校長ブログ
校長ブログNo164‐1 シリーズ「夏休み明けの子供たち」⑦ 目標
2学期が始まり2週間が過ぎようとしています。青空にはためく3つの旗
登校してすぐ児童会のメンバーが当番で旗をあげます。いつもどうもありがとう。
さあ1日の始まりです!!
▼朝の昇降口 全校児童が使用する昇降口。学年を超えて「おはよう」の声が交わされます。
学区が広く、40分~50分かけて歩き、学校に着く頃には汗でびっしょりになってしまう子も。
2学期が始まって以来、時折天気予報で傘マークがつくのですが、予報が変わり結局は雨降らずの「猛烈な残暑」が続く毎日です。夏至(6月21日)の頃の日没の時刻は19時近かったですが、先週は18時を切りました。日中の猛烈な暑さで夕方には巨大な積乱雲が湧き上がり、写真のような「かなとこ雲」(積乱雲が空高く成長し、てっぺんの部分が広がり平らになっている状態の雲)をよく見かけるようになりました。近くに見えるようで実は遠い、群馬県や栃木県あたりで雷雨を降らせている雨です。夜には稲光が連発しています。
▼南西の方角に発生している巨大な「かなとこ雲」
とうとう、先週は熱中症特別警戒指数(WBGT指数)が31以上を示し、昼休みの外遊びが中止になってしまいました。
▼保健室前にある養護教諭が作成した児童向けの「熱中症警戒指数の表示」
▼いつも校内放送で熱中症警戒指数と熱中症予防対策を呼びかける養護教諭
▼廊下や教室には2学期の個人目標が掲示されています。
学習面では、マラソン大会、業間縄跳びなどの体育的行事を頑張る。低学年は時計の読み方、かけ算九九、高学年は全校テストで100点をとる。テストの点を上げる。1日2時間勉強する。とめ・はね・はらいに気をつけて丁寧に文字を書く。など具体的な目標が書かれており、子供たちの意欲を感じます。生活面では、早寝早起きをする。困っている人を助けるなど思いやりが見られます。挨拶や返事をしっかりする。地域の人へ挨拶する。そうじを頑張る。家の手伝いをする。メリハリをつける。犬の散歩やペットの世話をする。係や委員会活動を頑張る。など楽しい生活が期待できそうです。
▼児童会では9月・10月の「今月の目標」を次のように話し合って決めました。
子供たちもしっかりと自覚しているようです。実りの秋、数々の行事が続きますが、健康に気をつけて元気に過ごせるようにしたいと思います。特に、基本的生活習慣の確立は大切です。2学期も保護者の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
▼集団下校では、安全主任から安全な登下校の仕方の確認と、不審者に遭遇したときの対応「いかのおすし」について確認しました。
気を付けて下校してね。そして、また明日も元気に登校しましょうね!!
いかのおすしリーフレット(警視庁HP)https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/higai/kodomo/kodomo110.files/leaflet.pdf
校長ブログNo163-2 給食センター栄養士さん来校(食に関する指導訪問)
記録的な猛暑や自然災害の影響等で、米や野菜などの農作物に影響が出ています。毎日の私たちの生活に欠かせない食料は生産者さんの目に見えない努力により毎日食卓に提供されています。特に、夏休み中は私も含め、給食のありがたみを感じた方も多かったのではないのでしょうか。食品メーカーのキャッチフレーズにもある「あなたのカラダはあなたの食べたものでできている」のフレーズのとおり、放送で紹介される「ひとくちメモ」や「献立表」や「給食だより」の読み物を読むことで食に関心をもち、感謝の気持ちを忘れずにいただきましょう。
9月13日(金)、横芝光町学校給食センターより栄養士の方が食に関する指導訪問にお越しくださいました。最初に校内放送で栄養士さんがお話をしてくださいました。
【栄養士さんからのメッセージ】
こんにちは。横芝光町学校給食センターの栄養士です。みなさんお元気ですか?2学期から月に1回、給食のことや栄養について、放送をさせていただきます。
実りの秋です。みなさんにとって、秋といえばまず何を思いうかべますか?おいしい果物?スポーツの大会?それとも音楽発表会かしら?秋といえば新米の季節ですね。私たち日本人の主食として、欠かすことのできない米は全国各地で作られ、私たちの町でも多く作られています。私たちが食べている米は、1粒の種もみからなんと300粒もの米ができます。そして、またその中の1粒の種もみから、翌年もたくさんの米が作られているのです。このようにして、昔から米の命はつながってきています。しかし、最近では、パンや麺を食べる人が増え、米を食べる量が減り続けています。むかしから日本人が大切にして育ててきた米です。農家の方に感謝してよく味わい、食べ続けていきたいものです。そしてこの新米の季節は特に米がおいしいのでよく味わっていただきましょう。
24日の給食から新米の白米(ご飯)が提供されるとのことです。お楽しみに!!
▼放送終了後、各学年の給食の様子を参観しに訪れました。
「みんな給食はいかがですか?」「みんなトマトは好きかしら?このミニトマトはすごく近い場所でとれたものなんですよ。上堺の農家さんが育てたものです。」栗山川を渡ってすぐ隣の地区と知って子供たちは驚いていました。
▼みんなで食べる給食はとってもおいしいよ! 先生、おかわりくださ~い!!
栄養士さんに「みんな姿勢がいいわねぇ。」「きれいに食べていてとてもうれしいです!!」「食器についているご飯粒も1粒も残していないことはとてもステキだよ。」とおほめの言葉をいただきました。「苦手な食べ物はある?」と聞かれて栄養士さんを前に正直には言いにくい子供たちにも「いいんだよ。教えてください。」「一口でもいいから少しずつ慣れていってください。」と優しく話しかけてくださいました。
▼もちろん完食です!!今日もごちそうさまでした!!
子供たちの給食の様子を見て、食事の姿勢や食べ方がきれいだなぁと感心させられます。(きっとみなさんのご家庭で食事を通して大切なことをしつけてくださっているんだろうな。)と思いました。
校長ブログNo163-1 いざというときのために「防災訓練」
9月12日(木)防災訓練を実施しました。
匝瑳市横芝光町消防組合と消防設備会社の方にお越しいただき、校内施設から火災が発生したことを想定して訓練が行われました。
火災報知器がけたたましく鳴り響きます。「訓練!訓練!!ただいま1階配膳室より火災が発生しました!!」本校職員が火災の発生を校内放送で全校児童と職員へ知らせ、実際に119番通報により消防署へ伝えます。職員は避難体制の配置につき、防災頭巾とハンカチで口を押えた児童を率いて教室からグラウンドへ避難してきました。
消防署員の方によるお話です。
「火と煙はどちらが怖いでしょう?」「煙です。」「どうしてでしょう?」6年生はすでに理科の学習で「ものの燃え方と空気」を学習していますので、空気中の酸素が不足し、燃焼により一酸化炭素が発生することを理由として説明していました。消防署員の方も感心し、「完璧です!!」とおほめの言葉をいただきました。特に高学年児童は1・2年後には中学校へ進学することから署員さんも大人として扱い、真剣に訓練する大切さを最初に話しました。
低・中・高学年ごとに分かれ防災教室が開かれました。
▼低学年(1・2年生)は、真っ赤な「はたらく自動車=消防車(ポンプ車)」、放水訓練の体験、消防服の試着(代表)をしました。
▼中学年(3・4年生)は理科室でドライスモーク(安全性の高い擬似煙)をたいて煙道体験を
▼高学年(5・6年生)は消火器を使って火を消すことを想定した水消火器を使用した訓練を
訓練はいつも満点でなければいけません。真剣そのものに実施できました。各学年での防災教室も説明をよく聞き体験することを通して火災の恐ろしさや対処方法を学ぶことができました。
お忙しい中、私たちにわかりやすくご指導いただき、また、報知器の操作や復旧等どうもありがとうございました。
校長ブログNo162‐3 シリーズ「夏休み明けの子供たち」⑥(思い出新聞)
校長ブログ シリーズ「夏休み明けの子供たち」⑥ 今回は「夏休み思い出新聞」に描かれた児童の作品の中から何点か、子供たちの心に鮮やかに残った色とりどりの思い出をご覧ください。「夏休みのしおり」と共に、各学年の発達段階に応じて配付した「夏休み思い出新聞」は、上段に絵、下段に感想や説明を書く欄があります。ここでは絵を紹介します。どの児童も丁寧に描かれていることがとてもいいなあと思いました。色の使い方、塗り方はもちろんのこと、顔の表情や、手足をいっぱい広げて楽しんでいる様子が、見る人に伝わるように、臨場感あふれる描かれた絵が目をひきました。また、日常生活の中で特に子供たちの心に残った素直な気持ちを自然な形で文章を書いていました。夏休みならではの普段はなかなかできないイベントもあったと思いますが、共通しているのは、子供たちが家族をはじめいろいろな人とふれあったことが強く心に残ったことが伝わってきました。思い出を2学期の生活のエネルギーのもととして発揮し、実りある2学期を過ごしてほしいと思います。
校長ブログNo162‐2 シリーズ「夏休み明けの子供たち」⑤児童の作品紹介(夏休みの自由研究・自由工作)
児童が取り組んだ自由研究・自由工作の作品です。教室前廊下に並べ、児童が相互鑑賞できるよう展示してあります。作品によっては提出日が早く、始業式後間もなく主催者側に送付してしまった作品もあるのですが、ここでは、学年の廊下に展示され、まだ出品締め切りまで時間がある作品を中心にご紹介します。(ブログ上展覧会)身近な素材を生かし、細かい部分まで丁寧に作られています。どの作品もアイデアがすばらしく、見ていてもとても楽しめる作品です。また、時間をかけてとても丁寧に作られています。中には袋や箱に収まりきらなかったであろう大きい作品もあり、普段の図画工作の授業や理科の授業では十分な時間がとれないですが、家でじっくりと考えながら作った様子が伝わってきました。