ほごログ(文化財課ブログ)

タグ:となりのトトロ

【またきてね】緑小3年生が郷土資料館に来ました

令和3年11月2日、春日部市立緑小学校の3年生が郷土資料館を見学しました。社会科見学の一環で、午前中は市内の農園でお芋ほり。午後は東分署(消防署)の見学、そして郷土資料館を見学しました。 #またきてね #かすかべプラスワン

郷土資料館では、昔のくらしや道具について、事前に配布した「たんけんシート」というワークシートに基づいて、お話を聞いてもらいました。皆さん、「となりのトトロ」に登場する洗濯板やたらい、井戸のポンプのことはよくしっていて、今のくらしの道具とどこが違うのか、考えてもらいました。

写真:緑小学校3年生 

見学では恒例の千歯こきの体験。体験の稲の都合と時間の関係で、1クラス5名の子どもたちに脱穀を体験してもらいました。「ぼくもやりたい」「わたしもやりたい」と少しもめましたが、実際の脱穀をみると「おーっ!」と歓声があがりました。体験しなくてもよーく観察するのも大事なことです。

 写真:千歯こきの体験

自由時間では、体験用のおもちゃで遊んだり、神明貝塚の人骨とみつめあったり、ワークシートの残りをやってみたり、それぞれ興味のあるコーナーや資料をみたり、話を聞いたりしていました。それぞれに新たな発見、わかったことがあったならば、とてもうれしいです。

 写真:展示をみる児童

見学時間はわずかに30分間でした。郷土資料館をじっくり堪能するには少し短かったかもしれません。土曜日も日曜日も開館していますので、ぜひおうちの方に「郷土資料館ってところがあるよ!」と教えて、また、おうちの方と一緒に来てください。

武里小3年生、郷土資料館に来る

令和3年10月21日、武里小学校の3年生が春日部市郷土資料館を見学しました。 #かすかべプラスワン

皆さんは、午前中は大宮の県立歴史と民俗の博物館を見学。いろいろな体験をされたあと、午後は地元春日部の博物館。

写真:武里小学校の見学

日光街道や武里小学校のことなど地元密着のお話を聞いたり、「となりのトトロ」に絡めた説明もある特製の昔の暮らしワークシートにチャレンジしてくれました。昔の農業体験では、恒例の千歯扱きの体験だけでなく、今回は脱穀した籾をすり鉢で玄米にする体験もやってもらいました。

時間が押しており、じっくり見学できなかったようですが、「竪穴住居におどろいた」「楽しかった」とも話してくれました。濃厚な時間を過ごしていただけましたでしょうか。

写真:千歯こきの体験

時間がなく物足りなかったひとは、おうちの方と遊びにきて、ぜひじっくり郷土資料館を堪能してください。

お待ちしています。

【 #トトロ 】くらしのうつりかわり展はじまります【 #SDGs 】

10月5日(火)より「くらしのうつりかわり~なつかしのくらしの道具展」が、はじまります。

画像:地域学習展チラシ

この展示は、小学校第三学年の社会科地域学習にあわせ、例年、昔のくらしや生活で使う道具、春日部のまちのうつりかわりを紹介するものです。昨年度、学習指導要領の改訂に伴って、展示内容を大幅リニューアルし、「昔」の設定を今から約60年前としました。60年前とは、アニメ「となりのトトロ」の世界。「トトロ」の登場人物がつかうホンモノの道具を一堂に会しました。ぜひ、「となりのトトロ」で予習して、郷土資料館に遊びに来てください。

また、少し野心的な取り組みとして、展示の内容をSDGsと関連づけて紹介しています。春日部市は、令和2年(2020)7月にSDGsの達成に向け優れた取り組みを進める「SDGs未来都市」に選定されています。春日部のまちのうつりかわり、昔の春日部について知ることで、未来のわたしたちのまち春日部を考えるきっかけにしてもらいたいと考えました。この点もぜひ注目ください。

 

展示会名 小学校地域学習展(第38回)「くらしのうつりかわり~なつかしのくらしの道具展」

会  期 令和3年10月5日(火)~令和4年2月27日(日) *月曜・祝日・年末年始休館

会  場 春日部市郷土資料館 企画展示室

入  館  料 無料