。もしかしたらまだ間に合うかもと思い日没まであと10分くらいでしたので屋上に上がってみました。少し霞んだ西の空には夕日がまぶしく、目の上に手をかざして富士山を探してみました。やっとのことでうっすらと見える富士山を見つけましたが、かなり西に離れた位置にあり、残念ながら「ダイヤモンド富士」ではありませんでした。県内では、千葉市や館山市の方角であれば、この時期に「ダイヤモンド富士」が見られそうです。それにしてもきれいな夕陽でしたので写真を載せておきます。退勤する頃には、すでに沈んだ夕陽の光が空に反射し、美しいブルーモーメントの空になっていました。
校長ブログNo319シリーズ「冬をあたたかく過ごそう」②(特別支援学級、イラストクラブ)
冬でもぽっかぽか廊下ギャラリー今日は、特別支援学級教室前廊下とイラストクラブの作品です。
まず、特別支援学級の廊下から。
時期は過ぎてしまいましたが、季節感あふれる掲示物が飾られています。
特別支援学級廊下掲示にはこんな鬼のお面と追い出したい鬼について書かれていました。
<この鬼をたおしたい!!>ということで、一人一人が自分が追い出したい鬼について書いていました。
なまけおに ねるおに 思ったことをすぐに口に出してしまうおに こわいおに ないちゃうおに などなど。みなさんはどんな鬼を退治したいですか?
次はイラストクラブです。
今年度最後のイラストクラブの活動で描いた作品が飾られていました。
テーマは節分とバレンタインデーです。
校長ブログNo318シリーズ「冬をあたたかく過ごそう」①1年生廊下ギャラリー
昨日15日の夜は、西の空に宵の明星である金星が今年最大の輝きを放ちまたたいていました。航空機の夜間の照明と見間違えるほど。いや、それ以上の輝きにも見える金星が空気の澄んだ冬の夜空に輝いていました。
【参考】金星が最大光度(国立天文台HP)
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2025/02-topics03.html
暖かい日が続いたら再び寒気団がやって来て厳しい寒さの日が続きます。「三寒四温(さんかんしおん)」という言葉がふさわしい陽気になるでしょうか。まもなく2月18日(火)には、二十四節気「雨水(うすい)」を迎え、一雨ごとに春の気配を感じるのももうすぐです。冬は寒くて何かと内にこもりやすい季節ですが、だからこそ、心も体もぽっかぽっかにあたたまる時間にしたいですね。白浜小学校のみんなの活動を見ていると寒さに負けず、楽しみながら学習を進めています。そんな様子をお伝えする、シリーズ「冬をあたたかく過ごそう」を今回から5回にわたりお届けします。
心温まる作品を見ると心がぽかぽかしてきます。1年生図画工作作品の紹介です。
1年生教室前廊下にはカラフルでユニークな作品が展示されています。
まずは、いろいろな色画用紙の形を見て想像をふくらませながら、クレヨンなどで絵を補いながら作りました。
スルスルビューンの名前のとおり、どんなものがすべると楽しいか想像しながらつくりました。
動物や生き物など、滑る仕組みを生かして想像しながらつくりました。
校長ブログNo317おいしい給食
【お知らせ】
第44回山武郡市 小学校家庭科 中学校技術・家庭科作品展が開催されます。
期日 2月15日(土)10時~16時30分
2月16日(日)10時~15時30分
場所 東金ショッピングセンター サンピア3階 アートギャラリー
白浜小学校からは5・6年生各学年2名ずつ代表作品が展示されます。
今週の学校給食献立の紹介です。
▼2月10日(月)の献立
ご飯 ホキフライ たくあん和え さつま汁 牛乳
▼2月12日(水)の献立
中華麺(塩ラーメンスープ付き)パリパリ春巻 中華サラダ レモンゼリー 牛乳
【給食ひとくちメモより】
<にんじん>
今日は「人参(にんじん)」について話をします。人参はアフガニスタンがふるさとで日本には江戸時代後期にヨーロッパから長崎に入ったものと、ヨーロッパからアメリカを経由して日本に入ったものがあり、これらが現在日本で栽培されている人参の主流になりました。人参の産地は主に北海道で、次いで千葉県、青森県、徳島県、埼玉県などです。千葉県では山武郡市や富里市が有名です。
人参の根には、免疫力を高める作用があるβカロテン、目の健康維持に関わるビタミンA、便秘対策に役立つ食物繊維が多く含まれています。人参の葉には、病気への抵抗力を高める作用があるビタミンC、骨や歯の形成・維持に役立つカルシウムが多く含まれています。おひたしや和え物、炒め物として食べることができます。栄養豊富な人参はほぼ毎日の給食で使用しています。残さず食べましょう。
▼2月13日(木)の献立
ご飯 鶏肉のごまだれがけ 小松菜サラダ おでん 牛乳
▼2月14日(金)の献立【行事食:バレンタイン献立】
チキンライス 照り焼きつくね グリーンサラダ ポトフ 米粉のガトーショコラ 牛乳
米粉のガトーショコラ
校長ブログNo316成田国際空港と周遊フライト(後編)
学校上空を飛行する成田国際空港へ向かう航空機。よく見ると世界でも珍しい不思議な光景を見ることができます。それは、航空機から車輪が出ており、地上から見ると車輪がぶら下がっている状態に見えるのです。実は、これは「成田ルール」とも言われているそうで、過去に航空機からのものと思われる氷の塊が落下する事故が多かったため、房総沖で車輪を出してから内陸に入るという安全対策なのです。
地上に目を向けてみましょう。坂田城跡の梅も少しずつ花を開き始めています。(2月12日撮影)本格的な開花は2月中旬予定とのことです。(坂田城跡梅まつりは2月22日(土)~3月9日(日)予定)
【参照】坂田城跡天空の梅まつり2025特設サイト
https://yokoshibahikari-kankomachidukuri.jimdosite.com/
▼坂田城跡梅林付近の杉の木は花粉をたくわえてオレンジ色に。空を飛ぶジェット機(車輪が見える)とともに
▼坂田城跡梅林にある高架橋から見た銚子連絡道路。道路沿いの山は杉の木が花粉をつけて赤茶色。
▼上空から見た坂田城跡(左側緑の木に囲まれた高台の部分)、中央に見える池が坂田池公園、陸上競技場と野球場、道路をはさんで西側に横芝中学校が見える。(1月27日撮影)
伊豆諸島沖上空で機長さんから説明がありましたが、上空の気温は氷点下40℃にもなります。そのため、車輪の間に氷が付着している恐れがあり、海上で氷を落としてから上陸するのです。ですから今回の「周遊フライト」でも着陸態勢に入っている房総沖で、機長さんがアナウンスで「これから車輪を出しますが、かなりの音が出ますが、これも普通のことです。大丈夫ですから心配しないでください。」と初めて飛行機に乗る子供たちが多いことを思って教えてくださいました。このようなアナウンスをはじめとして、離陸時からフライト中の飛行機に関するクイズまで本当に細かいところまで、私たちが楽しく思い出に残る校外学習となるようお仕事の傍らたくさん話しかけてくださいました。
ということで昨日の前編に引き続き、本日の後編で児童の感想をお届けします。
当日の天気が曇りだったため、空中で周りの景色がずっと白色だったので、自分がどこにいるのか分からなくてずっと行ったり来たりしているのではないかと思うほどでした。操縦士さんがすごいと思いました。
飛行機に乗ることが好きです。富士山より高い場所まで行くことが印象に残りました。飛行機が時速900kmの速さで飛ぶこともわかりました。
飛んでいるときの窓からの景色がすごくきれいで感動しました。雲の中は真っ白であまり前が見えなかったのにあまり揺れたりしなかったのでパイロットの人はすごいなと思いました。僕は航空関係の仕事に就きたいと思いました。
飛行機のことはあまりくわしく知らなかったのですが、成田空港のみなさんが優しくいろいろとクイズなどで教えてくれて詳しく知ることができました。また皆さんと会えるとうれしいです。
ぼくがすごいと思ったことは3つあります。
1つめ:離陸の瞬間です。とても速く走ってから飛ぶのが怖かったけれど、気づいたら離陸していて意外と楽しかったです。
2つめは着陸の瞬間です。だんだん速度が下がってきて地面についた時、思ったより揺れて楽しかったです。
3つめは景色です。きれいな海に富士山が見えてうれしかったです。
成田空港のみなさんありがとうございました。
離着陸のときの不安が心に残っています。飛ぶときの感覚が楽しかったです。
クイズが楽しかったです。今回は見学しやすい高さでの飛行高度でしたが、普段は富士山3つ分の高さ(約1万メートル)を飛んでいると聞き、びっくりしました。
飛行機のエンジンが1つ12億円だということに驚きました。
CAさんはわからないことを優しく教えてくださったり、シートベルトを着脱するときに「上手上手」と言ってくれたのがうれしかった。
このたびは本当にありがとうござました。
これからもお仕事をがんばってください。
これからもお体に気をつけながら頑張ってください。
以上、児童の感想でした。
【予告】
日本テレビ系列『ぶらり途中下車の旅』(2月15日(土)朝9時25分~10時30分放映)
もしかしたら山武・九十九里地域周辺が映るかもしれません。
▼横芝駅に入線する総武本線(この車両、元はといえば平成初期にJR京浜東北線で使用されていた車両を改造したリニューアル車両です。)
【番組予告より】2025年2月15日放送の「ぶらり途中下車の旅」は総武本線の旅。旅人は、中島健人。
総武本線総武本線は東京駅から千葉県銚子市の銚子駅を結ぶ路線。
一般的には千葉駅以東の区間を指しており、歴史薫る佐倉から懐かしい里山の風景を抜け、漁師町・銚子へと至る様々な表情を持った路線です。
校長ブログNo315成田国際空港と周遊フライト(前編)
今日2月13日は「世界ラジオデー」。1946年のこの日、創設間もない国連が、当時の5つの公用語(英語、スペイン語、中国語、フランス語、ロシア語)でのラジオの国際放送を始めました。 ごく一部の国を除いてテレビなどなかったこの時代。「国連ラジオ(United Nations Radio、UN Radio)」は、ニュースや特集番組を通して、国連の声を世界中の人々に届けました。
日本のラジオ放送は、1925年(大正14年)3月22日です。現在のNHK東京放送局(JOAK)が放送を開始したことに始まり、今年で100周年を迎えます。
さて、今やグローバル社会で横芝光町からすぐ近くの成田国際空港でも、4年後の2029年(令和11年)3月末から供用開始予定の3本目の滑走路であるC滑走路の新設と、本校の防音工事のきっかけとなった2000年(平成12年)B滑走路の延伸(現在の2500mから3500mに)に向けて工事が急ピッチで進められています。建設の背景には、急増する外国人旅客への対応や、アジアで激化する空港間競争があります。2029年3月以降の年間発着回数は、3本の滑走路を合わせて現状の30万回から50万回と大幅に増加するのです。それとともに、空港の施設面積も現在の2倍に広がります。
▼利根川上空から成田国際空港(写真上方)を望む
過去ブログでもお伝えしたように、1月27日(月)横芝光町内の小学校はJALチャーター機による校外学習を実施しました。すばらしい企画してくださった日本航空株式会社、成田国際空港株式会社、横芝光町企画空港課、横芝光町教育委員会の皆様に改めて御礼申し上げます。
▼出発前、搭乗機を前にして記念撮影
▼着陸後、搭乗機を前に記念撮影。JAL機長や副操縦士、整備員の方々をはじめとする関係者の方々とご一緒に。
▼手続きやオリエンテーションを終えていざ搭乗
▼成田国際空港を離陸(11時45分)
▼横芝光町の景色を眺めながら九十九里浜に向かって航路を進めていきます。(11時48分)
(写真は横芝光町北部の日吉地区。日吉小学校、スズキ自動車工場と光スポーツ公園の鉄塔が目印。)
▼11時49分白浜小学校が見えてきました。●印が白浜小学校の位置。
目印は、体育館の緑青色(グリーンブルー)の屋根)広大な九十九里平野と海が間近であることを実感できます。離陸後5分で九十九里浜上空に到達。
▼ 別の角度から(手前を栗山川が流れる。)
▼九十九里沖から印旛沼→東京→埼玉→山梨と飛行し、富士山が見えてきました。(12時10分)
周囲を雲に包まれ、さらに山頂の笠雲の景色は空でなければ見ることのできない幻想的な景色です。
このあと富士山を周回し、12時50分頃南アルプス付近で折り返し太平洋(静岡県浜松上空)→伊豆諸島(三宅島)→房総沖→銚子→霞ヶ浦→成田国際空港へと2時間半にわたる周遊フライトでした。
今回と次回の2回にわたり、周遊フライトを通して「ホスピタリティ(hospitality)」=「心からのおもてなし」を学んだ児童の感想を中心にお伝えします。
まずは、ほとんどの児童が飛行機に搭乗するのが初めてでした。
【児童の感想から】
成:成田空港の飛行機に乗って印象に残ったのは
田:田んぼや家、川がものすごく小さく見えたことです。
空:空から見た景色はとてもきれいで成田空
港:のみなさんには感謝しています。
成田空港のみなさんへ。楽しい時間を作ってくれてありがとうございます。ずっと周遊フライトを楽しみにしていて、前日は楽しみでした。私はJALに初めて乗るのでどのような飛行機なのか想像していて「はやく明日になってほしいな。」と思っていました。実際に乗ってみて想像と全然違ったけれどおいしいご飯やおもしろいクイズをしたりすごく楽しい思い出ができました。今度飛行機に乗ったときは周遊フライトで学んだことを思い出して乗ってみます。ありがとうございました。
離陸のスピードがジェットコースターみたいに速くて驚きました。
初めての飛行機は事故とかいろいろ起きたらどうしようと思っていたけれど、機長さんが楽しませてくれたからドキドキがなくなりました。機長さんありがとうございました。また来年行く人たちも楽しませてください。
機長さんが「飛行機酔いをしても、それは平衡感覚が優れているからだよ」と言ってくださり安心して飛行機に乗ることができました。一生の思い出をありがとうございました。
先日はありがとうございました。離陸や着陸のときの浮いている感覚がすごく楽しかったです。乗る前に緊張していましたが、機長さんのおかげで緊張がほぐれ楽しく乗れました。初めて乗る飛行機がJALの飛行機でよかったです。
空に飛んだ瞬間、(初めての飛行機の)不安が一気に消えました。そこから楽しくなり、機内食もおいしかったし、富士山も見えてすごく楽しかったです。
飛行機や乗務員さんについて教えてくれてありがとうございました。揚力や推力のおかげで飛行機が浮いたり前に行くことを初めて知ることができました。JALの皆さんは話しかけやすくて親切だなと思いました。
みなさんが飛行機についてわかりやすく丁寧に教えてくださったおかげでまたいつか飛行機に乗りたいと思うようになりました。
次回後編(No316 2月14日号)へ続く。
校長ブログNo314家庭学習のすすめ
今宵は満月。2月の満月は「スノームーン」と呼ばれます。
月の出 2月12日(水)16時56分
南中 24時00分
月の入り 2月13日(木)6時23分
▼Snow Moon と Snow Monkey
お月さまも たまには下りてきて ゆったりと温泉につかりましょうよ(笑)
さて、ここからは今日の本題、「家庭学習のすすめ」の話です。
「家庭学習」を習慣づけるための3つのポイント(横芝光町教育委員会「家庭学習の手引き」より)
1 時間を大切にする意識を育てる。
2 認めて・褒めて・励まして・やる気を育てる。
3 読書や体験を通して、子供の学びを深める。
<家庭が心がけること>
◎生活リズムを整え、決まった場所と時間で学習に集中できる環境をつくる。
◎お子さんのがんばりを認め、励まし、対話のある温かいふれあいをもつ。
<学校が心がけること>
◎基礎学力をつけ、学び方を教え、主体性を育てる学習指導を行う。
◎児童のよさを生かし、計画を立てて取り組む家庭学習を提案する。
家庭と学校が、家庭学習の習慣化を目指して協力し合い、心を耕し、「学ぶ力」を育てることが大切です。子供の家庭学習が充実するように、学びの環境を整え、家族の温かいふれあいを増やしていきましょう。
今年度6回にわたり実施された「全校テスト」は現在、未習熟の部分を確実に理解することができるよう、復習をしています。また、2月下旬に実施予定の「千葉県標準学力検査」に向けて担任以外の教員が教室に入り、個別指導の充実を図ることにしています。
1か月前の第3学期始業式(1月6日(月))の中で、学級担任が児童の前にずら~っと並び、「家庭学習のススメ」の話をしました。これは、3学期は学習のまとめの大切な時期になり、これまで以上に家庭学習が大切になるからです。
自主学習(自学)とは宿題の他に、家庭で自分で進んで学習することをいいます。
【国語】
漢字。このブログでもたびたび取り上げていますが、大人になっても正しく読み書きできることは大切です。
音読では、教科書の音読。その他、日記をつけ、はじめ・なか・終わりと構成を考えて書くと書く力がつきます。
【算数】
計算問題をドリルや教科書の問題を繰り返し解くこと。また、ワークテストの復習をするといいです。
また、タブレットのeライブラリの活用もあります。
【タブレットの活用】
タブレットを活用した学習として、調べ学習があげられます。キーワードとなる言葉を入力し、検索、入手した資料をもとにまとめてみましょう。
【家庭学習の時間】
家庭学習は 学年×10分という目安があります。宿題も含め、今日は早めに宿題が終わったとしたら、もう少し頑張ってみましょう。今日はあと20分と目標を立てて取り組んでみるといいでしょう。
【いつやるか】
習い事、手伝いなどやることもたくさんある中で1週間の予定を見ながら計画を立て、チャレンジしていくとよいでしょう。継続は力なりです。
【読書の習慣】
読書の習慣をもつ 3学期は読書の賞状も用意しています。
校長ブログNo313 子どもは風の子元気な子
今日2月11日(火)は祝日・建国記念の日です。
建国記念の日は、1966年(昭和41年)の祝日法改正により設けられた国民の祝日であり、「建国をしのび、国を愛する心を養う」日とされています。
先週末から、数年に1度と言われる最強かつ最長の寒波がやってきて厳しい寒さの日が続きます。雪国の映像を見るにつけ、厳しくて大変だと感じますが、温暖だと言われる千葉県もさすがにこの時期の寒さは体にこたえます。通勤時の早朝、外気温はここのところずっと氷点下4℃から氷点下2℃の日が続き、道路も凍結しているか所があります。当然、沼や池は氷が張っている状況です。このブログを書いている私の家も、今日は朝から「びゅうびゅう」とうなるような音を立てて空から冷たい風が吹きつけ、家がガタガタ揺れています。視覚からも聴覚からも厳しい寒さを感じ、「まいりました」と言いたいところです。
▼空から見た南アルプス付近の眺め(山や平地が雪で覆われています。)
(1月27日(月)横芝光町連合小学校6年校外学習「周遊フライト」にて)
▼空から見た富士山の眺め
さて、2月に入り、プロ野球チームのキャンプが沖縄など冬でも暖かい地方で始まり、選手たちが汗を流して練習に励んでいいます。一方で、最強・最長の寒波が襲来している北海道や本州では雪国の記録的な大雪に見舞われ、顔を真っ赤にしながらため息まで伝わってくる雪かきの様子や、道路の通行止めのニュースを見るにつけ、日本は時差はないものの、南北でこれほど気候の違いがあるんだと改めて実感します。
▼先週金曜日朝の校長室。室温9.7℃、湿度35%。じっとしていると体が冷えてきてしまいます。
さて、このブログで取り上げる私の近所の梅はその後どうなったでしょうか。日頃、仕事をしていると早朝と夜の風景しか見られないので、休日は昼間の景色を見るのが楽しみです。今日は大寒波がやってきて外に出るのもおっくうなのですが、上着を着こんで早速その後の様子を見にいってきました。
▼1か月前、1月13日(月・祝)撮影
▼2月1日(土)撮影
▼そして...
とうとう咲きました!!!!(2月8日(土)撮影)
令和の梅 開花です。
心がぽっと明るくあたたかくなった感じがします。そこで思い浮かぶのは、やはりこの俳句でしょう。
梅一輪
一輪ほどの
あたたかさ
服部嵐雪
服部嵐雪(はっとり らんせつ)1654年~1707年 江戸時代前期の俳諧師。松尾芭蕉の弟子といわれる。
横芝光町の坂田城跡の梅の蕾もどうなったか楽しみです。
そして、元号「令和」のもとになったといわれる、奈良時代に編纂された『万葉集』巻第五「梅花の歌」から
初春令月
気淑風和
梅披鏡前粉
蘭薫珮後之香
「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香(か)を薫(かお)らす」
時あたかも新春のよき月、空気は美しく風はやわらかに梅は美女の鏡の前に装う白粉の如く白く咲き蘭は身を飾った春のごときかおりを漂わせている。
梅の開花と共に学校玄関のウエルカムボードも更新しました。
白浜小学校では...
子供たちの笑顔が咲いています。子供たちの明るい声が響く学校は本当にいいなあと思う毎日です。
昼休み、声の響く方へさっそく行ってみました。
南側の日当たりのよい「成長の庭」の様子を見てみましょう。
▼タイヤじゃんけん
▼「最初はグー じゃんけんぽん!!」
「勝ったぁ!!!」「すすめ~!!」
▼「最初はグー じゃんけんぽん!!」
「あっ、負けちゃった~」「はい~ッ、つぎ~」
▼ジャングルジム 高いところからの眺めはサイコーです!
▼グラウンドでは
▼なわとび 上級生と勝負だぁ!!
▼サッカー シュートのチャンスをねらえ!!
▼ロープにぶら下がって逆さにみる景色もおもしろいよ。
▼先日(1月22日)の全校遊びも北風がびゅうびゅう吹き荒れていました。
子供の遊ぶ光景を見て思い出すのはやはりこのことわざでしょう。
子どもは風の子元気な子
なんとこのことわざ、江戸時代からいわれているそうです。
それもそのはず、私もこの言葉をさんざん言われて育ちましたから。といっても昭和時代です(笑)
今はすっかり「大人は火の子」ですが(苦笑)
時代が変わっても、子供の躍動感あふれるエネルギーはすばらしいなと感動します。
校長ブログNo312毎月10日は交通安全の日
休日、布団干しをして取り込もうとしたら、隣家のキンカンの実をついばんだヒヨドリを見つけました。布団たたきでバンバン布団をたたいたら逃げちゃうかな?と思ったのですが、こちらを振り向くだけで逃げることもなく、口にくわえたキンカンを落とすことがないようしっかりとくわえたまましばらく木の枝の上にとまったままでした。ナンテンの赤い実はきれいに食べられてしまっていましたが、冬の寒い時期、野生動物はえさを手に入れることは大変なことでしょう。
昼の日差しは暖かいのですが、冬の朝は車のウインドウが凍結していることもしばしば。また、年度末が近づき、県内のあちらこちらで道路工事が行われています。工事による通行止めや、交互通行のための一時停止などで時間がかかることを考えると余裕をもって運転することが大切です。
今日はまず車を運転するドライバーの立場からの話です。
ドライバー目線でみると
●心身の健康 ベストな状態で運転を。
●運行前点検を。 タイヤ、ライト、給油、バッテリーなど車の周辺機器の確認を。
●冬の太陽にご用心。朝は東に、夕は西に。低い位置だからこそドライバーの目を直撃です。
●見えない黒。日没時や夜間は視界が狭くなります。特に、歩行者が黒っぽい服を着ていると上半身はほぼ見えません。
●巻き込み注意。交差点における右左折時の歩行者、自転車の巻き込み事故防止、対向車の確認は必須です。
●一時停止の習慣。踏切での一時停止の他、信号機のない横断歩道での一時停止をします。ただし、横断禁止の場所を渡ろうとする歩行者が多いことも気になります。
●おだやかな気持ちで運転。あおり運転 ながら運転注意
歩行者も運転者も思いやりの気持ちを忘れずに
先日夜、子供の迎えで駅のロータリーで待機していた時のこと。少し離れた場所の信号機のない横断歩道を渡ろうとする姿が見えました。ちょうど横断歩道に近づいてきた車が一時停止。小走りで横断歩道を渡り、私の車に乗りこんできました。頭を下げたかどうかはっきりと見えなかったので、「ドライバーさんにきちんと頭下げた?」と聞くと、下げたとのこと。「停まってくれたドライバーさんにしっかりと伝わるように大きく頭を下げた方がいいよ。」と話をしました。
また、別の日の朝、子供を送る途中のできごと。信号機のない横断歩道で渡るタイミングを見ていた野球部の中学校生徒がいました。私の車も対向車も一時停止しました。すると、中学生は両方に交互にしっかりと頭を下げてさらに渡り終わってからももう一度頭を下げてお礼の気持ちを示していました。その姿を見て、私の子供が一言「(自然とできている姿が)すごいねぇ。」と感心していました。我が子にもぜひ見習ってほしい出来事でした。
歩行者もドライバーもお互いに思いやりの気持ちを大切にしたいですね。
さて、今日は、毎月10日の「交通安全の日」です。
学校に児童生徒が通われている保護者の方は往復の交通安全のことと思います。
▼集団下校の様子
昨年(令和6年)の交通事故のまとめ(千葉県警察による)
【死者の多い都道府】】
1位 東京都 146名
2位 愛知県 141名
3位 千葉県 131名(前年度 5位)
4位 大阪府 127名
5位 埼玉県 113名
令和7年 交通事故防止対策
「交通安全県ちば」の実現に,受けた4つの柱
1 飲酒運転の根絶に向けた取組の推進
2 歩行者保護「ゼブラ・ストップ」等の徹底
3 運転に集中させるための交通環境の醸成
4 自転車その他の小型モビリティ対策の強化
▼今日も交通安全に気をつけて横断歩道を渡りましょう。寒い冬、交通安全ボランティアの皆様や保護者の方による児童の登下校の見守りの他、毎月10日は交通安全協会の皆さんによる街頭指導が行われています。ありがとうございます。
▼自転車を運転するときは必ずヘルメットを着用しましょう!!
残念ながら、千葉県のヘルメット着用率は全国ワースト2位(警察庁調べ)です。
自分の身を守るために、対策しましょう。