校長室

2020年8月の記事一覧

PTA・生徒会の合同での草取り活動・・・上町の皆さまのご協力にも感謝

 8月22日(土)に恒例のPTA・生徒会合同の草取り校内整備ボランティア活動が行われました。今年は、学校近隣の上町自治会の皆さま方も参加いただき、総勢130名の方々による草取りが行われました。生徒会やPTA会長様の挨拶に続き、私からもご挨拶という場面がありまして、本当に幸せな学校だと思うというお話をしました。保護者の方々を中心に、生徒も一緒に草を取り、地域の方々が強力なお手伝いをしてくれる・・・本当に「有難い」という気持ちで一杯になりました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

2学期の始業式を迎えました

本日8月21日、2学期の始業式を迎えました。大きな事故や事件、怪我や病気もなく全員元気で始業式を迎えられたことは大変ありがたいことです。本人の健康管理や保護者の皆さまのご支援のお陰だと思います。また、地域の皆さまにも登校の見守りや声掛け等いろいろとご支援をいただき、2学期をスタートすることができました。本当にありがとうございます。感染症や熱中症対策の為、放送による式となりましたが、前半は、各学年の代表生徒による抱負の発表があり、立派な内容で感心しました。後半は、市内大会の入賞の紹介もあり、各教室から大きな拍手の音が聞こえてきました。

 

 

 

 

 

校長講話・・・「みなさん、おはようございます。これから、2学期始業式のお話しをします。聴いてくださ い。まずは、短い夏休みでしたが、皆さんに大きな事故や病気・怪我、事件に巻き込まれるなどの報告はなく今日を迎えることができました。本当によかったと思います。一人ひとりが落ち着いて健康や安全に気をつけて生活した結果だと思います。どうもありがとう。さて、今日から2学期ですが、新型コロナウイルスについては、引き続きマスク、手荒いや消毒、マスクなしで人の近くで大声で話さない等は続けて下さい。先生たちも朝や放課後の校舎内の消毒は続けます。熱中症にも気をつけて無理をしないようにしてください。一学期の終わりに、自分の夢や希望の実現に向けて、今できることを、自分の頭で考えて頑張って欲しいというお話しをしました。二学期も自分を大切に、仲間を大切にしながら、笑顔で頑張って欲しいと思います。テレビでお昼のワイドショーなどを見ると、コロナウイルスや熱中症の事ばかり報道されているような感じがします。でも、私たちの身の回りや日本、世界中ではもっと他に色々な事が起こっています。心配なことばかりでなく素晴らしいこともたくさん起きています。だから、今やるべき事をしっかりやって、夢や希望の実現のためにこの二学期も元気で頑張ってください。二学期の校内行事ですが、体育祭は10月16日に延期をして午前中で終わるよう変更して実施します。外で行うので、3密を避けられるという判断から実施します。3年生を中心にぜひとも布佐中生の力を見せてください。精一杯頑張った後のすがすがしさを感じてください。応援しています。落ち着いて勉強に取り組むことのできる秋ももうすぐです。3年生は進路に向け覚悟を決めて、しっかりと自分を信じて取り組む時です。一人ではありません、みんな応援しています。1.2年生はしっかりと3年生の姿を見てください。2年生は、部活動の中心です、1年生も大切な中心メンバーです。頑張ってください。これで始業式の話しは終わりますが・・・。ただ、今日は、避難訓練があります。布佐小校庭での私の話しを聞くのも、皆さん暑くてつらいと思うので、ここで話しますので、もう少し聞いてください。何事も、「やってみる」ということが大切です。この布佐で、大洪水があったのは昭和13年と16年、今から80年位前です。一番深い所で5mくらい水がきたといいます。80年前か、洪水はないな、思う人がいるかもしれませんが、最近の雨の降り方、1か所にずっと大雨が降る降り方を考えると、洪水が起きないとも言えないかもも、と心配する人も多いのではないかと思います。実際、去年の10月の時は、利根川が決壊するおそれがあるのではないかと思うほど、土手のぎりぎりの所まで川の水が増えていました。我孫子市のハザードマップという洪水になってしまった時の被害を想定した地図によると、利根川の土手が決壊などして洪水になった場合、布佐中は3m~5mの水の深さまで浸水すると予想されています。だから、1㎝でも高い所ににげる必要があります。また、大雨の時も去年のように体育館や校舎のまわりに雨水がたまってしまうことも予想されます。車も通れない状態、皆さんも歩けない状況になります。だから、今日、布佐小に避難します。避難には2種類あります。垂直避難と水平避難の2つです垂直避難は、もうすでに利根川土手が崩れ、水が迫っている・・という緊急の時 少しでも高い所に移動する必要があり、1階や2階にいる人は、3階、4階の高い階へ逃げます。本当にもう学校から外に出るのは危険だ、途中で水にのみこまれてしまうという時です。もう一つは、水平避難です。学校は危ないから違う場所へ移動するという時です。今日の布佐小校庭への非難は、場所を移動する水平避難であり、より高い安全な場所へ移動する垂直避難でもあります。あの裏の坂を上るまでに・・・、登り始めた途中で・・・水に飲み込まれる可能性もあります。だから、だまって真面目に、速やかに避難の訓練をすることが必要です。「いざは、普段から」という言葉があります。しっかり考えて、訓練に臨んでください。最後に、うれしいお知らせをします。3年生を中心とする市内大会がありました。どの部の3年生も本当に頑張っていました。12年生に立派な姿を見せてくれて本当に良かったです。本当にお疲れさまでした。その中で、優勝はじめ入賞した3年生を紹介します。
<女子ソフトテニス部> ダブルス 優勝 平山莉愛さん・松本仁那さんペア 
                3位 駒原亜湖さん・及川悠夏さんペア
<陸上競技の部>
   男子共通800m 第3位 小磯 諒さん 第4位 實松伶鳳さん   男子3年1500m 第6位 山本有夢さん
   女子共通100m 第6位 藤原有彩さん   女子共通200m 第2位 森 すみれさん 第3位 荒井真帆さん
   女子共通400mリレー 第3位 布佐中学校 大塚玲奈さん 藤原有彩さん 荒井真帆さん 森すみれさん

  以上です。」

1学期終業式を迎えて・・夢や希望の実現に向けて・・・

 7月31日1学期の終業式を迎えました。3月からの臨時休校から分散登校を経て6月下旬からの通常登校、学校行事の延期や中止、部活動の停止や再開等々、生徒や保護者の皆さまの不安や苦労は計り知れません。学校としても再開や平常授業に向け、何よりも学習の保障と生命・健康を第一に取り組んで参りました。保護者・地域の皆様にはご心配をおかけしました。また、ご支援もたくさんいただき本当にありがとうございました。

<終業式・講話>

「全校のみなさん、おはようございます。これから 終業式のお話を少しします 聴いて下さい お願いします。まずは、1学期ご苦労様でした。 休校が続いて、分散登校、課題の提出、学校再開と皆さんも色々と大変だったと思います。家庭でも、学校でも、今まで経験したことがないことばかりで 苦労も多かったのではないでしょうか? なかなか思うように時間がとれなかったり 予定が立てられず、戸惑うことも多い中で、なんとか踏ん張って、自分なりに頑張った人もいると思います。 何よりも 大きな怪我や事故もなかったことはうれしいことです 本当に有り難うございます。 今日 終業式を 迎えましたが、まずは、ひと区切りです。いつもより短い夏休みですが、どんな計画を立てていますか?ゆっくり休んで気力や体力を回復させる人・・・計画をしっかり立てて、普段できないことに集中して取り組む人・・・将来について自分で考えて、調べて、見学や体験、勉強を頑張る人・・など、自分のために よく考えて 有意義なものにして欲しいと思います。もちろん、あらゆる生活の中で、人との距離を保つ、手荒いをこまめに行う、マスクをする、手指の消毒をする・・・自分のため、家族のため、仲間のため、引き続き コロナウイルス感染症への対策も続けて下さい。「正しく恐れる」という言葉があります・・必要以上に騒いだり、怖がることなく、やるべきことをして、たとえ感染しても 濃厚接触者になっても 落ち着いて検査をして 治療すれば大丈夫です 何かあったら、すぐに学校に連絡、相談してください。他にも、自転車に乗っている時などの交通事故、怪我、水の事故、寝不足による体調不良、活動中の熱中症にも十分気をつけて下さい 水分補給や休憩をこまめにとる、忘れないでください。最後に 「自ら学び ともによりよく生きる」という布佐中生の目標は達成できましたか?布佐中の皆さんは、本当に素直で、正直な人が多いと思います。優しい人も、明るい人も、穏やな人もいます。大変な状況の中、よく頑張っているなあ、と感心し、心から応援したいと思う人がいます。 だから、自分の夢や希望に向かって 努力して かなえて欲しいと思うのです。この前 山登りが趣味だという人が、こんなことを言っていました。
「山を一番速く登る方法は、ゆっくり登ることです」なかなか意味が深いなあ、と感心しました。
皆さんも、自分の夢や希望の山を ゆっくりと しっかりと 一歩 一歩、時には、休憩したり 素晴らしい景色の眺めを楽しみながら 登って下さい。皆さんは 間違いなく みんながうらやむ 青春という素晴らしい季節の真っ只中にいるのですから・・・ それでは 2学期の始業式を笑顔で迎えられるよう、元気でいて下さい。 これで話しを終わります。」