校長室

地区別(天王台地区)合同防犯懇談会に参加して

 一段と朝晩の冷え込みが増してきた今日この頃です。登校する子ども達も,手袋姿が増えてきました。寒くなってきても,「おはようございます」と元気にあいさつしてくれ,さわやかな一日の始まりを迎えられることを,本当に嬉しく感じます。
 11月10日の月曜日,「こもれび」で天王台地区の防犯懇談会が開催されました。我孫子市防犯協会や我孫子警察,学校,PTA,自治会,少年指導員等,30名以上の方々が出席されました。
 各団体から活動の状況や課題が出され,それぞれの立場から意見を出し合って,有意義な意見交換ができました。話題は,最近多発している振り込め詐欺,街灯のLED化,子ども達の安全についてが中心でした。
 高野山小学校の子ども達の安全については,PTAや地域の方々のご協力により,今年度大きな事件や事故もなかったものの,「ひやり・ハッと」した場面がみられたことが意見として出されました。
 ①自転車の乗り方や飛び出しが危険。
 ②公道で,「ローラーボード」に乗っている児童を見かける。
 ③午後4時を過ぎても公園で遊ぶ小学生の姿がある。
 ④1人で下校する低学年が心配。 等々
 地域の方々は,子ども達の事を本当によく見て,心配して下さっていることを痛感しました。
 早速,11日朝の教職員の打ち合わせで,このことを話し,もう一度,各学級で指導するように伝えました。日頃から児童の安全については,いろいろな方法で指導を重ねています。
「1年生の防犯教室」「道路歩行や自転車の乗り方などの交通安全教室」「職員による登下校指導」に加え,毎日必ず注意事項を話してから下校をさせています。
 しかし,子ども達は,1日が終わった解放感から,おしゃべりに夢中になって,注意がおろそかになってしまうごとが多いようです。下校時や帰宅後,子ども達の危険な行動を見かけましたら,一声かけていただくと,嬉しく思います。注意しずらい時には,学校にご一報いただいても結構です。
 学校でも指導を徹底いたしますが,学校と地域が一体となって,子ども達の指導に関わっていくことが,事件・事故の防止につながると考えています。よろしく,ご協力ください。