ほごログ(文化財課ブログ)

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武里団地入居者のしおり『新編図録春日部の歴史』ーその77

武里団地は、昭和41年(1966)より入居が開始されました。
総工費100億円、60ヘクタールに7街区からなる180棟以上の日本最大の団地には、学校や保育所、診療所、ショッピングセンター、市役所の出張所も併設されました。

ご紹介するのは、「公団住宅の住いのしおり」です。入居説明会で配布され、入居までの手続きや入居後の約束事、団地生活の手引きが掲載されています。浴室の説明のページには、清掃方法をはじめ、点火方法、換気の際の注意などがイラストでわかりやすく説明されています。

「武里団地の誕生と住宅団地の開発」『新編図録 春日部の歴史』92ページ
武里団地入居者のしおり
「公団住宅の住いのしおり」表紙

住まいのしおり浴槽の使い方
「公団住宅の住いのしおり」ガス風呂の上手な使い方

庄和総合支所ロビーに「みに展示」

庄和総合支所の1階ロビーに、江戸川と庄和地域の歴史についてのパネル展示をしました。江戸川の古写真や舟運に関するパネルなどを掲示しています。
写真:ロビー展示の様子
総合支所においでいただいた折に、ぜひご覧ください。

南桜井小学校伝統芸能クラブの皆さんが舞を披露しました。

2月21日に南桜井小学校の体育館にて、ミニクラブ発表会が行われ「伝統芸能クラブ」の皆さんが2演目(芝舞、辻切)の舞を披露しました。6年生4名、5年生8名、4年生3名の計15名が、年間20日間あるクラブ活動での練習の成果を発表しました。今回初めて獅子を被った4年生の女子生徒さんは、「獅子頭は重たくて、前は何となく見えた。」と笑顔で話してくれました。また、4年生の男子生徒さんは、「動くのが大変。でも今日は楽しかった。」と感想を話してくれました。
4、5年生には、引き続き来年度もクラブ活動での活躍を期待しています。



▲3年生を前に堂々とした「芝舞」



▲部長さんを筆頭に「辻切」

昨日には3年生のクラブ活動の体験があり、7名が法被を着たり、活動の様子をDVDで観たそうです。4月からのクラブ活動では1人でも多くの生徒さんが参加してくれること、校長先生をはじめ、指導されている西金野井獅子舞保存会のみなさんも期待しています。
また、保存会会長さんをはじめ、保存会の皆様にはいつも熱心なご指導、誠にありがとうがざいました。

立野小学校第3学年が、郷土資料館を見学しました

平成31年2月20日(水)に立野小学校第3学年が、郷土資料館を見学しました。
見学の様子

少し前に使われていた学用品や、農具等についての説明を聞き、実際に千歯こきの体験をしました。
体験後には「すっきりした♪」「きれいに取れて気持ちいい」など感想をいただきました。

見学の様子
初めて見る一昔前の生活用品や、おもちゃなどの実物を見て今との生活の違いに児童たちは驚いていました。

郷土資料館では、3月24日(日)まで「くらしのうつりかわり―懐かしの暮らしと道具展」を開催しており、昔の懐かしい道具や写真を展示しています。小さなお子様からご年配の方まで、一緒に楽しめる展示となっております。ぜひ遊びにいらしてください。

小学校3年生社会科の出張授業を行いました

平成31年2月19日(火)武里南小学校にて出張授業を行いました。
写真:武里南小出張授業

今回、郷土資料館では、3年生の社会科単元に合わせて、「昔のくらしの道具」「昔の子どものくらし」の2つのテーマを用意し、実物の道具に触ってもらいながら、学習してもらいました。
写真:武里南小出張授業

「昔の子どものくらし」では、昔の小学校で使った教科書・学用品を見たり触ったり、70年前の小学3年生の漢字テストを解いてもらいました。「氣持」「樂しい」などのように、旧漢字で書かれた答案用紙をみて、「今よりも難しい」と驚いていました。また、昔の子どもはどんな遊びをしたのかについて、昔のおもちゃ遊び、紙でっぽうづくりを通じて、学習してもらいました。
写真:紙でっぽうづくり

「昔のくらしの道具」では、おじいさん・おばあさんが子どもだった時代に、家庭で使われていた道具について説明を聞き、郷土資料館ではケースのなかに入っている昔の道具を見たり、触ったり、使ったりしてもらいました。また、農家で使っていた千歯こき、唐箕(とうみ)の使い方を体験してもらいました。唐箕の羽根を回して、籾が選別されると、大きな歓声があがりました。
写真:唐箕の体験

「昔の道具の使い方がよくわかった」「郷土資料館に遊びに行きたい」などと感想を話してくれました。
武里南小学校の皆さん、ぜひ遊びに来てくださいね。