2025年2月の記事一覧
2月19日(水)給食センターの献立【宮城県の郷土料理】
・ごはん
・牛乳
・笹かまの磯辺揚げ(2個)
・青菜とじゃこの和え物
・おくずかけ
今日は19日「食育の日」です。どうして19日なのか? 諸説ありますが、食育の食という読み方が「19(しょく)」という数字 を連想させるため、また食育の「食」という言葉も「しょく→初→19」という考え方から「19」 を連想させるためと言われています。平成18年3月、食育推進会議において、食育推進基本計画が決定され、 今後、食育を国民運動として推進していくために、基本計画の中で、毎年6月を「食育月間」とし、毎月19日が「食育の日」と定められました。
今日は、宮城県の郷土料理「おくずかけ」を紹介します。
おくずかけは、仙台市から県南部を中心に、精進料理として伝えられている料理です。
数種類の野菜や、油揚げ、豆麩などを、しいたけのもどし汁をだしとして煮込み、うーめんを加えて、その名のとおりくずでとろみをつけた具だくさんの汁物です。
季節ごとの野菜の持ち味を生かし、無駄なく使うという特徴があります。名前の由来は、「くず」という植物からとった「くず粉」という粉を使って、汁にとろみをつけていたことからついたそうです。かつては野山に自生する「くず」の根から採った「くず粉」が使われていましたが、現在はわずかしか生産されないので、でん粉でとろみをつけることが多くなりました。
宮城県の郷土料理「おくずかけ」を味わっていただきましょう。