活動の様子(過去分)
6年生「筝教室」
【6年生箏教室】
6年生が本日、「箏教室」を実施しました。
筝曲の師範の先生2名を講師として学校にお招きして、6年生全員に箏を教えていただきました。
6年生は、音楽科「伝えよう 日本の音楽」の単元で、日本の伝統的な音楽や和楽器について学習しています。
鑑賞教材として、「越天楽今様」や「春の海」などの日本古来の音楽に親しみます。
今日は、その体験学習として、実際に箏を演奏しました。
奈良時代に唐より伝わった日本の伝統的な楽器 「箏」。
主に、奈良時代および平安時代に「雅楽」の中で用いられました。
13本の弦を、右手の親指、人差し指、中指の3本に爪をはめて弾きます。
初めて箏を触る子ども達がほとんどでしたが、繰り返し練習するうちに「さくらさくら」を演奏できるようになりました。
子ども達は、日本古来の美しい箏の音色を楽しむことができました。
【4年生社会科校外学習】
4年生が本日、社会科の校外学習で「那須野が原博物館」と「那須疎水取水口」に行ってきました。
4年生は現在、社会科で「地いきはどのように発てんしてきたの」の学習をしています。
この学習では、那須野が原開拓をはじめ多くの業績を残した矢板武について調べ、地域の発展の中には、その地域の教育や文化、産業の発展のために先人の様々な苦心や努力があったことを学びます。
最初に訪れた場所は、「那須疎水取水口」です。
那須疏水は、水に乏しい那須野ヶ原開拓地の水田灌漑・飲用を目的として建設された明治期有数の規模を誇る貴重な土木遺産です。
琵琶湖疏水(京都府)・安積疏水(福島県)とともに日本三大疏水として知られています。
その「那須疏水」の始まりとなる取り入れ口となる場所が、ここ西岩崎にある「那須疎水取水口」です。
第一次取水口は、明治18年に開通しました。
ここから那須野が原全体の水路に分水します。
那須疏水の旧取水口一帯は,公園として整備されています。
清らかな那珂川の流れと雄大な那須連山とともに記念撮影。
続いて訪れた場所は、「那須野が原博物館」。
説明をしていただいたのは、現在の那須野が原博物館の前身である西那須野町郷土資料館開設当時から現在まで25年余りの長きにわたって続いている学習支援ボランティア「石ぐら会」の方々。
那須野が原開拓の様子や那須疏水完成までの過程、当時の生活の様子などについて、詳しい解説をしていただきました。
子ども達は、疏水工事の工夫や方法、那須野が原を豊かな土地にするために力を尽くした人々の苦心や努力を、学ぶことができました。
↓「水汲み体験」。実際に振り桶で水を運んで昔の人々の苦労を感じ取ることができました。
バランスを取るのがとても難しいです。
「おもーい!」と叫びながら、必死に振り桶の水を運ぶ子ども達。
↓「もっこ体験」。二人一組のペアで、運びます。二人の息が合わないと転んでしまいます!
続いて、お弁当タイム!
今日の校外学習で学んだたくさんのことを、今後の社会科の学習のまとめに生かしていきます。