今日のできごと

2022年3月の記事一覧

お別れ会(三春校)

例年この時期には6年生を送る会を実施してきましたが、今年度は全児童・全教職員が三春校から

新しい学校に移るということで、「お別れ会」を開きました。

 

6年生を中心に、全員でこの日のために準備を進めてきました。

このホールは、三春校の開校式を開いた場所でもあります。それから10年あまりにわたって様々な行事や

活動を行ってきましたが、みんながここで集うのもこれが最後になります。

 

会では、児童同士、児童から教職員へ、教職員から児童へ感謝の言葉や心に残っているエピソードなどを

披露し合いました。感極まって涙がこぼれ落ちるのをこらえきれない姿も・・・。

 

最後に、全員がお互いに寄せ書きをした色紙の贈呈です。

「この色紙は一生の宝物です。」

そんな言葉も聞こえてきました。

 

来月の今頃は、ここにいるみんながそれぞれ違う環境で学校生活を送っているなんて、なんだか

信じられない気持ちです。慣れない環境にくじけそうになったとしても、この色紙を見れば勇気が

わいてきそうな気がします。

委員会活動(三春校)

今回の委員会活動で、今年度の最後の委員会活動の時間となりました。

 

数年前までは児童数が今よりも多かったので、図書委員会や保健園芸委員会など、複数の委員会がありました。

現在は富岡委員会1つのみで、様々な活動をしてきました。高学年だけでは人数が足りないので、気が付くと

2年生も自主的に参加するようになっていました。

 

この日は1年間の活動を振り返った後に、「お別れ会」について最後の準備をしました。

 

来週は卒業式。6年生だけでなく、児童全員が三春校から卒業していきます。

最近は、何をするにも「最後の◯◯」となってしまうのが寂しい限りですが、1日1日を大切に

過ごしていきたいと思います。

大友さんとの交流(三春校)

PinSプロジェクトでお世話になっている大友さんの登校日にあわせ、「大友さんといっしょ わくわく会」を

開催しました。

 

大友さんには、新しい富岡小学校の校歌づくりでお世話になっただけでなく、学校行事や様々な学習に参加して

いただいてきました。その大友さんとの最後の思い出づくりに、子どもたちが企画して準備してきました。

 

最初に、卒業式にみんなで歌う歌を大友さんに披露しました。

 

ジェスチャーゲームには大友さんにも参加していただけたので、普段子どもたちがやっている時以上に

大変盛り上がりました。

 

そして、大友さんには内緒で準備してきた、子どもたち手作りの金のギターのプレゼントです。

ギターの中には、子どもたちから大友さんへの感謝の気持ちや、これまでの思い出の写真などが

貼ってあります。大友さんがとても喜んでいる様子を見て、子どもたちも笑顔いっぱいでした。

 

当初予定していた計画よりは、三春校での交流回数は少なくなってしまいました。それでも、お忙しい中を

三春校に足を運んでくださった大友さんとの思い出は、子どもたちにとってかけがえのない宝物になりました。

大友さん、楽しい時間を本当にありがとうございました!

 

震災特別授業(三春校)

3月11日を迎えるにあたり、震災特別授業を行いました。

 

三春校の児童には、岩崎教育長さんがオンラインで授業をしてくださいました。

 

現在小学校に通っている児童の多くは震災後に生まれ、6年生も記憶にはありません。

当時の学校の様子や三春に避難する経緯などについて、写真をもとに説明してくださいました。

 

また、放射線に関する正しい知識を身に付けることで、福島に対する風評差別や風評被害に科学的根拠を

持って説明できる人になることも大切だと教えていただきました。

 

亡くなられた多くの方々に黙祷を捧げるとともに、将来を担う子どもたちに明るい未来が待っていることを

祈りたいと思います。

感謝の会(三春校)

閉所を目前に控え、これまでにお世話になった方々をお招きして感謝の会を開きました。

 

スクールバスの運転手さん・添乗員さんや児童クラブの先生方をはじめ、私たちをいつも支えてくださった

みなさんをお招きするのも、これで最後となりました。

 

お一人お一人に、子どもたちから感謝の言葉と一緒に色紙をプレゼントさせていただきました。

お世話になった皆様も、三春校の子どもたちとの思い出を話してくださいました。

 

最後に、今回お集まりになってくださった方々に関する3択クイズで楽しみました。

ずうっと一緒に関わってきてくださったのに、初めて知ることもたくさんあって大変盛り上がりました。

 

三春校の児童が10年以上にわたってここで学校生活を送ることができているのは、私たちを支えて

くださっている多くの皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。

閉所まで残りわずかとなりましたが、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。