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小学校最後の社会科見学(6年生)その4


 ここは、日本科学未来館です。
 2001年7月9日に開館しました。館長は宇宙飛行士の毛利衛(もうりまもる)さんです。
 最新の科学技術の紹介がされているほか、科学技術者の成果の発表の場となっています。
展示物もわかりやすく説明や解説してくれる多くのボランティアさんもいます。展示物は自由に触ったり体験できたりするので、とてもおもしろい施設です。

 これは、「ジオ・コスモス」といいます。宇宙から見た輝く地球の現在の姿を、約100万個の発光ダイオード(LED)で映し出しています。館内のどこからも見えるとても大きな球体です。


 いろいろなプログラムが用意されていて、10分ごとにテーマをかえて映像が映し出されています。これは「つながり」というテーマで、『スポーツというと世界の人はどのスポーツをインターネットで検索するか』をデータ化したものです。1位はサッカー 2位はアメフト 3位はクリケット 4位はバスケットボール 5位は野球 という結果でした。日本国内だけでいうと、この順位はきっと異なった結果がでるでしょうね。ほかにもいろいろなおもしろいデータをみることができました。

 「未来をつくる」のコーナーでは、人型ロボット「ASIMO」(アシモ)くんのパフォーマンスがありました。最近のロボットは話すだけではありません。歩くことはもちろん、片足でジャンプしながら進む”けんけん”もできるし、横歩きもできるし、サッカーボールを相手に向かってけることもできるのです。中に人が入ってるのでは?と思ってしまうくらいでした。最後には、曲に合わせて手話で踊ってくれました。ロボットと一緒に生活するようになるのもそう遠くない未来かもしれません。わくわくします。
 
なんだかみんな楽しそうですね。ソファーに寝転んで頭上にある機械をみているようです。


寝たままの姿勢でコンピュータを操作できるのです。この機械の真上には、最初に紹介した「ジオ・コスモス」がぶら下がっています。写真の左上の端に移っているのがそれです。

 約2時間ほど、いろんな体験をしてすごしました。楽しい時間はあっというまに過ぎ、帰る時間となりました。小学校最後の社会科見学もこれで終了です。いい思い出ができたかな。