ほごログ
桜川小学校で出張授業を行いました
7月17日(金)に桜川小学校にて、縄文体験教室の出張授業を行いました。本年度の実施は4校目となりました。
桜川小学校の周辺には大衾(おおぶすま)、西金野井(にしかなのい)、米島(こめじま)といった地名(大字)があり、市内でも遺跡が多く所在する地区です。子どもたちは自分たちの身近な地域に遺跡があることを知り、驚いた様子をしていました。
▲春日部市に海が広がっていたこと、また小学校の付近まで海がきていたことを知り、さらに驚いた様子をしていました。
▲さて、この動物なんでしょう?毎回、男子からは歓声が、女子からは悲鳴?が聞こえてきます。
本物の縄文土器や貝や骨、石器を触っての体験は教科書では味わえないもので、子どもたちにとっても貴重な体験になったと先生方からのお声もいただいています。
この出張授業は学校の依頼に応じて2学期初めまで取り組みます!
開館30周年記念 #缶バッチ はいかがでしょうか
春日部市郷土資料館は7月20日で開館30周年を迎えます。これを記念して、7月18日より随時、オリジナルの #缶バッチ を差し上げています。新型コロナウイルスの感染状況もあって、大々的に宣伝をせず、当「ほごログ」限定で情報を発信しています。今回、用意した図柄は7種類。
18日に来館されたお客様には、好きな図柄を選んでいただき、ご自身でバッチをつくっていただきました。
県外からお越しの方もあり、缶バッチの製作が印象に残ったという方もおりました。
神明貝塚のキャラクター「ぐうすけ」の図柄を選ばれた女性は、最近、県外から春日部に引っ越された方で「春日部」、「ぐうすけ」が何のキャラクターなのか、興味をもっていただけました。バッチを通じて、神明貝塚をはじめ春日部の歴史や文化にも、関心を広げていただければ幸いです。
缶バッチづくりは、大人でも、子どもでも、来館された方はどなたでも体験いただけます。先着100名様まで。材料がなくなり次第終了します。
【ミニイベントやります】オリジナル缶バッチ製作体験【開館30周年】
令和2年7月20日をもって、春日部市郷土資料館は開館30周年を迎えます。30年前についてはこちら。
本来であれば大々的に30年を祝いところですが、「ステイ・ホーム」が勧奨されるこのご時世。本望ではありませんが、皆さんの安全・健康を考えて細々としたイベントを開催することになりました。30年のご愛顧を記念し、7月18日(土)より随時、郷土資料館のオリジナル缶バッチ製作体験イベントを開催します。
郷土資料館のオリジナル缶バッチとは、春日部の郷土資料館や文化財ゆかりの資料やイラストをモチーフにしたものです。職員が練りに練ったウィットに富んだ(?)、地味で渋い(?)図柄です。図案の一部を紹介するとこんな感じです。
あくまでも見本です。当日変更があるかもしれませんが、ここでしか手に入りません。
イベントについて詳しくは下記のとおりです。この機会にぜひご来館ください。
記
日時:令和2年7月18日(土)9:00~(随時) 材料がなくなり次第終了
場所:郷土資料館 常設展示室(春日部市粕壁東3-2-15教育センター内)
対象:どなたでも(大人の方も歓迎します)
費用:無料
定員:限定100個(材料がなくなり次第終了)
その他:コロナウイルス感染拡大防止のため、マスク着用等をお願いしております。
【予告】「ほるたま展inララガーデン春日部」を開催します
埼玉県埋蔵文化財調査事業団と共催で「ほるたま展inララガーデン春日部」を開催します。
春日部市からは、今年3月にめでたく国の史跡に指定されました神明貝塚の展示を行います。この度初公開となる資料も展示する予定です。
埼玉県埋蔵文化財調査事業団からは、春日部市の遺跡から発掘されたものということで、豊春地区の花積貝塚、粕壁地区の八木崎遺跡(春日部高校)の発掘調査でみつかった土器などを久しぶりに展示する予定です。
新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるところではありますが、お買い物でお立ち寄りの際には、「密」を避けご覧になっていただければと思います。
【日時】令和2年7月22日(水)~25日(土)(全日とも10時から、水~金は16時30分、土は16時まで)
【場所】ララガーデン春日部1階 催事スペース(リブロ前)
【1960年代の春日部】1967年埼玉国体の審判員ブレザー
1967年(昭和42年)10月22日から27日にかけて、埼玉県で第22回国体秋季大会(国民体育大会)が開催されました。春日部市(旧)では、大沼運動公園グラウンドで、女子ソフトボールが行われました。
今回ご紹介する国体審判員のブレザーは、上尾運動公園陸上競技場で開催された陸上競技で、東中野ご出身の鈴木文一さんが身につけられていたものです。ブレザーには、N.R.R(当時の日本陸上競技連盟の略称)のワッペンや徽章、埼玉国体のワッペンなどが付けられています。
鈴木さんは、ともにご寄贈いただいた審判員証によると、1967年の5月に審判員の資格を取得し、国体の予選会や国体後は、11月に埼玉で行われた第3回全国身体障害者スポーツ大会でも審判員をつとめられました。