学校の様子

2023年6月の記事一覧

リーダー研修会

 6月25日(日)、宇都宮市冒険活動センターにて、リーダー研修会を実施しました。参加した生徒は、生徒会本部役員、専門委員長、学級委員長の26名です。半数以上は3年生ですが、生徒会役員と学級委員の1~2年生11名も参加しました。

 冒険活動センターは、「うつのみや平成記念子どものもり公園」内にあり、宇都宮市の小中学生が宿泊学習で使用しますが、一般客も利用できる施設です。自然の沢も流れる公園の総面積は21.7ヘクタールあり、四季折々の自然を感じることができます。

  

 この研修会の目的は2つです。

「自治的な生徒会活動に向けて意識を高める。」

「片岡中学校のリーダーとして必要なリーダー性を学ぶ。」

さて、生徒たちは活動を通して、どんなことを感じたのでしょうか。ご紹介します。

 

●飯盒炊飯(午前)

 事前学習として、かまどでの火起こしの方法や、カレーとスープの作り方を学習しました。その成果でしょうか、どの班も役割分担に従って火起こしをする人、食材の準備をする人に分かれ、手際よく作業をしていました。

          

 調理の段階では、火の勢いが強い部分と弱い部分を巧みに使い分け、飯盒でご飯を炊いたりカレーやスープを作ったりしていました。

         

 各班7~8人グループでしたが、食材は10人分。自分たちで作ったおいしい料理ですから、どの班も完食しました。

   

    

●イニシアティブゲーム(午後)

 午後の内容は事前予告をされていませんでしたので、その場で示される解決困難な課題に対して、班の仲間と知恵を出し合い、試行錯誤しながら、諦めずに協力してゲームをクリアする活動でした。

     

 一つの活動に対して1時間以上かかる場合もありましたが、だからこそクリアしたときの喜びや達成感はとても大きかったようです。運動着や運動靴が汚れることなどお構いなしで、男女や学年の差など関係なく一生懸命取り組んでいました。力尽くではクリアできませんので、作戦を立てたり、アドバイスをし合ったりすることが大切でした。

      

 課題をクリアするたびに、振り返りを行い、感じたことや学んだことを言葉に表していました。

   

 活動の最後に生徒が発表していた感想を紹介します。

・頼ってもらえてうれしかった。

・一人一人の得意なことを生かし、弱点を補い合いながら活動できてよかった。

・失敗があっても声を掛け合って頑張る雰囲気を作れてよかった。

・協力して困難を乗り越えることができてよかった。達成感を味わえた。

・一人ではできないことを協力して活動し、より関係が深まった。

  

 リーダー研修会を通して、自分から意見を出すことが自然にできるようになった生徒たちです。今回の学びを今後の学校生活で生かし、よりよい学級や学校を作っていってほしいです。一人では難しくても、仲間といっしょならできるということを確信した生徒たちですから。仲間の力を信じて、頑張れ!!

PTA指導部のあいさつ運動

 6月27日(火)、昇降口前でPTA指導部3名の皆様が、あいさつ運動をしてくださいました。生徒たちも普段より一段と大きな声であいさつを交わし、さわやかな朝でした。早朝より御協力くださいまして、ありがとうございました。

  

学校訪問

 6月21日(水)、塩谷南那須教育事務所や矢板市教育委員会の先生方による学校訪問がありました。本校の目指し進めている教育について校長・教頭・教務主任が説明をし、先生方は授業をして訪問者から指導・助言をいただきました。

 今回は、塩谷南那須地区の5市町の教育長様も来校され、授業を見学していただきました。普段どおりに熱心に授業に参加する生徒の様子を見ていただけてよかったです。


● 国語「オオカミを見る目」:段落の役割や関係を捉え、文章を三つのまとまりに分ける。

 

● 国語「暑中見舞いの清書をしよう」:ICTを使い、暑中見舞いの清書をする。

 

● 社会「ヤマト王権と仏教伝来」:蘇我氏や聖徳太子が国づくりのために行った改革とその目的について、中国との関連に着目しながらまとめる。

 

● 社会「ヒトラーによる独裁政治の確立」:複数の資料から考察することで、ドイツの国会議事堂放火事件の真犯人を判断する。

 

● 数学「根号をふくむ式の乗法や除法」:根号をふくむ式の乗法や除法の計算方法を理解して計算する。

 

● 理科「重さ・体積と物質の区別」:金属どうしを密度に注目して区別する。

 

● 英語「Plans for the Summer」:助動詞willを使って予定について伝え合う。

 

● 音楽「言葉の抑揚を生かして旋律をつくろう(創作)」:俳句の雰囲気を感じ取り、言葉の抑揚を生かした旋律をつくる。

 

● 保健体育「器械運動(跳び箱運動)」:基本的な技の習得をする。

 

● 道徳「ぼくにもこんな『よいところ』がある(向上心、個性の伸長)」:自己を見つめ、自己理解と自己受容を図ることで、個性を伸ばし充実した生き方につなげようとする意欲を育む。

 

● 学級活動「支え合う人間関係をつくろう」:集団や社会の一員として、よりよい生活や人間関係を築く方法やその重要性について理解し、集団の中での望ましい人間関係づくりを友達との協働を通して考え、表現する。

 

● 総合的な学習の時間「自分のなりたい職業の適性を調べ、自分の進路について考えよう。」:職業の仕事内容や適性について話し合い、自分の進路について考える。

 

● 自立活動「人間コピー機」:ゲームを楽しみながら、友達の良さを見つける。

 

「生徒が意欲的に取り組み、集団で学ぼうとする雰囲気が醸成されている。」「生徒同士が落ち着いた態度で学び合っていた。」などのコメントをいただきました。

 生徒を取り巻く環境は、急激に変化しています。教える側もそれに対応していくため、日々学び続ける必要があります。このような訪問は、生徒の生きる力を育むために、学校経営方針や普段の授業を振り返ったり、授業力向上のヒントを得たりする機会です。
 今後も、「本校で学ぶことができてよかった」と生徒・保護者・地域の皆様から思っていただけるよう教職員一同、努力していきます。

地区総合体育大会②

 6月17日(土)、ソフトテニス部の個人戦がありました。9日(金)が雨天のため延期になっていた試合でした。3年生にとっては最後の大会、2ペアが県大会出場をかけた準々決勝に進出しました。敗者復活戦で惜しくも負けてしまいましたが、本当によく頑張っていました。

        

リーダー研修にむけての事前学習会

 6月12日(月)、矢板市教育委員会生涯学習課から社会教育主事の海瀬裕之先生をお招きして、事前学習会を実施しました。

 海瀬先生は以前本校にもお勤めしていましたので、懐かしい写真から生徒も親近感がわいていたようです。

 

 集団には4つの段階があり、形成期・混乱期・規範期・達成期と成長していくそうです。

 集団を発展させるために何が必要なのかを理解した後に、具体的にどんなことができるかをグループで話し合いました。

   

 生徒の振り返りから感想を紹介します。

・チームが成長するのに、段階があることを知って驚いた。やっぱりコミュニケーションは大事なんだと改めて思った。

・仲間には一人一人得意・不得意があり、それを補い合ってチームになっていくと思った。強みや弱みを認め合って助け合いたい。

・自分の力ですべての役割をこなすことだけがリーダー性ではなく、友達の力を借りて役割を分担することもまたリーダー性だとわかった。

・いろいろな人の得意を分担すると、よりリーダー性が高まり、よい「チーム」になると思う。

・どんなことをするにも「自分から」ということが大切だとわかったから、周りをよく見て、今自分は何をすべきかを考え、失敗を恐れずにチャレンジしたい。

  

   今回参加したのは、生徒会役員・各専門委員長・学級委員長の27名です。このメンバーで6月25日(日)には、リーダー研修会を宇都宮市の冒険活動センターで行います。

 

ボランティア委員会の緑化活動

 6月16日(金)、久しぶりの晴天に恵まれ、ボランティア委員会が緑化活動をすることができました。矢板高校の生徒の皆さんが育てた花の苗を購入し、学校に届いてから1週間が経っていました。梅雨入りしていますので、毎日の雨模様で、やっとこの日がやってきたという感じでした。

    

 プランターやコンクリート製の学校の花壇ばかりでなく、今回はランチルーム前の階段状の花壇にも植えることができました。熱心に活動し、学校を花いっぱいにしてくれた生徒の皆さん、ありがとうございました。今後は交代で花の水やりをするとのこと。よろしくお願いします。

    

第1学年 校外学習の様子

 第1学年は、校外学習で「那須どうぶつ王国」を訪問しました。

 到着時に降っていた雨も、班別活動開始後には止み、生徒はグループで協力しながら園内を散策していました。珍しい動物の生態を観察したり、屋外でグループごとにお弁当を食べたり、楽しく1日を過ごしていました。最後には袋いっぱいのお土産を抱えてバスに戻ってきました。

 生徒は普段の学校生活では体験できないことを数多く学んできました。今日の経験を、今後の学校生活に生かしてほしいと思います。

2学年 見学旅行の様子③

    班別行動もあと30分ほどとなりました。生徒は、タブレットPCを使って風景を撮影したり、訪問場所の感想を述べあったりしています。また、旅の思い出を残すために、会津に関するグッズなどにも興味を向けています。

   今、鶴ヶ城へ道案内をする生徒を見かけました。お礼を言われ、照れながらも応えるその姿に頼もしさを感じました

2学年 見学旅行の様子②

   鶴ヶ城公園は、遠足や中学生の班別行動、修学旅行などのグループ、一般の観光される方々で賑わっています。

   本校では市内巡回バスを使って行動するグループが8グループあります。今、そのうちの一つのグループが、無事にバスに乗って目的地へ向かいました。

   さて、昼食の時間帯になりました。会津若松市では、会津ソースカツ丼や、わっぱ飯などが有名です。事前に調べておいた昼食の場所で食べているのかどうか、気になるところです。

県民の日 検定

 6月15日(木)は栃木県の県民の日です。今年は栃木県誕生150年です。

 そこで、本校では、「県民の日 検定」がタブレットを通して生徒に配布され、TDタイム(朝の活動)に実施しました。栃木県のことが調べられるリンク先もあったので、調べながら15問の質問に答えました。

    

 一番難しかった問題は、

「日光にある世界遺産『日光二荒山神社』これはなんと読む?」

① にっこう ふたらさん じんじゃ

② にっこう ふたあらやま じんじゃ

③ にっこう ふたあらさん じんじゃ

④ にっこう にこうさん じんじゃ

  

 正解は①です。ちなみに、宇都宮にあるのは「うつのみや ふたあらやま じんじゃ」だそうです。

 また、「日光」という地名の由来は、男体山の古称が「二荒山」で、「ふたら」を音読みで「ニコウ」と読み替え、「日光」という文字を当てたとされたようです。

 

 最後の質問は、

「今から20年後、みなさんが大人になっている栃木県はどうなっていてほしいですか?」です。

いくつかご紹介します。 

・いろんな人に栃木県の良さを知ってもらい、都道府県の魅力度ランキングで上位に入っていてほしい。

・大きな建物や若者に人気なスポットがあっても自然の豊かは残ってるような感じ。

・お店が増えてほしい。都会っぽくなってほしい。空き家とかをなくしてほしい

・SDGsが進み、都市に近い町としてベットタウンとして栄える。

・ずっときれいな田園風景が残っていてほしい。 車がなくても生活できる環境になっていてほしい。

・「緑」と「都会の発展」のバランスが取れた住みやすいところになっていてほしい。

 

 生徒たちは、栃木県のよさを理解し、それを大切に思う気持ちがあることが分かります。

 未来を担う生徒たちが、今の気持ちを忘れず、今のうちに大いに学び、心に思い描く愛する郷土の姿が実現できるようその役割を果たしてほしいです。頼みますよ!