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献立紹介

12月10日(火)

【メニュー】

コッペパン メンチカツ マカロニのトマトソテー キャベツとコーンのスープ 牛乳

 今日は「コッペパン」について紹介します。コッペパンは、給食の定番のパンの一つで、最近では色々な具材を挟んだサンドイッチのようなコッペパンサンドも人気です。コッペパンは、日本独特のパンといわれており、戦後に学校給食が再開してから一気に広まっていったと考えられています。コッペパンという名前も諸説ありますが、「切った」という意味のフランス語である「クーペ」と、「山」などを意味するドイツ語の「コッペ」などが有力といわれています。その後、学校給食ではコッペパンを油で揚げた「揚げパン」などの人気メニューも登場するようになりました。

メンチカツを挟んだり、マカロニソテーと一緒に食べたり、アレンジしながら楽しんで食べましょう。

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12月9日(月)

【メニュー】マーボー豆腐丼 中華卵コーンスープ みかん 牛乳

 今日は、「中華卵コーンスープ」について紹介します。このスープは、本来「ユイミータン」または地域によって「スーミータン」と呼ばれています。漢字で書くと、「玉」「米」「湯」でユイミータン、もしくは、「玉」を「粟」という字にして、スーミータンとなります。「玉の米」や「粟の米」でとうもろこしを表し、「湯」の漢字を書く「タン」は、スープという意味です。やさしい甘味があり、とろみのついているスープは、寒くなってきた今の時期に、ぴったりの料理です。給食では玉ねぎや人参、小松菜を入れて具だくさんにしていますが、クリームコーンの缶詰と、卵があれば十分おいしく作ることができるので、興味のある人は、ぜひ家庭でも作ってみましょう。

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12月6日(金)

【メニュー】ごはん 根菜酢鶏 ワンタンスープ 牛乳

 今日は「根菜酢鶏」について紹介します。今日は中華料理として人気のある「酢豚」を、豚肉ではなく、鶏肉を使った「酢鶏」として、アレンジしました。元々の料理である酢豚は、人気のある中華料理の一つですが、「酢豚」という料理名は日本でつけられた呼び名です。この料理の元となったものは、大きく分けて2つあると言われています。ひとつは、クゥラオローという名前の広東(カントン)料理で、中国南東部の広東省という地域が発祥です。もうひとつは、タンツゥロウカイという北京(ペキン)料理です。このように、酢豚は広い中国の南北それぞれに起源を持つ料理とされています。今日はたけのこも鶏肉と同様に油で揚げて、さっくりとした食感にしています。味付けは甘酸っぱく、さっぱりと仕上げました。ご飯と一緒にしっかりと食べましょう。

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12月5日(木)

【メニュー】ごはん すけとうだらのフライ ひじきの炒り煮 薩摩汁 牛乳

 今日は、「薩摩汁(さつまじる)」について紹介します。薩摩汁の「薩摩」とは、現在の鹿児島県にある、地域の名前で、さつまいももこの地域名に由来します。薩摩汁は、鹿児島県の郷土料理のひとつで、鶏肉を使った具だくさんの汁物のことです。江戸時代に武士が鶏同士を闘わせており、そこから生まれた料理といわれています。昔は、お祝いの席など特別な場で食べられていましたが、現在は特に決まりはなく、寒い冬によく作られています。鶏肉のうま味がみそ汁に溶け出し、体が温まる料理です。今日は、さといもや大根、ごぼう、人参といった根菜類を豊富に取り入れています。この時期ならではの味を味わいましょう。

 明日も箸の日です。忘れないようにしましょう。

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12月4日(木)

【メニュー】

じゃこのガーリックピラフ オムレツのデミグラスソースかけ 

                         米粉のクリームスープ 牛乳

 今日は「米粉のクリームスープ」について紹介します。最近は寒くなってきたので、野菜と牛乳をたっぷり使った温かいスープにしています。とろみつけに使っているのは、米粉です。米粉はお米を細かくくだいて粉状にしたものです。数年前まで米は、主食として食べる食べ方が中心でしたが、最近は小麦粉の代わりに、パンやお菓子作りの材料としても活用されるようになってきました。米粉自体は、奈良時代頃からだんごやもちなどの材料として使われていたので、長い歴史があります。また。小麦のアレルギーがある人でも、おいしく食べることができます。

今日は、米粉を水で溶いたものをスープのとろみつけに使いました。仕上げにバターやクリームを少し加え、コクを感じられるようにしました。しっかりと食べて、体を温めましょう。

明日は、箸の日です。忘れないようにしましょう。

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