活動の様子(H24~H26)

活動の様子(過去分)

5年生社会科「日本のお米作りの未来フォーラム」

今日は、5年生社会科「日本のお米作りはどうなっているの?」の学習の最終日。

これまでの学習(12時間)のまとめとして、「日本のお米作りの未来フォーラム」を行いました。

まず子ども達は、「日本のお米作りを元気にする提案」を一人一人が考えて「提案書」を作成しました(前時6月15日金曜日)。

~私は、〇〇〇〇をすると、日本のお米作りが元気になると考える!~の〇〇〇〇の部分を考えました。




4人グル―プで、一人ずつお互いの提案を発表し合います。

 

4人グループの中で、クラスのみんなにぜひ紹介したいという「ベスト提案者」を一人選出します。「ベスト提案者」は、その提案をカードに記入し・・・



実物投影機で提案書を映しながら、みんなの前で自分の提案を発表します。聞く人は、感想(ここがいいね!)をワークシートに記入します。



子ども達の発表では、なかなかユニークなアイディアの提案が出されました。

以下、子ども達が考えた「日本のお米作りを元気にする提案書」をいくつか紹介します。

 

・「お米作り体験ツアーを企画して、若者がお米作りに興味をもってもらうような取り組みをする」

・「コシヒカリとヒノヒカリをかけ合わせて品種改良し、それぞれの良いところ(おいしい、病気に強い)を受け継いだお米「とちひかり」を開発する」


 

・「環境に優しいアイガモ農法をして、おいしくて安全なお米を作る。」

・「高齢者が主になっている現在のお米作りに若者が参加して、それぞれの良さを出し合っていいお米を作る。ブランド名は『0141お米』(おいしいお米)」


 

・「お米を使ったお米ケーキやお米クッキーなどを開発して、お米の消費量を増やす」

・「各店舗でお米を買うごとにポイントがたまるサービスをして、ポイントが一枚分たまると買い物券と引き換えできる」


 

さらに、最後に「20年後の日本のお米作りはどうなっているか?」について考えて、意見交換をしました。

子ども達からは、「今よりさらに機械化が発達して、アイガモロボットができる」「どんどん若者がお米作りに参加している」「品種改良の研究が進み、おいしくて病気に強いすごいお米ができる」「農業技術が発達して今より労働時間がもっと短くなって仕事が楽になる」といった、前向きな意見が出されました。

この単元の学習を通して、普段何気なく食べているお米も、農家の人をはじめたくさんの人々の苦労と工夫があることを子ども達は理解することができました。

また、日本のお米作りがかかえる課題や未来への希望を、一人一人が考えることができました。

「お米作りアンケート」にご協力いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。