豊っこ日記

カテゴリ:食育

1年 焼いもづくり

1年生が畑で育てたサツマイモを使って焼いもパーティーをしました。
お世話になった2年生を招待します。
10月23日に収穫したサツマイモはしばらく置いておき、糖度を高くしました。
12月11日、朝から準備を始めます。
9時、10月と12月の学校林整備作業で拾って集めた枝を用務主事が燃やして熾火(おきび)を作ります。

1校時、1年生はイモに濡らした新聞紙を巻いて、その上にアルミホイルを巻きます。
  
包んだサツマイモは箱に入れて、外に持って出ます。
2校時、炎がなくなり、熾火になったところへ包んだサツマイモを入れました。

4校時、招待した2年生と一緒に校庭に出ます。
「イモほれほ~れ」の歌をみんなで歌って、その後、一人1つずつ食べました。
  
ホクホク、トロトロの焼いもでした。ごちそうさまでした。

3年 豆腐づくり

国語「すがたをかえる大豆」の発展として、3年生が豆腐づくりをしました。
12月3日に3年1組、5日に2組が行いました。
 
一晩水に浸して柔らかくした大豆をミキサーにかけます。
真っ白な「呉(ご)」ができます。呉を煮て、さらしでこします。
 
 
こした液が「豆乳」です。
 
こして残ったものが「おから」です。
  
豆乳を温めて、にがりを入れて固めたものが豆腐です。
汲(く)み豆腐ができました。
始めは何も付けずにいただきます。大豆の香りが広がります。
次に塩をつけていただきます。ぐっとおいしくなりました。
最後に、ちょっとだけしょうゆをつけてみました。
食べやすくなりますが、せっかくのおいしい豆腐が、ちょっともったいない感じになります。
豆腐コーナーなどにある無調整豆乳とにがりで豆腐をつくることができます。
ご家庭でも挑戦してみてください。

3年 大豆の変身を知ろう

11月26日。国語の説明的文章「すがたをかえる大豆」と関連させて、
様々な大豆製品を知る学習をしました。
まず初めに「乾燥した大豆」と「水を含んだ大豆」を比較しました。
比較の観点は、これまでに様々な教科で何度も学習している「色」「形」「大きさ」の他に
子どもからは「音(硬さ)」や「におい」の観点も出て、それぞれの観点を記録しました。
 
   上が水を含んだ大豆         大豆を比較観察
次に、どんな製品に変身するのか、ワークシートにシールを貼りながら確認していきます。
今回は、20種類紹介しました。いくつ言えるか、ご家庭で聞いてみてください。
  
最後に、大豆の栄養について解説しました。
大豆は畑の肉と言われるほとタンパク質が豊富です。
また、食物繊維が多く、腸のお掃除をしてくれます。
そして、カルシウムが多いことも特徴です。
骨や筋肉をつくる重要な食品です。
給食では1食平均16gとれるように提供しています。
1日の豆類や豆製品(豆腐など)の摂取量の目安は50gです。
工夫して食材に加えないと、なかなか達成できない量です。

1年 おいものひみつ

11月20日。サツマイモを育ててきた1年生が「おいものひみつ」を学習しました。
初めに、おいも博士の栄養教諭がブラックボックスの中に4種類のいもを入れて提示しました。
子どもたちは、ブラックボックスの中に手を入れて、手触りで得た情報を友達に伝えます。
1番 サツマイモ 2番 ジャガイモ 3番 サトイモ 4番 ナガイモ です。
4種類のいもの特徴と名前を確認しました。
サトイモやヤマイモは初めて見たという子どもも多く、
給食でよく食べているはずのサトイモは皮をむく前の状態を知らない子どもが多いようです。
ヤマイモは食べたことがない子どもが多くいました。
  
続いて、おいものよいところを学習します。
いもは炭水化物が多く、力・エネルギーの源です。
また、食物繊維が多いのも特徴です。
子どもたちには「熱や力のもとになる」「腸をきれいに掃除する」ことを伝えました。
1年生が収穫したサツマイモは焼いもにすることに決まりました。楽しみです。