一日一言

一日一言

今日の言葉 06.25

人遠慮無ければ、

 必ず近憂(きんゆう)有り

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 東洋古典『論語』

 月刊『致知』2024年6月号

 連載「四書五経の名言に学ぶ」【最新号】より

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 目の前で生じる問題ばかりに注意を向け、

 その解決に一喜一憂をしていると、

 そのことのみで

 保有する精力の殆どを費やしてしまい、

 前もって打つべき準備に手抜かりが生じます。

 すると、ますます厄介な問題、

 つまり「近憂」が多くなってしまう

 といっています。

 

 「遠慮」とは、

 遠くの近未来までをも見透した、

 熟考・熟慮した準備、防備のことで、

 先行きの目標とその達成の為に行うべき

 努力目標のことです。

今日の言葉 06.24

 たくさんの苦しみを経て

 いま感じていることは、

 試練こそ、神様が与えてくださる

 最高の恵みだということです。

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 小早川由起子(ソプラノ歌手)

 月刊『致知』2024年6月号

 特集「希望は失望に終わらず」より

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今日の言葉 06.23

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 塩瀬総本家の家訓

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 ◆今日一日の事

 

  一、今日一日三ツ君父師の御恩を忘れず

    不足を云ふまじき事

  一、今日一日決して腹を立つまじき事

  一、今日一日人の悪しきを云はず

    我善きを云ふまじき事

  一、今日一日虚言を云はず無理なる

    ことをすまじき事

  一、今日一日の存命をよろこんで

    家業大切につとむべき事

 

  右は唯今日一日慎みに候。

  翌日ありと油断をなさず、忠孝を

  今日いち日と励みつとめよ。

 

 

 ◆崋山先生の商人に与へたる教訓

 

  一、先づ朝は召仕より早く起きよ

  一、十両の客より百匁の客を大切にせよ

  一、買人が気に入らず返しに来たら

    売る時よりも丁寧にせよ

  一、繁盛するに従つて益々倹約せよ

  一、小遣は一文よりしるせ

  一、開店の時を忘るな

  一、同商売が近所にできたら懇意を

    厚くし互に励めよ

  一、出店を開ひたら三ヶ年食料を送れ

今日の言葉 06.21

 いつも「そうだよね。俺は馬鹿だからさ」

 と聞き流しておいて、

 その人たちが40年後に

 俺に何て言うかなと考えていた。

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 吉塚公雄(田野畑山地酪農牛乳会長)

 月刊『致知』2024年6月号

 特集「希望は失望に終わらず」より

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今日の言葉 06.18

 最後に勝つものは

 道義であり、

 誠であり、

 まごころである。

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 山本幡男

 (映画「ラーゲリより愛を込めて」の

  モデルにもなったシベリア抑留者)

 月刊『致知』2024年6月号

 特集「希望は失望に終わらず」【最新号】より

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今日の言葉 06.16

今日から2年生は楽しみにしていたグロースクールですね。

自然を感じ、人の心の痛みを知り、仲間の心に存分に触れ、

誰もが楽しいグロースクールにしましょう。

今日の言葉を贈ります。

 

 良い縁がさらに良い縁を尋ねて

 発展していく様は誠に妙なるものがある

 これを縁尋機妙(えんじんきみょう)という。

 

 また、いい人に交わっていると

 良い結果に恵まれる

 これを多逢聖因(たほうしょういん)という。

 

 人間はできるだけいい機会、

 いい場所、いい人、いい書物に

 会うことを考えなければならない。

 

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 安岡正篤(東洋思想家)

 月刊『致知』より

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