日誌

校長室より

職員「若手研修会」を行いました。

 2月3日(水)に、若手研リーダーの菊池先生の下、5年目以下の先生方を中心とする研修会を行いました。昨年は若手の先生たちが集まって、学級作りや授業などについて学習会を行っていましたが、今年は実施が難しく今回が2回目です。

 お題は「新年度に向けた学級活動の在り方」で、学級レクや保護者会の持ち方などについて、一人ずつ話し、最後にお互いに意見を交換しました。今は時間が限られていますが、生徒同士が楽しめる企画や保護者会をどのように進めるとよいかなどについて、保護者の立場の先生からやお互いの経験談を聞いて学びました。

 最後に担当の菊池先生から、「学級作りが、楽しい学校生活を実現するのにとても大切です。」という学び合いの継続の声かけがありました。また、「この電気も税金から払われています。学校の先生が普段意識しないことがある。時間や健康も同様でとても大切だ。健康あっての私たちの仕事なので意識していきましょう。」という声かけがありました。様々な学びがあった会となりました。本校では「学び続ける教師」ということを目標の一つにしています。授業でも、生徒同士の学び合いを大切にしていますが、私たちも大切にしていきたいと思います。

「十年後の私」のスピーチ・PART2(3-5にて)

 今日は3年5組で「十年後の私」のスピーチ発表を行っていました。一人一人の発表がすばらしく、ずっと教室で聞かせてもらいました。

 普段の授業で、3年5組は教え合いなどでよく声をかけあっています。今日はスピーチ発表。皆緊張しながらも自分の考えをしっかり伝えていました。仲間の主張を受け止めていたところも印象的でした。

 発表は、十年後の自分がどんなことをしているか。建築、介護、学校の先生、青年協力隊、イラストレーター、アミューズメントパークやアニメ関係の仕事等々、多岐にわたって、皆自分が何をやりたいかを持っていました。各自夢を持った経緯があって、「停電やエレベーターが止まるなどが当たり前の生活を海外で経験した。日本の安全な建物や設備を他国で実現したい。」「介護の仕事を体験して、人が足りないということから、自分が役に立とうと思う。」「好きなものに、関わっていく仕事がしたい。」「授業で教え合いをしていて、人に教えるのが楽しかった。先生になりたいと思った。」「ゲームは誰もが楽しめる。ゲームで人を幸せに出来たら嬉しい。」「家族の夢を自分が実現したい。」という話をしていました。

 国語科担当の石垣先生は、「自分の夢を自由に他の人に伝えよう。2年間一緒に過ごしてきた仲間だからこそ、お互いの夢を自由に語り合う場にしよう。」と最初に声かけをしたそうです。だからこそ、勇気を持って自分の夢を語ることができ、他の人の頑張って発表している姿を馬鹿にしている人は誰もいませんでした。素敵な時間を過ごしているひとときをご紹介しました。

授業の様子や廊下の掲示物について

 今日は節分で明日から立春。春が近くまで来ていると感じられる昼間の陽気でした。

 昨日は寒かったのですが、校庭で行っていた1年生体育の授業では生徒たちが元気に走ったり、縄跳びを跳んだりしていました。縄跳びでは二重跳びやハヤブサをビュンビュンと跳んでいて、できた種目の結果をカードに書き込んでいました。寒くないか聞いても、「走っているので温かいです。」と答えてくれ、こちらまで元気になりました。

 先日紹介した2年生の廊下掲示物ですが、今日見ると国語の「百人一首新聞」と理科のテストの結果表に変わっていました。国語科の中島先生によると、30年前の生徒が作った「和歌新聞」を子どもたちに紹介し、取り組んだそうです。出来映えの方はその頃の生徒と遜色ないそうです。昔は土曜日も学校があり、今は昔ほど時間が取れないですが、生徒たちは先輩たちのいい手本を見て、頑張りました。絵を描いたり色を付けて美しく味わいのある新聞になりました。

 また、理科は他クラスの作ったテストを解き、その結果が出されています。下の写真の6組は7組のテスト(30点満点)をやった結果で、生徒は「難しいな」と言っていたそうです。こうやってお互いに競い合うのも面白いことですね。

 2年2組と2年7組の教室では帰りの会を進めていて、中では学習委員が忘れ物調べをしていました。どちらも和気あいあいとしたムードで、3年生を送る会の練習後でしたが爽やかに進めていました。3年生を送る会の練習はダンス、背景、小道具や大道具、そして演技を進めていますが、生き生きと生徒が動いている姿が見られます。

 

「十年後の私」のスピーチ(3-3にて)

 今日は3年3組で、「十年後の私」のスピーチ発表を行っていました。3年生の最後のまとめ。みんな言葉がはっきりしていて聞き取りやすく、自信をもって発表しているのが印象的でした。3年間培ってきた文章力、表現力が発揮され、多くの生徒は原稿を見ずに自分の言葉で発表していました。

 内容に説得力があり、聞き入ってしまいました。10年後、25歳になったら、「世界大会に出たい。」とか、「スポーツトレーナーになりたい。」等の夢を語る人や「インターネットにつながる冷蔵庫など、役に立つものを作りたい。」など具体的な構想を話している人もいました。また、自分の夢を叶えるためにこれからこういう努力をしていきたいという現実的な話も出てきて、夢はすぐそこにあるという感じがしました。

 「見えないところで人の支えになれる人を目指したい。」「健康を大切にして、余暇を楽しめるようになりたい。」「部活動やこの3年間を通じて、『感謝すること』『努力すること』の大切さを学んだので、それをこれから生かしたい。」と自分の思いを自然な言葉で伝えている様子を見て、学級の仲間に本当の気持ちを伝えられる関係を、うらやましくも感じました。集中して聴く中でも、ユーモアたっぷりに伝えている人もいてみんなで笑いを共有する場面もありました。2年間の生活を通して、お互いを認め合っているのを感じました。

 国語科担当の鴨下先生は、「今までやってきたことを振り返って、これからこういう自分になるんだという決意を込めて、お互いによさを認め合い、学び合おう。」と最初に話したそうです。言葉の力のパワーを感じる授業でした。3年3組だけでなく、ほかの3年生のクラスも最後のスピーチに取り組んでいます。きっと、どのクラスでもお互い感動を分かち合っていることでしょう。

速報☆吹奏楽部が県コンクール入賞!県大会出場も決定。

 吹奏楽部が、千葉県吹奏楽個人コンクールで素晴らしい成果を上げました。今年はDVD審査で4組応募したところ、以下のような賞をいただきました。

〇トランペット部門 優秀賞【県大会出場】櫻井さん(2年)、伴奏・信田さん(2年)

〇フルート部門 優秀賞         北峰さん(1年)、伴奏・渡邊さん(2年)

〇ファゴット部門 優良賞        野口さん(2年)、伴奏・東さん(2年)

〇パーカッション部門 優良賞      杉田さん(1年)

 トランペット部門の櫻井さんと信田さんは3月21日(日)に千葉県教育会館で行われる県大会に出場します。これからも練習を積んで、さらに納得のいく発表になるようにしていってほしいと思います。吹奏楽部は音作り、仲間作りに力を入れています。やる気が音に出てきています。これからも努力を続け、コロナが収束して皆さんにお聞かせできる時が来たら、感動を呼び起こせるよう、表現力をつけていってほしいです。

【報告の続き】 県大会に出場する櫻井さんと信田さんが報告に来てくれ、これまでの練習や今の気持ちなどを聞きました。櫻井さんは「去年は演奏の機会が減ってしまいました。今回は上を目指すというより、より楽しんで演奏をしていこうと思っています。よろしくお願いします。」と、演奏できることの喜びを純粋に伝えてくれました。また、伴奏者の信田さんは「トランペットの演奏を支えられるよう、これからも練習を続けていきます。本番では、今までの練習を生かして、楽しんで来たいと思います。」と話してくれました。

 個人コンクールの練習は全体練習の合間に抜けてやっているそうです。よりよい音を出すためにきっと努力を積んでいくことでしょう。どうぞ、吹奏楽部の頑張りにも応援をお願いいたします。

寒い中ですが、頑張っています!(部活動)

 寒い日が続いていますが、昨日の雨(雪)が晴れ、今日は爽やかな空の下、各部活動が精一杯練習をしていました。

 陸上部(左上)では各競技に分かれて、トレーニングを目的意識を持って行っていました。気持ちのよいあいさつをしてくれ、部活動のまとまりを感じます。野球部(上中央)は緑川先生の指導の下、一つになって投げて、走ってを続けていました。お互いに声を掛け合っているいい姿が見られました。野球部は本当に気持ちのよいあいさつをしてくれます。テニス部(右上下)はコートの状態がよくないのとせっかくよくしてもらったコートを大切にするために、今日は体力作りです。気持ちのよい声を掛け合って、やる気を出していました。コートを大切にしているところがいいですね!

 サッカー部は西日が当たる中でしたが、とにかく集中してボールを追っていました。チームがしっかりできているのを感じました。その中、駅伝部の選手が自分のペースで走っていきます。目的意識を持って走っているのを感じます!

 部活動のことをお伝えするのは久しぶりでしたが、生徒は各部活動で頑張る姿を見せていました。来年に向けて力を付けていってほしいと思います。

広島派遣報告のリレー講座を布佐南小にて実施しました!

 1月29日(金)に、生徒会長の寺島さんと副会長信田さんが、布佐南小でのリレー講座にアシスタントとして参加しました。今年広島派遣で感じたことを参加者が伝えて、小学生に平和の大切さを考えてもらおうという企画で、市で毎年行っています。

 我孫子中、布佐中の生徒や過去広島派遣に参加したOBとともに、パワーポイントを使って説明。その後、「核兵器のない平和な世界になったら、どうなるか」を皆でワークショップ形式で考えました。なかなか話し合いが進まない班にも、信田さんが声をかけて考えるきっかけを与えていました。寺島さんも見守りながら、布佐南小の校長先生と一緒に声をかけていました。 

 最後にまとめの中で、「お互いの違いを認める強さを持とう。それが平和な世界に繋がる。」というメッセージが講師の先生から伝えられ、子どもたちもしっかり受け止めていました。代表の児童が「当たり前のことを当たり前だと思わないと言う言葉が心に残った。戦争だったら手に入らなかった食べ物や様々なものを大切にしていきたい。」と言っていました。

 このような機会を通じて、平和の架け橋をしている生徒の様子を見ていて、温かい気持ちになりました。

授業の様子(3年生・1年生・国語科)

 3年生はコロナ禍の中でも進路決定という目標に向け、助け合いながら学習を進めています。進路が決まった生徒も出ていますが、これからという生徒がほとんどで、皆精一杯取り組んでいます。そんな中、先日、仲間を思いやる嬉しい姿を見かけました。進路先が決定している生徒が公立入試の問題を解いていました。「やっぱり、やっておいた方がよいと思って。」と話していました。自分が受かったからと浮かれず、仲間と同じ気持ちでやっていて感心しました。

 さて、下の写真は、3年生の授業風景です。3年生は今、主に総復習を行っていて、説明を聞いたり、聞きあう活動を通して、課題解決を図っています。なのはな学級英語(左上)、英語(左下)の授業では真剣に取り組んでいます。理科(上中)、数学(右下)では、教え合いを行っています。理科の授業(下中)では「太陽の特徴」を学んでいます。右上写真は「卒業までの日数」を皆で書いて掲示しています。(3-7)

 1年生では、「一笑全進」を合言葉に、仲間と楽しい学校生活を目指し、頑張っています。

  理科(上中 1-3)では地震のメカニズムについて学習で、興味をもって参加していました。英語(1-1)ではWhy do you ~ ? Because ....の練習をしていました。「校長先生に聞いてみよう」と言われ、私も参加しました。生徒に "Do you like manga?"と聞くと、"Yes, I do."と。Why do you like it?- Because it's interesting.と答えが返ってきました。コミュニケーションが英語でとれました!

 下の左の写真は1-7音楽の授業で、お琴を順番に弾いていました。下中央は1-1・1-2男子体育の剣道の授業で、お面の下の手ぬぐいの付け方などを学習していました。右下は1-5家庭科でエコバッグを作っていました。

 次は国語の授業についてです。3年生で素敵な詩の朗読の授業がありました。3-5国語の授業で、島崎藤村の「初恋」を皆で声を合わせて読んでいました。生徒は「皆で音読するのは楽しい。ちょっと恥ずかしいと思っても、皆で読むと声を出して読める。」と言っていました。(左上)3-3では、暗唱に挑戦していて、ある生徒は「初恋のストーリーをイメージしながら、何度も読んでいると暗唱できました。」と爽やかに、努力についてさりげなく教えてくれました。(上中央)

 2年生は、太宰治の「走れメロス」を記事仕立てで紹介。皆脇目も振らず集中していました。(右上)しかし、毎時間、漢字テストは行い基礎力を付けています。(右下)「走れメロス」の中で出てきた疑問をノートに書き出し、付箋に聞きたい質問を書いていました。その後は他クラスの生徒がその質問に答えてくれるそうです。まるでメロスや他の登場人物が生きているかの様です。 

 今、写真編集を工夫して、ホームページを良くしようと試みています。今後改善して学校の様子をできるだけ早く、わかりやすく伝えていこうと思っていますので、引き続きホームページを見ていただけると幸いです。白山中学校の応援をよろしくお願いいたします!

 

理科の取り組み

 2年生の廊下に今は、「天気」の学習についてのまとめが掲示されています。「気団」や「前線」といった、「天気予報」でおなじみの言葉の意味の説明や日本の天気の特徴を、わかりやすくイラストや図を使って、各班で工夫して掲示物を作成しています。実際に書いてみることで、理解も進みます。

 また、今はテスト問題を作成する課題に各班で取り組み、自らポイントを確認したり、絵や図を使って出題の仕方を工夫したりして、主体的に取り組んでいます。理科ではコロナ禍で実験を行うことが難しい状況もありますが、子どもたちも楽しいと感じ、やりがいを感じています。生徒と共に、これからも工夫して授業を進めていきます。

国土緑化運動ポスター原画コンクールに入賞!(美術部)

 美術部では毎年「国土緑化運動ポスター原画コンクール」に出品し、今年も日頃の成果を発揮し、力作を出品しました。その中で、2年岡田さんが特別賞(緑化推進委員会理事長賞・下左作品)、2年益田さん(下右作品)が入選をいただきました!作品を載せますので、ご覧ください。両作品とも、豊かな色彩で、自然を美しく描いています。また、佳作を1年石栗さん、中村さん、2年安藤さん、植﨑さん、遠藤さん、才木さん、山内さん,3年中川原さん、董さんが受賞しました。美術部、快挙です!

 特別賞と入選作品は全作品を入選作品集に掲載されており、紹介できますが、佳作などの作品を紹介できないのが残念です。顧問の内田先生は、「どの作品が賞を取ってもおかしくない、すばらしい出来映えです。美術部の生徒たちの頑張りが発揮できてよかったです。」と話していました。返却されましたら、美術室前に掲示するとのことですので、保護者の皆様に保護者会の折などに見ていただければ、幸いです。