学校給食ブログ

2月1日(木)給食センターの献立

・メキシコ風ピラフ

・メキシコ風ピラフソース

・牛乳

・コーンえだまめサラダ(野菜いっぱいドレッシング)

 

メキシコ風ピラフは、バター風味のご飯にみじん切りにしたピーマンとパプリカが入っています。

ピラフにトマトベースのミートソースをかけていただきます。

子ども達が苦手な野菜のひとつであるピーマンをおいしく食べてもらいたいと思いこの献立を入れました。

春日部市のcookpadにレシピが掲載されているので、ぜひご家庭でも味わってみてください。

1月31日(水)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・焼きぎょうざ

・中華こんにゃくサラダ

・中華たまごスープ

 

 こんにゃくは、こんにゃく芋から作られます。こんにゃく芋は、サトイモ科に属する植物で、原産はインドネシアや中国湖南省付近と言われています。日本での主な産地は群馬県、福島県、茨城県です。

 こんにゃくの成分はほとんど水分ですが、食物繊維のグルコマンナンが含まれています。このグルコマンナンは消化吸収されにくく、腸の運動を促し、老廃物を取り除く効果があります。またこのグルコマンナンにはコレステロール値を下げる効果もあります。

 こんにゃくはカロリーも低く、満腹感も得られるので肥満対策にぴったりの食材です。

1月30日(火)給食センターの献立【神明貝塚献立】

・古代米ごはん

・牛乳

・ますの塩焼き

・山菜の澄まし汁

・里芋の煮物

 

 全国学校給食週間(1/24~1/30)にちなんで、令和2年に国の史跡に指定された西親野井地区にある神明貝塚を身近に感じてもらえるよう、縄文時代をイメージした献立にしました。

 米の生産は縄文時代よりも後の弥生時代になってからですが、古代米の赤米をいれた古代米ごはんに、ますの塩焼き、山菜の澄まし汁、里芋の煮物を組み合わせました。縄文時代の味付けは塩だけでしたが、給食では貝のだしをきかせ、しょうゆも使っています。

 貝塚が作られた3800年前の縄文人が食べていた食材には、「ます、わらび、えのきたけ、なめこ、しめじ、里芋(山芋)栗、鶏肉(野鳥)、大豆、ほたて(あさり、はまぐり、しじみ)、どんぐりなどの木の実」などがあります。

 

 また今日の澄まし汁には、北海道の八雲町から無償で提供されたほたてが入っています。

 これは、ホタテ産地の八雲町が、町内の水産加工業者からホタテを買い取り、全国の学校給食に無償で提供する取り組みを行っているものです。

 

大粒の立派なほたて

給食では、なかなか使えない食材なのでじっくり味わってほしいです。 

1月29日(月)給食センターの献立

 

・ごはん

・牛乳

・ハンバーグデミグラスソース

・レンズまめのスープ

・グリーンサラダ(たまねぎドレッシング)

 

 レンズまめのスープは、以前から時々出ているスープです。レンズ豆は日本ではあまりなじみがなく、私も春日部の給食センターの給食で初めて食べた食材です。

レンズ豆

 

 

 

 

 

 

 メソポタミア原産のマメ科ヒラマメ属のレンズ豆は、その名の通りレンズのような形をした小さい豆です。海外ではスープやカレー、サラダなどにも使われるメジャーな食材です。

 レンズまめにはビタミンB1、B2、B6、葉酸などのビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群は疲労回復効果や、肌や粘膜の状態をよくしたり、動脈硬化やうつ病を予防したりする効果があります。また取りにくい鉄分も他の豆に比べて多く含まれています。

 

1月26日(金)給食センターの献立

  小学校

  

 中学校

 

・(小学校)ツイストパン (中学校)ココア揚げパン

・牛乳

・ほうれん草オムレツ(ケチャップ)

・さつまいもシチュー

・カリフラワーサラダ(ノンオイルフレンチドレッシング)

 

 寒い時期なので、食べて温まってもらえるようにシチューにしました。

 シチューに使われているさつまいもは、ヒルガオ科の多年草です。原産国はメキシコやコロンビアなどの中南米があげられていますが、定説はないそうです。かんしょ、唐いも、琉球いもなどとも言われます。さつまいもは甘みがあり、味が栗に似ているので、栗(九里)の味と比べて「八里」とか「八里半」栗より(九里四里)うまい「十三里」と言われることもあります。英語でもスイートポテトと言いますね。

 さつまいもはでんぷんが多く体がポカポカ温まります。ビタミンCも多いので風邪予防にもなりこの時期に食べたい食品です。

 

1月25日(木)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・鰆の西京焼き

・筑前煮

・野菜のごましょうゆ和え

 

 冬は煮物がおいしく感じられる季節です。筑前煮は数種類の具材を使うので、食品数を増やし栄養バランスを整えることができます。また具材を油で炒めるため、コクが出ておいしくなります。

 子どもたちにも、この季節にぜひ煮物のおいしさを感じてほしいと思います。

 

 

1月24日(水)給食センターの献立

 

 

・麦ごはん

・牛乳

・冬野菜カレー

・海藻サラダ(柑橘ドレッシング)

 

 1月24日から30日は、全国学校給食週間です。

 学校給食は、明治22年に山形県鶴岡市の小学校で、お弁当を持ってこられない子どもたちのために、おにぎりと塩鮭と漬物を出したことが始まりとされています。その後各地へ広まっていきますが、第二次世界大戦のために中断されました。戦後、昭和21年12月24日より再開されましたが、今では冬休みのため、1か月あとの1月24日から30日が全国学校給食週間となりました。

 全国学校給食週間は、給食にかかわる人たちや、給食を食べられることに感謝する1週間です。

 2月25日(日)まで春日部市郷土資料館で開催されている「くらしのうつりかわり~なつかしのくらしの道具展~」に、昭和30年ごろの内牧小学校の給食献立表が展示してあります。この頃の主食は毎日パンでした。現在の献立表と比べてみると、おかずが少なかったり、食パンと五目うどんが同じ日に出ていたり、いろいろな違いがわかりますね。郷土資料館では、当時の給食用の食器も展示されていますので、ぜひ見に行ってみてください。

 

 

 

1月23日(火)給食センターの献立

・あんかけうどん

・牛乳

・ちくわの磯辺揚げ

・切り干し大根のあえ物

 

 ちくわの磯辺揚げは児童生徒に喜ばれる1品です。小学校と中学校で大きさは違いますが、1人2個ずつ盛り付けます。

 焼きちくわは、水産練り製品の一つです。魚肉に塩や砂糖、でんぷん、卵白、調味料を加えて練りつぶしたものを、竹や木、金属等の太い串に丸く塗りつけて棒状に成形し焼いたものです。成形後蒸した蒸しかまぼこもあります。切り口が竹の輪に似ていることから「ちくわ」と名前が付いたそうです。

 太くて長い出雲の野焼き、福山の豆ちくわ、鼓形の長崎ちくわなど、地域によって様々な名産のちくわがあります。

給食まめ知識 ~食育ピクトグラム~

昨年6月から始めたこちらのブログ。

時々、献立の紹介などの左下に、カラフルな四角いマークがあるのに気付きましたか?

SDGsのマークに似ているようで少し違うこちらのマークは、「食育ピクトグラム」です。食育に関する取組の中から代表的なものを誰にでもわかりやすく発信できるよう、農林水産省が作成しました。

マークは全部で12種類あります。

 

 

1 みんなで楽しく食べよう

家族や仲間と、会話を楽しみながら食べる食事で、心も体も元気にしましょう。

 

 

2 朝ご飯を食べよう

朝食を食べて生活リズムを整え、健康的な生活習慣につなげましょう。

 

 

3 バランスよく食べよう

主食・主菜・副菜を組み合わせた食事で、バランスの良い食生活につなげましょう。また、減塩や野菜・果物摂取にも努めましょう。

 

4 太りすぎない やせすぎない

適正体重の維持や減塩に努めて、生活習慣病を予防しましょう。

 

 

5 よくかんで食べよう

口腔機能が十分に発達し維持されることが重要ですので、よくかんでおいしく安全に食べましょう。

 

 

6 手を洗おう

食品の安全性等についての基礎的な知識をもち、自ら判断し、行動する力を養いましょう。

 

 

7 災害にそなえよう

いつ起こるかも知れない災害を意識し、非常時のための食料品を備蓄しておきましょう。

 

 

8 食べ残しをなくそう

SDGsの目標である持続可能な社会を達成するため、環境に配慮した農林水産物・食品を購入したり、食品ロスの削減を進めたりしましょう。

 

9 産地を応援しよう

地域でとれた農林水産物や被災地食品等を消費することで、食を支える農林水産業や地域経済の活性化、環境負荷の低減につなげましょう。

 

10 食・農の体験をしよう

農林漁業を体験して、食や農林水産業への理解を深めましょう。

 

 

11 和食文化を伝えよう

地域の郷土料理や伝統料理等の食文化を大切にして、次の世代への継承を図りましょう。

 

 

12 食育を推進しよう

生涯にわたって心も身体も健康で、質の高い生活を送るために「食」について考え、食育の取組を推進しましょう。

 

 

どのマークがどんな献立の日に使われているか、チェックしてみてください。

1月19日(金)給食センターの献立【北海道の料理】

・ごはん

・牛乳

・にしんの竜田揚げ

・三平汁

・ごまみそあえ

・ハスカップゼリー

 

 毎月19日は食育の日です。給食センターでは、毎月の食育の日に、日本各地の郷土料理を紹介しています。寒い季節なので、寒い地域ではどんな物を食べているのか興味がありませんか?今月は北海道料理を紹介します。

 北海道は、農業・漁業・酪農が盛んで生産量全国1位の食材も数多くあります。北海道でよく捕れるにしんは、小骨が多く給食で出したことはなかったのですが、竜田揚げにすることで、骨まで食べられるようにしました。食べた部分を見ると、細かい骨が目についてしまうので、それは取ってもらってもいいかと思いますが、気にしないで食べてもらえると不足しがちな栄養素のカルシウムが取れると考えています。

 それから郷土料理の三平汁を入れました。みそやしょうゆは本州から運ばれてくる貴重品だったので、本来は塩漬けの鮭で味付けしたそうです。だしも北海道産の昆布で取りました。

 旬ではありませんが、北海道特産の果実ハスカップのゼリーもつけました。

 食育を推進しよう

1月18日(木)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・焼きナゲット(ケチャップ)

・いももち汁

・切り干し大根の煮物

 

 大根の保存食として考え出されたのが干し大根です。その干し大根からたくわん漬け、細く切って割り干し大根や切り干し大根ができました。日光にあてて干すことにより栄養価が増し、生の大根よりカルシウム、ビタミンB1 、B2、鉄分がとても多くなっています。これらは不足しがちな栄養素なので食べてほしいと思います。

 できあがりを見て、栄養価的には満たせていますが、いももち汁にほうれん草や小松菜といった青物を入れれば彩りがよくなったと、個人的には反省の献立でした。

1月17日(水)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・カレイフライ(ソース)

・ラビオリスープ

・彩り野菜のサラダ(サウザンドレッシング)

 

 今日のラビオリスープに入っている白菜は、給食センターの近くの椚地区で作ってもらった「オレンジクイン」という品種の白菜で、11月から5回給食に使用しています。この冬に椚地区産の白菜を使用できるのは今日で最後となりました。

 オレンジクインは、外側は普通の白菜と同じ白い茎と緑色の葉ですが、内側はオレンジ色の葉なので、スープに入っていると(写真だとわかりにくいですが)ミカンのような色に見えます。

 

 普通の白菜に比べて、オレンジ色に含まれるカロテンの一種であるプロリコピン(シスリコピン)という成分が多いので、のどや鼻などの粘膜を丈夫にし、風邪の予防などに効果があるといわれています。

 生産者さんたちは、こどもたちがおいしく食べて元気でいられるようにと、この品種を選んで作ってくれました。ありがとうございました。

 冬は白菜がおいしくなる時です。霜にあうと甘味が出ておいしくなります。鍋物や煮物、漬物といろいろな料理に使われます。冬の白菜のおいしさを味わっていただけたらと思います。

 

産地を応援しよう

1月16日(火)給食センターの献立

・タンメン

・牛乳

・肉まん

・中華ハムサラダ

 

 私たち日本人は中国から漢字をはじめ多くの文化を学び、取り入れてきました。料理も例外ではありません。ラーメンはもっともポピュラーな中国料理ではないでしょうか?中国料理は広い国土と長い歴史、食に関する深い関心が育んだ文化だと思います。その文化をうまく取り入れて食生活の幅を広げてきました。

 給食だよりにも書きましたが、麺が給食に登場したのは1960年代です。給食メニューのバリエーションを増やすために「ソフトスパゲッティ式めん」通称ソフト麺が開発されました。東京都の学校給食で採用されたものが各地に広がりました。今ではソフト麺もありますが、料理に合わせて「地粉うどん」と「ホット中華麺」を使用しています。

1月15日(月)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・さばの塩焼き

・じゃがいものみそ汁

・茎わかめの炒め煮

 主食のごはんにみそ汁、主菜はさばの塩焼き、副菜は茎わかめの炒め煮と、和食の献立です。小学校の5年生は2学期に家庭科で実際にごはんとみそ汁について学び、調理実習を行いました。和食は健康に良い点などが評価され、2013年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。日本型食生活という言葉もありますが、これは米・野菜・魚・大豆を中心とした伝統的な食事に、肉・牛乳・乳製品・鶏卵・油脂・果実などが豊富に加わった食生活を意味します。

 日本型食生活の特徴は、総エネルギー量に対するたんぱく質、脂質、炭水化物の割合(PFCバランス)が栄養的に、適正であること、たんぱく質の中では、植物性と動物性の割合がほぼ同じで、動物性の中では、水産物の占める割合が多いことがあげられます。

 

 和食文化を伝えよう

1月12日(金)給食センターの献立

(小学校)

 

(中学校)

 

・コッペパンスライス

・牛乳

・クリスピーチキン

・チリコンカン(小)/ 焼きそば(中)

・ごぼうツナサラダ(ノンオイルごまドレッシング)

 

 今日は小中別献立です。焼きそばは回転釜という大きな鍋で炒めて作りますが、小中学校合わせた量は作れないので、中学校が焼きそばの日は、小学校は別のものになります。今日の小学校はチリコンカンでした。

 焼きそばの日はコッペパンも出ていて、主食が2つあるのはおかしい献立だというご意見をいただきます。しかし、焼きそばは、限られた設備、時間の中で主食として十分な量を提供することができません。主食の量を確保するためにコッペパンも出しています。コッペパンにスライスが入っているので、焼きそばを入れて焼きそばパンを作って食べてもらえば、主食は1つになります。もちろん食べる児童生徒のお好みで、クリスピーチキンを挟んでもらってチキンサンドにしてもらっても、サラダを挟んでサラダサンドを作って食べてもらってもいいと思います。

 

1月11日(木)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・春巻き

・チゲ鍋汁

・野菜の中華みそ炒め

 

 年明けの寒さを想定して、みんなに食べて温まって欲しいと思いチゲ鍋汁にしました。本当に寒い日になってしまいましたが、給食をしっかり食べて元気に過ごしてほしいです。小学校の味付けは辛さをかなり抑えています。中学校は少し辛さを入れました。

1月10日(水)給食センターの献立【お正月献立】

・七草風ごはん

・牛乳

・和風きんぴら包み焼き

・白玉雑煮

・紅白なます

・抹茶プリン

 今日から3学期の給食が始まりました。

 明日1月11日は「鏡開き」です。お正月にお供えした「鏡もち」を食べることで、その年に災害が起こらないように、病気にならないようにと願います。昔の人は、鏡もちを食べることで、力を授けてもらうと信じていました。「割る」「切る」という言葉は縁起が悪いので「開く」といいます。そして、鏡開きに「鏡もち」を食べることでお正月に一区切りさせる意味もあります。

 給食センターでは給食開始日に、毎年お正月料理をアレンジした献立を提供しています。主食の七草風ごはんは、七日に食べた人もいるかと思いますが、七草粥をアレンジしたごはん、汁物は白玉を使った雑煮、主菜はきんぴらをアレンジした和風きんぴら包み焼き、副菜は紅白なますです。おせち料理には、それぞれ様々な願いが込められています。お正月料理を食べて今年一年、健康で元気に過ごしましょう。

 

和食文化を伝えよう

12月20日(水)給食センターの献立【クリスマス献立】

・コーンライス

・牛乳

・クリスピーチキン

・ミネストローネ

・ブロッコリーサラダ(たまねぎドレッシング)

・チョコケーキ

 

 2学期最後の給食は「クリスマス献立」です。児童生徒が何日も前から楽しみにしていたケーキです。みんなとおいしく楽しく食べて、3学期にまた元気な顔を見せてほしいです。

 本年も様々な方々のお世話になって無事に給食を出すことができました。3学期は1月10日から給食が始まります。また気持ちを新たに、みなさんに喜んでもらえる給食を作っていきますのでどうぞよろしくお願いします。

 

みんなで楽しく食べよう

 

12月19日(火)給食センターの献立【山形県の料理】

・ごはん

・牛乳

・はたはたのから揚げ

・芋煮

・ほうれんそうのお浸し

 

毎月19日は「食育の日」で、各地の郷土料理を紹介しています。

山形県の郷土料理である「芋煮」は、河原で里芋を煮て、みんなで食べる料理です。山形県では毎年9月に日本一の芋煮会が行われていて、直径6mを超える大きな鍋で芋煮を作るそうです。芋煮は牛肉を使ったしょうゆ味のものが有名ですが、日本海側の庄内地域では、豚肉を入れてみそで味付けした芋煮が食べられています。今日の給食は庄内地域のものを再現しました。

また、庄内地域では「はたはた」という魚がよく食べられています。庄内地域の伝統行事「大黒様のお歳夜」(豊作と子孫繁栄を祝い・願う日)では、はたはたをみそ田楽にして食べる風習が残っているそうです。給食では食べやすいようにから揚げにしました。

 

食育を推進しよう

12月14日(木)給食センターの献立

・チキンライス

・牛乳

・オムレツ(ケチャップ)

・ラビオリスープ

・コールスローサラダ(コールスロードレッシング)

 

今日の給食はチキンライスとオムレツを組み合わせ、オムライス風の献立にしました。

スープには、イタリア料理のラビオリというパスタが入っています。ラビオリは、薄く伸ばしたパスタ生地にひき肉やみじん切りにした野菜を挟み、切り分けたものです。

12月13日(水)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・ぶりの香味だれかけ

・かぶのみそ汁

・野菜のごましょうゆあえ

 

ぶりは12月~2月の冬が旬の魚です。この時期のものは寒ぶりとも呼ばれており、脂がのっていてとてもおいしいです。

ぶりは成長するにつれて呼び名が変わる出世魚で、関東では わかし→いなだ→わらさ→ぶり、関西では つばす→はまち→めじろ→ぶりと、地方で呼び名が変わるのも特徴です。

また、富山県や関西地方では、大みそかに神様にお供えするおめでたい魚「年取り魚」(としとりざかな)として、塩焼きや照り焼きにして食べる習慣があります。

 

和食文化を伝えよう

12月7日(木)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・いかのかりん揚げ

・肉だんご汁

・ごぼうサラダ(マヨネーズ)

 

ごぼうは秋から冬が旬の野菜です。また春から初夏にかけては新ごぼうが旬を迎えます。

ごぼうの特徴は独特の風味とかみごたえのある食感、食物繊維が豊富なことです。食物繊維は腸内環境を整えてくれます。

 今日の給食では、にんじんやきゅうり、ひじきなどを使ったごぼうサラダにしました。

12月6日(水)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・ねぎまんじゅう

・八宝菜

・はるさめサラダ

 

八宝菜の「八」は、8種類という意味ではなく、数が多いことを表しています。「菜」は「おかず」や「料理」のことで、八宝菜は「たくさんの宝を集めて作ったように美味しいおかず」という意味だそうです。

今日の給食の八宝菜にも、白菜、にんじん、もやし、玉ねぎ、きくらげ、たけのこ、ぶた肉、いか、えび、生揚げとたくさんの食材を使用しています。

白菜は、椚集落営農組合の皆さんが作ってくださったものです。芯の部分がオレンジ色になる品種で、加熱するとオレンジ色がきれいに出てきます。

 

産地を応援しよう

12月5日(火)給食センターの献立

・きつねうどん

・牛乳

・さといもコロッケ

・磯香あえ(刻みのり)

 

さといもコロッケに使用しているさといもは埼玉県産です。

埼玉県のさといもの産出額は全国1位です。埼玉県のさといもは、他の産地にはない独特のぬめり・ねばりがあり、非常に味が良いと高い評価を得ています。

12月4日(月)給食センターの献立

・ごはん

・さばの塩焼き

・みそキムチスープ

・れんこんのきんぴら

 

キムチは、韓国の伝統的な漬物です。日本の漬物と違うところは、唐辛子やにんにくなどを加えて漬け込むところです。

唐辛子には「カプサイシン」という辛み成分が含まれています。カプサイシンは、食欲を増進させたり体を温める効果があります。

 

みそキムチスープに使用している大根は、椚集落営農組合のみなさんが作ってくださったものです。

産地を応援しよう

12月1日(金)給食センターの献立

・麦ごはん

・牛乳

・ポークカレー

・鉄骨サラダ

 

鉄骨サラダは、鉄が多く含まれる小松菜や、カルシウムが多く含まれるひじきやちりめん雑魚などが入っています。

鉄は、赤血球の材料になり、酸素を全身に運ぶはたらきがあります。

カルシウムは骨や歯などをつくるはたらきがあります。

どちらも成長期の子どもに欠かせない栄養素です。積極的に摂取しましょう。

11月30日(木)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・酢豚

・五目中華スープ

・華風あえ

 

 今日で「彩の国ふるさと学校給食月間」が終わります。埼玉県や春日部市で生産されている農産物を紹介できるように献立を組みましたが、いかがだったでしょうか?今日の五目中華スープに使用した白菜は、芯の部分がオレンジ色になる品種を、椚集落営農組合の皆さんが作ってくださったもので、彩りのアクセントになりました。

 月間最終日の今日は、給食センターでは少し大変な「酢豚」です。お肉やさんが仕入れてくださった埼玉県産豚肉の角切りを、でんぷんをつけて揚げてから釜で炒めます。調理員さんたちは、子どもたちのためにいつもより早めに出勤して調理して下さいました。それに伴って、八百屋さん、お肉屋さんも材料をいつもより早く納品してくださいました。給食に携わる皆さんのおかげで、今日もおいしい給食を作ることができました。ありがとうございました。

産地を応援しよう

 

11月29日(水)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・ほきのもみじ焼き

・秋野菜の吹き寄せ煮

・かぶのごま酢あえ

・セノビーゼリー

 

 「和食」と言えば、ごはんにみそ汁、おかずは魚や煮物とお漬け物を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。主食のごはんにおかず3品と汁物、この組み合わせを「一汁三菜」と言い、日本の食事の基本となっています。栄養のバランスも大変よく、日本人の長寿や肥満防止に役立っていると言われています。

 日本の国土は南北に長く、海、山、里といった豊かな自然に恵まれていて、その地域で採れる新鮮な食材とそれを活かした料理があります。こういった郷土料理は行事との深い関わりから生まれたもので、「食」を通して家族や地域のきずなを深めてきました。また食事の場でも、季節の花を飾ったり、季節に合った食器を使うなどして季節感を楽しみます。これらのことから「和食」はユネスコの無形文化遺産に登録されています。

 今日の給食は、ほきをもみじ焼きにし、煮物にはいちょう型に切ったにんじんや大根、しめじを入れて秋を表現しています。

和食文化を伝えよう

11月28日(火)給食センターの献立

・あんかけうどん

・牛乳

・和風きんぴら包み焼き

・切り干し大根のあえもの

 あんかけうどんに使用した大根は、給食センターの近くの椚地区で作ってくださったものです。新鮮で立派な大根でした。

 大根の種類は日本だけでも200種類くらいあるそうです。形はもちろん大きさも長さも色も味も様々あります。桜島大根は重さが7~10kg直径50cmにもなる世界一大きい大根です。また漬物に使われる守口大根は全長1.5mにもなる世界一長い大根です。2年生が生活科で育てたりもしていて、とても身近な野菜です。これからの時期、給食でもいろいろな料理に登場します。

 あんかけうどんに使った小松菜も今日は埼玉県産です。

産地を応援しよう

 

11月27日(月)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・ビビンバ肉炒め

・春雨スープ

・ビビンバナムル

 

 ビビンバ肉炒めとビビンバナムルはごはんに混ぜて食べるので、やや濃いめに味付けしています。ごはんが進む献立なので、給食にもよく登場します。

 今日は、埼玉県でもよく生産されている小松菜を、ビビンバナムルに使っています。小松菜は、大根やブロッコリーと同じアブラナ科の野菜です。冬菜の別名があるように、寒さに強く厳寒期を除けば冬でもよく育つので、かつては冬場の重要な緑黄色野菜の一つでした。葉が大きく、色の濃い葉肉の厚いものがよいとされています。栄養面ではカルシウム、鉄、カロテン、ビタミンCを多く含んでいます。

11月24日(金)給食センターの献立

 

・フラワーロール

・牛乳

・とり肉のハーブ焼き

・秋野菜のミルク煮

・グリーンサラダ(ノンオイルフレンチドレッシング)

 

 サラダに入っているブロッコリーは、埼玉県でも多く栽培されている農産物の一つです。

 ブロッコリーは、キャベツの仲間でアブラナ科です。旬は11月から12月で、つぼみが大きく密集していて、色の濃いものがよいとされています。

 野菜の中では水分が少なく、ビタミンA、B、Cともに多く含んでいます。特にビタミンCは100g中に120mg、給食ではいつも気にかけている鉄を1mgカルシウムを38mg(成分表7訂)含んでいて、栄養たっぷりの野菜です。子どもたちにはぜひ好きになってほしいと思います。

 

11月22日(水)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・カレイフライ(ソース)

・生揚げときのこのみそ汁

・和風サラダ(たまねぎドレッシング)

 

 カルシウムがよく取れるので、時々提供しているカレイフライです。圧力処理をして骨まで食べられるようにしてあります。

 カレイはカレイ科の海魚の総称です。平たい魚で、片側に目がついています。種類も多く、日本近海にも20種類ほどいるそうです。旬は種類によって異なりますが、どれも産卵期の子持ちカレイがおいしいといわれています。

 体の周辺部が薄いため、切り身に加工した時に厚みに差があります。同じくらいの重量で提供していますが、見た目に差があるものもあります。調理員さんも苦労して揚げてくださいましたが、子どもたちにも仲良く食べてほしいです。

11月21日(火)給食センターの献立

 

・広東麺

・牛乳

・彩の国ねぎみそ餃子

・フルーツ杏仁

 

 彩の国ねぎみそ餃子は、あんに埼玉県産の黒豚のひき肉、埼玉県産の長ねぎを使っています。みそ味がついていますが、味付けのみそやしょうゆも埼玉県産大豆を使って作られたものです。さらに餃子の皮にも埼玉県産小麦を使っています。いつもとは少し違う味付けですが、食べてもらえると嬉しいです。

 また広東麺の入っている白菜は、給食センターの近くにある椚集落の畑で作ってもらったものです。10月の後半に見せてもらった時はまだ結球していませんでしたが、大きくなってしっかり結球しました。昨日も見本を見せに来てくださいました。採れたての新鮮な白菜を味わってほしいです。

産地を応援しよう

 

11月20日(月)給食センターの献立【埼玉県の料理】

 

・しゃくし菜ごはん

・牛乳

・ゼリーフライ(ソース)

・呉汁

・のらぼうなのお浸し

 

 毎月19日は「食育の日」で、各地の郷土料理を紹介しています。11月は「彩の国ふるさと学校給食月間」です。この取り組みは給食に埼玉県で作られた食材を多く取り入れることにより、地元への理解と愛着を深めようというものです。その食育の日なので、6月に引き続き、埼玉県の料理を紹介します。

 今日の給食はすべて埼玉県の郷土料理です。しゃくし菜ごはんは新メニューになります。しゃくし菜は、標高の高い秩父地方で白菜の代わりに栽培されてきた「雪白体菜(せっぱくたいさい)」という暑さや寒さに強い植物です。葉の形がしゃもじに似ていることから、秩父地方ではしゃくし菜と呼ばれています。冬の野菜不足を補うための保存食として漬物などにして、以前から秩父地方で親しまれてきました。

 おなじみの行田名物ゼリーフライを主菜に、副菜をのらぼうなのお浸し、汁物は大豆たっぷりの呉汁を組み合わせました。

 今日の呉汁に入っている小松菜は埼玉県産です。季節の風のせいか枯葉が小松菜に混じってしまっていましたが、調理員さんが何度も洗ってくれました。

食育を推進しよう

産地を応援しよう

11月17日(金)給食センターの献立

 小学校

 中学校

・(小学校)黒豆きな粉揚げパン (中学校)ツイストパン

・牛乳

・ほうれん草オムレツ(ケチャップ)

・彩の国具だくさんスープ

・カリフラワーサラダ(ノンオイルごまドレッシング)

 

 彩の国給食月間にちなみ、庄和地域産の黒豆を使ったきな粉揚げパンと、埼玉県産で採れる産物を使った具だくさんスープを組み合わせました。

 庄和地域で採れた黒豆は都内の製粉工場できな粉にしてもらい、道の駅庄和から購入しています。普通のきな粉より細かい粒子にしてくださっています。黄色い大豆に比べ黒豆はポリフェノールが多く含まれています。子どもたちに人気もありますが、調理作業の関係で小中分一緒には作れないので今月は小学校が揚げパンで、中学校はツイストパンです。ツイストのへこみの部分に栄養豊富なきな粉がたくさん付くように、給食センターの揚げパンにはツイストパンを使っています。

 今日の具だくさんスープにも埼玉県で採れる農産物(かぶ、ブロッコリー、小松菜)と、埼玉県産豚肉を使用しています。子どもたちには地域の味で元気に育ってほしいと思います。

産地を応援しよう

11月16日(木)給食センターの献立

・牛乳

・ごはん

・彩の国カレー

・海藻サラダ(柑橘ドレッシング)

 

 県産野菜や県産豚肉、地元の食材を多く取り入れたいと思い献立作成しましたが、この夏の暑さ等の影響で、思うように食材が手配できませんでした。お肉屋さんのおかげで、県産豚肉は使うことができました。

 豚はイノシシを家畜化したもので、日本書紀にも豚を飼育、食用にしていたことが書かれているそうです。もっとも飼育が盛んになり、よく食べられるようになったのは明治以降のことです。豚肉はほかの肉に比べ、エネルギーを作り出す際にとても重要な働きをするビタミンB1が多く含まれています。

11月15日(水)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・レバーカツ(ソース)

・みそ汁

・野菜の五色あえ

 

 貧血予防に効果的な食材としてよく知られているレバーは、鉄以外にもビタミンなどいろいろな栄養素が含まれています。

 成長期の子どもたちに食べてほしいレバーですが、苦手な子も多くいます。

 給食のレバーカツは見た目は大きいのですが、薄くてサクッと揚がっていてソースをかけてしまうと特有の臭みが軽減されて食べやすくなります。

 豚レバーは、鶏や牛レバーに比べたんぱく質や鉄分が豊富で、脂肪が少ないので、運動後のたんぱく質補給にもおすすめです。

 またレバーに含まれている鉄は吸収率の高い鉄分なので、効率よく鉄を摂取することもできます。

11月13日(月)給食センターの献立

 

・ごはん

・牛乳

・鶏肉のごまつけ焼き

・茎わかめの炒め煮

・きのこ汁

 

 今日から新米になりました。新米のおいしさを楽しんでほしいです。

 今日のきのこ汁には「なめこ・エリンギ・しめじ・えのきたけ」の4種類のきのこが入っています。

 きのこは大昔から食べられてきた食材で、その数は数万種類もあり、日本にも4,000~5,000種類あるともいわれています。

 よく売られているきのこは、そのほとんどが人工栽培で、年中手に入ります。

 日本人は食物繊維が不足しがちだと言われていますが、多くのきのこにはたくさんの食物繊維が含まれていて、便秘を予防するほか、噛みごたえもあるので噛む力をつけることもできます。

 生活習慣病予防のためにも、普段の食生活に積極的に取り入れてほしい食品です。

よくかんで食べよう

11月10日(金)給食センターの献立

 

・子どもパンスライス

・牛乳

・ハンバーグケチャップソース

・秋の香りシチュー

・彩野菜のサラダ(青じそドレッシング)

 

 子どもたちの好きなハンバーガーとシチューの組み合わせに季節の食材を使いました。

 四季の変化がはっきりしている日本。一年中手に入る食材が多いのも幸せですが、

子どもたちには季節の贈り物である旬の食材に敏感に反応できる体験を重ねてほしいと思います。

 秋の香りシチューには、秋の恵みである「さつまいも、かぼちゃ、しめじ、栗」を入れました。

ぜひ旬の食材の味と香りを楽しんで欲しいと思います。

 

江戸川小中学校の2年生が学校給食センターを見学しました

11月8日(水)江戸川小中学校の2年生が、生活科の授業の一環として、学校給食センターを見学に来てくれました。

学校から歩きで、途中2か所ほど立ち寄り、出発してから1時間ほどかかったそうですが、みんな疲れも見せず元気にあいさつしてくれました。

まずは、見学通路から大きなお釜で煮物を調理しているところを見学しました。

見学通路から

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しっかりと整列して見学です。

大きなお釜が見えます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大きなお釜と、たくさんの食材に興味津々。

 

通路から見えなかったところを紹介する動画を見たあと、みんなから、食材をどうやって用意しているのか、献立は誰が考えているのかなどの質問がありました。

栄養教諭からは、調理員30人で給食を作っていること、トラック4台で7校に給食を届けていることなどをお話ししました。

説明をきく様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時々メモを取りながらお話を聞いています。

 

調理に使っている大きなしゃもじとひしゃくを、実際に触ってみました。

しゃもじ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長さは2年生の身長とあまり変わりません。

顔より大きなひしゃくにびっくり!

 

ご飯を炊いているお釜は、重いので4人でもちあげてもらいました 。

ご飯のお釜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一つのお釜で小学生86人分のご飯が炊けます!

 

通路から見た大きなお釜の大きさを、7人で輪になって再現しました。

紐を使って輪を作ります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こどもたちからは「給食センターのことを知って、すごいと思いました」「これから感謝の気持ちで給食を食べます」などの感想がありました。

 

毎日みんなの笑顔を想像しながら頑張って調理しているので、見学の時のことを時々思い出しながら食べてくれるとうれしいです。

 

11月9日(木)給食センターの献立【図書館リストランテ第2弾】

 

・ごはん

・牛乳

・白身魚のスイートチリソース

・スリランカ風カレー

・海藻とこんにゃくのサラダ

 

 今日の給食は、小学校の図書館リストランテです。図書館リストランテは、物語に出てくる料理を給食で食べて、もっと本に親しもうという特別な企画です。今日は、シビル・ウェッタシンハさんが描いた絵本「きつねのホイティ」に出てくる料理をイメージしたものです。

 食いしん坊のきつねホイティが、旅人に化けて村人にごちそうしてもらう、ユーモラスなお話です。ココナッツミルクで煮たカレーと、唐辛子で味付けした魚のフライが出てきます。給食では、コクが出るように鶏肉とエビをいれたスリランカカレーにし、低学年の児童も食べられるように、揚げた白身魚に手作りのスイートチリソースをかけました。

 普段食べているカレーと違いスープカレーのようですが、スリランカの主食はご飯なので、あえてご飯と組み合わせました。初めての食材、初めての味に挑戦する子も多いと思いますが、チャレンジ精神を発揮してたくましく育ってほしいなと思います。

 

11月8日(水)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・厚焼き玉子

・すき焼風煮

・青菜のお浸し(刻みのり)

 

 給食ではすき焼風煮に豚肉を使っていますが、本来は牛肉を使った濃厚な味付けの鍋物です。

 日本独特の肉料理で、牛すき、牛鍋ともいわれます。

 仏教が伝来してのち、日本では獣肉を食べることが禁じられていましたが、一部では肉食が行われており、野外では鍋の代わりに田畑を耕す「すき」を使ってカモシカなどの肉を焼いて食べていたことが、すき焼の語源だそうです。

 明治維新後、牛肉を食べることが一般に広まり、一つの鍋に肉と野菜を加えて煮ながら食べる形のすき焼きが流行し、大正時代になると家庭料理として広く普及していったそうです。

 給食では、すき焼風煮をご飯と一緒にすき焼丼のようにして食べてもらっても、おいしく食べられます。

 

和食文化を伝えよう

11月7日(火)給食センターの献立【児童が考えた献立】

 

・けんちんうどん

・牛乳

・さつまいもの天ぷら

・彩の国サラダ(野菜いっぱいドレッシング)

・ぶどうゼリー

 

 今日の給食は、昨年度卒業していった桜川小学校の6年生が、3学期の家庭科で班ごとにテーマを決めて作った献立の中の最優秀献立です。

 日ごろお世話になっている人たちに感謝の気持ちを伝える単元で、給食のメニューを考えたいと6年生自身から提案がありました。給食なので、給食費を意識して高価な食材は使わないこと、衛生面から食材は全部加熱すること、センターなのであまり手の込んだ料理は作れないこと等を伝えて献立を作ってもらいました。

 この班のテーマは「埼玉県でとれるものを使った献立」です。埼玉県でよく取れる食材を使えている点、食品数が多く季節感を意識している点を評価しました。

 

みんなで楽しく食べよう

11月6日(月)給食センターの献立

 

・ごはん

・牛乳

・あじのさんが焼き

・みそ汁

・ごまみそあえ

 

日本の各地には、その土地の産物、気候、風土、慣習などから育まれた郷土料理がいろいろあります。今月の19日には埼玉県の郷土料理を紹介する予定ですが、今日のあじのさんが焼きは千葉県の海岸地方の郷土料理です。もともとは漁師さんたちが新鮮なあじのたたきにみそやねぎ、しょうがを加え、貝殻に詰めて焼いたものだそうです。給食では貝殻に詰めてはいませんが、お魚のハンバーグのようだと言って児童生徒にも食べやすい魚料理となっています。

 

和食文化を伝えよう