5月21日(木)その2 カウンセラーの眼「便利な計算方法 おみやげ算」
<カウンセラーの眼「便利な計算方法 おみやげ算」> 「足し算」や「引き算」、「かけ算」、
「割り算」はご存じだと思いますが、「おみやげ算」という計算方法が、雑誌にあったので紹介します。
次のような式がありました。 35×35=
この式の一つの「35」の「5」を、もう一つの「35」におみやげとして渡すと、
(35+5)×(35-5)= となり、( )の中をたし、引きすると、
40×30= となり、暗算で 「1200」という答えになります。
「おやっ」、正答は「1225」なので、上の式に、たし・引きした「5」を2乗した「25」を加えると、1200+25=1225 で正答になります。
この考え方を、(1)55×55= (2)85×85= でも、同じような計算方法で暗算ができます。
さて、問題です。「どうして、おみやげにした5に2乗した25を加えるのか?」分かった生徒は、
校長室まで。
***小川教頭先生は、さすが数学科専門だけあって、10分で解答できました。
***参考文献 「プレジデント」プレジデント社 2015,6,1号 98ページから