校長室

2014年11月の記事一覧

卒業式・入学式に向けて

 今年も残すところ1ヶ月あまりとなりました。高野山小を彩っていた花壇の草花は,その役目を終え,今は,春花壇の準備をしています。

 ヒマワリやコスモスが咲いていた正門脇の畑は,菜の花を播くための準備をしています。菜の花は,切り花にして卒業式に飾る予定です。
 また,卒業式に飾る「サイネリア」という花を種から播き,苗を育てています。この苗をもっと大きくして,見栄えのする大株に育てるために,さらに大きな植木鉢に植え替えなければいけません。直径が20センチメートルくらいの白いプラスチック鉢がたくさん必要です。もし,家に不要なプラスチック鉢がありましたら,お譲りいただけると大変助かります。

大きく育った「サイネリア」の苗。これを,プラスチック鉢に植え替えます。

たくさん必要な「白いプラスチック鉢」

 花壇やプランターには,「サクラソウ」や「パンジー」「ビオラ」などを植えて,卒業式や入学式に彩りを添える予定です。たくさんの苗が順調に育っています。花壇やプランターへの移植は,用務員さんが中心に行っていきますが,とても,時間と手間がかかるので,時間のある時は私も手伝います。もし,興味のある方は,ご一緒に作業をしませんか。

たくさんの「パンジー」「ビオラ」の苗。この苗を,花壇やプランターに移植します。

「白いプラスチック鉢の提供」と「移植作業のボランティア」
お待ちしています。

地区別(天王台地区)合同防犯懇談会に参加して

 一段と朝晩の冷え込みが増してきた今日この頃です。登校する子ども達も,手袋姿が増えてきました。寒くなってきても,「おはようございます」と元気にあいさつしてくれ,さわやかな一日の始まりを迎えられることを,本当に嬉しく感じます。
 11月10日の月曜日,「こもれび」で天王台地区の防犯懇談会が開催されました。我孫子市防犯協会や我孫子警察,学校,PTA,自治会,少年指導員等,30名以上の方々が出席されました。
 各団体から活動の状況や課題が出され,それぞれの立場から意見を出し合って,有意義な意見交換ができました。話題は,最近多発している振り込め詐欺,街灯のLED化,子ども達の安全についてが中心でした。
 高野山小学校の子ども達の安全については,PTAや地域の方々のご協力により,今年度大きな事件や事故もなかったものの,「ひやり・ハッと」した場面がみられたことが意見として出されました。
 ①自転車の乗り方や飛び出しが危険。
 ②公道で,「ローラーボード」に乗っている児童を見かける。
 ③午後4時を過ぎても公園で遊ぶ小学生の姿がある。
 ④1人で下校する低学年が心配。 等々
 地域の方々は,子ども達の事を本当によく見て,心配して下さっていることを痛感しました。
 早速,11日朝の教職員の打ち合わせで,このことを話し,もう一度,各学級で指導するように伝えました。日頃から児童の安全については,いろいろな方法で指導を重ねています。
「1年生の防犯教室」「道路歩行や自転車の乗り方などの交通安全教室」「職員による登下校指導」に加え,毎日必ず注意事項を話してから下校をさせています。
 しかし,子ども達は,1日が終わった解放感から,おしゃべりに夢中になって,注意がおろそかになってしまうごとが多いようです。下校時や帰宅後,子ども達の危険な行動を見かけましたら,一声かけていただくと,嬉しく思います。注意しずらい時には,学校にご一報いただいても結構です。
 学校でも指導を徹底いたしますが,学校と地域が一体となって,子ども達の指導に関わっていくことが,事件・事故の防止につながると考えています。よろしく,ご協力ください。

全校朝礼で

 平成26年度も半年以上が過ぎ,残すところ5か月となりました。久々に全校朝礼を行うことができたので,最近の子ども達の様子も含め,後半に向け,頑張って欲しいことを話しました。子ども達は,私の顔をちゃんと見て,しっかりと話を聞くことができていました。

 まず最初に,「半年を振り返って,どうですか? ひとつでも頑張ったことのある人は?」の問いかけに,半数の子ども達が手をあげました。「校長先生は,みんなが朝元気よく挨拶をしてくれるのが,とっても嬉しいよ。それに,合唱部や吹奏楽部,陸上部,とってもよく頑張ったね。」と半年の頑張りを褒めると,とてもうれしそうな笑顔を見せてくれました。新しくできた「奉仕活動部」の話もしました。「火曜日から木曜日の朝,落ち葉掃きをしています。今は,10人での活動ですが,みんなのために頑張っています。見かけたら,元気よく挨拶をしてあげて下さいね。」

 次に,先日4年2組で行った「人権尊重の授業」について話しました。その中で出た「チクチク言葉」「フワフワ言葉」について話すと,ほとんどの子ども達が,その言葉を聞いたことがあり,1年生でもその意味を知っている様子でした。「自分では気がつかなくても,友達が傷ついてしまう言葉や行動があるから,相手の気持ちになって仲良くしようね。」

 次に,「妖怪ウオッチを持っている人は?」と聞くと,驚くことに低学年の多くの子ども達が持っていると答えました。「校長先生は,持っていないからうらやましいな。欲しいな。」と言うと,「あげるよ」と優しく反応してくれる子どももいました。「でも,どんなにうらやましくても,大切なものだから,勝手にさわったり,使ってはダメだよ。鉛筆や消しゴムなども同じだよ。心のブレーキをかけてね。」・・・「心のブレーキ」の話は,1学期もしたので,覚えている子がたくさんいました。

 さらに,「困った時には,相談しよう」と呼びかけました。学校には,毎週,火曜日と水曜日に「何でも相談できる先生(心の相談員)」が来ていて,気軽に相談できることを話しました。「でも,一番みんなのことを知っていて,相談にのってくれるのは・・・」と問いかけると,「担任の先生」と何人もの子ども達が答えてくれました。「誰に相談してもいいけど,担任の先生が一番。どうしても話せない時は,校長先生のところに来て話してもいいからね。」

 最後に,「高野山小学校には,素敵な合言葉があるね。」と尋ねると,全員が「なかよく 進んで 元気よく」と答えることができました。「この合言葉のように,過ごせるように頑張りましょう。」「はい!」 気持ちのよい元気な返事で,全校朝礼の話を終えました。