校長ブログNo163-2 給食センター栄養士さん来校(食に関する指導訪問)
記録的な猛暑や自然災害の影響等で、米や野菜などの農作物に影響が出ています。毎日の私たちの生活に欠かせない食料は生産者さんの目に見えない努力により毎日食卓に提供されています。特に、夏休み中は私も含め、給食のありがたみを感じた方も多かったのではないのでしょうか。食品メーカーのキャッチフレーズにもある「あなたのカラダはあなたの食べたものでできている」のフレーズのとおり、放送で紹介される「ひとくちメモ」や「献立表」や「給食だより」の読み物を読むことで食に関心をもち、感謝の気持ちを忘れずにいただきましょう。
9月13日(金)、横芝光町学校給食センターより栄養士の方が食に関する指導訪問にお越しくださいました。最初に校内放送で栄養士さんがお話をしてくださいました。
【栄養士さんからのメッセージ】
こんにちは。横芝光町学校給食センターの栄養士です。みなさんお元気ですか?2学期から月に1回、給食のことや栄養について、放送をさせていただきます。
実りの秋です。みなさんにとって、秋といえばまず何を思いうかべますか?おいしい果物?スポーツの大会?それとも音楽発表会かしら?秋といえば新米の季節ですね。私たち日本人の主食として、欠かすことのできない米は全国各地で作られ、私たちの町でも多く作られています。私たちが食べている米は、1粒の種もみからなんと300粒もの米ができます。そして、またその中の1粒の種もみから、翌年もたくさんの米が作られているのです。このようにして、昔から米の命はつながってきています。しかし、最近では、パンや麺を食べる人が増え、米を食べる量が減り続けています。むかしから日本人が大切にして育ててきた米です。農家の方に感謝してよく味わい、食べ続けていきたいものです。そしてこの新米の季節は特に米がおいしいのでよく味わっていただきましょう。
24日の給食から新米の白米(ご飯)が提供されるとのことです。お楽しみに!!
▼放送終了後、各学年の給食の様子を参観しに訪れました。
「みんな給食はいかがですか?」「みんなトマトは好きかしら?このミニトマトはすごく近い場所でとれたものなんですよ。上堺の農家さんが育てたものです。」栗山川を渡ってすぐ隣の地区と知って子供たちは驚いていました。
▼みんなで食べる給食はとってもおいしいよ! 先生、おかわりくださ~い!!
栄養士さんに「みんな姿勢がいいわねぇ。」「きれいに食べていてとてもうれしいです!!」「食器についているご飯粒も1粒も残していないことはとてもステキだよ。」とおほめの言葉をいただきました。「苦手な食べ物はある?」と聞かれて栄養士さんを前に正直には言いにくい子供たちにも「いいんだよ。教えてください。」「一口でもいいから少しずつ慣れていってください。」と優しく話しかけてくださいました。
▼もちろん完食です!!今日もごちそうさまでした!!
子供たちの給食の様子を見て、食事の姿勢や食べ方がきれいだなぁと感心させられます。(きっとみなさんのご家庭で食事を通して大切なことをしつけてくださっているんだろうな。)と思いました。