校長ブログNo163-1 いざというときのために「防災訓練」
9月12日(木)防災訓練を実施しました。
匝瑳市横芝光町消防組合と消防設備会社の方にお越しいただき、校内施設から火災が発生したことを想定して訓練が行われました。
火災報知器がけたたましく鳴り響きます。「訓練!訓練!!ただいま1階配膳室より火災が発生しました!!」本校職員が火災の発生を校内放送で全校児童と職員へ知らせ、実際に119番通報により消防署へ伝えます。職員は避難体制の配置につき、防災頭巾とハンカチで口を押えた児童を率いて教室からグラウンドへ避難してきました。
消防署員の方によるお話です。
「火と煙はどちらが怖いでしょう?」「煙です。」「どうしてでしょう?」6年生はすでに理科の学習で「ものの燃え方と空気」を学習していますので、空気中の酸素が不足し、燃焼により一酸化炭素が発生することを理由として説明していました。消防署員の方も感心し、「完璧です!!」とおほめの言葉をいただきました。特に高学年児童は1・2年後には中学校へ進学することから署員さんも大人として扱い、真剣に訓練する大切さを最初に話しました。
低・中・高学年ごとに分かれ防災教室が開かれました。
▼低学年(1・2年生)は、真っ赤な「はたらく自動車=消防車(ポンプ車)」、放水訓練の体験、消防服の試着(代表)をしました。
▼中学年(3・4年生)は理科室でドライスモーク(安全性の高い擬似煙)をたいて煙道体験を
▼高学年(5・6年生)は消火器を使って火を消すことを想定した水消火器を使用した訓練を
訓練はいつも満点でなければいけません。真剣そのものに実施できました。各学年での防災教室も説明をよく聞き体験することを通して火災の恐ろしさや対処方法を学ぶことができました。
お忙しい中、私たちにわかりやすくご指導いただき、また、報知器の操作や復旧等どうもありがとうございました。