2021年7月の記事一覧
第1学期終業式
7月20日、第1学期の終業式を行いました。
式に先立ち、1学期中に陸上や英検、漢検で優秀な成績をおさめた児童生徒への表彰を行いました。すばらしい活躍に全校生から大きな拍手が送られました。
1学期にがんばったことの発表では、学習面や生活面を振り返って、「できるようになったこと」や「これからできるようにしたいこと」、「楽しかった学校行事の思い出」や「上級生としてのリーダーシップをもつことができたこと」などの発表がありました。代表として堂々とした態度で立派に発表してくれました。
7年生の生徒に1学期の感想を聞いてみると、「最初は不安だったけど、周りの先生方や先輩方のおかげで楽しく生活できました。」や「実力テストで良い結果が出せました。」などの言葉が返ってきました。充実した1学期を過ごせたようです。このような小学校から中学校への円滑な接続は、義務教育学校のよさの1つです。今後も子どもたち一人ひとりが目標をもって努力できるように支援して参ります。
川内小中学園として開校してから68日間、大きな事故なく安全に気をつけて生活することができました。これも保護者の皆様や地域の皆様のご理解とご協力によるものと、深く感謝しております。1学期間、ありがとうございました。
後期課程 道徳
7月19日、後期課程の道徳の授業です。
7年生から9年生が「本当のやさしさ」をテーマに自分に考えをもち、ディベート形式で討論しました。
子どもたちは、考えを交流することで、人によって優しさの基準は異なることを実感することができました。
子どもたちからは、本当の優しさというのは難しいという感想が出されました。自分の思いだけでなく、他者の立場に立って考え、行動していくことが大切ですね。よりよい学校生活を送るために、自分たちにできることは何かを考え、前期課程の児童の手本となる行動してくれることを期待しています。
授業後に、教員が集まって授業の振り返りをしています。
子どもたちの考えを深めることができたのか、課題意識の持たせ方や話し合いの方法など、様々な視点で意見交換をしました。教員同士での意見交流の場をもち、授業改善につなげています。
前期課程 水泳学習(着衣泳)
7月19日に、前期課程の児童は、着衣泳を行いました。講師の先生は、富岡消防署川内出張所の中島さんです。
子どもたちは、ペットボトルを使った背浮きにチャレンジしました。身体の力を抜いて、浮くことができています。
子どもたちに感想を聞くと、「浮くことができてよかったです。」「野菜でも浮くことができるというのを知りました。」など、学びの多い活動になりました。
いよいよ夏休みがスタートします。家族で海や川に行く機会も多いかと思います。今回学んだことを生かす場面がなく、安全に楽しく生活できることが一番ではありますが、万が一の事態に備えて、どうすれば命を守ることができるのかを家族で話し合っていただければと思います。
9年生 全国・東北陸上激励会
本校9年生の生徒が、先週行われた中体連陸上県大会において、1500m走に出場し、見事優勝を果たしました。また、全日本中学校陸上競技選手権大会の参加標準記録を突破し、来月の全国大会での活躍が期待されます。
そんな生徒のもとに、プロランナーとして有名な川内優輝選手からメッセージが届きました。川内選手には、毎年開催されるかえるマラソンにゲストランナーとして参加していただいています。昨年は、生徒と1000m走で勝負するなど、深く関わっていただいています。
川内選手からは、福島県大会優勝への称賛の言葉や全国大会の舞台でも平常心でベストを尽くしてくださいと励ましの言葉をいただきました。
多くの方々からの応援を力に変えて、東北大会、全国大会と大きな舞台で自分のベストを出し切ってほしいと思います。
全学年 移動図書館
7月15日に県立図書館あづま号がやってきました。
あづま号は県内各地を巡回し、図書館や書店が少ない地域の子どもたちの読書活動を推進することが目的となっています。
たくさんの本を前に子どもたちは目を輝かせて、自分の読みたい本を選んでいます。学校の図書館にはない本も数多くあり、悩みながら選んでいる子どもの姿も見られました。
来週から夏休みに入りますが、1日の生活のなかで読書の時間を作るなど、家庭でも読書する習慣を継続していただければと思います。
天山祭り
7月10日(土)に天山祭りが開催され、6・7年生の児童生徒が参加しました。
天山祭りは、故草野心平先生の遺徳をしのび、出会いと交流を図るお祭りです。
子どもたちは、連詩「ふるさと」に川内村への思いを込め、大勢の人の前で堂々と立派に朗読を発表することができました。
子どもたちの感想を紹介します。
「連詩ふるさとを間違えないで大きな声で言えてよかった。」
「自分の詩を大きな声ではっきりと言えた。」
「初めての天山祭りの詩の発表だったけど、間違えずに言えてよかった。」
「練習の時よりも大きな声で言えてよかった。」
「コロナ禍ではあったが、静かな雰囲気で、ゆったりと楽しめて素敵な時間でした。連詩の朗読では、自分たちの伝えたいことを言うことができ、お客さんにも喜んでもらえたので良かったです。」
子どもたちは、これまでの練習の成果を発揮することができ、満足のいく発表になったようです。
ご指導をいただいた詩誌「歴程」同人の先生方、ありがとうございました。この経験を今後の学習にも生かしていきたいと思います。
前期課程 校外児童会
7月14日の2校時目に校外児童会が行われました。6年生が中心となって、地区ごとに分かれ、来週から始まる夏休みに向けて、学習や生活で気をつけることの確認をしました。
子どもたちには、「水」「火」「車」「不審者」の4つに気をつけて、安全に生活するように指導しました。
1つ目は「水」です。プールや海などで泳ぐ機会が多くあるかと思います。周囲の安全に十分に気をつけて楽しく遊べるようにしてください。また、大雨による土砂災害にも十分に留意する必要があります。家庭での災害への備えもしっかりと確認をお願いいたします。
2つ目は「火」です。花火やバーベキューなどの機会が多くあるかと思います。子どもだけで火を扱うことがないように、十分に気をつけていただきたいと思います。
3つ目は「車」です。日中、公園などで子どもだけで遊ぶ機会が多くあるかと思います。家庭で、自転車乗りのルールをもう一度確認していただき、自転車や徒歩などで移動する時には、車に十分、気をつけてください。
4つ目は「不審者」です。6月の防犯教室で警察の方からお話していただいた「いかのおすし」を確認しました。いざという時に大切なのは、すぐに逃げることです。家庭でも、いざという時にどこに逃げれば良いのかを話し合うなど、命を守るためにどのような行動が大切なのかを確認していただければと思います。
8月25日の始業式の日に、全員が元気いっぱいに登校し、夏休みの思い出話を聞かせてくれることを楽しみにしています。
7年生 社会科
歴史の授業では、三大宗教(キリスト教・イスラム教・仏教)の分布について学んでいます。
それぞれの宗教は、教えやきまりなど異なる部分が多くありますが、人々の「救われたい」という思いは共通しています。しかし、世界に目を向けると、これまでに宗教が原因となった争いや戦争が数多く起きています。
近年、ヨーロッパでも若者を中心に仏教への関心が高まり、仏教徒が増加しているそうです。人々が平和な世界になっていくことを願っている表れかもしれません。子どもたちにも、三大宗教の分布を調べることを通して、地域によって信仰する宗教に違いはあるものの、宗教による差別や偏見は絶対にしてはいけないことを理解し、差別や争いのない平和な世界を目指すことの大切さについて考えてほしいと思います。
4年生 外国語
4年生の外国語活動の様子です。
まずは、曜日を英語でどのように言うのかを確認しました。ALTの発音をよく聞いて、正しく言うことができています。
次に、「What day do you like?」と好きな曜日を友だちや先生に尋ねています。
英語を使って交流することで、様々な英語を使って、自分の思いや考えを表現できるようなれると良いですね。
1年生 音楽
1年生は音楽の時間で、「かたつむり」の歌に合わせて、「タン タン タン ウン」のリズムに乗って、カスタネットを叩いて表現することができました。
次は、「ぶんぶんぶん」の歌に合わせて、リズムを打ちます。しかし、これまでとは、少し違うようです。どこが違うかを説明してくれています。
「タン」が「タ タ」に分かれています。子どもたちは、様々なリズムの曲に親しむなかで、曲にあったリズムを打てるようになっていきます。ここで身に付けたリズム感が、合奏する時の基本になっていきます。
「ぶんぶんぶん」の曲に合わせて、 「タン タン タン ウン タ タ タ タ タン ウン」など、「タン」と「タ タ」のリズムの違いを表現できるようにがんばりましょう。
前期課程 プールフェスタ
7月12日(月)の3・4校時に、前期課程ではプールフェスタが行われました。
宝取り合戦や水球など、縦割り班で協力し合って、楽しく活動する姿が見られました。
宝取り合戦は、1~2年生は小プールで行いました。
3~6年生は大プールで行いました。浮いているボールや輪、沈んでいる貝などを1分間で何個拾えるかを競いました。
水球は、学年によって得点が変わるルールです。低学年の得点は高くなります。班ごとに作戦を話し合うことで、低学年のみんなも活躍することができました。
子どもたちは、仲良く楽しく活動でき、笑顔いっぱいのプールフェスタとなりました。
6年生 連詩の朗読
7月9日(金)の給食の時間に、6年生が自分たちで作った詩の朗読を行いました。
大好きな川内村への思いを詩に込めて、発表してくれました。
6年生の発表を聞いて下学年の子どもたちに感想を聞いてみると、「息がそろっていてすばらしかった。」「6年生の思いが伝わってきた。」「はっきりと話していて、すばらしかった。」「天山祭りでもがんばってきてほしい。」など感想を話してくれました。
明日の天山祭りでは、練習の成果を出し切って、堂々と発表してきてもらいたいと思います。
3~6年生 クラブ活動
7月8日(木)の6校時目にクラブ活動を行いました。
パソコン・科学クラブの活動の様子です。
巨大な糸電話を作り、100m先の友だちと話せるかを実験しています。前期課程の児童には、たこ糸をピンと張るのは難しい作業でしたが、音の伝わり方について糸電話づくりを通して学ぶことができました。
スポーツクラブの活動の様子です。
試合前に練習を行い、試合につなげています。上学年が下学年にやさしく教えている姿が見られました。
試合では、練習の成果を発揮することができ、楽しく活動することができました。
家庭・図工クラブの活動の様子です。
シャーベットを作っています。気温が高くなってくると、冷たいものが食べたくなりますね。食べ過ぎには注意してください。その後は、オリジナル下敷きづくりの続きに取り組みました。上手なイラストを描くことができています。
全校生 クリーン活動
7月8日(木)の昼休みに、クリーン活動を行いました。
後期課程の生徒が運営をしてくれました。
花壇周辺の草むしりを中心に1年生から9年生までが協力して取り組んでいます。
自分たちが使っている学校をきれいにしたいという思いで一生懸命に取り組む姿が大変立派でした。
6・7年生 詩の指導
7月6日(火)に歴程同人の齋藤先生をお招きして、 児童生徒が作った詩を指導していただきました。
子どもたちは、詩の美しさや楽しさを味わうことができました。
草野心平さんの「春のうた」の詩を題材にして、擬態語や擬音語といったオノマトペを取り入れ、詩のなかの細かな情景をイメージすることの大切さを学びました。「春のうた」は、冬眠から目を覚まし、地上に出てきたかえるの喜びが表現されています。
次に、学んだ表現を生かして朗読しました。
詩に込めた思いを朗読で表現するのは、とても難しいのですが、先生から、ゆっくりと読むところや間を空けるところなどのポイントを指導していただき、自信をもって朗読することができました。
子どもたちは、7月10日の天山祭りで連詩の発表をします。練習できる時間は限られていますが、学校の代表としてがんばってきてほしいと思います。
ご家庭でも、お子さんの練習を見ていただき、自信をもって発表できるように温かい声かけをお願いいたします。
前期課程 七夕集会
7月5日に七夕集会を行いました。
5、6年生の実行委員会の児童が中心となって、集会を盛り上げてくれました。
学年ごとに願い事を発表しました。
1年生の発表 2年生の発表 3年生の発表
4年生の発表 5年生の発表 6年生の発表
学年ごとに準備してきたことを発表してくれました。
6年生は、みんなの絆を深めたいという願いをもち、みんなで楽しめる「猛獣狩りに行こうよ!」を行ってくれました。
みんなで楽しく活動することができ、笑顔いっぱいの集会となりました。
川内小中学園のみんなの笑顔がこれからもたくさん見られたらうれしいですね。
みんなの願い事が叶うことを祈っています。
後期課程 授業の様子
7年生の理科の授業です。
電子天秤やメスシリンダーを使って、物体の質量と体積を調べ、そこから密度を求めています。
メスシリンダーの目盛りを読む際には、目と液面を同じ高さにすることが大切です。
9年生の国語の授業です。
反復や体言止め、切れ字など、俳句の表現技法について確認しています。
俳句は、読者に想像の余地を与えて、句の中に引き込むことができるよさがあります。
表現技法を工夫して、自分の思いを込めた一句が書けることを期待しています。
後期課程 部活動
後期課程の部活動の様子です。雨天のため、バドミントン部と野球部が体育館で練習しています。
9年生が引退してから約1ヶ月が経ち、新チームでの練習にも慣れてきました。
これからの夏のがんばりが秋の新人戦に向けて大切になります。
みんなが声を出していて、良い雰囲気で練習できています。8年生が中心となってチーム力を高めていきましょう。
練習後の身体のケアをしっかりとし、怪我には十分に気をつけてください。