学校長の窓

学校長からのお話を掲載しています

令和6年度も どうぞよろしくお願いいたします。

 校長の池田範夫です。本校勤務2年目になりました。

 本年度も以下5項目20の重点目標(努力点)達成に向けて、職員一同、精一杯頑張りますので、保護者の皆様、地域の皆様の変わらぬ御支援・御協力をよろしくお願いいたします。

【学校課題】

『生徒が生き生きと活動できる学校を目指して~「学力向上」と「自己有用感を高める学級づくり」の推進~』

【重点目標(努力点)】

1 教職員の参画による「組織的な学校経営」の推進(学校づくり)

(1)「魅力ある学校」を目指すビジョンの明確化とその共有

(2)学習指導要領の趣旨を実現する教育課程の編成と実施

(3)指導力の相互向上を図る校内研修の充実

(4)教職員一人一人の力量が発揮しやすい組織的な運営

2 「基礎学力」の定着と「自らより深く考える力」の育成(学力づくり)

(1)基礎基本の確実な定着を図る「分かる授業」の実践

(2)より深く考える力の育成を「ねらう指導計画」の充実

(3)生徒の学習意欲の向上に繋げる学業指導の充実

(4)自己の生き方を考える総合的な学習の時間の推進

3 道徳教育の推進による「自他を大切にできる心」の育成(心・生活づくり)

(1)一人一人を大切にする人権教育を基盤とした学級経営

(2)豊かな心をはぐくむ道徳教育の推進

(3)思いやりを大切にする特別活動、自主貢献活動の推進

4 活力のある集団形成と個の「よさを伸ばす基盤となる健康と体力」の維持向上(健康・体力つくり)

(1)生命尊重の教育と安全教育の推進

(2)生涯学習の理念に立った健康・体力つくりと食育の推進

(3)基本的生活習慣の確立とルール遵守の心を育てる指導

(4)一人一人のニーズに応じた進路に導くキャリア教育の充実

(5)自己有用感を高め、未然防止を目指す不登校対策

5 家庭や地域社会との連携・協働による特色ある学校づくり(信頼・つながりづくり)

(1)地域とともにある学校づくりの推進

(2)郷土の歴史・文化の継承と発展

(3)地域・家庭の教育力を生かした教育の充実

(4)地域に学ぶ活動の推進

 

 

 

令和4年度もよろしくお願いいたします

 校長の大塚昌哉です。本校2年目になります。生徒の健全育成のため、下記の5項目を重点目標とし、今年度も、教職員一同、力を合わせて頑張りますので、保護者の皆様、地域の皆様、御支援・御協力の程よろしくお願いいたします。

    1 教職員の経営参画による「学校経営」の推進(学校づくり)
    (1)チーム力を発揮した質の高い、魅力ある学校つくり
    (2)学習指導要領の趣旨を生かした教育課程の編成と実施
    (3)指導力の向上を図る校内研修の充実
    (4)教職員一人一人の力量の発揮と、意欲的な職務の遂行
    2 「確かな学力」を保証する学習指導の推進(学力づくり)
    (1)基礎基本の確実な定着を図る「分かる授業」の実践
    (2)生徒の学習意欲の向上
    (3)自己の生き方を考える総合的な学習の時間の推進
    (4)一人一人のニーズに応じた進路に導くキャリア教育の推進
    3 豊かな人間性を育てる「心の教育」の推進(心・生活づくり)
    (1)基本的生活習慣の確立と社会生活上のルールの遵守
    (2)一人一人を大切にする人権教育の推進
    (3)豊かな心をはぐくむ道徳教育の推進
    (4)思いやりを大切にする自主貢献活動推進
    4 明るく健康で活力のある生活の実現(健康・体力つくり)
    (1)生命尊重の教育と安全教育の推進
    (2)生涯学習の理念に立った健康・体力つくり
    (3)食育の推進
    (4)不登校対策の柱としての学業指導の充実
    5 地域や家庭との連携・協力(信頼づくり)
    (1)郷土の歴史・文化の継承と発展
    (2)地域・家庭の教育力を生かした教育の充実
    (3)地域とともにある学校づくりの推進
    (4)地域に学ぶ活動の推進

令和3年度入学式(式辞の一部)

   

 色鮮やかな花々に包まれ、春の香りが満ち溢れる、春爛漫のこの良き日に・・・
 ただ今、呼名をされました103名の新入生の皆さん、益子中学校へのご入学おめでとうございます。皆さんの入学を心から歓迎いたします。さて、皆さんは、これから始まる中学校生活への期待と不安で胸がいっぱいのことと思います。益子中学校は、これまでに1万4千2百名を超える優秀な卒業生を送り出した、輝かしい歴史と伝統をもつ学校です。そこで、皆さんが大切にし、心がけてほしい本校の教育目標と校訓についてお話します。教育目標は、「自ら学ぶ生徒」「心豊かな生徒」「たくましく生きる生徒」「郷土を愛する生徒」です。知・徳・体の目標に加え、郷土愛も含まれております。そして校訓は、「聖心(せいしん)」です。この場所は古くから「ひじりが丘」と呼ばれております。「ひじり丘」のひじりが、聖心の聖の文字であり、聖とは「優れた人」という意味を示します。そして聖心とは、「優れた人を目指し、日々努力する心」です。・・・
 教育目標、校訓を、常に意識し、益子中生としての自覚と誇りをもち、これまで先輩方が積み上げてきた確かな礎をもとに、皆さんの入学を心待ちにしていた2、3年生とともに、新たな歴史を作り上げる主役となってください。・・                                           令和3年4月8日      益子町立益子中学校長 大塚 昌哉

まもなく卒業式!!


◇ まもなく卒業式! ◇
 3月8日(金)午前10:00から卒業式を開始(入場は9:55開始)いたします。3年生の皆さんは義務教育の仕上げとなる卒業式です。卒業生は、益子中学校で過ごした日々を思い返しながら、将来に向かって羽ばたいていきます。保護者の皆様、地域の皆様にも御出席いただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

3年生を送る会実施、新生徒会役員の活躍光る!

◇3年生を送る会 『走れ!T校バスケットボール部』を鑑賞◇

 2月19日(火)の午後、生徒会主催の3年生を送る
会が行われました。新生徒会役員の企画運営により、映画『走れ!T校バスケットボール部』を鑑賞しました。3年生は現在、受験勉強の真っ最中です。高校入試前の忙しい時ですが、送る会の時間はリラックスしていただこう、というねらいをもった「送る会」でした。
 新生徒会が企画・運営をしました。映画鑑賞後には、
3年生への感謝を込めた花束の贈呈と3年生代表生徒の
お礼のあいさつがありました。              

立志式、『志』を堂々と発表した2年生


  ◇益子中の立志式、『志』を堂々と発表!!◇
   2月1日(金)に立志式を行いました。2年生が、『志(こころざし)』を立てて、各自が色紙に誓いの言葉を漢字1文字で書き表しました。そして、ステージ上で1人1人堂々と発表しました。
 また、2学年全員で「なかじまみゆき」作詞・作曲の歌【糸】を合唱しました。
 保護者の皆様にはお忙しい中、多数の方に御出席いただき、ありがとうございました。
 成長著しい2年生です。今後に向けて、生きる上での目標を定めましたので、その実現に向けて努力を重ねてほしいと思います。皆さんが大きく伸びることを祈っています。
 

校長講話 喜怒哀楽の人間学


 【心に響く小さな5つの物語】致知出版社 から、朗読します。
 
 その少年は両親の愛情をいっぱいに受けて育てられた。
 ことに母親の溺愛は、近所の笑いの種になるほどだった。

 その母親が姿を消した。庭に造られた粗末な離れの小屋に、籠(こ)もったのである。結核を病(や)んだのだった。

 近寄るなと周りは注意したが、母恋しさに少年は離れの小屋に近寄らずには、いられなかった。しかし、母は一変していた。

 少年を見ると、ありったけの罵声(ばせい)を浴びせた。コップ、お盆、手鏡と手当たり次第に投げつける。

 青ざめた顔。長く乱れた髪。荒れ狂う姿は、鬼だった。
 少年は次第に母を憎悪(ぞうお)するようになった。
 悲しみに彩(いろど)られた憎悪だった。


 少年が6歳の誕生日に、 母は逝った。
[お母さんにお花を]と勧める家政婦のおばさんに、少年は全身で逆らい、
 決して棺(ひつぎ)の中を見ようとはしなかった。

 父は再婚した。少年は新しい母に愛されようとした。だが、だめだった。
  父と義母の間に子どもが生まれ、少年はのけ者になる。少年が9歳になって、ほどなく、父が亡くなった。やはり結核だった。

 その頃から少年の家出が始まる。公園やお寺が寝場所だった。
 公衆電話のボックスで体を二つ折りにして寝たこともある。
 そのたびに、警察に保護された。

 何度目かの家出の時、義母は、父が残した物を処分し、家をたたんで蒸発した。それからの少年は施設を転々とするようになる。


 13歳の時だった。少年は知多半島の少年院にいた。もういっぱしの[札付き]だった。
 ある日、少年に奇跡の面会者が現れた。泣いて少年に棺の中の母を見せようとしたあの家政婦のおばさんだった。
 おばさんは、なぜ母が鬼になったかを話した。死の床で、母はおばさんに言ったのだった。
 『私はもうすぐ死にます。あの子は母親を失うのです。
  幼い子が母と別れて悲しむのは、優しくしてくれた記憶があるからです。
  憎らしい母なら、死んでも悲しまないでしょう。
  あの子が新しいお母さんにかわいがってってもらうためには
  死んだ母親なんか憎ませておいた方が良いのです。
  その方があの子は幸せになれるのです。』

  少年は話を聞いて呆然(ぼうぜん)とした。自分はこんなに愛されていたのか。
  涙が止めどもなく流れ落ちた。札付きが立ち直ったのはそれからである。
     
以上は、作家 西村滋さんの少年期の話である。
 
 本当の愛情とはどんなものでしょう。愛情の表し方もいろいろである。きと、自分に厳しい人(親、先生)の厳しさは、本当は愛情の表れなのです。感謝して生活できると、強くそして優しくなれますね。しましょう。  
     
 

3学期始業式!!


   輝かしい平成31年(2019年)が明けました
  明けまして おめでとう ございます。
 平成31年1月8日(火)に、第3学期始業式が行われました。式の中で、校長式辞で『凡事徹底』を呼びかけました。簡単なこと、平凡なことを徹底させ、大きな伸びに繋げてほしいと思います。
 また、3年生の黒子陽南さんが新学期の決意を発表してくれました。残りの中学校生活を大切にして1・2年生のお手本となるようにしっかりと行動し、進路に向かって努力すること、感動のある生活を送ることを3年生に呼びか    
けました。                                              
 3学期は短い期間ですが、学年のまとめの学期であり、
2年生の立志式や3年生の卒業式など節目となる重要な行事が行われます。また、3年生は人生にかかわる進路決定のための高校入試等が行われます。さらに、1年生と2年生にとっても、来年度につながる重要な学期です。  
 2019年は亥年です。平成最後の年であり、5月から
は元号が変わるという歴史的な年でもあります。生徒の皆さんは、目標をはっきりと定めて、まっしぐらに「猪突猛進」をしてほしいと思います。            
 生徒の皆さんが自らの努力で、2019年を素晴らしい
年にすることを願っています。

間もなく冬休み!!

   2学期の締めくくり、間もなく冬休み▼
 12月25日(火)は2学期終業式です。そして、年末年始の冬季休業に入ります。生徒の皆さんにとって、この2学期はどんな学期だったでしょうか?
 2学期を振り返ってみますと、日ごろの学校生活において、生徒の皆さんが授業や部活動、学校行事などに真剣に取り組み、着実に成果をあげることができたと思います。
 特に、「運動会」や「聖が丘祭」などの学校行事では、生徒会を中心によくまとまり、各学級の団結も強くなりました。『この学級でよかった』という帰属意識が高まったことと思います。
 また、部活動では、日々の真剣な活動により、大きな成果を挙げました。郡市新人大会では サッカー部の優勝、バドミントン部女子団体の優勝、卓球部は男子が優勝し女子は4位、そして 県新人大会では卓球部が男女とも準優勝という活躍をしました。
 さらに、文化面でも、吹奏楽部と特設合唱部が県音楽祭中央祭への出場し、郡市英語スピーチコンテストで上位入賞し、県英語スピーチコンテストに1名が出場しました。
 今学期の成果と課題を確認し、有意義な冬休みになることと、2019年が生徒の皆さんにとって素晴らしい年になることを心から願っています。良い新年をお迎えください。特に3年生は1月4日から私立高校の入試が始まります。準備をしっかりして臨んでください。
 平成31年1月8日(火)の始業式に、元気な姿の生徒の皆さんに会えることを、益子中学校の全職員は楽しみにしています。

芳賀郡市新人陸上競技大会で男女総合準優勝


 ☆9月20日(木)真岡市総合運動公園陸上競技場で行われた芳賀郡市新人陸上競技大会で、益子中学校1・2年生がよく頑張りました。その結果、男女総合で市貝中学校に次いで準優勝になりました。
 結果は下記のとおりです。
              記
 ○ 男女総合  準優勝、 ○男子総合 第3位
 ○ 女子総合  準優勝、 ○2年男子 優勝
 なお、県大会に出場する上位2位まで(リレーは3位まで)の種目は以下のとおりです。
  (1)2年男子3000m 1位   9'19"45(大会新)  
     2年男子1500m 1位   4'21"64
  (2)2年男子800m   2位   2'13"63
  (3)2年男子110mH 2位     17"40
     2年男子走幅跳  1位     5m57
  (4)1年女子100mH 2位    19"03
  (5)2年女子800m   2位   2'27"00
  (6)2年男子4×100mリレー3位で県大会出場 48"23
     
   短期間・短時間の練習でしたが、よく頑張りました。  

 

秋季大運動会、大いに盛り上がる!!

  平成30年9月8日(土)、予定どおり秋季大運動会が行われました。
 朝5時頃から並んで待ったいた保護者の皆様が、朝6時の花火合図で、一斉に応援場所の確保をしました。ルールを確実に守ってくださいました。この整然とした動きは、益子中学校保護者の伝統になっています。毎年運動会の日も、朝から清々しい気持ちでスタートができます。生徒共々、保護者や地域の皆様の協力的な姿には頭が下がります。誠にありがとうございます。
 
 今年の運動会のスローガンは、
『今こそ目覚めよ 聖心魂 光り輝け 益中星!』です。  
  全校生徒が、元気いっぱいに練習に取り組んでいます。今年3年目となる全生徒による『益中ソーラン』では、オレンジ色の法被(はっぴ)を全校生徒が身につけ、本気で踊りました。
 また、各学年が3学級ずつ揃い、色別の縦割り対抗の得点争いも行ったので、他学年の同じ色を応援するという盛り上がりもありました。各クラスとも、大縄跳びや各種リレーなどに、心を一つに団結して競技しました。
 地域保護者の皆様には、早朝より御声援や励ましをいただきありがとうございました。 地域保護者の皆様には、早朝より御声援や励ましをいただきありがとうございました。

郡市総体陸上競技大会で好成績


☆☆芳賀郡市総合体育大会 陸上競技大会☆☆
 男女総合第3位、男子総合準優勝、女子総合第3位、2年男・女共に優勝
  7月10日(火)真岡市総合運動公園陸上競技場において、芳賀郡市総合体育大会陸上競 技大会が行われました。
  最初の種目、2年男子3000mで長岡蓮人さんが優勝し、幸先良くスタートしました。その勢いを継続し、多くの種目で入賞者が生まれ、総合3位、男子準優勝、女子3位、2年男女とも優勝という好成績を収めました。21日から始まる、郡市総体各種大会でも、益子中の各部が大いに 活躍することを期待しています。
 

朝会講話  『藤根善治』の話


    益子の聖人・・・たきぎ様『藤根善治』の話
                                      
 江戸時代、下野国芳賀郡の益子、七井、清水、生田目、上大羽、栗生、深沢の7か村は、黒羽城主大関候の治める土地であり、下の庄と言われた。益子村に陣屋があり、黒羽藩から役人が派遣され一切の政事を司っていた。したがって年貢も、毎年江戸の黒羽藩屋敷に送られた。

 1728年(享保13年)の大凶作は益子村を含むこの地域も襲った。そのため、領民は年貢米を納めるのを先延ばししてもらおうとしたが、薪(たきぎ)で納めるように言われ、その代わり平年の倍増の納入を要求された。領民の生活はひじょうに苦しく困ってしまった。
 さらに大変なことに、次の年もまた凶作に襲われ、領民はどうしようもない困窮の状況に陥ってしまった。

 そこで領民は、薪(たきぎ)年貢を半減してもらえるよう強く願ったが許されなかった。この時、益子村の藤根善治という人は、寝食を忘れて難民の救助に心を砕いた。しかし、苦しさは変わらず、我慢できなくなった領民が一揆を起こそうという形勢に入った。この領民の行動をやめるよう説得し、藤根善治は7か村の代表となって黒羽に赴き、領民の窮状と代官の暴政等を強く訴えた。

 これにより、訴えが聞き届けられ、薪年貢は半減納入を許された。領民は負担が軽くなり、助かった。しかし、代官の謀略(ぼうりゃく)により、一揆の頭領、訴え者の代表ということで重罪として捉えられ、1730年(享保15年)2月16日、斬罪を仰せつけられ、妻子もろとも処刑された。その首は、益子町の内町にさらされたという。領民は悲しみ慟哭(どうこく)した。その後、正宗寺(益子中の南東に隣接する寺)に埋葬された。

 今も益子中学校の正宗寺に石碑がある。
 益子中の建っているところは、聖が丘という。聖とは立派な人という意味であるが、藤根善治を思い浮かべることができる。人のために命がけで年貢の軽減を訴えた藤根善治の生き方には、現在の我々も大いに考えさせられる。
 人は、自分のために生きることが大切だが、誰か人のために生きることは、さらに素晴らしい生き方だと思う。
 今年は『ふるさと学習』に力を入れていく。その手始めとして、益子の聖人、藤根善治を紹介した。
 益子中の生徒には、「利他に生きる(人のために生きる)」という精神が宿っているかもしれない。その生き方を考えてほしい。

生徒会総会で新たな活動を決議


☆生徒総会実施☆5月2日(水)
    生徒総会が行われました。今年度の生徒会スロー  ガンは
『聖心魂~輝け益中星~』です。
 新たな取組として、
    ①クラスの交流を深めるためにスマイルデーの回数を増やすこと
    ②奉仕活動として、学校内外の清掃活動の強化を 図ること、
  ③運動会の表彰に、各学年の表彰に加え、総合表彰を導入して、学校全体で楽しめる運動会にすること、などが決議されました。
 益中生徒会は今年も充実しそうです。自主的自発的な活動になっている益子中学校生徒会に、頼もしさを感じています。

新学期スタート


☆平成30年度がスタートしました。よろしくお願いいたします。
  ~教職員の転出入をお知らせいたします! ~
  4月の定期異動により、8名の教職員が転出し、7名が転入しました。職員一同、力を合わせて教育活動にあたりますので、昨年度同様、保護者の皆様・地域の皆様の御協力をお願いいたします。
  退職・転出した教職員                 転入した教職員
1 清田 光子  教諭  定年退職(七井中へ)    1 箕輪 良行  教諭 七井中学校より
2 篠﨑 正志 教諭  中村中学校へ       2 関本みどり 教諭 芳賀中学校より
3 柴山 孝子 教諭   芳賀中学校へ      3 伊藤 理奈  学校栄養士 新規採用
4 七井 幸恵 教諭  芳賀中学校へ       4 矢野裕美子 講師 中村中学校より
5 津久井 侑 講師  田野中学校へ       5 グネ 宏美  講師 真岡中学校より
6 押坂 優汰  講師   芳賀中学校へ        6 三木みちる 講師 新規採用
7 秋山 裕美 講師  退職           7 櫻井津賀子 県学校支援非常勤講師
8 矢野 久乃  学校栄養士 芳賀北小学校へ


   平成30年度の職員構成は以下のとおりです。
 今年度も、教職員一同、力を合わせて頑張りますので、保護者の皆様、地域の皆様の御支援・御協力の程よろしくお願いいたします。(下線は新任者)


校   長   三田   進      第1学年主任   関本みどり(音楽)
教   頭   関戸  康雄(保・社)     1組担任・副主任  上野  祐子(国語)
教務主任    箕輪  良行(理科)    2組担任      藤田  春彦(保体)
生徒指導主事  宮下  博幸(理科)    3組担任      植木  宏美(技・数)
3年5組担任        杉田  綾子(国語)               副担任                   名児耶浩和(美術)
3年6組担任        植木  一憲(保体)               3年7組担任            矢野裕美子(保体) 
第2学年主任・1組担任 塚田  浩久(社会)      3年5・6・7組副担 三木みちる(保健)
2組担任      小林友加里(数学)  3年5・6・7組担当学習指導助手
3 組担任副主任    髙田克行(理科)           佐藤 久代
2学年副担任       グネ  宏美(英語)

第3学年主任  小林 厚也(体)   学習指導主任・副担任 赤羽  治男(国語)
1組担任・副主任  中野   則幸(数学)                    養護助教諭    東瀬ちひろ  
2組担任     赤荻さやか(英語)                    事務長                上野  政之
3組担任             笠井めぐみ(保体)                    町職員                横田利美男
 進路指導主事・副担任                                      学校栄養士         伊藤 理奈
                           大関  信英(社会)                      ALT                アン・エリザベス・シーバー
                                                                           非常勤講師         櫻井津賀子

                                                                           スクールカウンセラー         柳田ゆかり
                                                                           非常勤講師(陶芸) 阿部  智也         
                                                                
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      平成30年度第1学期がスタート!
    新任式4月6日(金)に実施!
 4月9日(月)に、第1学期始業式を行いました。
 平成30年4月1日付で益子ハナミズキの開花とともに、新年度がスタートしました。明中学校に転入された先生方の新るく、引き締まった生徒たちの表情から、進級の喜びと新た任式が行
な決意を伺うことができました。平成30年度の益子中学校われましの生徒の意欲の高まりを強く感じました。
た。着任 校長式辞では、校訓である『聖心』(優れた人を目指して日された7々努力すること)で、「明るいあいさつや返事」、「向上心をも名の先生ち努力すること」、「相手を思いやる温かな心で過ごし、明る方と生徒く楽しい中学校生活を送ること」を話しました。
の顔合わ 生徒代表の所感発表では、3年の小野頼可さんが「3年生としての自覚をもち、学習と部活動を両立し、進路実現のため精一杯努力しますと、力強く発表しました。
 今年度の益子中学校の合言葉は、「聖心で 活気あふれる 益子中」で頑張ります。

充実の2学期が終了、明日から冬休み!!


12月25日(月)は2学期終業式です。そして、明日から年末年始の冬季休業に入ります。
 生徒の皆さんにとりまして、この2学期はどんな学期だったでしょうか?
 益子中学校としては、充実した学期だったと思います。
 なぜならば、日ごろの学校生活において、生徒の皆さんが授業や部活動、学校行事などに真剣に取り組み、着実に成果をあげることができたからです。
 特に、「運動会」や「聖が丘祭」などの学校行事では、生徒会を中心によくまとまり、各学級の団結も強くなりました。『この学級でよかった』という帰属意識が高まったことと思います。
 また、部活動では、日々の真剣な活動により、大きな成果を挙げました。郡市新人大会や県新人大会での活躍、また、特設駅伝部が男女アベック県大会出場、そして男子が関東駅伝大会に出場しました。
 さらに、文化面でも、吹奏楽部の県音楽祭中央祭への出場、高円宮杯中学生英語弁論大会 中央大会出場と県英語スピーチコンテストへの出場などがありました。
 今学期の成果と課題を確認し、有意義な冬休みになることと生徒の皆さんにとって、2018 年が素晴らしい年になることを心から願っています。

県駅伝競走大会で男女とも入賞、男子は関東大会へ


 県駅伝大会で女子8位、男子は4位で関東出場権獲得
 11月11日(日)に那須野が原公園で行われた栃木県中学校駅伝競走大会で、男子が4位、女子も8位と、男女とも入賞を果たしました。なお、男子は、4位までに与えられる関東大会の出場権を得ました。関東大会は、12月3日(日)に群馬県前橋市で行われます。健闘を祈ります。
 男子は、1区がトップと1秒差で襷を渡し、2区では先頭に立ちました。3区でも先頭をキープし、4区も2位以下を引き離しました。5区で3位になりましたが、6区のアンカーも粘り強く走り抜き、見事4位でゴールしました。
 女子のレースは、1区で16位と粘り、2区に襷を渡しました。2区以降は各区間で2つずつ順位を上げていき、10位で襷を受けた5区のアンカーも、息の詰まるような8位争いを展開し、ラスト200mで8位に上がってゴールし、見事、入賞を果たしました。
 男女とも見事なレースをしました。夏の暑い時期から練習をしてきた駅伝のメンバーたちの頑張りを褒めてあげたいと思います。男子は、関東大会があります。関東の舞台でも、大いに実力を発揮してほしいと思います。
 応援してくださいました、保護者の皆様、町長様はじめ町教育委員会の皆様にお感謝をいたします。関東大会でも、益子中の生徒が活躍してくれることを期待しています。         

英語弁論大会で県最優秀賞受賞


   3年生の儀間かすみさん;益子中で史上初の最優秀賞!!
  高円宮杯、英語弁論大会栃木県大会
  10月6日(金)に行われた高円宮杯第69回全日本中学校英語弁論大会栃木県大会で3年生の儀間かすみさんが見事、栃木県最優秀賞に輝きました。
  11月22日(水)に東京で開催される中央大会に栃木県県代表として出場します。

 芳賀地区英語スピーチコンテストでも、3名が素晴らしい成績
 10月19日に行われた芳賀地区英語スピーチコンテストでも、益子中の3名が好 成績を収めました。
 1年生の上野陽日さんと3年生の田代沙羅さんが共に2位で県大会出場、2年生の 仲野美羽さんが3位という素晴らしい成績でした。「聖が丘祭」の午前の発表部門でも、英語スピーチの発表があります。

参加者全員で作り上げた運動会終了!!


  参加者全員で作り上げた大運動会!!
 今年のスローガン『煌めけ聖春 つかもう勝利 仲間を信じて 突き進め』のもと、全校生徒全職員、そして御来賓・保護者や地域の皆様全員で作り上げた運動会が9月9日(土)に行われました。
 早朝5時過ぎには場所を確保するために保護者の姿がありました。そして、6時の花火がなるのを合図に、場所確保をしてくださいました。その保護者のマナーの素晴らしさに感動しました。
 また、保護者の皆様には、駐車場の案内係を担当していただきました。利用者の車の駐車の仕方も整然としており、その協力体制の見事さに重ねて感動しました。さらには、保護者の種目への参加も熱心であり、幼児・児童とともに玉入れを盛り上げてくれました。
 また、今年で2年目となる全生徒による『益中ソーラン』では、オレンジ色の法被(はっぴ)を着た全校生徒が、気迫のこもったソーランを踊りました。記念写真撮影の時間を設け、多くの保護者の皆様に写真を撮っていただくことができました。

2学期始業式


 9月1日(金)第2学期の始業式を行いました。
 始業式では、校長から「今日という日は二度と来ない、各学年とも今やるべきことにしっかりと取り組んでいきましょう。」と話しました。生徒の真剣に聞く姿に、職員と共に喜びを感じました。
 その後、生徒代表の3年生の野口詩央さんが、「柔道部の活動で、郡市大会の3連続優勝と県総体で団体戦第3位という成績を残せたことの充実感と学級委員長として2学期からの学校生活への決意を堂々と発表しました。                                      

有意義な夏休みに!!


◇◇有意義な夏休みに!!◇◇  
  7月21日(金)から8月31日(木)までの42日間、夏季休業になります。
  夏休み前半は、部活動の大会、そして、3年生が部活動引退後は、進路実現に向け て切り替えて学習に打ち込むことになります。また、1・2年生は、学習面の復習と 部活動では2年生がリードして新人大会に向かうことになります。
    夏休みは、家族との時間も大切にしながら、充実した生活を送ってほしいと思いま す。生徒の皆さんにとって、色々なことができる貴重な夏休みです。
    ・・・・『いざ、勝負の夏休み!』です。・・・・

海老澤憲伸さん、全国大会標準記録突破


◎海老澤憲伸さんが3000mで全国大会標準記録突破!おめでとう!! 
 7月8日(土)9日(日)にかけて、栃木県通信陸上競技大会が行われ、3年生の海老澤憲伸さんが、共通男子3000mで8分51秒80をマークし第2位となり、全国大会標準記録(8分57秒00)を突破しました。8月19日~22日まで、熊本県で行われる全国大会への出場切符をにしました。おめでとうございます。全国の舞台での活躍を祈ります。
  また、1年生の長岡蓮人さんが1年男子1500mで第2位に入賞しました。見事な走りでした 自己ベストタイムの更新という立派な記録でした。まさに伸び盛りの2人です。今後の活躍を期待 したいと思います。皆さんの応援をよろしくお願いいたします。

平成29年度の学校経営の方針


 学校経営の方針
 1 学校経営の基本理念
 (1)確かな学力(知)・豊かな心(徳)・健やかな体(体)の調和を重視する     
   「生きる力」  をはぐくむことを目指し、創意工夫を生かした特色ある
   教育の充実に努める。
  (2)地域や学校の実態及び生徒の心身の発達の段階や特性等に応じ
   た教育を推進する。
       ア 著しい身体的成長と内面的な成熟への対応
        イ 抽象的、論理的思考及び社会性の発達への対応
        ウ 自我意識の高揚と個性の多様化への対応
        エ 自主的な学習態度の形成と学習習慣の確立への対応
       オ 望ましい勤労観・職業観の形成と将来設計への対応
   (3)家庭や地域社会の学校教育への願いや期待に応える教育を実践
   し、揺るぎな い信頼関係の構築を図る。

 
2 校  訓 「 聖 心 」(平成16年4月1日制定)
       本校は古くから「聖が丘」とよばれている。「聖」とは「優れた人」のこと
  で あり、「聖心」とは「優れた人を目指し、日々努力する心」である。この 
  校訓  「聖心」は、本校 生徒と職員の心の支えである。

 
3 学校教育目標
   (1)自ら学ぶ生徒
   (2)心豊かな生徒
   (3)たくましく生きる生徒
   (4)郷土を愛する生徒


 4 目指す生徒像
   (1)基礎・基本を身に付け、自主的に学習し、仲間と共に伸びる生徒
   (2)思いやりをもち、相手の立場を考えることができる生徒
   (3)健康や安全に努め、自己実現のために頑張ることができる生徒
   (4)地域の文化や伝統を尊重し、住み良い社会を目指す生徒


5 目指す学校像
  (1)潤いがあり、語らいのできる学校(生徒が行きたい学校)
  (2)生徒一人一人の育ちが大切にされ、磨かれ、鍛えられる学校(保護
  者が通わせたい学校)
  (3)生徒の規範意識が高く、学習や部活動に熱心に取り組む学校(地域
  が誇れる学校)
  (4)職場の同僚性・協働性が感じられ、自己有用感のある学校(教職員
  が働きがいのある学校)

 
6 学校経営方針
     教育的瞬間を的確にとらえ、一人一人の生徒に行き届いた指導、規律
 ある中での温かい指導を行い、生徒の健全な自尊感情を高め、自己確
 立や自己実現を図る     とともに、生徒の伸び代を広げ、充実感と感動の
 ある教育を推進する。(共感・共汗・共歓の学校)
  (1)教育公務員としての自覚と使命感をもち、教職員の経営参画意欲の
  高揚を図る。
  (2)基礎学力の向上を目指し、わかる授業の実践に努め、確かな学力を
  保証する。
  (3)人間尊重の精神を基盤とする道徳教育、福祉教育を推進し、「心の
  教育」の充実を図る。
  (4)互いのよさを認め、居がい感・活力感のある教育を推進する。
  (5)家庭や地域社会との連携を図り、地域に根ざした特色ある教育を推
  進する。

 
7 目指す教師像
       高い識見と情熱をもち、活動的で行動する教師
  (1)生徒にとって魅力ある教師
  (2)研究と修養に励み、同僚と共に育つ教師
  (3)教育的愛情をもち、行き届いた指導をする教師
  (4)生徒理解に努め、常に生徒と共にある教師

希望溢れる入学式実施(4月10日)・11日には対面式と部活動紹介を実施


◎満開の桜の中での入学式、そして対面式・部活動紹介◎
      ~112名の新入生をあたたかく迎えました~
  4月10日(月)に平成29年度入学式が行われ、新入生112名のみなさんが、新たに益子中学校の生徒となりました。入学式に臨む新入生のみなさんの態度はとても立派で、特に「はい」という返事の大きさとさわやかさはすばらしいものでした。緊張感の中に「益子中学校の1年生」としての新たな決意が感じられました。 
  校長式辞では、中学校生活の出発にあたり、「聖心(優れた人を目指し、日々努力すること)の実践」「良い習慣を身につけること」「思いやりをもって生活すること」の3点について話をしました。
 また、生徒会長の折原萌瑛さんからは、「不安なことや分からないことは、何でも聞いてください。学習や部活動に頑張りましょう」と、あたたかい歓迎の言葉がありました。そして新入生代表の髙橋昂太郎さんが「新しい仲間と共に、思いやりの心をもって力を合わせ、学習や部活動はじめ何事にも全力で取り組みます。」と、堂々と誓いの言葉を述べました。

   ☆対面式と部活動紹介がありました☆
  4月11日(火)には、生徒会主催による対面式と部活動紹介がありました。益子中学校の生活の  様子や行事についてのDVDを鑑賞した後、生徒会役員の紹介、部活動紹介が行われました。各部  とも、工夫を凝らした紹介を行い、1年生に自分の部活動の良さを紹介しました。部長さんを中心に、  部の目標や主な練習内容などについて話したり、実技などを行って見せたりしました。1年生が部活動  を選択するのに、大いに参考になったものと思います。

                      

平成29年度の新年度がスタート


  平成29年度第1学期がスタート!
 4月10日(月)に、第1学期始業式を行いました。
桜の開花とともに、新年度がスタートしました。明るく、引き締まった生徒たちの表情から、進級の喜びと新たな決意を伺うことができました。平成29年度の益子中学校の生徒の意欲の高まりを強く感じました。
 校長式辞では、校訓である『聖心』(優れた人を目指して日々努力すること)で、「明るいあいさつや返事」、「向上心をもち努力すること」、「相手を思いやる温かな心で過ごし、明るく楽しい中学校生活を送ること」を話しました。
 生徒代表の所感発表では、3年の飯塚彩夏さんが「3年生の自覚をもち、学習と部活動を両立し、進路実現のため精一杯努力すること」を、力強く発表しました。

 

平成28年度修了、新年度に向けて希望をもって進もう!


  『平成28年度から29年度へ、希望をもって進もう!』▼ 
3月9日(木)に卒業式が行われ、1・2年生だけでの生活も2週間を過ぎました。▼そして今日3月24日(金)は、平成28年度の修了証書授与式が行われました。▼ この一年間で、1・2年生は、それぞれ大きく成長しました。来年度、それぞれ進級し、この伝統ある益子中をさらに活気のある学校にしてくれるものと信じています。▼ 
 4月から始まる平成29年度も、『聖心で 伸びしろ 広げる益子中』の生徒を目指して日々精進していきましょう。▼ 保護者の皆様、地域の皆様には、日ごろから益子中学校の生徒達を温かく見守り、育てていただきまして、誠にありがとうございます。今後とも宜しくお願いいたします。 ▼
 益子中の校訓は『聖心』です。「今よりも優れた人になろうと日々努力する心」です。▼  合言葉;『聖心 で伸びしろ 広げる益子中!』
 

平成28年度の感動的な卒業式


   平成29年3月9日(木)厳粛な雰囲気の中で、卒業式が行われました。益子町教育委員会の岡 良一郎 教育長様同席の下、益子町代表の大内正美 民生部長様はじめ多数のご来賓の皆様のご臨席の下に、感動的な卒業式が行われました。
 校長式辞の後、教育委員会のことばを岡教育長様に述べていただき、来賓の方々からは、町代表の大内民生部長様、町議会代表の星野壽男議員様、益子中学校PTA会長の堀江孝様からご祝辞をいただきました。
 その後、在校生代表の折原萌瑛さんが送辞を述べ、それを受けて、卒業生代表の田巻圭登さんが答辞を述べました。また、答辞の最後には卒業生全員が合唱を披露しました。
 入場の時から感激の涙を見せる卒業生もおり、厳粛な中で感動的な卒業式を行うことができました。卒業生の保護者の皆様にも多数ご列席を賜りました。誠にありがとうございました。また、おめでとうございました。








  

聖が丘祭で大いに盛り上がる!!

  『聖が丘祭』で生徒達のパワー全開!大いに盛り上がる!▼

  『絆の声を響かせろ 耀く笑顔と感動の心 ~聖が丘に最高の華を~』です。▼ このスローガンは生徒会長の田巻圭登さんが考え、生徒会で採用されたものです。▼ このスローガンのとおり、合唱コンクールでは、各クラスの強く結ばれた心の絆が表現されたすばらしい合唱が響きました。
 また、ステージ部門では、学級対抗勝ち抜き戦大会で腕相撲や押し相撲、そしてステージ発表では、漫才、バンド、歌、ダンスなど、笑いあり涙ありの楽しく充実した時間を過ごしました。
 体育館でのまとめの発表では、少年の主張・英語スピーチ・そして吹奏楽の演奏があり、最後は、益子中名物の吹奏楽部演奏の『エル・クンパンチェロ』にのって、多くの生徒がステージに上がって踊り、大いに盛り上がりました。
 フィナーレの映像も生徒会が工夫して作り上げ、笑いと感動のうちに終了しました。3年生にとっては最後の『聖が丘祭』でした。生徒会を中心に作り上げ、全校生徒が真剣に取り組みました。益子中の生徒の大きなパワーとエネルギーを感じることができた一日でした。保護者・地域の皆様には、大勢の方々にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。今後とも、益子中の生徒を見守り、応援していただきたいと存じます。
  生徒の皆さんには、『聖が丘祭』の成果を今後の学校生活に生かして、今よりも優れた人になるために努力するという『聖心』の心で生活していただきたいと思います。中学生の時期は、体も心も大きく伸びる時期です。

  合言葉は、『聖心で 伸びしろ広げる 益子中!』  です。


秋季大運動会が大成功!!


   『おこせ 新風  今駆け抜けろ 聖が丘の頂へ』のスローガンの下、9月10日(土)に、秋季大運動会が行われました。
  今年度は、生徒会のキーワードが『新風』です。
  3年4組の大山恭佳さん考案の運動会スローガンにも盛り込まれています。この新風を受けて、全校生徒による『益中ソーラン』の踊りを初めて行いました。魂を込めた元気良いかけ声とキレの良い踊りに、会場は盛り上がりました。アンコールの声に応えて、生徒は張り切って2回目も踊りました。
  また入退場のきびきびした動きや全力を尽くす姿、さらに真剣に係り活動を行う姿は、運動会を大いに盛り上げて、引き締めてくれました。
 当日は、早朝よりご来賓の皆様、保護者の皆様、地域の皆様にお越しいただき、生徒の競技や演技に声援を送っていただきました。誠にありがとうございました。
 これからも益子中学校は、地域の皆様に見守られ、地域の皆様にご指導をいただきながら、共に発展していきます。そして、益子中発展の主役は子どもたちです。345名の生徒たちは地域の宝です。将来の益子を背負い、将来の日本社会を担う宝です。
 

 折しも、10月9日(日)には、益子町中部地区ぐるみ体育祭が中央公民館グランドで行われます  益子中学校の生徒も地域の一員として、各自治会の選手団の一員として参加します。また、開会式では、ラジオ体操の指揮や入場行進の音楽を吹奏楽部が担当します。様々な場面で中学生の活躍する場面を作っていただいています。地域に少しでも貢献できる中学生であるよう育ってくれるものと確信しています。
 
  改めまして、地域の皆様に感謝をいたします。今後とも、よろしくお願いいたします。
   



  
  

平成28年3月 朝会

 平成28年3月朝会               「校歌を歌うこと」

 校歌を皆さんは、どんな気持ちで歌ったているでしょうか。3学期の始業式の時を覚えているでしょうか。私は、もっと元気な歌声が響くと思っていました。しかし、朝早くで、しかも寒い体育館での始業式だったので、皆さんの声は、この体育館に響いていませんでした。とても残念に思いました。
 式典で歌う校歌には、それぞれ意味があります。例えば、入学式で歌う歌は「決意」の現れであり、卒業式で歌う校歌は「感謝」の心です。始業式で歌う校歌は学期始めの「誓い」であり、終業式で歌う校歌は学期の「まとめ」という意味で歌います。
 益子中学校の校歌は、昭和25年に作られました。それから65年が経ち、益子中学校の卒業生は現在13,600人います。その先輩の方々はどんな思いでこの校歌を歌ってきたのでしょうか。おそらく、益子中の歴史・伝統・思い出・友情・感謝・汗・涙など、中学生活で経験したことや学んだことなど、一人一人が一人一人の思いを込めて歌ってきたのだと思います。おそらく益子中の先輩方は皆さんに、「すばらしい歴史と伝統を受け継いでほしい」「地域からも誰からも愛される、応援される学校であってほしい」ということを願っているはずです。その期待に応えるべく、今までの先輩方と同じように、気持ちを込めて大きな声で校歌を歌ってほしいと思います。
 私は今までに、他の学校の校歌を聞いて、感動したことが2回あります。一つは4,5年前に、千葉県の木更津総合高校が甲子園で勝利したときに歌った校歌です。野球部員全員が海老ぞりになり、応援団と同じような姿勢で校歌を歌っていました。全力校歌として話題になったので、皆さんも覚えている人がいるのではないかと思います。何でも全力で行う姿勢は、私たちに感動と元気を与えてくれます。もう一つは、4年前の益子芳星高校の卒業式の校歌です。益子芳星高校は益子高校と芳賀高校が一緒になり新しくなった高校です。校歌も新しく生まれ変わり、この近辺の学校にはない新しい感覚のメロディーで、歌うのがとても難しい校歌です。それでも一人一人が、校歌を歌うことに自信と誇りを持って歌っていました。特に男子の声がすばらしかったのを覚えています。
 益子中学校の野球部は試合の前に、必ず校歌を歌います。円陣を組んで心を一つにして、集中力をもって戦う気力を高めます。リズムはありますが、音程はありません。それでも一生懸命歌う姿勢は、かっこいいと思います。バレー部も歌っているのを見たことがあります。他の部活動でもやってみるとよいと思います。
 私は、音楽の教師です。式典で歌う歌も音楽の授業だと考えています。柴山先生もそう思っているはずです。それぞれの式典で歌う「国歌」も「式歌」も「校歌」も皆さん一人一人が、皆さん一人一人の想いを込めて、一生懸命歌ってほしいのです。3月10日は「卒業式」です。皆さんの歌で、来賓の方々や保護者の方々に大きな感動を与えましょう。特に校歌については、皆さんの歌声で、益子中学校の校歌は日本一であることを証明してほしいと思います。
 最後に、卒業式で歌う「いつまでも」という合唱曲は、今から17年前私が、作詞・作曲した曲です。当時の益子中の生徒に、このような生徒に、このようなクラスに、このような学校になってほしいという願いを込めて作った曲です。今も歌い継がれていることを本当にうれしく思います。益子中で聴くのが最後となるので、この曲も気持ちを込めて歌ってください。

平成28年2月 立志を祝う会

  「何事も1000時間」   H28.2.4  立志を祝う会
 
 本日、立春の良き日に「立志」を迎えられた2年生の皆さん、おめでとうございます。14歳、子どもから大人へと向かうこの時期は、思春期といって、いろいろと悩みが多くなる時期です。でも、社会の一員と生活する上で、自分を見つめ、自分の向上のために、将来の目標を持って努力することが期待されます。この後、皆さんの立志を迎えた誓いの言葉の発表があります。自分の将来に向けた誓いの言葉を、このステージで堂々と発表してほしいと思います。
  今日は、「継続は力なり」という話をしましょう。皆さんもよく耳にする言葉だと思います。何事も継続していれば、必ずものになる、あきらめたり、投げやりになったりしないで頑張れば、必ずよい結果を生み出すことができるという意味です。
  さて、この「継続は力なり」の継続はどのくらい続けたらよいのでしょうか。「何事も1000時間」と言われています。勉強でも、スポーツでも習い事でも、どんなことでも1000時間続ければ、それなりの力が身に付きます。1000時間というとかなりの時間と感じるでしょうが、毎日1時間で3年、毎日3時間で1年の合計時間です。何となくできそうな時間ではありませんか。但し、この時間は、いい加減に取り組んだ時間ではなく、本気で一生懸命取り組んだ時間の合計です。
 私にも経験があります。私は、無謀にも高校を卒業してから、ホルンという楽器で音楽大学を目指そうと思いました。ホルンと言えば吹奏楽部の矢野君や伊藤さんがやっている楽器です。私の周りは誰もが音楽大学の受験に反対しました。なぜなら、音楽大学の受験科目にはピアノの演奏があるからです。それまで私は、ピアノを弾いたことがありませんでした。でも何とか周りを説得して浪人して音大を目指しました。毎日6時間ピアノの練習をしました。課題曲は、バッハ作曲の2声のインベンションでした。ピアノを習った人なら分かるとは思いますが、初心者にはなかなか弾けない曲です。ランクで言えば中級ぐらいの人が弾く曲ですので、ピアノを習い始めて3年から5年ぐらいの人が弾く曲です。
 その年の8月に音大受験のための夏季講習会があったので、私は必死になって練習しました。そしてピアノを始めてから6か月足らずでバッハを弾き、講習会を受けました。時間を計算てみると、やはり1000時間かかりました。
 皆さんも一つのことに取り組むときは、絶対にあきらめないで、三日坊主にならないで、継続して地道にやり続けてほしいと思います。部活や趣味、そして学習など、取り組んだ時間が、合計1000時間になるまで、また、それ以上になるまで頑張り続けてほしいと思います。一流になるのには、10000時間と言われます。その十倍の時間が必要となります。まずは、1000時間頑張りましょう。そうすれば皆さんの夢や目標は、実現されるはずです。立志を迎えた皆さんの夢や目標が実現することを期待して、「立志生に贈る言葉」といたします。

平成27年12月 朝会


平成27年12月朝会          「一秒の言葉」 
                                 
「はじめまして」                                      
   この一秒ほどの短い言葉に 一生のときめきを感じることがある              
「ありがとう」                                        
   この一秒ほどの短い言葉に 人の優しさを知ることがある                    
「がんばって」                                        
   この一秒ほどの短い言葉で 勇気がよみがえってくることがある              
「おめでとう」                                        
   この一秒ほどの短い言葉で しあわせにあふれることがある                  
「ごめんなさい」                                      
   この一秒ほどの短い言葉に 人の弱さを見ることがある                       
「さようなら」                                        
   この一秒ほどの短い言葉が 一生の別れになることがある                    
    一秒に喜び   一秒に泣く    一生懸命一秒                                     
これは童話作家、小泉吉宏(こいずみよしひろ)さんの「一秒の言葉」という詩です。
私たちは一秒の一つの言葉で、どれだけのことを伝えることができるでしょうか。一秒に込められた気持ちが伝わってくるとても素敵で優しく、私の大好きな詩の一つです。
 いつも使うこれらの日本語こそ、私たちがが忘れてしまった美しい日本語のような気がします。言葉は、自分と人とをつなぐ大切なものです。人からどんな言葉をかけられたら温かくうれしい気持ちになるかをよく考えて、会話したいものです。「ありがとう」これほど美しい日本語はないと思います。「さようなら」これほど心に響く日本語はないと思いま
す。その他「大丈夫」「一緒にいよう」「すばらしい」「素敵だよ」「おはよう」「こんにちは」「おやすみ」など。これらの美しく優しく温かい言葉で会話をしていれば、日常生活で喧嘩をすることや、お互いの心を傷つけることもないと思います。真心のこもった言葉は、人を幸せにします。
 同じ「一秒の言葉」でも皆さんは、「うざい」「きもい」「死ね」などの言葉を使ってはいないでしょうか。これは相手を傷つけるナイフの様な言葉です。自分と相手の関係を断ち切る言葉です。どんなことがあっても、間違ってでも絶対に使ってはいけない言葉です。
これらの言葉が、最近使われていたという話を聞いて、本当に悲しくなりました。
 でも今日からは、美しく優しく温かい言葉で会話をしましょう。言葉は、人を幸せにしたり不幸にしたりします。人を幸せにする言葉をたくさん使いましょう。

平成27年11月 朝会

平成27年11月朝会          「勉強すること・学ぶこと」


 10月24日の聖が丘祭は、皆さん一人一人が輝いていた本当にすばらしい学校祭でした。特に合唱コンクールは、どのクラスも練習の成果を十分に発揮して完成度の高い合唱を発表し、感動の連続でした。まさに「学びに向かう集団として学級力を高めていく」という益子中の姿を、保護者の方や地域の皆さんに、みせてくれました。学級力が高まれば高まるほど、学習にも、生活にもやりがいを感じ、自分のよさを更に発揮しようとします。一人一人が学級の主役ですから、さらに学級力を高め、居心地感のよいクラスを築いてほしいと思います。
 さて、11月に入りました。3年生にとっては進路を決定する、大切な時期となりました。早く進路を決定し、その実現のために全力を尽くしてほしいと思います。合唱をあれだけ頑張れた皆さんですから、つらい受験勉強もクラスみんなで協力し合えば、つらくなくなることと思います。
  今日は、皆さんに、「勉強すること、学ぶこと」ということについて考えてほしいと思います。少し時間をあげますので、心の中で考えてください。
「なぜ、勉強するのか・なぜ学ぶのでしょうか?」
   おそらく皆さんは、高校に入るため、大学に入るため、自分の目標としている仕事に就くためなど答えを出したと思います。もちろん、高校に入るためというのは、一番近い目標になるはずです。でも、試験に合格すればそれで良いのでしょうか。
 学校で習っている数学の一次関数や二次関数を直接、生活の中使うことはほとんどないと思います。勉強の内容が難しくなるにつれ、問題を解くためにより深く考え、今までの自分になかった発想をしなくてはなりません。そこで頑張れば、あきらめずに何度も挑戦する強さや忍耐力が生まれます。何度も何度もそれを繰り返し、自分を成長させ、自分を鍛えていくのです。社会に出てからも同じように成長し続けなければなりません。学習内容を理解することだけが勉強するということではなく、学習内容を理解しながら、様々な生きる力を身につけることが、勉強なのだと思います。社会に出たら嫌いだから、やりたくないからというのは通用しません。人は勉強することで、人として成長し続けるのです。
 私が思うには、今、勉強していることや学んでいることは、高校に合格するためでもありますが、それは、「社会の中で役立つチャンスを自分にあたえること」だと思います。

平成27年10月朝会


平成27年10月朝会          「よい合唱をするために」


 聖が丘祭の合唱コンクールを前に、皆さんの練習している歌声が校長室にも響いてきます。私は、音楽の先生なので、今日はよい合唱をするためのポイントを話したいと思います。まずは、私の歌声を聴いてください。3年生の教科書に載っているイタリア歌曲「帰れソレントへ」です。イタリア語で2番まで歌います。伴奏は柴山孝子先生です。
   歌唱「帰れソレントへ」
拍手をありがとうございます。
   よい合唱をするためには、一人一人いい声を作りましょう。
   1 リラックスした姿勢
      ・足を肩幅くらいに広げ、両足に体重を均等にかけて立つ。
      ・胸を広げて、脇の力を抜く。
   2 腹式呼吸
      ・横隔膜を下げる。
      ・お腹を柔らかくふくらませる呼吸をする。
   3  のどを開ける
      ・あくびの感じで歌う。
      ・目を大きく開いて歌う。
   4 発声
      ・イヌの遠吠えをまねて歌う。
      ・ミッキーマウスの物まねでしゃべる。
      ・息に声を乗せて遠くへ飛ばす感じで歌う。
      ・子音をはっきりと発音する。(サ行、タ行、ハ行など)
   5 声の響かせ方
      ・高い声は頭に響かせる。
      ・低い声は胸に響かせる。
これらに注意して、「校歌」を皆さんで歌いましょう。
  今までで一番の校歌を聴くことができました。合唱はクラスのみんなが協力して、心を一つにして作り上げていくものですが、基本は一人一人のいい声が集まらないとよい合唱になりません。聖が丘祭ので感動的な合唱を期待しています。

平成27年6月  朝会


「声楽家 新垣 勉さんの生き方に学ぶ」    H27.6.3    朝会

 今日は、新垣さんの話をしたいと思います。新垣さんと言えば、皆さんは、モデルで女優の新垣結衣さん(写真)を思い浮かべると思います。新垣結衣さんはすてきですよね。先生も新垣結衣さんが大好きですが、もっと好きで尊敬している新垣さんがいます。それは、この人、新垣 勉(写真)さんです。

 それでは、新垣 勉さんはどんな人か、CDを聴いてください。(芭蕉布を聴く)

 これはテノール歌手の新垣 勉さんが歌っている沖縄の曲「芭蕉布」という曲です。新垣さんは、1953年沖縄読谷村に生まれました。現在62歳です。お父さんは、アメリカ兵、お母さんが日本人のハーフとして生まれました。当時の沖縄では、アメリカ軍人と日本人との結婚は珍しくはなかったそうです。ただ、新垣さんが他の人と違っていたことは、生まれた時に助産師さんが、目薬と間違って劇薬を両目にさしてしまい、失明してしまったことです。
 新垣さんの不幸は、このときから始まりました。新垣さんが生まれると同時に、お父さんはアメリカに帰国し、お母さんは再婚して家を出てしまいました。新垣さんはおばあちゃんに育てられました。目が見えない、そしてハーフということで、すごくいじめられたそうです。自分のような不幸な人間は、世の中にいなくてもいいと自殺まで考えたそうです。お父さん、お母さん、助産師さんを見つけて出して、気の済むまでなぐってやりたい、一生許さないと思ったそうです。でも、目の見えない新垣さんは、何もできませんでした。
  中学時代におばあちゃんがなくなり、一人になってしまった新垣さんは、城間さんという牧師さんの家に引き取られ、家族の一員として育てられました。
  憎むべきお父さんやお母さん、助産師さんに対する気持ちが変わったのは、大学受験のために歌の勉強をしていたときのことでした。声楽の先生に、「君の声は、日本人離れた明るくすばらしい声をしているね。」と言われ、自分の生い立ちを話したそうです。すると声楽の先生は、「それは、お父さんに感謝しなければならない。この声は、いくら努力しても手に入るものではない。君の宝だよ。」と、おっしゃったそうです。この言葉を聞いた新垣さんは、それまではお父さんが大嫌いで、「ハーフ」と言う自分も大嫌いでした。しかし、声楽の先生の言葉で「お父さんのおかげでこの声がある。お父さんからいたからこそ、良い声が出るこの体を授けてもらい、今の自分がいるのだ。」と、自分の気持ちがマイナスからプラス思考に変わりました。さらに先生から「この声は、神様から与えられたあなただけの楽器です。だからしっかり磨いていきなさい。」と言われ、一生懸命声楽の勉強をしたそうです。そして今、日本各地で演奏会や講演会を開いています。
  皆さんは、物事がうまくいかないことがあったときは、人のせいにしてはいないでしょうか。例えば、テストの点数が悪かった、部活動でよい成績が残せなかった、顔のこと、体のこと、性格のことなど、それは、親が悪いから、先生が悪いから、後輩が悪いから、友達が悪いからなどと、人のせいにしてはいないでしょうか。新垣さんは言っています。「自分ができないことやだめなことを人のせいにしては、何もいいことは生まれません。自分の力でマイナス面をプラス面に変えると、全く違う世界が生まれます。」さらに、「私にしかできない自分に与えられた声という楽器を使って、自分でしか生きることができない人生を、これからも歌い続けたい。」と言っています。
 皆さんも新垣さんのように、今与えられた環境の中で、たとえそれが悪くてもだめであっても、それを人のせいにしないで、自分の力でマイナスをプラスに変え、今、自分にできる最大の努力をしてほしいと思います。
 今日は、私が大好きで尊敬する、声楽家の新垣 勉さんの生き方についてお話をしました。

平成27年 2月  立志を祝う会

   「三つのC」       H27.2.4          立志を祝う会

 立春を迎えた今日の良き日に、はれて立志を迎える百六名の二年生の皆さん、そして保護者の皆様、誠におめでとうございます。
  立志生の皆さん、この立志は「志を立てる」そして「自分を見つめ、自分の将来について考え、大人になるための決意を新たにする」さらに「自分の成長に関わってくれたすべての方々に感謝する」というとても大切な機会です。今日この日を境として、幼い自分に別れを告げ、節度と自覚のある生活を送ってほしいと思います。これから立志生一人ひとりが、将来についての考えを力強く宣言いたします。どうぞ、その宣言のとおり、夢や決意の実現に向けて、一生懸命努力できる人になることを期待します。
  今日は、皆さんが大きく成長するために、三つの「C」の話をしたいと思います。
 始めの「C」は「Chance」(チャンス)です。中学校生活には、学習や学校行事、部活動などで、皆さんが活躍できるいろいろな場面が用意されています。それを「チャンス」物事をするのによい機会ととらえ、自分を最大に生かす努力をしましょう。
 二つ目の「C」は「Challenge」(チャレンジ)の「C」です。挑戦するという意味です。臆病にならず、自分から進んで、どんなことにも挑戦してみましょう。たとえ失敗したとしても、挑戦するところに自分の成長があるはずです。
 三つ目の「C」は「Change」(チェンジ)の「C」です。変化や変身、変えるという意味です。先ほども言ったとおり、幼い自分に別れを告げ、何事にも本気で取り組むことで、自分をよりよく変えていきましょう。
 この立志を祝う会をよいチャンスととらえ、積極的にチャレンジして、よりよい自分にチェンジしく。
 皆さんは、限りない可能性を持っています。強い信念と努力、家族や友だち、周りの人を大切する心があれは、今日の誓いは、必ず実現されると思います。
 「Chance」(チャンス)
 「Challenge」(チャレンジ)
 「Change」(チェンジ)
皆さんが社会のために役立つ立派な社会人に成長することを期待して、あいさつといたします。

平成26年 11月   朝会

「心に残る生徒に」      H.26.11.5  朝会

 聖が丘祭では、合唱コンクールを始め、各部門、ステージ発表と誰もが頑張り、一人一人が輝いていました。節度のある中でたいへんに盛り上がったすばらしい聖が丘祭で、たくさんの感動をもらいました。益子中学校の生徒は、私にとって自慢の
生徒です。 
 皆さんもすばらしい生徒ですが、今日は、私の教え子で特に心に残っている生徒の話をしたいと思います。私の教え子の中には、プロの演奏家や、医者、議員などがいますが、そういう特別に成績が優秀だったり、すばらしい才能を持っているという生徒の話ではありません。普通の生徒の話をしたいと思います。
 一人目はOさん、私が一番最初に担任した生徒です。Oさんは、大変まじめな生徒でした。部活動が終わって家に帰ると、すぐ学習に取り組みました。夕飯、お風呂、トイレ以外は、勉強です。30年も前のことですから、携帯やパソコン、テレビゲームなど無かった時代です。テレビを見ることやラジカセで音楽を聞くことぐらいしかなかった時代です。でも、それもしないで、毎日5時間以上学習し、家庭学習のノートを10ページ以上やって毎日提出していました。どうしてそんなに勉強するのかと尋ねると、「私は人より覚えるのに時間がかかるから、人の何倍も勉強するのです」との答えでした。確かに学年でも、成績は下の方でした。早々と推薦入学で宇都宮にある今の文星女子校に進学が決まったOさんに、私が「学習はもういいから、これからは本を読んだり、家事の手伝いをしたりしなさい。」と進めたのですが、「両方頑張ります」と、卒業式の朝まで、毎日学習ノートを出し続けました。今Oさんは、歯科衛生士となって、歯医者さんの手伝いをいています。
  二人目は、T君です。何でも一生懸命にやる生徒でした。野球部のキャプテンとして、部員を引っ張っていました。清掃も一生懸命おこなう生徒でした。職員男子トイレ掃除を一人で担当していて、便器を輝くくらいよく磨きました。T君のお父さんが癌の末期ということで、寝たきりだったのが気がかりでした。本人の覚悟はできていたようですが、ある日、家からお父さんが、今亡くなったという連絡を受け、すぐ家に帰るよう本人に伝えました。でも家に帰らずに、掃除時間が終わったら帰ると、すぐに帰ろうとしませんでした。「僕がこのトイレを掃除しなかったら、誰がこのトイレをきれいにするのですか。僕が早く家に帰っても、お父さんは戻ってきません。自分の責任を果たした方が、お父さんは、喜んでくれると思います。」そう言ってT君は、泣きながら最後までトイレ掃除をして帰りました。T君は今、東京の有名なホテルでコックをしています。
 皆さんも、先生方の心に残るような生徒になってほしいと思います。

平成26年10月 朝会

「人を感動させるのには」   H.26.10.1  朝会

 今日は「人を感動させるのには」という話をしたいと思います。その前に私は、音楽の教師なので、皆さんに歌を披露したいと思います。「赤とんぼ」「オー・ソレ・ミオ」を聴いてください。

 歌唱「赤とんぼ」「オー・ソレ・ミオ」


 伴奏してくれた3年生の宮下萌音さん、ありがとうございました。2回しか練習をしませんでしたが、すばらしい伴奏でとても歌いやすかったです。宮下さんに拍手をお願いします。


 さて、元全日本サッカー代表の中田英寿さんは、人を感動させるのには、わざわざ感動させることをしたり、サプライズをしたりするのではなく、「自分の人生を本気で生きることだ」と言っています。「自分の人生はこれでいいのかと迷いながらも目の前にあるやるべきことに、全力投球することだ」と言っています。中田さんの生き方は、一生懸命ではなく常に「一所懸命」だっ 皆さんも「聖が丘祭」に向けて、合唱練習に一所懸命取り組んでいることと思います。校長室まで皆さんの美しいハーモニーが届いてきます。その「一所懸命」の姿を保護者の方や地域の皆様に見ていただきましょう。そして多くの人に、感動を与えましょう。「聖が丘祭」での皆さん一人一人が、輝いていることを期待しています。


 

平成26年7月 朝会講話

「集中力を動作で高める」            H.26.7.2  校長講話
 7月に入りました。1学期もあと16日で終わりになります。1学期の学習や生活を振り返り、できなかったり悪かったりしたことを1学期中にできるようになるまで努力してほしいと思います。
 さて、今月から中学校総合体育大会が始まります。運動部の3年生にとっては最後の大会となりますので、3年間の集大成として、悔いが残らない大会になるよう全力を尽くしてほしいと思います。
 6月の朝会では「覚悟」という話をしました。益子中で日本一になった先輩方は、好きなことややりたいことを我慢して日本一になるために「覚悟」をして練習や作品作りに取り組んだという話です。今日はこのことば「集中力」について話をしたいと思います。
 試合やコンクールでは、負けてはいけない、失敗してはいけないという緊張から、実力が出し切れないことが多くあります。少しの緊張は、集中力を高めるのに役に立ちますが、緊張が高まりすぎると大きなプレッシャーとなり、失敗につながることがよくあります。そのようなときどうしたらよいか、そのようならないためにはどうしたらよいかを一緒に考えましょう。
 それには、普段から心のトレーニングをしておくことが大切です。日曜日の下野新聞の「しもつけ中学生ニュース」の欄に、「試合で能力を発揮するには、集中力を動作で高めることが大切」と書いてありました。たとえば、皆さんがよく知っている大リーグのイチロー選手は、バターボックスでバットを立ててもち、袖を引っ張りながらバットの先をバックスクリーンに向ける仕草を行っています。イチロー選手は、この動作を行うことで精神的に練習の時のベストな状態に自分を誘導しているのだそうです。プレーの前に、ある一定の動作を一定の順序とリズムで行い、集中力を高める心のトレーニングを、皆さんも練習の中で見つけてください。深呼吸をすることでもいいでしょう。目をつぶるのもいいでしょう。肩の上げ下げでもいいでしょう。自分の好きな言葉を口にするのもいいでしょう。ポケットの中に大切なものを入れ、それを握りしめることでもいいでしょう。集中力を高める自分なりの形を見つけてください。
 私もいろいろなところで演奏会を行っています。その時に行う集中力を高める動作をお話しします。まず、演奏会の30分前にメガシャキを飲みます。演奏の直前には、ゆっくりと腹式呼吸の深呼吸を2回します。演奏中は自分の音楽を楽しみます。演奏中に失敗したときは、すぐに忘れて、先の音楽のことを考えて演奏します。
 自分がいつもやっている習慣化された動きが、自分の心を落ち着け、集中力を高めてくれるはずです。余計な考えや緊張感を取り去り、いつもの自分の力を必ず与えてくれるはずです。後は、自分を信じて練習することです。総合体育大会を始め、大会やコンクール、美術展などで益子中学校の良さを発揮でき、一人一人の目標や、部活動の目標が達成されることを期待しています。

平成26年6月  朝会講話

「覚悟」             H.26.6.4       校長講話

 1年生が宿泊学習、2年生はマイチャレンジ、3年生は修学旅行と各学年とも大きな行事がすべて終わりました。どの学年も目標をしっかりと達成したすばらしい行事ができ、本当にうれしく思います。
 5月の朝会では、「偶然のチャンスを自分のものにする」という、セレンデップ、セレンディピティについて話をしました。毎日の生活や学習をきちんと一生懸命頑張っている人には、必ずチャンスが生まれ、そのチャンスを自分のものにしましょう、という話でした。
 今日は「覚悟」について話をしたいと思います。
 皆さんのクラスには個人の目標が掲示されています。その目標を達成させるのには、どうしたらよいと思いますか。おそらく努力します、頑張りますという答えが返ってくると思います。卓球部の目標は団体で全国大会出場することです。普通の練習では、ほかの学校と同じ練習をしていたのでは、その目標はなかなか達成しないと思います。
 校長室の前の「顕彰碑・輝く聖魂」には、日本一になった個人、団体が全部で五つあります。印がないので皆さんにはわからないとは思いますが、あとで見てください。平成11年度の全国中学生通信弓道大会の名畑君、同じく平成11年度の全日本アンサンブルコンテストサクソフォーン四重奏の吹奏楽部、平成12年度の全国中学生通信弓道大会の黒子君、平成13年度の東京ガス全国小中学生陶芸コンクールの田口さん、平成19年度の全国子ども陶芸コンクールinかさまの中村さんです。当時の益子中学校の生徒会の目標は、「日本一の学校」でした。もちろん部活動だけではありませんが、何かで日本一になろうとみんな頑張りました。部活動で日本一が出ると、次は「あいさつ日本一の学校」「心の日本一の学校」を目指しました。
 当時の生徒たちも皆さんも何も変わってはいません。みんな同じ益子中学校の生徒です。むしろ当時の生徒たちよりも生活態度も学習の様子もずっと立派です。違いは生徒数が半分近くなってしまったことと、目標に対しての取り組み方です。
 「覚悟」をもって練習に取り組んでいるでしょうか。やりたいことや楽しいことを犠牲にして、部活動や学習に取り組んでいるでしょうか。日本中の中学生誰もが頑張っています。どの部活動も目標を持って取り組んでいます。後は、本気の度合いです。「覚悟」をもって取り組む」ことです。日本一になった先輩方は、好きなことややりたいことを我慢して、覚悟をして練習に取り組み「日本一」を手に入れました。自分に厳しく納得のいくまで練習したり、納得のいくまでよい作品づくりに励みました。その結果が日本一につながりました。皆さんの教室に掲示されている目標が、目標だけで終わることがないよう、時にはやりたいことや好きなことを我慢して目標達成の努力をしてほしいと思います。
 皆さんの本気の「覚悟」期待しています。

平成26年5月 朝会講話

「偶然をチャンスに」                        H.26.5.7   校長講話

 芳賀郡市春季各種大会がこの連休中に行われました。陸上大会、そして各種大会と益子中学校の活躍は、本当にすばらしいものでした。どの会場も熱戦で、次の会場に行くのがどんどん遅くなってしまい、全部見られなかったのが残念です。これから皆さんは、県春季大会、夏の中学校総合体育大会があります。それぞれの目標に向かってベストを尽くし、悔いのない部活動、思い出の多い有意義な中学生生活を送ってほしいと思います。
  ところで、皆さんは、なくし物をして、探していたものが偶然見つかった、という経験はないでしょうか。それは、セレンディップとか、セレンデピティとかいって、偶然から何かを発見したり、偶然幸せをつかんだりすることをいいます。興味のある人は、調べて見てください。
 これは、部活動の大会やコンクールでも起こりうることです。相手と対戦して実力が同じだったとしたら、どちらが勝つと思いますか。最後まであきらめなかった方が勝つ。実力を出し切った方が勝つ。もちろんそうだと思います。でも、弱くても勝つ場合もあります。予期せぬ所から偶然チャンスが生まれて、流れが変わり、勝つことがあります。それが、セレンディップです。
 ところで予期せぬ偶然は、自分で起こすことができるのでしょうか。私は、できると信じます。どんなことが起きても、自分たちは必ず勝利するという強い心を持ち続け、普段の練習のとおりにプレイを続けることができれば、予期せぬ偶然は必ず起こります。その偶然をチャンスにして、頑張り続ければ、勝利をつかむことができるはずです。
 例えば、元気なあいさつだったり、マナーのよさだったり、授業態度、清掃の態度だったり、家族や先生、友達に感謝する心だったり、その態度や気持ちが大きければ大きいほど、偶然が自分に、自分たちにすばらしいチャンスを与えてくれます。それが、勝利の神様です。勝利の神様は、必ず皆さんの心の中にいます。
 今、部活動や友達のことで何か問題を抱えていている人は、早く、できれば今日中に解決してください。遅くなればなるほど、勝利の神様は味方してくれなくなるでしょう。自分から積極的に動いて問題を解決して、最高の状態で大会やコンクールを迎えましょう。そうでないと試合する前から、偶然に起こるチャンスが、相手や相手の学校にいってしまうことになります。
 団体の種目は心を一つにして、個人の種目は集中して競技や演奏をしましょう。偶然に起きるチャンスをみんなの力でつかんで、自分のもの、益子中学校のものにしてほしいと思います。

平成25年度修了式 式辞


 この聖が丘にも、やっと「春一番」が吹き、桜便りが届きそうな季節となりました。本日、ここに平成25年度修了式を迎えることができ、大変うれしく思います。

 ただ今、第1学年代表の折原陽太さん、第2学年代表の大橋琉矢さんに修了証書を授与しました。この修了証書は、その学年で学ぶべきことを全て修了したことを証明するものです。つまり、みなさんは、4月から上級学年に進級します。進級おめでとうございます。

  さて、第2学年には、106名のみなさんが進級します。4月にはいよいよ新入生を迎え、中堅学年として大いに活躍が期待できます。また、第3学年には、134名のみなさんが進級します。最上級生としての責任と自覚をもち、まさに「学校の牽引者」として、「学校の顔」として活躍が期待できます。

 ここで、進級するにあたり、2つのことについて話をします。
 一つ目は、「新入生が憧れる先輩になってほしい」ということです。すべての星が移動しても、ポラリス(北極星)はずっと同じ場所で輝いています。みなさんが新入生のポラリスになってあげられたら、もう道に迷うことはなく、安心して中学校生活が送れるでしょう。ぜひとも、新入生が憧れる先輩になってください。

 二つ目は、「目標に向かって挑戦し、目標に向かって一生懸命努力してほしい」ということです。人は誰も、目標があるから頑張れるのです。夢があるから輝いていられるのです。ぜひとも、自分の「伸び代」を広げられる目標、取組が可能な目標を立て、4月からの学校生活を充実させてください。

 この修了式が終わると、担任の先生から一人ひとりに修了証書、つまり通知表が手渡されます。担任の先生の思いや願いが記されています。この1年間の努力の結果をしっかりと確認してください。そして、進級に向けての課題を見つけ、努力を続けてください。 いよいよ、明日から春休みに入ります。くれぐれも交通事故等にあわないよう安全な生活に心掛けてください。そして、4月8日の始業式には、元気に姿を見せてください。

平成25年度第7回朝会講話「東日本大震災から3年~被災地との絆~」

 みなさん、おはようございます。3年前の今日、午後2時46分ごろ、今までに経験したことのない、大地震が発生しました。みなさんは、あのときのことをはっきりと覚えていることでしょう。東日本大震災の発生から今日で3年になります。

 みなさんも知っているように、津波や原発事故で、岩手・宮城・福島の3県が大きな被害を受け、今なお26万7000人が非難生活を強いられてます。また、避難の長期化で、体調悪化による死亡など「震災関連死」も増えています。プレハブ仮設住宅に住む多くの人たちは、まちづくりやインフラ整備も思うように進まず、原発事故の収束も見えない中で、不安や不満を募らせています。

 ここで、3月9日付け「下野新聞」に掲載された記事を紹介します。「のヒマワリ里帰り」と題して、被災者と生徒たちの心の交流が紹介されています。

 2011年3月11日、宮城県石巻市、美容室経営 阿部かつ江さんは押し寄せる津波に追い詰められ、隣家の2階に逃げ込んだ。1階が水没した隣家での避難生活3日目の朝、救助のヘリコプターが来た。栃木県の防災ヘリ「おおるり」だった。隊員のヘルメットの名前を必死で覚えた。震災2年を機に2013年春、本県消防防災航空隊へ礼状を書いた。救助の指揮に当たった小山市の消防特別救助隊長 根本真澄さんら隊員から返信が届き、阿部さんは手紙にヒマワリの種を入れて根本さんに送った。
 阪神大震災で亡くなった神戸市の女児に由来する「はるかのひまわり」と、児童と教職員計84名が死亡・行方不明となった石巻市大川小の遺族の母親が育てたヒマワリ。この母親たちの思いを綴った絵本「ひまわりのおか」も同封した。
 根本さんの呼び掛けに応え、小山第三中学校の生徒たちが育てたヒマワリは300本が開花、種を収穫できた。根本さんは昨年末までに3度石巻を訪ね、阿部さんたちに生徒手作りのパッケージ入りの種を手渡した。阿部さんは「人と人とのつながりが広がっていくことがうれしい。ヒマワリを通じて、防災のことも考えてほしい。そして、いつか被災地にきてほしい」と話している。 

 被災地の復興を加速させ、風化を防ぐためにも、3月11日を決して忘てはならないと思います。
 最後に、黙祷を捧げたいと思います。「黙祷」(1分間) ありがとうございました。

平成25年度卒業式 式辞

 弥生の風の冷たさも和らぎ、校庭の木々も芽を膨らませ春の訪れが感じられる、今日の佳き日に、益子町民生部長 福田幸利 様、 益子町議会副議長  長岡景介 様をはじめ、多数の御来賓の皆様の御臨席と、保護者の皆様の御列席を賜り、ここに平成25年度卒業式が盛大に挙行できますことは、私たち教職員にとりましても、この上ない喜びであります。御臨席賜りました皆様に、心より御礼申し上げます。
 さて、卒業生のみなさん、そして保護者の皆様、御卒業おめでとうございます。みなさんの晴れの門出を祝福します。
 ただ今、147名のみなさんに、卒業証書を授与いたしました。一人一人の引き締まった表情の中に、中学校3年間の生活をやり遂げたという、大きな満足感と、新たな人生への旅立ちの決意が感じられ、大変うれしく思います。
 振り返れば3年前、東日本大震災に見舞われ、心の傷を癒やしながら、みなさんは本校に入学しました。当たり前に生活できることの幸せや、家族の絆、家族の温かさを実感し、また、仲間との友情を深めながら、みなさんは、この3年間の中学校生活を自分らしく、大変立派に過ごしてきました。
 みなさんと共に過ごした3年間は、私にとって本当に幸せな年月でした。みなさんのすがすがしい表情や真剣な眼差しを思い浮かべるたびに、数々の感動が込み上げてきます。そして、みなさんに出会えたことが本当によかったです。特に最高学年として、また学校の顔として、大活躍したこの1年間は、みなさんのすばらしい自主的な活動に触れ、多くの感動と喜びを味わいました。
 まず、自主的な「あいさつ運動」では、部活動や委員会活動を中心に、明るく元気なあいさつを広げようと、年間を通じて実践してくれました。地域の方々からも褒められることが多く、みなさんにとって大きな励みになったと思います。また、自主的な活動として、部活動や学校行事、ボランティア活動など、すばらしい活躍があげられます。今校長室には、七本の優勝旗が飾られています。また、職員室入口近くの棚や校長室にも、優勝や団体賞のトロフィーや盾が数多く置かれています。これらはすべて、みなさんの活躍ぶりを物語っています。
 特に、卓球部男子・女子の全国大会出場、野球部・ソフトテニス部男子の関東大会出場をはじめ、多くの部が県大会や郡市大会で大活躍しました。文化活動でも多くの活躍が見られました。県吹奏楽コンテストや県アンサンブルコンテストでの活躍、下野教育美術展での県議会議長賞受賞、全国子ども陶芸展等での受賞の数々、さらには、NHK杯放送コンテスト全国大会出場など、立派な成績を収めました。これらの成果は、自分のよさを十分に発揮し、自らの「伸び代」を大いに広げた結果だと思います。
 また、学校行事では、秋季大運動会での団結力や連帯感、そして躍動感あふれる演技など、学校全体を盛り上げ、導いてくれました。そして、「聖が丘祭」では、合唱コンクールでの美しい歌声、ステージ部門での創造性あふれる演技など、さすが3年生と、誰もが感動し、会場全体を美しく染め上げてくれました。
 これらすべてのことに、共通することがあります。それは、校訓「聖心」の下、みなさんが「優れた人を目指し、日々努力し、やり遂げる」という態度です。目標を立て、その目標の実現に向け努力すれば、大抵のことはできるのだということを、これらの自主的な活動を通して示してくれました。
 いよいよみなさんは、これから自分の選んだ道へ、新たな第一歩を踏み出します。ここで、みなさんの門出に当たり、二つのことを話します。
 一つ目は、「失敗を恐れず、勇気をもって、燃える心で果敢にチャレンジしてほしい」ということです。「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」という言葉があります。努力の成果が、思うように上がらない日もあるかもしれません。辛く苦しい日もあるかもしれません。そんな日が続くときでも、毎日地道な努力を積み重ねていってください。成果は急には現れないと思いますが、必ず大きな花を咲かせることができるのです。なぜなら、大きな花を咲かせるためには、それをしっかりと支える根っこが必要だからです。最後まであきらめず、地道な努力を続けてほしいと思います。
 二つ目は、「思いやるという生き方を実践してほしい」ということです。「思いやり」という言葉の意味は、「相手の立場に立って思いを巡らすこと」です。しかし、それを行動に置き換えることの困難さは、みなさんは承知していることと思います。私たちは、一人では生きていくことはできません。必ず誰かのお世話になり、今日という日があるのだということを忘れないでほしいのです。そして、自分が受けてきた「思いやり」を、今度は人のために使い切ってほしいと思います。「生きる」とは、前に向かって進むことです。「進む」とは、人間の幸せを求めて、努力することです。他者を「思いやる」ことを忘れず、力強く生きていってください。
 ここで、保護者の皆様に申し上げます。お子様の御卒業、誠におめでとうございます。立派に成長したお子様の姿を目の当たりにし、感無量のことと思います。全てが実を結び、本日ここに立派に御卒業の日を迎えられましたことに、心よりお慶び申し上げます。また、この3年間、本校教育に対する格別の御理解と御協力を賜り、改めて御礼申し上げます。
 卒業生のみなさん、3年間よく頑張りました。褒めてあげたいです。すばらしい思い出をありがとう。多くの感動をありがとう。そして、最高の笑顔をありがとう。みなさんは私の誇りです。
 結びに、卒業生のみなさんの限りない前途を祝し、式辞といたします。

  

生徒会誌『聖が丘』第54号に寄せて

 今校長室には、7本の優勝旗が大きな存在感をもって飾られています。また、職員室入口近くの棚には、優勝のトロフィーや盾が所狭しと置かれています。これらは、スポーツ各種大会で活躍した証しであり、生徒たちの努力と汗の結晶でもあります。
 これまで多くのスポーツ各種大会に足を運び、そのたびに感動したことがあります。それは、試合中の生徒たちの大きな掛け声です。一部のスポーツ(声を出してはいけないスポーツ)を除き、生徒たちは大きな声を出し、試合に臨みます。その凛々しく、潑剌とした姿は、発する掛け声と重なり一段と存在感を示します。躍動感あふれるプレー、決してあきらめない生徒の姿に、勝利の女神は必ずついてきます。
 スポーツによって出す声も異なります。本校の場合、例えば、バドミントン部の生徒は、「エイ!」「ヤー!」と声を出します。実に勇ましく、プレーに力強さを感じます。また、ソフトテニス部の生徒は、「ヨシ!」「ソレ!」と声を出し、ゲームを見事に組み立てます。それから、バレーボール部の生徒は、「ヨーシ!」「オー!」など、大きな声を出し、勝利を目指してチームの士気を高めます。
 実は、スポーツ時に「声」を出すことで、よい成績につながることが科学的に分析されているのです。それぞれのスポーツシーンで用いている「声」は、「スポーツオノマトペ」と名付けられています。この「オノマトペ」とは、フランス語onomatopée(オノマトペー)に語源をもつ擬音語(物が発する音)・擬声語(人や動物が発する声)・擬態語(状態や感情などの音を発しないものを字句で模倣したもの)を意味します。
 スポーツオノマトペ研究の第一人者である藤野良孝朝日大学准教授は、選手が実際に声を出すことで、「自分のプレーが上達する」「リズムやタイミングが保てる」「自分に負けない、絶対に勝つという自己暗示をかける」「モチベーションを高める」などの効果が得られると指摘しています。
 実際に、トップアスリート(一流選手)ほど、試合中に声を出しています。ハンマー投げの室伏広治選手は「ンガーッ」と叫び、卓球の福原愛選手は「サー」と大きな声を出します。また、ソフトボールの上野由岐子選手は「ヨイッショー」の掛け声と共に投球するというのは有名な話です。
 本校の生徒たちも、トップアスリート(一流選手)に負けず劣らず、「スポーツオノマトペ」を使っています。スポーツは、中学時代で完結するものではありません。これから高校や大学等に進学し、さらには社会人としてスポーツを続ける人もいるでしょう。そして近い将来、オリンピックに出場する人もいるかも知れません。この「スポーツオノマトペ」は、自分を前向きな気持ちにさせる魔法の言葉なのです。

 

平成25年度第6回朝会講話「“おもてなし”の心について考える」

 2020年の東京オリンピック誘致のプレゼンテーションで、「おもてなし」の心は、海外の方々に大きな影響があったと報道されています。「おもてなし」を世界中に広げたのが、滝川クリステルさんです。「東京はみなさまをユニークにお迎えします。日本語で“おもてなし”と表現します。それは、訪れる人を慈しみ見返りを求めない深い意味があります」 という言葉から始まりました。滝川さんは流暢なフランスで、にこやかにスピーチをしました。
  この「おもてなし」は、英語では「hospitality」と訳されることがありますが、「hospitality」という単語では十分に言い表せないものだと思います。 つまり、的確な言葉は外国語には存在しないように思います。

 ここで、日本の「おもてなし」を最も象徴する一例を紹介します。
 それは、石田三成の「三献(さんこん)の茶」です。これは、豊臣秀吉と初めて出会った際の逸話として伝えられるものです。長浜城主となった羽柴秀吉(豊臣秀吉)は、鷹狩りの途中に喉の渇きを覚えて、観音寺に立ち寄り茶を求めたそうです。石田三成は、その寺の小僧でした。

 三成は、汗だくの秀吉を見て、最初に大きな茶碗にぬるめの茶をたっぷり入れて差し出しました。喉の渇いていた秀吉は、一気に飲み干しました。そして、秀吉は二杯目を所望しました。三成は、一杯目より少し熱いお茶を半分だけ入れて差し出しました。秀吉は、試しにもう一杯所望しました。今度は小さな湯飲みに熱いお茶を差し出しました。秀吉はこの三成の相手を思いやる心に感心しました。それから、三成は秀吉に召抱えられることになりました。その後、五奉行の一人となるまで出世しました。
 この逸話は、「三献の茶」として後世に伝わる三成の「おもてなし」です。

 日本では、「おもてなし」という言葉は、日常でもよく使われています。大切なことは、「相手の気持ちになって、思いやる気持ちで」おもてなしをすることだと思います。例えば、学校に来られる方がどこに行けばよいかわからないで困っているとき、「こちらです。御案内します。」と笑顔で声を掛けられたら、どれほどうれしいことでしょう。益子中らしい「おもてなし」になるだろうと思います。

 これから「一期一会」を大切にして、「おもてなし」の言葉を増やしていきましょう。終わります。

『立志記念文集』に寄せて「二度ない人生をどう生きるか」

  立志の時を迎えた2年生のみなさん、おめでとうございます。立志とは自分の心に向かい、おもむくところをしっかりと決定し、一度こうと決心たからには、真っすぐにその方向を目指して、絶えずその決心を失わぬよ努力することです。
 人にはみな「夢」があります。しかし、その夢が夢のままに終わらないう、努力し続けることが大事なのです。「なりたい」と思っているだけでは夢は逃げてしまい、叶えることはできません。「なりたい」思いを奮い立せても、それに伴って「志」が立っていなければ、決心がゆるみ、後戻りてしまいます。だからこそ、一度士気を奮い起こしたならば、次にはしっりと「志」を立てることが大切なのです。
 しかも、「初志貫徹」の言葉通り、「志」を大切にしながら前に進むこと「志」にぶれることなく、柔軟な姿勢をもって前に進むことは、志を大切し、方策を考え、行動することから得られるのです。「太陽は夜が明けるを待って昇るのではない、太陽が昇るから夜が明けるのだ」という有名な葉があります。夜明けは、待っていてもやって来ません。自分が行動・実することによって初めて、夜明けをもたらすことが出来るです。 
 人間は、ただ漠然と生きているだけでは、自分の存在感が薄れ、自我意が解体する可能性があります。このような危機を乗り越えるためにも、自が向かう目的を見つけ、将来への方向性を見定めて生きてほしいと思います。 また、人が生きる最大の喜びは、「他の人の役に立っている、役に立つとが出来る、と実感出来ることだ」と言います。他者との関係の中で一定役割や使命を果たし、他者から必要とされることによって、自己の存在を感してほしいと思います。
最後に、社会心理学者のフロムの言葉を贈ります。
  「自分自身でないことほど恥ずべきことはなく、自分自身でものを考え、感じ、話すことほど、誇りと幸福を与えるものはない。」 
 自分の意志に基づき、自分らしさを表現して生きるとき、私たちは自分本物の人生を生きていることを実感でき、それが生きる自信と誇りを与えくれるのです。
 この立志の時は、二度ない人生を、どのようにすれば価値あるものとし送ることができるのか、真剣に考える機会でもあります。「志」を立てるとで、一日一日が大切なものに思えるようになるでしょう そして、「自は自分の主人公、世界でただひとり自分を創っていく責任者」という気概もって、「志」を確立し、自らの伸び代を大いに広げてほしいと願っていす。

 

平成25年度立志式 式辞

 小貝川の流れも、心なしかゆるみ始め、厳しい冬の寒さに、じっと耐えてきた校庭の木々も、新しい芽を膨らませ、早春の訪れを感じさせる季節になってまいりました。
  本日は、公私御多用の中を、益子町副町長 法師人  弘 様、 益子町議会副議長 長岡景介 様をはじめ、 多数の御来賓の皆様の御臨席と、保護者の皆様の御列席を賜り、ここに、平成25年度立志式が、挙行できますことをうれしく思います。心より厚く御礼申し上 げます。
  さて、134名の立志生の皆さん、そして、保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。本日の立志式は、皆さん一人ひとりが、これまでの自分の成長を実感する行事であり、これからの自分の生き方を学び、身に付けていくという、新しい成長の出発点となる、大事な行事です。また、昔から「十五にして学を志す」と言われてきたように、数え年十五歳は、自分自身を、自分で眺めることができるようになる、年齢でもあります。
  皆さんは、立志の時を迎えるにあたり、『立志記念文集』(未来)を発行しました。その中には、一人ひとりの「立志の誓い」が書かれてあります。そして、その言葉一つ一つに、将来の夢や目標の実現に向かって、努力しようとする決意が感じられます。
 中国の古典の言葉に、「青雲大志」という言葉があります。「青雲」とは、高く晴れわたった空を言い、高尚な聖賢の境地にあこがれる気持ちのことを言います。わかりやすい言葉に直すと、豊かな心、よい人格をもち、大きな志、大きな夢をもつ人になってほしいということです。
  大きな夢は、生きる喜びであり、生きるエネルギーです。理想として生きる目標や計画を立てることは、その人の生き方を広げ、心を大きくしてくれます。ここで、幕末の志士であり、高知県の偉人、坂本龍馬の言葉を紹介します。
  「人として生まれたからには、太平洋のように、でっかい夢を、もつべきだ。人間、好きな道によって、世界を切り拓いていく」という言葉です。
  皆さんは今、「自分探しの旅」の真っ最中です。自分の好きな道を探し、自分自身の好きなことを通じて、やがて社会に貢献する大人になってもらいたいと願っています。
 また、夢や目標をもち、それを実行に移すときには、必ず多くの困難にぶつかります。坂本龍馬は、「おれは落胆するより、次の方策を考  える方の人間だ」という言葉も残しています。龍馬のように、困難に負けず、次の方策、困難を乗り越える方策を考えて努力すれば、きっと「夢」は現実のものとなります。
  夢や目標の実現は、他者から与えられるものではなく、自ら努力して勝ち取るものです。「自分は自分の主人公」「世界でただひとり、自分を創っていく責任者」という気概をもち、日々努力することを願っています。 
  そして、今日の立志式を機会に、自分の将来を見定め、次のステップへ自分を高める土台づくりをしてほしいと思います。理想とする自分を思い描き、自立した益子中生を目指して、今日から実行に移すことを期待しています。
  これまでの14年間、皆さんがここまでやってこられたのは、保護者や家族、地域の方々の支えがあったからです。
皆さんの成長を見守り、支えてくださった、これらの方々への感謝の気持ちを忘れず、夢を叶えるための確かな歩みを続けてください。皆さんの今後の活躍を祈っています。
  結びに、本日御臨席を賜りました御来賓の皆様、そして、御列席をいただきました保護者の皆様の、本校への御支援、御協力に深く感謝申し上げ、式辞といたします。

平成25年度卒業記念文集に寄せて「卒業生の未来に希望を託して」

 御卒業おめでとうございます。この学舎を巣立ちゆく時を迎え、卒業生のみなさんは、自らの成長の足跡をかみしめていることでしょう。みなさんと共に過ごした3年間は、本当に幸せな月日でした。心から感謝しています。
 益子中学校の卒業生として誇りをもち、新たな旅立ちのスタート台に立って、未来をしっかりと見据えるみなさんに、はなむけの言葉を贈ります。

◇「艱難(かんなん)、汝(なんじ)を玉にす」
 「艱難」とは、「物事をやり遂げるまでの辛く苦しいこと」を意味します。多くの苦労や困難を乗り越えてこそ、初めて成長や飛躍が期待されるのです。みなさんは、これまで部活動や学校行事などいろいろなことに挑戦し、一つ一つをやり遂げてきました。これからも自分の力を信じて、「前へ前へ」と歩み出してください。

◇「生とは天の我を労するなり」
  この言葉は、幕末に長州藩の尊王攘夷の志士として活躍した高杉晋作が残したものです。「自分がこの世に生まれてきたということは、この世で自分にしかできない役割が与えらたということだ」という意味です。みなさん一人ひとりが、この21世紀の社会で、個性的でかけがえのない役割を果たすよう心から願っています。

◇「思いやるという自分軸(生き方)をもつ」
 「思いやり」という言葉の意味は、「相手の立場に立って思いを巡らすこと」ですが、それを行動に置き換えることの困難さは、誰もが承知しています。私たちは、一人では生きていくことはできません。必ず誰かのお世話になり、今日という日があるのです。自分が受けてきた「思いやり」を、今度は人のために使い切ってほしいと思います。

◇「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」
 努力の成果が、思うように上がらない日もあるかもしれません。辛く苦しい日もあるかもしれません。そんな日が続くときでも、毎日地道な努力を積み重ねていきましょう。成果は急には現れないと思いますが、必ず大きな花を咲かせることができるのです。なぜなら、大きな花を咲かせるためには、それをしっかりと支える根っこが必要だからです。失敗を恐れず、勇気をもって、燃える心で果敢にチャレンジしてください。

 みなさんの今後ますますの御活躍を大いに期待しています。