過去ブログ(平成27年度)

カテゴリ:お知らせ

6月15日(月)その4 カウンセラーの眼「いい7つの習慣」



<カウンセラーの眼「いい7つの習慣とは?」> プロテニスプレーヤー 錦織 圭選手が小学校時代師匠であった松岡 修造さんの本を購入して読んでいます。
簡単な文体で分かりやすい内容で、ドリル形式で松岡 修造さんが質問に答える形で書かれています。
内容としては、
1 錦織 圭は、いい習慣を身につけたことで成功している。
2 誰でも、いい習慣を身につけると人は変われる。

大人は、意識して「7つの習慣」を身につけることが大切である。その7つとは、
1.感じること  2・工夫すること   3・準備すること   4・切り替えること   
5・受け入れること   6・反省すること   7・感謝すること
の7つだそうです。

***本を読んでいくと、「松岡修造、ちょっとおかしいぞ。」「変だぞ。」と思えてきましたが、結論は「人生、楽しく」「プラス思考で」「何事も前向きで」ということであり、同感できる部分もありました。1日で読み終わりますので、校長室に1冊置いておきますので、レンタルいたします。
******参考文献「解くだけで人生が変わる!修造ドリル」松岡 修造著 アスコム株式会社 2015年

6月15日(月)その3 校長室コラム「6月も折り返し地点に!」

 
 
 

<校長室コラム「はやいもので、6月も折り返し地点に!」> 6月の春の季語に「麦秋(ばくしゅう)」がありますが、学校のまわりの畑には「麦」(写真6枚目)が黄金色に輝き、刈り取りを待っています。 この写真を見ても「麦の秋」書く「麦秋」は「春」、6月の季語になることが分かりました。

写真1,2,3,5枚目・・・写真のとおり、矢板中は「Happinessな中学校構想2年次」、「進化する矢板中」をMISSIONに4月8日からスタートしました。昇降口や玄関に掲げた掲示物(私の書いた文字)のキーとなる言葉が、十分に生徒や職員に浸透し、日々の生活や学習の中で「進化」が感じられます。

校舎内外は、先週土曜日の「3年親子奉仕作業」のおかげもあり、きれいに感じられます。

***16時過ぎ、「遠雷」が聞こえたり「竜巻注意報」が発令されたり、途中から急に大粒の「雨」が降り始めたいしました。外の部活では、「大雨」で体や体育着がびしょ濡れになった子も多くいました。風邪などひかないように、注意してあげてください。

6月13日(土)その4 カウンセラーの眼

「よく遊ぶ者はよく仕事をする」

<カウンセラーの眼「よく遊ぶ者は、よく仕事をする」> この言葉は、「日本で本物のウィスキーを作りたい」というこだわりを胸にニッカウィスキー創業者の竹鶴 政孝の名言です。

<カウンセラーの眼「よく遊ぶ者は、よく仕事をする」> この言葉は、「日本で本物のウィスキーを作りたい」というこだわりを胸にニッカウィスキー創業者の竹鶴 政孝の名言です。

政孝は、遊びには人一倍熱心で、凝り性で釣り竿は200から300本所有していたようです。

***目標を掲げ、チームに仕事の成果だけを求めることだけがリーダーの役割ではありません。メンバーのコンディションを心身ともにベストに保ち、仕事への意欲を高めるために、まずはリーダー自ら本気で遊んでみてはどうでしょうか?!

******参考文献「PRESIDENT」(2015,6,15)プレジデント社 p113

6月12日(金)その5 カウンセラーの眼

「気持ちから、それとも形からはじめますか?」

<カウンセラーの眼「事を起こすとき、気持ちから、それとも形からはじめますか?」> 「何かをはじめたい!」とか「新たな取り組みをしたい。」、「〇〇な趣味をはじめたい」などと、誰もが考えることがあると思います。

このような時に、あなたは本当にできるか? やれるか? 時間はあるか? お金(経費)はあるか? などと、頭の中で色々考えますが、なかなか実行できないのが現実だと思います。

色々問題や障害があろうとも、発奮して実行してしまう人もいれば、頭で考えただけで実行できない人も多くいます。

では、自分で決心して、実行する段階になったとき、2つのタイプがあります。

1つ目は、 あなたは「気持ち」からスタートし、あとから道具や服装などを整えていくタイプ

2つ目は、先は考えずに、「形」からスタートし、道具や服装などをそろえ、「やるしかない」と自分に追い込んでいくタイプ

このように、2つのタイプがあります。あなたは、事を起こすとき、どちらのタイプでしょうか?

***私はというと、予想どおり(?)・・・、昔から「2 形からはじめる」タイプでした。過去には、「サイクリングで体を鍛えよう」と考えると即、「サイクリング用の自転車」を購入し、「英会話を勉強しよう」と考えると、「高価な英会話のDVD」を買う、「うたの王様」になりたいと思い立つと「カラオケ・マシーン」を買い込むなど、私の脳の回路は、「形」からはじめるタイプになっているようです。

どちらのタイプにも「善し悪し」があると思います・・・。

6月12日(金)その4 校長室コラム「中間テスト 終了しました」

 
 
 


<校長室コラム「中間テスト 終了しました!」> 2日間、5教科の「中間テスト」が終了しました。

今日の3校時以降から、クラスによっては採点したテストが返されています。テストの結果に、一喜一憂している生徒たちの姿が目に浮かびます。

特に、1年生は単元(一まとまり)ごとに行う「テスト」(小学校)とは異なり、いくつかの単元をまとめて、学習した範囲での「テスト」は初体験だったと思います。「中間テスト」前の勉強は、うまくできていたでしょうか?

写真1,2枚目・・・教育実習生の北林 裕佳先生ですが、今日で3週間の教育実習期間が終了します。矢中での実習の成果(よい思い出)を、今後の教員人生に活かしていただけることを期待しています。

6月11日(木)その3 中間テスト1日目

 
 
 
 
 
 
 


<中間テスト1日目> 今日は午前中3時間、3科目のテストがありました。

それぞれのクラスをのぞいて見ましたが、真剣な表情で取り組んでいました。特に、1年生は「中間テスト」的な定期テストはひじめての経験だと思います。思うように回答できたでしょうか?

明日、テスト2日目、2教科が行われます。

6月11日(木)カウンセラーの眼「家族で一番近い人は配偶者・・・」

<カウンセラーの眼「家族で一番近い人は配偶者でしょうか?」> 「家族という病」(下重 暁子著・幻冬舎新書・2015)の著書の中から、2回目の引用をさせていただきます。

「家族で一番近い人は誰ですか?」と問われたとき、皆さんは「誰」と答えるでしょうか? 回答の半分は「配偶者(夫や妻)」、半分は「我が子」と答えるようです。ちなみに、私は「妻」と答えます。

下重さんの文章では、「配偶者」回答した方々には、とても厳しいコメントが書かれています。その文面を紹介します。

〇人はつれ合った配偶者のことをほんとうに理解することはない。死という形で終止符が打たれてはじめてそのことに気がつき、もっと話をすればよかったと、聞いておけばよかったと後悔する。

〇もし、生前にそれを実行していたとして、どれほど理解が深まるだろうか。

〇自分のことですら、正確に把握することも出来ないでいるのに、他人のことが理解できるか。配偶者は他人なのだ。一番近い家族であるが他人である。

〇家族は暮らしを共にする他人と考えた方が気が楽である。 ***「家族という病」p51,p52の一部を引用

******私はこの文面を読んでから、ここ数日、妻との雑談や仕事の愚痴話なども、適当に聞き流さず聞いて返答するようになりました。世界で一番近い他人であるからこそ、理解したいな、という思いからなのかもしれません。

6月10日(水)その2 中間テスト前学習会 大盛況!


 
 
 
 
 
 

<中間テスト前学習会 大盛況!> 「中間テスト」が明日に迫ってきました。先週からはじめた「中間テスト前学習会」(昼休み)に多くの生徒たちが集まってきています。

「昼休みは遊びたい。」「友達とお話ししたい。」と思う心に負けずに、5教科の「学習会」に参加しています。

昨日は、2年生廊下の掲示物を紹介しましたが、生徒たちが「学習」に目が向いてきて、自らが「テスト」の点数アップに動き始めている姿が直に感じられます。

6月8日(月)その3 カウンセラーの眼「六月病に負けないで!」

<カウンセラーの眼「六月病に負けないで!」> 最近は、「五月病」(新入生や新入社員が陥りやすい)ではなく、「六月病」(年代を問わず起こる)という心的な「適応障害」にかかる人が多くなっています。

新たな仕事や環境、学習への過緊張やプレッシャー、ストレスに負けてしまって起こる病気です。全員が、起こるのではなく「六月病」になりやすいタイプがあります。それは、

1責任感の強い人   2頑張り屋の人   3計画的で几帳面な人   4我慢強い人   5気配りや気遣いをし過ぎる人   6あまり感情を表に出さない人  この6つのタイプにあるような人は、ストレスを一人で抱え込み、自分を追い込んで「出社拒否」や「不登校」になってしまうことがあります。

では、「六月病」に負けない心と体作りのために、対策はあります。次のような生活習慣や食生活に心掛けてください。

1早寝、早起き(生活リズムを守る)

2太陽の光をたくさん浴びる(朝起きたら、太陽を浴びる)

3リズム運動を行う(ウォーキングやサイクリング、ジョギング、踏み台昇降運動などを行う)

4よく噛んで食事をとる(噛むことがリズム運動になっている)

5肉や大豆、卵などのタンパク質を多くとる(肉じゃががおすすめ)

6うなぎやたらこ、玄米などの「ビタミンB1」を多くとる(玉ねぎやネギ、ニンニクの「アリシン」をとると、より吸収が高まる)

7ブロッコリや柑橘類、キウイなどの「ビタミンC」を多くとる

8小魚や小松菜、千切り大根などの「カルシウム」を多くとる

***これらの8項目を実施したり、食したりすることで、体や心のバランスを整え、安定させる「セロトニン」というホルモンがたくさん増えます。「六月病」に負けない心と体ができます。是非、お試しください。

***参考文献「共済フォーラム 6」(NO,690) 公立学校共済組合編 6ページ,7ページ

6月8日(月)その2 学校評議員会がありました

 
 
 
 
 

<第1回学校評議員会がありました> 今年度最初の「学校評議員会」を行いました。学校評議員さん4名全員の参加をいただきました。

最初に、校内を巡回し、授業のようすを見ていただきました。生徒たちが、真剣に授業に参加している姿や「学び合い学習」(写真5,6,7,8枚目)をしているようすをご覧いただきました。

校長室にもどり、校長から今年度の「グランドデザイン」(学校経営構想)の紹介(5分間)、教頭から今年度の「具体策や努力点」の話。青木主幹から「生徒のようす」などを話させていただきました。

各評議員さんとの質疑の中で、

1 地域で、毎朝、さわやかなあいさつをしてくれる矢中生がいる。

2 月1回の「学校ブログダイジェスト版」の発行は、広報紙を補完する上でも、とてもいいことである。

3 矢中のいいイメージを続けてほしい。

4 「学び合い」により、自分の意見が言え、子どもたちが育っている。自分から学びに向かっているようで素晴らしい。

5 問題点として、玄関のところで生徒たち50人ぐらいにすれ違ったが、こちらが黙っていると「誰一人、あいさつをしなかった」という御指摘もいただきました。

***今年度の矢板中学校評議員さんを御紹介します。

〇山口 一夫様   〇小川 幸子様   〇大島 広一様   〇安達 洋子様 の4名です。よろしくお願いいたします。

6月7日(日)その3 カウンセラーの眼「ストレスの対処法」

<カウンセラーの眼「ストレスへの対処法」> 県春季大会での生徒たちの様子を見ていると、「ストレス」に強い子と弱い子がいます。弱い子は、自分の力を発揮できずに負けてしまいます。逆に「ストレス」に強い子は、100%から120%の力を発揮して勝ち上がることができました。

日本人は、「ストレス」を感じる度合いが、他国から比べると高い、という結果があります。

「ストレス」を感じると、体(頭)の中で対抗するホルモン「セロトニン」を分泌します。「ストレス」に対抗できるたくさんの「セロトニン」が分泌されれば、「ストレス」を感じないでプレーすることができます。

日頃から、「セロトニン」をたくさん出せるような体を作っておくための対処策をお教えします。

1 1日に30分ぐらい、「ジョギング」や「軽いランニング」などの運動をする。・・・運動をすると、「セロトニン」が分泌します。

2 仕事や勉強の途中で、背伸びやストレッチなど、体をほぐす。

3 日頃から、試合の前などに「バナナ」を食べる。

4 親や家族、兄弟、ペットでもいいので、話しかけたりふれ合いをしたりする。

***今週の木曜日と金曜日に「中間テスト」があります。「ストレス」に弱く、思うようにテストの点数が上がらない生徒は、上の4点を実践してみでください。「得点アップが、期待できるかもしれません。」

6月4日(木)その4 進路コーナー

「2016年度県立高校入学者選抜の方法など」

 

下野新聞 県立高入試関連記事(H27,6,3).pdf

(PDF 上の「県立高入試関連記事」をクリックすると、新聞記事がご覧いただけます)

<進路コーナー「2016年度県立高校入学者選抜の方法など 新聞記事から」> 昨日、6月3日の下野新聞の中で、「今年度の県立高校入試選抜」についての県教委からの記事がありました。

3年生やその保護者の皆さんには、注目する記事になると思います。

全体の傾向として、県立高校一般選抜の「学力」と「調査書」の点数の比重を見ると、「学力重視」の傾向がより強まっているようです。普通科では、「9:1」や「8:2」がほとんどです。ある県立高校の先生の話ですが、「学力だけを重視します。学力が高い生徒は本校を受検してください。」と言っていました。

将来の夢や就きたい職業、10年後の自分、20年後の自分などを真剣に考え、見据え、自分の「進路先(高校)」を決めていってほしいです。

6月2日(火)その3 カウンセラーの眼「整理整頓 5つのスキル」

<カウンセラーの眼「整理整頓 5つのスキル」>  「断捨離」という言葉が登場しましたが、あなたは整理整頓が得意でしょうか?

テレビでお馴染みの近藤 麻理恵さんが、「ときめくかどうか」で、残すかを決める基準と言っていました。

東京大学の松原 隆一郎教授が唱えている「整理整頓スキル5つの鉄則」を紹介します。

鉄則1・・・自分の持ち物の適正量をきちんと知れば、モノは増えない。

鉄則2・・・動作、動線とモノを置く高さを意識すれば、散らかりにくくなる。

鉄則3・・・使用頻度別収納で圧倒的に使いやすくなる。

鉄則4・・・グルーピング(複数の道具をひとまとまりに)して、無駄な行動をなくす。

鉄則5・・・定位置管理で、「捜し物」の必要なし。

***捨てる規準を定め、整理に踏み切りましょう。私も、「断捨離」に挑戦していきます。

******参考文献 「讀賣新聞」(2015,6,2) 18面から参照

6月1日(月)その3 カウンセラーの眼「家族という病・・・」



<カウンセラーの眼「『家族という病』という新書を読んでいます」> 先週、気になる本を見つけ、購入し、読みはじめています。

題目は、「家族という病~家族ほど、しんどいものはない。~」著者は、元NHKアナウンサー、現在作家の下重 暁子(しもじゅう あきこ)さんです。 目次も、衝撃的な小見出しになっています。第1章を抜き書きすると、

第1章 家族は、むずかしい

家族を盲信する日本人

なぜ事件は家族の間で起きるのか

結婚できない男女が増えたワケ

子離れが出来ない親は見苦しい

仲の悪い家族の中でも子はまっとうに育つ  など、など。

下重さんが、自分の経験談と逆説的に書いた内容ですが、「なるほど。」と納得できる内容もあります。「25万部」売れているベストセラーの新書です。

***読み終えたら、またこの本の内容や感想を掲載します。

***参考文献 「家族という病」下重 暁子 幻冬舎新書 2015年

5月29日(金)その3 カウンセラーの眼

「道徳が(特別の)教科になっていきます」

<カウンセラーの眼「道徳が(特別な)教科になっていきます」> 「道徳」は、昭和33年にはじまり、何回かの変遷を繰り返しながら、この3月に学習指導要領の一部改訂が告示され、「特別な教科 道徳」が明記されました。

施行は、小学校が平成30年4月1日から、中学校は平成31年4月1日からとなっています。平成31年度以降は、道徳は教科となり、「教科書」を用いて、「評定(54321の数値ではなく文字で)」も付きます。

「特別な教科 道徳」になる意図は、3つあります。

1 子どもの人格の形成を目指した教育が強調された。

2 道徳的判断力や道徳的心情、道徳的実践意欲を養う。

3 問題行動や社会的課題解決に対する対応のために、一人ひとりが主体的に人間として自己の生き方を切り開けるようにする。

***今後、「特別な教科 道徳」が、国からどのように周知、説明されていくのかは不明ですが、生徒、一人ひとり、かけがえのない自分がどう生きるのか、と問いかけ、自らがよいものを追い求める人間になっていくという、これまでの「道徳の考え方」は変わらないものと考えています。

******参考文献「中学校 740号」(5月号) 全日本中学校長会  (株)山越

5月28日(木)その3 カウンセラーの眼

「謹んでお悔やみ申し上げます」

<カウンセラーの眼> 新聞やテレビのニュースでご存じだと思いますが、矢中をこの3月に卒業した男子生徒が事故でお亡くなりました。

本日、18時から市内の式場で「お通夜」がありました。私を含めて職員、そして同級生や後輩、弟の友達などたくさんの矢中生も参列していました。あまりにも早過ぎる別れに涙する生徒たち(親たち)がいました。

「15歳という、あまりにも若い死」を同級生たちは、どのように受け取っていたのでしょうか・・・。」

***謹んで、お悔やみ、ご冥福をお祈り申し上げます。

5月27日(水)その3 カウンセラーの眼「サラリーマン川柳から」

<カウンセラーの眼「サラリーマン川柳」から> 毎年、第一生命が募集する「サラリーマン川柳」ですが、数日前に審査結果が発表されました。ベスト10を紹介します。

ベスト1・・・皮下脂肪 資源にできれば ノーベル賞 (イソノ家)

ベスト2・・・湧きました 妻よりやさしい 風呂の声(湘南おじん)

ベスト3・・・妖怪が ヨー出るヨー出る 妻の愚痴(ごまさん)

ベスト4・・・壁ドンを 妻にやったら 平手打ち(若ジイジ)

ベスト5・・・記念日に 「今日は何の日?」 「燃えるゴミ!!」(FUTA)

ベスト6・・・増えていく 暗証番号 減る記憶(なにが正しい)

ベスト7・・・あゝ定年 これから妻が 我が上司(呼人)

ベスト8・・・オレオレと アレアレ増える 高齢化(エビカニ)

バスト9・・・ひどい妻 寝ている俺に ファブリーズ(冷てえ!)

バスト10・・・充電器 あったらいいな 人間用(電池切れ)

***お家の中で、掲載した川柳を読んだり解説、評論したりしながら、この10作品を我が家の「ベスト10」に変換してみてはどうでしょうか? ただし、会話と笑顔が重要な観点になります。  ***第一生命のホームページから引用

5月26日(火)その2 カウンセラーの眼

「自己肯定感と自尊感情を育てる」

 

<カウンセラーの眼「自己肯定感と自尊感情を育てる」>  毎日、矢板中HPの学校ブログをご覧いただき感謝にたえません。5月に入り、1日平均で「600~800件」のアクセスを頂いています。このコーナー「カウンセラーの眼」は、私の長く研修(勉強)をしているカウンセリングや相談事例の臨床経験などを活かした内容などを掲載しています。日々の子育てや家庭教育の中で、活用していただけると幸いです。

今日の内容は、「自己肯定感」と「自尊感情」です。

お家や学校で、毎日のようにマイナスの言葉のシャワーを浴び続けたお子さんは、「マイナス思考」の人間になっていく傾向があります。子どもが、失敗したり問題を起こしたりすると、親や教師は原因探しや良くないことへの指摘、叱咤激励(叱る、怒る)をしてしまいがちです。

このような場合でも、お子さんの「存在感」や「安心感」を持たせることば掛けが必要になってきます。「アイ(I)・メッセージ」という用語がありますが、お子さんが何か問題をしたとき、叱りたい、怒りたい時は、意図的にふっと一息ついて、「私(お母さん)は・・・・」「私(お父さん)が・・・・・」というように、主語をつけて話しかけてあげてください。「お母さんと一緒に片付けよう。」「私も小さい頃、同じ失敗をしたんだ。」「お父さんは、よくないことだと思うけど、どうかな・・・。」などと、言うことで、お子さんに反省をうながし、「心の安定」や「安心感」が得られます。

***世界的な調査からも、日本人の子どもは「自己肯定感」や「自尊感情」が、他国と比較して低いことが分かっています。是非、矢板中の生徒(子どもたち)の「自尊感情」が高まるように、お家と学校が協力体制で、育てていきたいです。

5月24日(日)その2 カウンセラーの眼

「小才・中才・大才って・・・」

<カウンセラーの眼「小才・中才・大才って、ご存じですか?」> 徳川家の剣術指南を担当した柳生家の家訓を目にすることがありました。それが、「小才・中才・大才」です。

「小才」は、縁にあって、縁に気づかず。

「中才」は、縁に気づいて、縁を生かす。

「大才」は、袖振り合う縁をも生かす、と。

この意味は、才能のない(小才の)人間は、チャンスに気づかない。

「中の才能」の者は、チャンスに気づいているが、飛びつかない。

では、とても才能のある(大才の)人間は、袖が振れるほどの些細なチャンスも逃さない。

「大物になる人物」は、チャンスに敏感である、という意味を言います。

***一人ひとりの生徒たちが、自分にとってプラスになる機会やチャンスに対して、敏感に受け止め、自分を伸ばせるような人間に教え育てていきたいと考えています。

5月21日(木)その2 カウンセラーの眼「便利な計算方法 おみやげ算」

<カウンセラーの眼「便利な計算方法 おみやげ算」> 「足し算」や「引き算」、「かけ算」、
「割り算」はご存じだと思いますが、「おみやげ算」という計算方法が、雑誌にあったので紹介します。

次のような式がありました。  35×35=

この式の一つの「35」の「5」を、もう一つの「35」におみやげとして渡すと、

(35+5)×(35-5)= となり、( )の中をたし、引きすると、

40×30=  となり、暗算で 「1200」という答えになります。

「おやっ」、正答は「1225」なので、上の式に、たし・引きした「5」を2乗した「25」を加えると、1200+25=1225 で正答になります。

この考え方を、(1)55×55=  (2)85×85=  でも、同じような計算方法で暗算ができます。

さて、問題です。「どうして、おみやげにした5に2乗した25を加えるのか?」分かった生徒は、
校長室まで。

***小川教頭先生は、さすが数学科専門だけあって、10分で解答できました。

***参考文献 「プレジデント」プレジデント社 2015,6,1号 98ページから

5月19日(火)その3 カウンセラーの眼

「無礼な社員って、どんな社員?」

<カウンセラーの眼「無礼な社員って、どんな社員か?」> 企業の部長300人にアンケートした結果、最近の社員(取引先も含めて)の品格や礼儀ができていないという結果がでました。

では、どのようなマナーが問題なのかベスト10を掲載します。

問題マナーのベスト1・・・身なりがだらしない   ベスト2・・・秘書や目下の人をぞんざいに扱う

ベスト3・・・電話応対がなっていない   ベスト4・・・会議中、商談中にスマホをいじる

ベスト5・・・アポ(アポイントメント)の時間に遅れる    ベスト6・・・いい加減に「名刺交換」をする

ベスト7・・・歩きながらスマホをいじる    ベスト8・・・商談に来て、一方的に話し続ける

ベスト9・・・正しい敬語が使えない    ベスト10・・・煙草のニオイが残っている

***上のベスト1~10を見ると、学校では許される「マナー」や「礼儀」、「ルール」が、企業では許されない(クビや降格、取引停止など)になってしまうことを、今のうちから分かって実践できるといいですね。***参考文献「プレジデント」(2015,5,4)プレジデント社 32,33ページから


 

5月18日(月)その2 カウンセラーの眼「無償の愛って・・・」

<カウンセラーの眼「無償の愛って・・・」> 「おおきな木」という絵本をご存じでしょうか? 1964年、アメリカの作家、シェル・シルヴァンスが出版し、ロングセラーの絵本です。私も、最近、気になり購入しました。

内容は、あるところに「おおきな木」があり、一人の少年がいつも木登りしたりして遊んでいました。

青年になった少年は、「おおきな木」に「お金がいるんだ」と言うと、木は「りんごをとって町で売りなさい。」と言います。

大人になつた少年は、「家がほしい」と木に言うと、「木」は「枝を切ってもっていきなさい。」といいます。

中年になった少年は、木に「遠くへ行きた。い船がほしい。」と言うと、「私の幹を切って船を作りなさい」といいます。少年は、その木の幹を切り倒し、船を作りました。それでも、木は幸せでした。

老人になった少年は、「もう欲しいものはない。だた、座って休む場所があればいい」といいます。木は、自分の切り株を差し出した、という話です。

***この木は、「親」に例えて描いている絵本に感じました。私も成人した2人の子どもがいますが、なかなかこの「木」のような愛を子どもたちに注げないでいます・・・。 「おおきな木」は、日本語版と英語版があります。

5月17日(日)その2 カウンセラーの眼

「誰の可能性にも限界はないのです」

<カウンセラーの眼>人間の可能性には限界がないのです。このことを「孫 正義」氏は自叙伝で語っています。

私たちは、皆、同じ人間です。誰の可能性も限界はないはずです。限界があるとすれば、それは自分で「限界ライン」を引いてしまったからです。

どうか、矢中生、職員たちは自らの期待値を上げて、自分の「描いた可能性」に挑戦していってください。

「孫 正義」氏は、父親は養豚業を営み、幼少の頃は、父親にたのまれて、豚のえさにする残飯を近所で集めているような少年でした。

小学校の頃から成績は良く、「天才」と言われて育ち、高1の夏休みにアメリカへ1ヶ月間の「留学」をしました。孫氏はこの時、「人生は短い。今、行動しないときっと、後悔する。」と思い、アメリカの高校2学年に編入します。食事中もトイレ中も歩いているときも教科書を離さず猛勉強して、編入3週間後に「大学検定試験」合格することに挑戦したそうです。

***参考文献 「月刊プリンシパル」 学事出版 2015年5月号  64,65ページ

その2 カウンセラーの眼「宇宙に行きたい!」

<カウンセラーの眼「宇宙に行きたい」> 現在、東京理科大学副学長(前 宇宙飛行士) 向井 千秋さんのインタビュー記事で、注目するものがあったので、記載します。

内容は、今から50年後、宇宙へは誰でも行ける時代になってきます。いわば、「宇宙商業利用」の時代とでもいいますか、「宇宙旅行」の時代になっているんです。

「宇宙飛行」には、一人、数十億円かかると言われますが、数千万円で「弾道飛行」し、宇宙空間に数分出たり、地球を2,3周回ってみたりという飛行が検討されています。地球1周は90分ですから、日帰りして地球に帰還することも可能だそうです。

***「ちょっと、外国へ行ってきます。」が、50年後には「ちょっと、宇宙へ行ってきます。」という時代も近いのかもしれませんね。 参考文献「月刊 プリンシパル」学事出版 2015,5月号 10ページから

その2 カウンセラーの眼「半歩先の目標を立てる!」

<カウンセラーの眼「半歩先の目標を立てる!」> 「半歩先の目標を立てる!」この言葉は、青山学院大学陸上球技部監督の原 晋(はら すすむ)先生がイテビのインタビューに答えて言ったものです。

「大学箱根駅伝大会優勝」で、注目を集めている監督の一人が、原先生です。

新入部員を勧誘するときは、「イケメン、男前を選びます。」「男前と言っても、ジャニーズ系ではなく、表現力が豊かな子を選びます。」と、言っていました。テレビに登場する部員たちを見ると、全員、かっこよい青年で、ニコニコ笑顔がさわやかな感じを受けます。

原先生の指導法の一つが、「半歩先の目標を立てる」という考えがあります。「半歩先の目標」を立て、「できた」「楽しいな」「もう少しできるかな」という思いがあるから、一歩進み、それを積み上げることで、気がつくとはるか遠くまで来ているというわけです。

例えば、一定の距離を「29分」で走る目標を持っても、「30分」で走る部員に「29分50秒で走ろう」という目標を持たせ走らせ、達成できたら評価してあげるそうです。 この「半歩先の目標」の連続が、いつしか「29分」で走りきれる部員になるそうです。

***原 晋監督のこの考え方は、学校教育の世界でも使えると、感じました。子どもたちを褒めながら、やる気と自信を引き出しながら、「半歩前先の目標」を持たせ、「学力向上」や「種々な力テストの得点向上」にも利用できると思いました。

5月14日(木)その3 カウンセラーの眼「分かち合って生きること」

<カウンセラーの眼「分かち合って生きること」> 他の動物と人間が決定的に違うのは、「分かち合って生きる」ことができることです。

人間の祖先が、二足歩行をはじめたとき、骨盤が変形し産道が狭くなり、出産に手助けが必要になったという生物学の知見。

7万4千年前、トバ火山の噴火によって平均気温が12度も下がって、人類が絶滅の危機に遭遇したとき、争いではなく助け合ったことによって生き延びることができた、という数々の考古学的な知見。

人間は、昔から、危機のとき、独占せずに助け合った方が生き残れるという知識を身につけてきました。見ず知らずの人と争いを繰り返せば、追い詰められる。

「分かち合った」方が、生き延びて、世界のほかの大陸へと人間は広がっていった。

***このような人類が学んできた知恵や知識「分かち合い」、「助け合って」をこの矢板中でも広げられるといいですね。

******参考文献「学校賛歌ブックレット」号外11 小野田 正利  2015,2月増刷  5ページから引用

5月14日(木)その2 歯科検診

 
 

<歯科検診> 本日、8時45分から午前中、歯科校医の八板 誠先生と八板 崇先生が来校し、1年、2年、3年生の検診をしていただきました。

静かに廊下で待ち、受診の態度も素直で、いい生徒たちですね、という話しを八板誠・崇先生からいただきました。検診もスムーズに流れた関係で、11時30分には終了することができました。

***八板 誠先生は、矢中の歯科校医、54年目になります。本校第4代校長の「斎藤 邦平」先生の時から、校医をしているという話しをしておられました。

5月12日(火)その2 カウンセラーの眼「夫婦は一心同体?」

<カウンセラーの眼「夫婦は一心同体?」> 結婚式、披露宴の「主賓あいさつ」の中で、よく聞くセンテンスが「夫婦は一心同体である」です。

男女が結婚を決意するときは、性格や趣味、考え方など、お互い相通じるものを感じるものです。しかし、二人で生活していく中で、気持ちのすれ違いや価値観の相違を意識するようになってきます(ならない人もいるかもしれませんが・・・)。

夫婦は、生まれ育った環境や考え方、性格も同じではありません。そこで、夫婦はどんなに近い関係(存在)でも、「一心同体」とは考えにくいものです。「二心異体(にしんいたい)」の二人が、生活し、互いの長所や短所、性格、趣味、特技などを認め、受け止める中で、相手に感謝や思いやりを感じていきます。最終的には、「異体」の二人が、「一心」になるのが「夫婦」なのかもしれません。

***参考文献「ニューモラル」NO,548 モラロジー研究所  平成27年4月号 12,13ページ

5月9日(土)曇りから雨 その1 カウンセラーの眼

「子どものサインに気づいて」

<カウンセラーの眼「子どものサインに気づいて・・・」> 長崎女子短期大学長の浦川 末子先生の講演内容記事から、いくつか引用させていただきます。

1つめは、アメリカでは、子ども10歳までは家族で育て、10歳以降は社会が育てると、法律で決まっています。しかし、日本では、何歳になっても子どもは、親が育てることになっています。どちらがいいのかは、賛否あると思います。

2 普段から、子どもの徴候やサインを親が見逃さないこと。 「佐世保事件」や「神戸事件」、「横浜の事件」などでは、一見、偶発的に見える事件でも、事前に子どもたちは色々なサインを発しています。

3 今の小さい子は、「抱っこ」をいやがる傾向が多いそうです。赤ちゃんの時、親が十分に「抱っこ」をしてあげていないのが原因と言われます。「抱っこ」は親子の絆を深める最大の行為です。

***中学生でも親子の接触、関わりの重要性が言われています。

4 日本の子どもは家にも「居場所」がなく、「孤独」と思っている割合が、20~30%います。他の国々では10%前後だそうです。

***学校でも子どもの居場所作りを考えて学級経営をしていますが、家庭でもお子さんの「居場所」作りを考えていってほしいです。

******参考文献「全日教連 教育新聞」(平成27年4月10日)第544号 第4面から引用

その2 カウンセラーの眼「学力が高い児童生徒の特徴」

カウンセラーの眼「学力が高い児童生徒の特徴」> 平成25年度全国迫力・学習状況調査の保護者に対する調査を分析した結果が公表されています。

その中で、「学力」が高い児童生徒の「家庭生活」との関連性について、5点を引用します。

1 朝食等の生活習慣ができている子は、学力が高い・・・朝食を毎日、食べている。就寝の時間が決まっている。テレビやゲームの時間が決まっていて守られている。

2 読書や読み聞かせをしている子は、学力が高い・・・親が子どもに、読書や新聞を読むようにすすめている。子どもと一緒に読書をする習慣ができている。小さい頃、親が寝る前に読み聞かせをしていた。

3 勉強や成績、将来の職業などの会話をしている家庭の子は、学力が高い・・・子どもと勉強や成績の話しをしている。保護者の子への学歴期待が高い。子どもへの教育投資の金額が高い。

4 保護者自身の学校への参加行動が高い子は、学力が高い・・・保護者が授業参観やPTA、学校行事等への参加率が高い。

5 規則や学習習慣のできている子は、学力が高い・・・家で自分で計画を立てて勉強している。家庭学習(宿題)をやっている。学校や家の規則を守っている。

***これらの5点について、できている児童生徒は、学力が高いか、これから大きく伸びる可能性を高いお子さんです。なお、「学力」向上のキー・パソンには、本人自身と学校の指導と家庭の3者がプラスに連動したときに、大きな学力が向上していくようです。

******参考資料 文部科学省委託研究「平成25年度全国学力・学習状況調査(きめ細かい調査)の結果を活用した学力に影響を与える要因分析に関する調査研究」  国立大学法人お茶の水女子大学

その2 カウンセラーの眼「昨日の論理パズルの解答」

<カウンセラーの眼「昨日の論理パズルの解答」> 昨日、6日の「カウンセラーの眼」の記事を再掲します。

***次の問題に答えてください。  「か」「き」「く」「け」「こ」の5つの箱の中に、3つ、「宝物」が隠されています。次のことが分かっているとき、「く」の箱には、「宝物」がありますか? 回答は「ある」、「ない」、「きめられない」から一つ選んで、その理由も言いなさい。

〇分かっていること。 

(1)「か」「き」「く」の箱のうち、2つの箱に「宝物」が入っている。

(2)「く」「け」「こ」の箱のうち、2つの箱に「宝物」が入っている。

(3)5この箱の中のうち、3つの箱に「宝物」が入っている。

***さて、「く」の箱の中には、「宝物」があるでしょうか? 昨日、よく考えてくださいましたか?

******解答は、「く」の箱に「宝物」がある、が答です。 理由は、わかっていること(1)で、「か」と「き」に「宝物」があるとして、(2)のわかっているところで、「け」と「こ」に「宝物」があるとすると、「宝物」が4つになってしまい矛盾(むじゅん)がでることから、必ず「く」には「宝物」が入っていることになります。***このような考え方を「矛盾使用論述」といいます。

その3 カウンセラーの眼「論理パズル」

<カウンセラーの眼「論理パズル」>  次の問題に答えてください。  「か」「き」「く」「け」「こ」の5つの箱の中に、3つ「宝物」が隠されています。次のことが分かっているとき、「く」の箱には、「宝物」がありますか? 回答は「ある」、「ない」、「きめられない」から一つ選んで、その理由も言いなさい。

〇分かっていること。 1「か」「き」「く」の箱のうち、2つの箱に「宝物」が入っている。

2「く」「け」「こ」の箱のうち、2つの箱に「宝物」が入っている。

35この箱の中のうち、3つの箱に「宝物」が入っている。

***さて、「く」の箱の中には、「宝物」があるでしょうか? 明日のブログで回答します。 この問題は、中国の小学生で65%、日本の小学5年生で57%しか、正答しなかったそうです。

******参考文献 「PRESIDENNT」2015,5,18号 プレジデント社  P104

5月4日(月)その2 カウンセラーの眼

「天才は遺伝しないって・・・」

<カウンセラーの眼「天才は遺伝しないって、本当でしょうか?」> 「天才」を広辞苑でひくと、「天から与えられたような、人のレベルでは至らないレベル、その人を指す」と書いてあります。

「知能指数」は、親からの遺伝的影響は50%と言われています。また、身長や身体については遺伝的影響が60%から80%というデータがあります。残りは、その後の環境や育ち方によって決まっていきます。

「天才」は遺伝するか? の回答について、脳科学者の茂木 健一郎先生によると、「遺伝しない」というのが正答のようです。 例えば、相対性理論のアインシュタインの息子ハンスは、工学者になりましたが父親のような偉業はなかったそうです。モーツアルトやバッハ、ワグナーの息子たちも、作曲をしましたが平凡と言われました。

「天才」は偶然に生まれるというのが定説です。逆に言えば、「天才」はどこに、どこから生まれるのか分からないといういうことです。誰もが、「天才」という当たりくじを引く可能性があるのです。すべての人が、潜在的に「天才」の遺伝を持っているのかもしれません。

***参考文献 「PRESIDENNT」(2015,5,18) プレジデント社 103ページから

その2 カウンセラーの眼「笑顔が幸せを創る・・・」

<カウンセラーの眼「笑顔が幸せを創る・・・」> 矢中のMISSION「Happiness2」遂行のための6本の総括的な考え方の一つ「日々の姿勢」に、「笑顔」と「あいさつ」と「高いモチベーション」を持つ、とあります。

矢中のMISSION遂行の一つのカギとなる「笑顔」ですが、次のどちらが正しいと考えますか?

(1) 「笑顔」が、幸せになったり、幸せをつくったりしていく。

(2) 幸せだから、「笑顔」になり、「笑顔」が多くなる。

さて、正答は、「(1)笑顔が幸せになったり、幸せをつくったりしていく」です。 この(1)が正答となる根拠と仮説があります。「顔面フィードバック仮説」というものです。

機会あるごとに、「笑顔」をつくることで、その信号が大脳皮質に送られ、「幸せという感情」が湧くことになります。

また、「笑顔」は伝染して、「笑顔」を送られた人(人々)も、なんとなく「笑顔」をつくってしまいます。「笑顔」が、人の「幸福感」を生み出す基盤になります。

***「つらいこと」や「厳しいこと」、「いやなこと」など、マイナス感情は誰もが持っていますが、このような時こそ、「笑顔」を浮かべプラス思考で、取り組み、ぶつかっていってはどうでしょうか・・・。

***参考文献「東研情報 小・中学校 学校経営」(2015年4月号) 東京教育研究所 2015年4月

4月29日(水)その2 1年遠足「連絡とお知らせ」

<1年 遠足・東京ディズニーランド「連絡とお知らせ」> 明日、30日(木)、1年の「遠足」を実施します。

朝、6時15分に出発します。遅れれば、遅れるほど、首都高速の渋滞に巻きこまれ、3時間でもディズニーランドに到着できない事態になってきます。6時05分(10分前行動)には、校庭に全員が集合できるくらいになっていると、スムーズなスタートがきれると思います。

今年度から、「東京ディズニーランド」遠足を復活します。

1年の遠足については、10年ぐらいまでは「東京ディズニーランド」でしたが、その当時の校長先生の意向や生徒指導の問題などから、「上野散策」、そして「高原山登山」などと変遷をたどってきました。

保護者の年度末学校評価アンケートには、毎年、「ディズニーランド遠足の復活」を訴える意見を多くいただいていました。

***今回、「遠足」の目的に「キャリア教育(職業教育)」を加味し、ディズニーランドで働く人々(キャスト)の姿や客への応対、働く姿勢(モチベーション)などを、見たり聞いたりしてくることにしました。将来の自分の職業を決めていくための事前学習になれれば、大成功だと考えています。

1年生の明日の「行動や姿勢」を、おおいに期待しています。私も、1年生職員とともに、引率させていただきますので、生徒たちの動きやようすなどを学校ブログに掲載していきます。

4月24日(金)その3 カウンセラーの眼

「後藤健二さん著書 3作品」

 

<カウンセラーの眼「後藤健二さん著書 3作品」を読みました> 矢中の図書室には、後藤さんが書き残した3つの本が置いてあります。

先日、1冊読見終わると次々に、何かに誘われるように3作品を読んでしまいました。「ダイヤモンドより平和がほしい」(写真)では、内戦が続くアフリカのシオラレオネ共和国の「子どもの兵士」を追いかけて、インタビューしていくというノンフィクションの作品でした。

反政府軍に、親を殺された子どもたちが拉致され、銃の撃ち方を教わり(訓練)「子ども兵士」として、国内の人々を殺していく連鎖が、現在も続いています。

世界でも有名な「ダイヤモンド」の採掘地である、シオラレオネは、内戦が続き、男子の平均年齢は「32,4歳」、女子は「35,7歳」ということです。日本の平均寿命の半分しか、生きたくても生きられない国があるということを考え、矢中の生徒たちには「命」の大切さ、尊さを十分に感じてほしいと感じました。

その3 カウンセラーの眼「ハインリッヒの法則」

<カウンセラーの眼「ハインリッヒの法則」> この法則は、アメリカの傷害保険会社で大事故の背景を調査した結果、次のような法則があることを見いだしました。

それは、1:29:300という法則です。

例えば、飛行機会社の墜落事故などの大きな事故(1件)が起きる前に、中程度の事故や故障が「29件」起きていた。もっと詳細に調べていくと、「小さな事故」や「事故にならない程度の事故」、「小さ故障」が、「300件」起きていたという結果を、多くの他の事故を検証した結果からも、「1:29:300」割合だったことから、この法則ができたそうです。

***今朝の職員打ち合わせでは、職員たちに、「今週の生徒の3件のけが」は「中程度のけが(事故)」と考えると、「大事故(大けが)」の発生の可能性もある。「大きな事故」を起こさないためにも、ここで職員全体で踏ん張り、学年の子どもたちを注視、配慮、より手をかけ、きめ細かな指導をしていくことを伝えました。


 

その5 カウンセラーの眼「家庭環境と非行率」

<カウンセラーの眼「家庭環境と非行率」> 教育社会学者の舞田 敏彦のコラムに、注目する内容が書かれていたのでお話しいたします。

先日の横浜市の中1男子殺害事件以降、非行と家庭環境について調査が行われました。平成22年度(5年前)の10代の刑法犯の検挙と補導の出現率では、

〇両親ありの世帯では、千人あたり、「7,9人」

〇母子家庭の世帯では、千人あたり、「20,8人」

〇父子家庭に世帯では、千人あたり、「39,4人」という驚異的な結果が出ています。

「子育て」の父親・母親の重要性を改めて感じるとともに、母親は、子どもにとって情緒安定を図る上では大切な存在となります。それに比べて、父親世帯でも96%は問題なく子どもを成長させている現実はありますが、「4%」が刑法犯や凶悪犯に染まる傾向にあることは注目しなくてはいけない(父親へのサポートなど)と考えさせられました。

***参考文献「日本教育新聞」(H27,4,6) 12面

4月19日(日)その2 カウンセラーの眼

「靴をそろえることの大切さ」

  
<カウンセラーの眼「靴をそろえることの大切さ」> 昨日は公私ともにご多用の中、授業参観と学級PTA、PTA総会に多くの方々がご参加をいただき感謝申し上げます。

写真1枚目・・・週1回、ゴミ出しのついでに、校舎の北側と東側のゴミ拾いをしてくださっている方がいます。矢板中の北側にお住まいの方で、本校卒業生のおばあさんです。お孫さんが卒業してからも、続けてゴミを拾ってくださっています。「校門の外側ところには、毎回、たばこの吸い殻が何本か落ちています。」と、言っておられました。吸ったたばこの「吸い殻」はどうするのか? など、考えられない人(?)がいるのが残念です。

写真2,3枚目・・・上の「吸い殻」のポイ捨てとの関連で、先週、3名の保護者が来校したときのむいた靴の写真です。

写真3枚目の2名の保護者は、家でも同じように靴をきちんとそろえていていると考えますお子さんも同じように「しつけ」ができているので、そろえられると想像できます。

逆に、写真2枚目の保護者の家の玄関はどうでしょうか? また、果たして「子育て」や「しつけ」もできているのか、など、不安に感じる瞬間でした。

***「子育て」、「しつけ」の最終段階は、お子さんが一人で自立し、会社などの集団の中で、主体的に生きていける(トラブルなく)子に育てることだと、私は考えます。その中では、社会の「ルール」や「規則」、「約束」を最低限、守って生活していくことは必要になってきます。

4月17日(木)その3 カウンセラーの眼

「後藤健二さんの著書を読んで」
 
<カウンセラーの眼「後藤健二さんの著書を読んで」> 昨日、昼休み矢中の図書室を覗くと、1年生を中心に、あふれるくらい生徒が読書や勉強に来ていました(昨年度とは30名から50名ぐらいでした)。

新刊書のコーナーを見ると「もしも学校へ行けたらーアフガニスタンの少女・マリアムの物語ー」(後藤健二 著・汐文社・2009年)が目にとまり、図書事務の西村先生に貸し出しをお願いしました。

後藤健二さんは、数が月前のニュースで、イスラム国に捕虜となり、殺された日本人のジャーナリストです。本屋では在庫なしの状況でしたが、運良く矢中では、この本を発注できていたようです。

読んでいくうちに、どうしてこれまで危険を侵して、戦争(内紛)している国に出て行くのか? どうして、ここまで戦場の人々や家族、親や兄弟を失った子どもたちの写真(映像)を撮り続けるのか? など、自問自答しながら読み終えました。

***矢中の図書室に後藤健二さんの著書が3冊、あることに驚きでした。自分の将来を考えたり、「ガイダンス教育」の参考資料にもなったりしますので、図書室を利用し、色々な分野の本をたくさ読んでいってほしいと思います。

4月15日(水)その2 連絡・お願い「送迎時の車の進入方法」



本校送迎時の乗用車の進入について(通知)

(PDF上の通知をクリックすると、文書を開き、車の進入経路がご覧いただけます)

<連絡・お願い「送迎時の車の進入方法について」> 本日15日付けの文書で、「本校送迎時の乗用車の進入について(お願い)」という文書を、お子様を。とおして配布させていただきました。

ここ何年も、登校、下校時の保護者の駐車方法や場所について懸案事項になっていましたが、生徒の安全面や危機管理の面を最大限に考慮し、このような文書を出させていただきます。ご理解とご協力をお願い申し上げます。

***なお、明日から1週間は、校門(南門)や北門に、職員が立ち、車の誘導をします。

その2カウンセラーの眼「元気ホルモン」


<カウンセラーの眼「元気ホルモン、たくさん分泌してあげてください!」>先週から新学期がはじまりました。職員スタッフも新たな学年(担任)になったり、係の仕事も代わったりで精神的に疲れています。

生徒たちも、職員以上に、クラス替えでメンバーが変わったり、担任が代わったりして、精神的な疲れが出ていると思います。特に、1年生は、大きく学習環境が変わっています。

この土、日に、「疲れた。」「不安だよ。」「友達ができないよ。」などど、親に訴えたもしれません。このような時は、お子さんの話しをよく聴いてあげたり、一緒に趣味やスポーツ、美味しいものを食べに行ったり、散歩をしたりなどして、接する時間を意図的に増やしてあげてください。

親との接する時間や内容によって、脳から「元気の出るホルモン(オキシトシン)」が出ます。たくさん体内に「元気ホルモン」が分泌されることで、意欲ややる気や元気が出てきます。

***このホルモンは大人にも分泌されます。親子の関わりや接触を密にすることで、お子さんが毎日、元気に登校できるのです。

晴れ(最高気温15℃)カウンセラーの眼

「ピグマリオン効果」 

<カウンセラーの眼「ピグマリオン効果」> 「ピグマリオンって、何かな?」と感じたと思います。「動物かな?」「アニメのキャラクターかな?」正答は、教育相談(カウンセリング)用語の一つです。

「ピグマリオン効果」とは、この子(たち)はいい子だ、できる子だ、伸びる子だと指導者が思い、感じながら日々、指導、教え育てていくうちに、本当に伸びてきます。学力もどんどん伸びていくという、データも出ています。

***新学期がスタートしました。クラス担任や教科で出る「教科担任」たちも、「この生徒たちは、いい子たちだ。伸びる子たちだ。」と思いつつ、最初の授業に臨むと思います。1年後の「成果」を楽しみに見ていようと思っています。

その2 矢板中グランド・デザイン2015


矢板中グランドデザイン(2015最新版)

(PDF 上の「グランドデザイン2015版」をクリックすると、拡大してご覧いただけます)

<矢板中学校グランド・デザイン2015版> 昨年度に引き続き、矢中の学校経営に関わらせていただきます。よろしくお願いいたします。

上のPDFをクリックすると、デザイン図が拡大してご覧いただけますので、ゆっくり時間をかけて読んでいただけると幸いです。

学校経営の大きな流れ(スタンス)は同じですが、今年度はMISSIONを「Haponess2(「2」はsの右肩)」 そしてもう一つ

We aim to create an evolving Yaita Junior High School.(進化する矢板中を私たちで創造していこう、という意味)

***26年度で作り上げた「Happimnessな矢中」を、より「進化した矢中」にしていこう(卒業生との約束)と、大きな使命感を持って取り組んでいこうと考えています。

MISSION遂行のための大きな基本ベース6本の中での昨年と同じものが4本、変更したものは2本あります。その2本は、「学びの共同体」と「学年担任制」です。

***2年、3年の生徒たちは、今日の「始業式」時、校長の話の中で、詳しい内容は話してあります。保護者やお家の方々には、PTA総会時に私からお話しさせていただきます。

その2カウンセラーの眼「譲歩的要請法」

<カウンセラーの眼「譲歩的要請法とは?」> お子さんに、「勉強しなさい。」「勉強しなさい。」と日々、エネルギーを使ってお子さんに言い続けている母親がいます。 さて、お子さんは、「はい。」と言って勉強をするようになるでしょうか???

ここで、「譲歩的要請法」というテクニックを紹介します。別名、「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」とも言われ、こちらの要求を一度断らせてから、本来の要求を受け入れさせてしまうやり方です。

例えば、こんな親子のやりとりを紹介します。

母:「中間テストの成績、下がっているわね。家での勉強を毎日、3時間やらないと大変なことに
   なるよ。」

子:「いやだよ、3時間なんて無理、無理。」

母:「そうだよね、じゃあ1時間ならできるかな?」

子:「うん、わかったよ。1時間ならやってみるよ。」

***このように、本来の要求を落として、目的を承諾させるというテクニックです。人は、他人からの要求や依頼を断ると罪悪感を抱くために、その後の要求や依頼を断りにくくなるという心理を利用した要求法です。

***参考文献「臨床家族 現代社会とコミュニケーション心理学」秋山 邦久  福村出版 2009年***

その2カウンセラーの眼「自己決定力」

<カウンセラーの眼「自己決定力」> これからの人生の中で、小さな大きな壁や岐路にぶつかることがあります。 こういうとき、自分で考え、良かれと思って「自己決定」しなければなりません。

日常的なことでも、日々、「自己決定」をしています。勉強と遊び、どちらを先にするか? とか、テレビ番組で野球にするか歌番組にするか? 今日はどの服を選ぶか? など、「自己決定」して生活しています。

矢中生を含めた、現代っ子を見ていると、この「自己決定」ができなかったり、苦手だったり、他人まかせの子が多くいるように感じます。

「自己決定」ができない(苦手)な子には、次のような体験や経験を続けてほしいと思います。

1日常生活の中で、小さなことから決めさせていく経験をつませる。

2おやつや欲しいおもちゃなど、子どもが選ぶのが楽しいことから決めさせる。

3決められない時は、周囲が根気強く待つことが大切です。

4子どもが決めたことに対して、口出しや文句を言わない。

5子どもが選んだ結果を、認めほめる経験を繰り返す。

「自己決定力」がついてくると、自信がつき主体性もついていきます。「自己効力感」や「自己有能感」も高まることで、生涯にわたりプラスの人生が待っています。

***新1年生へ・・・中学校は、小学校と違い自分で「自己決定」する場面が多く出てきます。 選べる自由と楽しみがある反面、選んだからには責任もあることも分かっていくと思います。なお、どうしても「選べないとき」は、大人にアドバイスをもらってください。

その2カウンセラーの眼「与えることは最高の喜びだ。」

<カウンセラーの眼「与えることは最高の喜びだ。」> 自分が意図的、無意図的にやっていることに対して、「ありがとう。」というリアクションが返ってくることで、自分も幸せになれます。まさに、「ありがとう。」の数だけ、人は幸せになれるようです。

ウォルト・ディズニーは、「与えることは最高の喜びだ。他人に喜びを運ぶ人は、それによって自分自身の喜びと満足を得る」と話していました。

***矢中のMISSION「Happiness」を昨年度より推進・進化するカギは、校内で、「ありがとう」の数が増えることだと考えています。 「笑顔」と「あいさつ」特に「ありがとう」、そしてサプライズがあふれる中学校にしたいです。

***「ディズニーを知ってディズニーを超える顧客満足入門」鎌田 洋 プレジデント社2014年

4月3日(金)その2カウンセラーの眼

「One for all. All for one. 」

<カウンセラーの眼「One for all. All for one.」> 新1年生や新2年生は、どんな仲間と同じ学級になるのかと、不安と期待でいっぱいだと思います。「入学式」、「始業式」に学級のメンバーの発表があります。 一年間、苦楽を共にする仲間たちと、楽しくHappinessな中学校生活を送っていってほしいです。

「学級」は、「チーム」でもあります。1人ひとりが「1組チーム」「2組チーム」・・・のメンバーです。だから、学級の目標達成に向けて、時には、チームのためにみんなのために、自分自身を我慢したりもします。

ラグビーなどのスポーツで、「One for all.All for one.」という言葉が使う監督がいます。「1人はみんなのために。みんなは1人のために。」と訳されますが、仲間や友達を思いやり、力を合わせて努力する「チーム」には、固い絆でつながった真の仲間集団が出来上がります。

「絆」でつながった仲間で、学習や運動会、合唱コンクールなどの行事にHappinessに挑戦することで、大きなドラマや感動が生まれるものと期待しています。

その2カウンセラーの眼「躾(しつけ)の三原則」 


<躾(しつけ)の三原則> 哲学者であり教育学者でもあった森 信三先生が話された言葉の中に、「躾(しつけ)の三原則」があります。

その一つは、「あいさつ」です。「あいさつ」は、年上、年下の別なく、先に気がついた方から、「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」などを言える子に育ててほしいです。新入社員が、一番最初に教わるのは、会社の仕事内容よりも「あいさつ」の仕方だそうです。

二つ目は、「返事」です。誰かに、呼ばれたら「はい」と返事します。子どもたちに教えるときは、「はいっ。」と最後の句点「。」まで書くようにしていました。「はい」という言葉は、人間の一番美しい言葉だ。人間の一番純な言葉だそうです。

三つ目は、脱いだ履き物をそろえるということです。ご家庭の玄関をちょっと思い出してください。靴が、そろっているでしょうか? 「靴をそろえる」は、簡単そうに見えてこれが難しい。 では、履き物をそろえることが、どうして大切かというと、自分の「我」を捨てることだそうです。履き物をそろえる行為は、一度立ち止まって、振り返り、身体をかがめ、両手でそろえます。その行為が、「我を捨てる」ことになるそうです。

***各家庭で、「躾の3つ、あいさつ、返事、履き物をそろえる」ここで、チェックしてみてはどうでしょうか?  私の幼少期は、有り難いことに、父母の躾が厳しく、この3つができていたように思います。

***参考文献「Principal」2015,4月号 学事出版 p68,p69