2019年12月の記事一覧

晩秋の昼休み

校庭の銀杏の木や桜の木は、すっかり葉を落とし、冬の準備に入っています。職員室前のもみじの木は、今紅葉真っ盛り。そして、児童昇降口前の大きなメタセコイヤは、葉が茶色になり、今日の風で一斉に葉を落とし始めました。

    

 昼休みに職員室から児童昇降口を見ると、メタセコイヤの葉っぱがたくさん落ちて、茶色のじゅうたんのようになっていました。掃除が大変そうだな、今のうちに少し掃いておこうか、と思って外に出て行くと、私より先に3人の6年生の女子児童が、竹箒を持ってきて掃き始めました。彼女たちは、そこが掃除場所ではないのですが、みんなが元気に遊んでいる間、自主的に掃き掃除をしてくれたのです。感心しました。こういう6年生の姿をみて、下の学年の子ども達が成長していくんだなと思いました。

 

掃除の時間 3年生の様子

 

 

 ところで、昼休みは、大勢の児童が元気に遊んでいましたが、持久走大会が終わり、縄跳びや長縄跳びを練習する児童の姿が多く見られるようになりました。私が近づいていくと、「校長先生見て見て」と言って、1年生、2年生、3年生の子ども達が、前跳びやあや跳び、二重跳びなどをやって見せてくれました。私も、子どもの頃は縄跳びが大好きで、友達と競っていろいろな跳び方に挑戦したものです。今では大分身体が重くなり、膝も調子が良くないので、子どもの頃のようには跳べませんが、二重跳びと後ろ二重跳びをちょっとだけやってみせると、子ども達は、「お~うまいね」と褒めてくれました。子どもの頃に体得したことは身体が覚えていて、年を取っても多少なりともできるんですね。子ども達にはぜひ今のうちに、いろいろなことに挑戦し身体で覚えて欲しいと思います。