日々の様子

カテゴリ:今日の出来事

令和3年度 前期夏休み前集会

令和3年度 前期夏休み前集会を行いました。
今朝もかなりの暑さが予想されたため、帽子をかぶり、間隔をあけて座らせて、短時間(目標10分以内)で実施しました。
全校朝会は、月一回だけ校庭で実施し、他は放送朝会としていましたが、夏休み前の最後の朝会(集会)は、やはり顔を見合わせて実施し、子供たちに思いを伝えようと考えました。

校長からは、「ヒヤリハットの法則」の話をしました。
『楽しい夏休みですが、感染症や熱中症に気を付けて過ごしましょう。
300回「ヒヤッ」「ドキッ」とする出来事があると、そのうちの29回は軽いけがをしています。また、そのうちの1回は、重大なけがになっています。
もう少し、あとちょっと、と思っても、がんばったり、無理をせずに慎重に過ごしましょう。
8月27日に元気な顔で会いましょう。』

続いて連光寺駐在所の斉藤さんからです。
『一昨日も、小学生を巻き込む交通事故がありました。
道路は遊び場ではありません。
道路で遊んだりしないようにしましょう。
自転車に乗る時も、周囲に注意を払いながら運転しましょう。
くれぐれも事故に気を付けて、もし事故に巻き込まれてしまった場合は、必ず警察に話してください。』
というお話でした。
都内での小学生の事故がなかなか減りません。
気を付けるのはまずは自分自身です。
外出の際は、安全に最大限の注意を払って行動してください。

最後に生活指導主任の平木先生からです。
『夏休みを過ごすのに、守ってほしいことがあります。
一つ目は、外出するときは必ず帽子をかぶりましょう。
二つ目は、水筒を持っていきましょう。熱中症から身を守りましょう。
三つ目は、子供たちだけで多摩川に行かないようにしましょう。また、川や海に親と行くときは、必ずライフジャケットを着て遊びましょう。
四つ目に、自転車に乗るときは、ヘルメットをかぶらなければなりません。ライフジャケットもヘルメットも、自分の命を守るものです。
安全に過ごし、8月27日に元気な顔で会いましょう。
というお話でした。


要点を絞って話をし、9分で終えることができました。
体調の悪くなる児童も出ず、安心しました。
座っての朝会でしたが、みんなよく聞けていました。
4月からの成長を感じました。

みなさん、よい夏休みをお過ごしください。

連光寺地域のセミの話

梅雨明けとぴったり時期を同じくして、通勤途中の朝の大谷戸公園でセミの声が聞こえるようになりました。
鳴き声を聞いていると、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミあたりが聞こえてきます。
きょろきょろすると、抜け殻を発見しました。多分、アブラゼミかと。
(それにしても最近のスマホはとてもきれいに撮れます)


ふと気になったことは、このあたりでクマゼミの鳴き声が聞こえないということです。
クマゼミは、日本で最大の大きさのセミで、「シャーシャーシャー」と午前中のみとても大きな声で鳴きます。
関東にはあまり生息しておらず、関西以西が主な生息地です。
しかし、温暖化の影響か、近年関東地方でも鳴き声が聞けるようになってきました。
また、不思議と多摩センターあたりではクマゼミがよく鳴いています。
(多摩センターあたりが特殊な生息域であるという説もあり)
前任校の鶴牧地区では、朝からクマゼミの大合唱でした。

同じこの狭い市内で、生息しているセミの種類が違うということが、おもしろいなと思いました。
調べてみれば、もっと別の違いもあるかもしれません。
連光寺地域には、ミンミンゼミが多い気が個人的にはしています。

うん、これ、自由研究に使えそうです。

3年生 ゴムや風の力

3年生の理科の単元で「ゴムや風の力」という単元があります。
ゴムの力や風の力を使って、車を動かしてみる学習です。
難しく言うと、ゴムの弾性力(弾性エネルギー)や風(風力エネルギー)を動力エネルギーに変換する、エネルギー変換の初歩の単元です。
小学校・理科では、数少ない物理の単元です。

長い廊下を使って、3年生が実験に取り組んでいました。
 

定規の先に眼鏡クリップをつけ、そこに引っ掛けた輪ゴムを使って、車を走らせます。
タイヤがプラスチックで滑ることと、タイヤとタイヤの間隔(ホイールベース)が短いので、まっすぐ進ませるのに苦労しています。

ゴムの引っ張る量を変えればもっと進むはず。
ゴムを2本にすればもっと進む。
車の重さを軽くすれば遠くに行くはず。
などなど、いろいろ仮説を立てて実証実験を繰り返します。


実験の段階で、先生にアドバイスをしてもらったり、小改良したり。
 

もちろん丁寧に結果を記録し続けることも忘れません。大事です。
3年生、しっかりと見やすくまとめられていました。


仮設→実験→考察→理論 と、科学的知見が積みあがっていきます。
「物理」なんていうと、苦手という声がよく聞かれます(大人)。
しかし、知らずのうちに私たちは物理的な視点で科学的に物事を考察していることがあります。
こんなことも、教育の効果なのかもしれません。

大学の時、物理専攻だった私は、こういう実験をしているとついつい口を出し、手を出したくなります(笑)。

柔道選手団応援旗完成

6年生が製作していた柔道選手団応援旗。
今日発送しないと、選手村入りしてしまう選手団に間に合わないということで、大急ぎで最後の仕上げをしました。
途中、2年生も飛び入りでお手伝いしてくれました。



                                    ↓  最終送付版  ↓
  


                                   ↓  最終送付版  ↓


そして、応援するならばと、選手の紹介冊子まで作ってしまいました。
6年生全員に配布されます。
 



どの選手が、いつ試合なのかまでしっかりと情報が載っています。
観戦ガイドですね。
選手の皆さんの活躍と、ちらっとでいいので、応援旗が映ることを期待しています!

梅雨明け~1年生プール日和

気象台が、関東甲信越地方の梅雨明けを発表しました。
昨日午前中の雷雨が、夏の幕開けとなりました。

梅雨が明ければ、さんさんと降り注ぐ太陽。
朝から絶好のプール日和です。
3,4時間目は1年生がプールに入りました。
 

1年生もプールに慣れ、不安なくプールに入ることができるようになりました。
しかし、本当に夏本番。


ゴム製の沈む輪やブロックをプールの中に投げ入れ、それを潜って取る通称「宝探し」を行いました。
これ、小学校のプール授業の鉄板です。
 

プールの短辺を使い、先にプール内を歩いている友達を追いかける活動も行いました。
「追いかけっこ」です。


今日は、プールサイドの気温が32℃まで上がりました。
水温は28.5℃。
プールサイドで待つ時間が暑いのなんの…。
時折、先生たちがバケツでプールサイドに水撒きをしますが、そのたびに歓声が上がっていました。



1週間、畑の雑草を食べる仕事をしてもらっていた"ゆき"と"よもぎ"。
今日で一通り畑をきれいにしてくれました。ご苦労様でした(笑)。
さすがにこの暑さにクテ~ッとなっていました。


児童の皆さん、学校にいるときもですが、登下校時や休みの日なども、意識的に水分補給をしましょう。
頭が痛い、気持ちが悪い、くらくらする、体が熱いなどの時は、水分をたっぷりとって、日陰で一旦休みましょう。

日本 柔道選手団 がんばれ!!!

昨年度まで、オリパラ教育として、オリンピアンやパラリンピアンを招いた講演会や体験会を行ってきました。
校長室前には、いらした選手のサインが飾られています。


柔道では、平成31年2月に、山部佳苗選手(リオデジャネイロ 78kg級 銅メダリスト)がいらしています。

今、柔道選手団とつながりのある家庭科講師の矢澤先生の呼びかけで、柔道選手団への応援旗3枚と応援メッセージビデオを6年生が休み時間や朝の時間を使って製作中です。

こちらはほぼ完成に近づきました。


こちらはもう少し手が入ります。

残念ながらオリンピックは無観客となってしまいましたが、今回製作しているものは、選手団に届けられますので、もしかしたら会場に飾ってくれるかもしれません(期待!)。
いずれにせよ、柔道選手団の皆さん、そして、すべての選手の皆さんの健闘をお祈りいたします。
届け、子供たちの思い!!!
感動を楽しみにしています!!!

"ゆき"と"よもぎ"のお仕事

昨日、花壇のイネ科の雑草を食べてもらうお仕事をしてもらったヤギの"ゆき"と"よもぎ"。
昨日は日射が強かったので朝の2時間だけお仕事をしてもらったのですが、素晴らしい仕事ぶりでした。
黄色で囲った部分が食べてくれた部分です。見事に刈り揃えています。


ということで、今日もお仕事をお願いしました。
幸い曇天なので、午前中いっぱい、たくさん食べてもらおうと思います。
 

昨日と今日、申し込みを受け付けていた漢字検定。
 

予想を上回る申し込みがありました。
申し込んだ人は、今回全員受験することができます。
頑張ってください!!!

ユニセフ募金行っています

先週から始まったユニセフ募金。
今週水曜日まで行っていますので、ご協力よろしくお願いします。
 

 



今朝は、ヤギさんたち、1年1組前の花壇に生えているイネ科の草を食べてもらっています。
お仕事です(笑)。
頭をうずめて、無心に食べてくれています。
 

ロータリーのゴールドクレストとお別れ

お知らせしていたロータリーの6本のゴールドクレストの続報です。
これまでも、校庭の大きくなりすぎた楠(校章のモチーフでもあります)などを定期的に選定、伐採してきましたが、植物も生き物であるがゆえに、いざ切ろうとなると胸が痛みます。
樹木は、大きければ大きいほど、連小とともに歩み、子供たちを見守ってきた歴史の証人です。
けれども、「安全」を考えたときに、手を付けずにおくことはできません。

2021/4/13 ロータリーにあるゴールドクレスト

2021/7/5 ロータリーのゴールドクレストを伐採します

ロータリーに植えてあったゴールドクレストは、開校20周年あたりに植樹されたものです。(現在開校48年)
・樹高が校舎3階をしのぐ15mほどになり、樹齢も近づいていること。
・今後根上がりの可能性があること。(根が地面に浮き出てきてロータリーのレンガを浮き上がらせること)
・根が浅い樹木のため樹高限界近くなると倒木の可能性があること。
・現在すでに傾いて伸びていること。
・温暖化による近年の大型台風や大雪での倒木の心配があること。
・これだけ大きく育ってしまうと、剪定が難しい樹木であること。
などの理由から、シンボルツリー的な存在でしたが,断腸の思いでやむなく伐採することにしました。


7月8日
 


7月9日
 

 


7月10日
 


長い間、連光寺小のアイコン的な存在として凛と立ってくれていました。
たくさんの子供たちをも見守ってきてくれて、ありがとうございました。
7月9日には、何人もの児童が廊下の窓越しに伐採の光景を、別れを惜しんで見守ってくれました。
見守ってくれた皆さん、ありがとう。

「さびしい」「明るくなった」と、もちろん感想は様々ですが、切り口のを高さに変化をつけましたので、オブジェ的な作品を切り株に設置しようと思います。
ほのかな新芽の再生の期待と共に。

4年生 多摩川下流河口体験

4年生が「総合的な学習の時間」で取り組んでいる多摩川。
学習のフィールドは、関戸橋付近です。これは多摩川でいうと、中流に当たります。
学習を深めていく上で、上流や下流の多摩川はどのような様子なのか、どんな生態系なのか、そういった比較的な学習が必要になってきます。
毎年、河川財団から学習支援のための補助金をいただいているのですが、そこからバス代を補助し、数年前から上流と下流にも見学・体験に出かけています。
昨日は、下流に出かけました。

目的地は川崎市にある大師河原干潟館です。
多摩川に架かる橋、六郷橋(箱根駅伝でも走る第一京浜<R15>の橋です)から大師橋の間にある施設です。
この六郷橋から大師橋にかけては、多摩川両岸(川崎市側・大田区側)に干潟が広範囲にあります。
私が20年以上前に羽田の小学校に勤めていた時には、よく土曜日の4時間目に学級レクレーションで多摩川の河原で遊びましたが、当時干潟はありませんでした。
大師橋が2006年に改築された際、新しい橋脚になったので、その影響でしょうか。
干潟館の方ともそんな話をしましたが、真偽のほどはわかりません。

天気が心配されましたが、干潟館につくときには雨は上がり、携帯で雨雲レーダーの動きを見ると、しばらくはレインコートなしで活動できそうです。
身支度をして、干潟館に荷物を置き、大師橋の下の干潟まで向かいます。


今日は大潮の日です。
そして今が干潮の時刻。一番干潟が見えている時間帯に観察です。
まずはかわいい水鳥たちの足跡がお出迎え。


干潟館にたも網やシャベルなどを借り、どんな生き物がいるのか調査開始です。
 

 

前回の学習で、川の中に入って生き物を探したガサガサを体験しているだけに、この日は水の中に入っていく抵抗感は全くなし(笑)。
いや、正確に言うならば、長靴の中に水が入る抵抗感なし!
気持ちの良いくらい、長靴の水深を気にせず活動しています。
時折足を上げて、長靴の中の水を出しながら活動が続きます。


見つかったのはこんな生き物たち。

タボハゼ、マハゼ、クロベンケイガニ、ヤマトオサガニ、チゴガニ、ケフサイソガニなどが採取できました。

調査の終わりは、干潟館の方からの総括です。


そして、最後は自然保護という大切な視点から、トロ船に入っていた採取した生き物たちを干潟に放ちます。
誰一人として、「持って帰りたい」と言わなかったところが、さすが連小の子供たち。


昼食をとり、次は大森海苔のふるさと館に向かいます。
大田区大森は多摩川河口の海の町です。
そして、1964東京オリンピックまでは海苔の養殖が盛んでした。
その歴史を後世に伝えるために2008年に創設されたのがこの施設です。
あわせて、大森海岸の白砂の砂浜も復活させました。
多摩川の豊かな恵みがあってこそ、大森の海苔は、質、量ともに江戸随一と言われました。
館内見学と河口の海の見学です。
「海苔」の歴史にも、子供たちは教員の予想を上回る関心を見せ、熱心に見入っていました。